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【カグラバチ】作品の概要
刀匠を志す少年チヒロは、父の下で日々修行に励んでいた。おちゃらけた父と寡黙な息子。笑いの絶えない毎日がいつまでも続くと思っていたが…ある日悲劇が訪れる…。血塗られた絆と帰らない日常。少年は憎しみを焚べ、決意の炎を心に宿す…。
『カグラバチ』とは
『カグラバチ』は、『週刊少年ジャンプ』で連載中されている、外薗健先生作の剣劇・アクションファンタジー漫画です。
2024年8月には「「次にくるマンガ大賞 2024」コミックス部門にて第1位を獲得。
ジャンプの時期看板作品として、破竹の勢いで快進撃を続けています。
そんな『カグラバチ』のストーリーは、刀匠の父を3名の妖術氏によって殺害された主人公が、奪われた妖刀を回収するべく立ち上がる”復讐劇”でーー?
この記事について
『カグラバチ』第53話のネタバレ速報記事です。最新話の情報をわかりやすくまとめてご紹介しています。
【カグラバチ】第53話について
発売日はいつ?
『カグラバチ』第53話は、2024年10月15日(火)発売の『週刊少年ジャンプ 46号』に掲載予定です。
”毘灼(ひしゃく)”の構成員の1人たる昼彦と対峙していたチヒロ。
相手は”折り鶴”を操る妖術を使用しており、「雫天石(だてんせき)」無くして”神奈備”の精鋭を下せるほどの猛者でした。
激しい戦いの行方はーー?
『カグラバチ』前回(第52話)の振り返り
【第52話のネタバレ要約】
- ”神奈備”は”毘灼”に対する諜報活動も行っているが、成果を得られていない。
- 昼彦はチヒロに対し、同い年にして”殺し”を行っている者として親しみを感じている。
- 昼彦はチヒロの前から姿を消し、観劇に興じる。
- チヒロは「雫天石」持ちの妖術師たちを全員切り捨てる。
- 最後に再びチヒロと昼彦が対峙する。
【カグラバチ】第53話のネタバレ速報
以下からは、『カグラバチ』第53話「暗がり」のネタバレ情報をご紹介していきます。
『カグラバチ』ネタバレ速報①|英雄
『カグラバチ』第53話は、少年期のチヒロが柴とともに座村邸に招かれていたシーンからスタートします。
座村の”居合”の手本を見たチヒロは、父譲りの目の良さで刀の振り方を覚え、綺麗な太刀筋で巻藁(まきわら)を両断してみせました。
優れた手本である”英雄の剣術”を前に、「憧れの眼差し」を送るチヒロ。
しかし座村は、実際の戦場で斬る相手は”藁”ではなく”人間”だと発します。続けて、「俺達ァ大量に人を殺したんだ」と言い放ちました。
『カグラバチ』ネタバレ速報②|戦術
座村との出来事を思い出しつつ、劇場にて”毘灼”の昼彦とやりとりしていたチヒロ。
昼彦は、「本気で殺し合うことで友達になる」という歪んだ考えを持っており、それゆえに”友達になりたい”対象であるチヒロへの攻撃をやめないようです。
次の瞬間、両者は戦闘を再会。
昼彦は、チヒロの間合いに入らないため、妖術による大量の”折り紙”で姿をくらませます。
一方のチヒロは、相手の姿が見えなくなったことを受け、感覚的に近くの対象を攻撃しようと考えましたが、周囲には多くの逃げ遅れた観客が滞留していました。
状況を打破しようにも、昼彦の折り鶴は人体を容易く貫く威力。
一般人を巻き込む「涅(くろ)」はもちろん、「錦(にしき)」による高速移動も得策とは言えません。
昼彦の悪役然とした戦術を前に、チヒロは”選択”を迫られます。
『カグラバチ』ネタバレ速報③|覚悟
周囲の一般人を巻き込む策により、チヒロの反応を伺っていた昼彦。
彼としては、チヒロが一般人を犠牲にした上で、2人きりで殺し合うことを望んでいるようです。
しかしチヒロは、妖刀「淵天」を降ろし、昼彦の”折り鶴”を受け入れる構えを見せました。
ーー”折り鶴”によって自身の鮮血が舞う中、チヒロは再び座村との会話を想起します。
座村は、自身が初めて斬った際、「肉の断面」を直視することができませんでした。
それこそが、彼が自身の目を閉じたもう1つの理由です。
しかし、たとえ目を閉じようとも、その瞼の裏には当時の映像がこびりついていました。
妖刀を作り出した六平国重や、その妖刀を振るった座村ら契約者達は、日々「罪の意識」を抱えて生きているのです。
回想が明け、チヒロが用いたのは「涅」。
周囲が黒い闇に包まれた次の瞬間、そこには昼彦を制圧したチヒロの姿がありました。
無論、周囲の観客は無事でいます。
”毘灼”の一角を追い詰めたチヒロは、「話せ 何もかも」と迫り……?
『カグラバチ』第54話へ続くーー。
【カグラバチ】第53話のネタバレ速報|考察・まとめ
vs昼彦、決着。
今回ご紹介した『カグラバチ』第53話では、”毘灼”に所属する妖術師・昼彦との戦いが、唐突に決着を迎えました。
かつて「斉廷戦争」で戦った漆羽や座村には及ばずとも、チヒロは妖刀の契約者。
やはりその実力は高く、たとえ”毘灼”の実力者であろうとも、単騎で抑えることは難しいようです。
とは言え、謎多き”毘灼”に所属している昼彦は、まだまだ”底”を見せていないようにも感じてしまいます。
勝負は着いたものの、逃げられてしまう予感がしますが、果たしてーー?
座村について
第53話の序盤、終盤にて描かれた、少年期のチヒロと座村とのやり取り。
六平国重によって選定されただけあってか、座村はとてつもなく強い責任感の持ち主。
例え”敵”が日本に仇なす侵略者であろうとも、”人を殺した”という事実を重く受け止めているようです。
そんな座村清市という男について、以下の記事に詳しくまとめていますので、ぜひ併せてチェックしてみてくださいね。
『カグラバチ』第53話のまとめ
最後に、『カグラバチ』第53話の内容を簡単に振り返っておきましょう。
【第53話のネタバレ要約】
- チヒロは、妖刀「飛宗」の契約者・座村とのかつての会話を思い出す。
- 昼彦は、逃げ込んだ劇場にて観客を盾にしつつチヒロを攻撃する。
- 周囲の観客を巻き込めないチヒロは、相手の攻撃を受け入れる。
- チヒロは「涅」を使用し、昼彦を追い詰めた。
ネタバレ本編は以下をチェック!
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「淵天」が収められた「蔵」へ続く扉の存在を知り、楽座市会場の下層を目指すチヒロ。折れた「刳雲」を携え、閃光が如く敵を絶命させる復讐者。その眼前に立ちはだかるのは…? 一方、兄からの愛と暴力によって地に伏した伯理。今際の際に脳裏を過ったのは、ある少女との日々だった。極限の中、二人の少年の魂が呼応する。
第4巻のあらすじと感想・考察
『カグラバチ』本誌ネタバレ
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