カグラバチ

【カグラバチ】第57話のネタバレ 感想と考察|昼彦が「酌揺」を使用 座村の裏切り!?

【カグラバチ】作品の概要

『カグラバチ』単行本1巻(『カグラバチ』1巻 外薗健 / 集英社)
 

刀匠を志す少年チヒロは、父の下で日々修行に励んでいた。おちゃらけた父と寡黙な息子。笑いの絶えない毎日がいつまでも続くと思っていたが…ある日悲劇が訪れる…。血塗られた絆と帰らない日常。少年は憎しみを焚べ、決意の炎を心に宿す…。

『カグラバチ』とは

『カグラバチ』は、『週刊少年ジャンプ』で連載中されている、外薗健先生作の剣劇・アクションファンタジー漫画です。

2024年8月には「「次にくるマンガ大賞 2024」コミックス部門にて第1位を獲得。

ジャンプの時期看板作品として、破竹の勢いで快進撃を続けています。

そんな『カグラバチ』のストーリーは、刀匠の父を3名の妖術氏によって殺害された主人公が、奪われた妖刀を回収するべく立ち上がる”復讐劇”でーー?

この記事について

『カグラバチ』第57話のネタバレ考察・感想記事です。ストーリーの内容をわかりやすくお伝えしています。

前回はコチラ!

【カグラバチ】第56話のネタバレと感想・考察

【カグラバチ】第57話のネタバレ

以下からは、『カグラバチ』第57「崩壊の内容をネタバレ込みでご紹介していきます。

『カグラバチ』ネタバレ①|崩壊

座村と妖刀「飛宗」(『カグラバチ』第57話 外薗健 / 集英社)

伯理の”転送”によって妖刀「飛宗」を取り戻した座村は、その力を用いて敵対妖術師たちを一掃。

しかし、松を操っていた”毘灼(ひしゃく)”の妖術師は、頃合いと見てその場から消えてしまいました。

 

ひとまず落ち着く暇を取り戻した一行。

座村は、改めて”巻墨”に”クビ”を宣言しつつ、「全員無事なんだろうな」と確認します。

……が、残念ながら1名の守護者が犠牲になってしまった様子。

亡くなったのは、22歳の不浦涼(ふうら りょう)です。

慚箱での任務は金がかからないため、自身の給与を全て8つ下の妹に渡していた不浦。

”巻墨”は、不浦が無駄死にではないことを強調しつつ、「戦いに大きな区切りがついた」と発します。

 

しかし、苦々しい表情を浮かべていた座村は、その言葉を否定。

座村(『カグラバチ』第57話 外薗健 / 集英社)

「残念だが…ここからだ」と言い放ちました。

そして、このタイミングで第57話のサブタイトルが「崩壊」であることが明かされます。

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『カグラバチ』ネタバレ②|剣聖の真実

ーー場所は変わって劇場。

昼彦を追い詰めたチヒロは、「契約者は誰一人死なせないぞ」と言い放ちます。

 

ここで昼彦は、自身には縁のなかった「学校」にて、妖刀を振るった契約者たちが”英雄”として教えられていることを明かします。

他ならぬチヒロ自身も、父・国重から同じように教わって育ちました。

しかし、昼彦曰く、それはあくまで「上っ面」。どうやら真実は異なるようです。

 

そこまで聞いたチヒロは、「剣聖は守るべき英雄ではないと?」と問い返しました。

彼が楽座市で目撃した妖刀真打の力は、明らかに人を救う類の力ではなかったからです。

その問いに対して、突如として「座村はそう思ってるんだろうな」と返した昼彦。

曰く、座村は3年前に幽(ゆら)と”ある協定”を結んでいるようです。

『カグラバチ』ネタバレ③|妖刀「酌揺」

度重なる戦闘で疲労しており、昼彦が発した「座村」の名を聞き逃していたチヒロ。

しかし、次に昼彦が発した言葉は、鮮明にチヒロの耳へと届きました。

「座村は言ってたよ 契約者こそ死ぬべきだと」

”毘灼”と座村が繋がっているーーそんな衝撃的な可能性が、チヒロの脳内に急浮上します。

 

ここで昼彦は、妖術を用いてチヒロを撹乱しつつ、上空から落とした妖刀「酌揺」を口で回収。

……次の瞬間、昼彦の妖術が消失し、蝶のように折られた紙が単なる紙へと戻りました。

それは、昼彦が妖刀と「命滅契約」を結んだ合図

昼彦と妖刀「酌揺」(『カグラバチ』第57話 外薗健 / 集英社)

その直後、妖刀「酌揺」から玄力が溢れ、花魁状に形を成してーー!?

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『カグラバチ』第58話へ続くーー。

【カグラバチ】第57話の感想と考察

漆羽洋児の死亡

今回ご紹介した『カグラバチ』第57話にて、なんと昼彦が妖刀「酌揺」を使用しました。

……制御機構「命滅契約」により、契約者以外は能力を扱えないはずの妖刀。

その力が昼彦によって使用されたと言うことは、すなわち契約者であった漆羽洋児が死亡したと言うことを意味しています。

妖刀「飛宗」を取り戻したとともに、「残念だが ここからだ」と言う不穏な言葉を発していた座村。

”盲目の剣士”にして”居合の達人”と、漫画的なカッコ良さが詰まっているキャラクターであるからこそ、その座村の裏切りであるとは信じたくないところですが……!?

妖刀「酌揺」の能力

かつては漆羽洋児がふるい、現在は昼彦の手に渡ってしまった妖刀「酌揺」

詳細な能力は明かされていないものの、第57話のラストにて、玄力の塊が”花魁”状に形を成す様子が描かれました。

「お酌」の「酌」や、「揺れ動く」の「揺」と言う字から、飲酒酩酊状態などが連想されますが、果たしてその能力とはーー?

次回以降、「酌揺」と「淵天」が激突する展開に期待が高まりますね!

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【カグラバチ】ストーリーまとめ

『カグラバチ』最新巻発売中!

『カグラバチ』最新4巻が10/4に発売!!

「淵天」が収められた「蔵」へ続く扉の存在を知り、楽座市会場の下層を目指すチヒロ。折れた「刳雲」を携え、閃光が如く敵を絶命させる復讐者。その眼前に立ちはだかるのは…? 一方、兄からの愛と暴力によって地に伏した伯理。今際の際に脳裏を過ったのは、ある少女との日々だった。極限の中、二人の少年の魂が呼応する。

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『カグラバチ』本誌ネタバレ

1巻
第1話 第2話 第3話 第4話 第5話
第6話 第7話 第8話    
2巻
第9話 第10話 第11話 第12話 第13話
第14話 第15話 第16話 第17話 第18話
3巻
第19話 第20話 第21話 第22話 第23話
第24話 第25話 第26話 第27話  
4巻
第28話 第29話 第30話 第31話 第32話
第33話 第34話 第35話 第36話 第37話
5巻
第38話 第39話 第40話 第41話 第42話
第43話 第44話 第45話 第46話  
6巻
第47話 第48話 第49話 第50話 第51話
第52話 第53話 第54話 第55話  
7巻
第56話 第57話 第58話 第59話 第60話
       

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(C)外薗健
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