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【呪術廻戦】作品の概要
稀有な身体能力を持つ高校生・虎杖悠仁(いたどりゆうじ)は、病床に伏せる祖父の見舞いを日課にしていた。だがある日学校に眠る「呪物」の封印が解かれ、化物が現れてしまう。取り残された先輩を救う為、校舎へ乗り込む虎杖だが!?
『呪術廻戦』とは
『呪術廻戦』は、『週刊少年ジャンプ』にて連載中されている、芥見下々先生作のダークファンタジー漫画です。
主人公の虎杖悠仁は、”呪い”を祓うことを生業とする呪術師を育てる「東京呪術高等専門学校」に通う一年生。
”呪いの王”と称される両面宿儺と共生している虎杖は・・・
この記事について
『呪術廻戦』第264話のネタバレ考察・感想記事です。ストーリーの内容をわかりやすくお伝えしています。
前回はコチラ!
【呪術廻戦】第264話のネタバレ
以下からは、『呪術廻戦』第264話「人外魔境新宿決戦㊱」の内容をネタバレ込みでご紹介していきます。
宿儺の反撃
前回ラスト、東堂葵の「不義遊戯(ブギウギ)」によって現れた”天使”来栖華が、最大出力の「邪去侮(ヤコブ)の梯子」を放ちました。
ここで宿儺は、”光の柱”が到着する直前に力強く地面を殴りつけ、浮き上がった石を空中へと打ち上げます。
その後、「邪去侮」によるダメージを喰らいつつも、打ち上げた石を伝って”天使”来栖華を目指す宿儺。
現在放たれている「邪去侮」は術式対象が宿儺のみではないため、”天使”の味方である東堂・虎杖であっても、宿儺を簡単に追いかけることはできません。
また、本来は”呪いの王”を完全に滅するだけの力を持つ「邪去侮」ですが、”天使”の受肉体である来栖華自身が弱っているため、その出力も落ちてしまっている様子。
……そして宿儺は、少なからずダメージを負いつつも、”天使”来栖華の目の前に到着しました。
黒閃
いかに出力が落ちていると言えども、「邪去侮の梯子」の”呪いの王”に対する有効性は揺らぎません。
そこで宿儺は、確実に”天使”の命を奪うべく、拳を振り上げました。
突如として訪れた、”天使”と来栖の大ピンチ。
……そんなタイミングで割って入ったのは、東堂葵です。
東堂は、両腕をクロスさせて防御姿勢を取り、宿儺の「黒閃」から来栖を防御しました。
しかし、”呪いの王”の「黒閃」は強力。東堂と来栖は地面へと吹き飛ばされ、行動不能状態に追い込まれてしまいます。
領域展開
東堂と来栖が落ちた現在、残る高専術師は虎杖のみです。
……ここで虎杖は、”光の柱”から突如として姿を現し、宿儺に向けて拳を叩き込みました。
どうやら虎杖も、「邪去侮」のダメージを覚悟で最短距離を上がってきたようです。
虎杖の狙いは、依然として「解(カイ)」を”宿儺と伏黒の魂の境界”に当てること。
しかし、現在の宿儺は「黒閃」を経て「反転術式」を取り戻した状態にあり、攻撃を当てる難易度は跳ね上がってしまいました。
失った腕を回復させた宿儺は、リスクを回避した戦法を貫き、焼き切れた術式の回復を待ちます。
もう一度当たれば、宿儺にとって致命傷になり得る虎杖の「解」。
そこで虎杖は、自身の術式を確実に当てる方法を実行します。
「領域展開」
ーー虎杖は、日下部との入れ替え修行により、「簡易領域」を含めた結界術の基礎を修得していました。
そして、これまでの戦いの中での成長と、「黒閃」を経た覚醒状態は、遂に虎杖を「呪術の極地」へと押し上げたのです。
舞台は駅のホームへ。
そこには虎杖に受肉していた当時の宿儺と、その宿儺に「行くぞ!!」と声をかける虎杖の姿があって……?
『呪術廻戦』第264話終わり。
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【呪術廻戦】第264話の感想と考察
虎杖悠仁の領域について
今回ご紹介した『呪術廻戦』第264話では、主人公・虎杖悠仁が遂に「領域展開」を使用しました。
日下部篤也との「入れ替え修行」によって、結界術の基礎を修得していた虎杖。
一方で、「領域」は基礎の範疇を大きく飛び越えているため、おそらくは決戦の中での成長が「領域展開」の使用に繋がったのでしょう。
そして、展開された領域に付与されているのは、まず間違いなく「御廚子(みづし)」です。
必中術式として放たれる虎杖の「解(カイ)」は、宿儺の命に届き得るのでしょうか。
駅のホームについて
ラストで描かれた「駅のホーム」は、虎杖の生得領域である可能性と同時に、”五条悟の死”の暗示たる「空港」と同じ演出である可能性が考えられます。
もしそうであるならば、ホームには虎杖と宿儺の両方が描かれていることから、戦闘結果は”両者死亡”。
予想されるパターンとしては、例えば必中の「解」を”魂の境界”に受けた宿儺が、今際の際に虎杖を道連れにした……などですね。
もし上述の予想が事実であれば、(釘崎が既に死亡していると仮定すると)生き残ったメインキャラクターは伏黒恵のみ。
いやはや救いのない展開ですが、『呪術廻戦』ならあり得るかも……?
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【呪術廻戦】今後の展開を考察
伏黒の帰還
虎杖悠仁の領域が完全な状態であるならば、「解」は必中の術式へと昇華されます。
そして虎杖は、”魂”を知覚しており、両面宿儺と伏黒恵の”魂の境界”に向けて「解」を撃ち込むことが可能です。
つまり、宿儺が何らかの防御的手段を講じない限り、決戦は高専術師の勝利に終わります。
虎杖の”魂に作用する打撃”によって起こされた際は、「もういいんだ」と蹲(うずくま)っていた伏黒。
戦いが終結し、正式に戻ってきた際には、一体どのような表情をしているのでしょうか。
近付く伏黒恵の帰還。次回以降の展開が楽しみですね。
「リカ」の異変
『呪術廻戦』第262話のラスト、完全顕現状態にある「リカ」が、抜け殻となった乙骨憂太を抱き締める様子が描かれました。
当の乙骨は羂索(けんじゃく)の術式によって肉体を渡り、五条悟の中へと移動してしまったわけですが、どうやら「リカ」はそれを理解していないようです。
そもそも「リカ」とは、”特級過呪怨霊”祈本里香本人ではなく、里香が成仏した後に残された存在。
それゆえに、”乙骨自身”ではなく”乙骨の肉体”に執着している……という線もありそうですね。
もしそうであるとするならば、「リカ」にとって現在の乙骨(=五条)は、乙骨の命を奪った他人として映る可能性すらありそうです。
仮に乙骨が「茈」に耐え、生き残る結果となった場合、『呪術廻戦』第0巻で五条悟が述べていた「愛ほど歪んだ呪いはない」が現実のものになるかも……?
完結は近い?
”呪いの王”両面宿儺との全面対決が描かれている「人外魔境新宿決戦」編。
羂索(けんじゃく)が既に討たれたいま、残る敵は宿儺のみ。
『呪術廻戦』第264話時点でかなり宿儺が追い込まれていることから、完結の日は近いと予想されます。
残りわずかであろう連載期間の中、今後のストーリーではどのような展開が待っているのでしょうか。
気になる要素をいくつかピックアップしました。
秤金次vs裏梅
まず挙げられるのが、本記事でも既に触れている秤金次と裏梅の戦いです。
運要素が濃く、”ギャンブラー術師”と言っても過言ではない秤金次と、”凍星”の二つ名を持ち、宿儺の隣に立つことが許された唯一の術師・裏梅。
2人の強者による戦いは、一体どちらの勝利で終わるのでしょうか。
宿儺との決戦が盛況のいま、両者の戦いは詳細が描かれずに終わる可能性もありそうですが……。
釘崎野薔薇のその後
真人の「無為転変」によって顔の半分近くを吹き飛ばされた後、長らく出番をもらえずにいるヒロイン・釘崎野薔薇。
比較的早い段階で、京都校1年・新田の応急処置が施されたものの、その後の生死については長らく不明となっています。
「人外魔境新宿決戦」のレベルから察するに、釘崎が途中参戦する可能性は限りなく低いはず……。
そうなると、彼女は一体いつ再登場するのでしょうか。
そもそも、生きているのでしょうか。
『呪術廻戦』第265話の展開予想
【呪術廻戦】ストーリーまとめ
『呪術廻戦』最新巻発売中!
『呪術廻戦』最新27巻が7/4に発売!!
五条悟と両面宿儺が手に汗握る戦いを繰り広げた一方、ある場所では”お笑い対決”が開幕!?
爆笑必至の戦いがここに。
髙羽史彦 vs 羂索、開戦!!
原作『呪術廻戦』本誌ネタバレ
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