カグラバチ

【カグラバチ】第79話のネタバレ 感想と考察|薊奏士郎と”毘灼”の精鋭が対峙!

【カグラバチ】作品の概要

『カグラバチ』単行本1巻(『カグラバチ』1巻 外薗健 / 集英社)
 

刀匠を志す少年チヒロは、父の下で日々修行に励んでいた。おちゃらけた父と寡黙な息子。笑いの絶えない毎日がいつまでも続くと思っていたが…ある日悲劇が訪れる…。血塗られた絆と帰らない日常。少年は憎しみを焚べ、決意の炎を心に宿す…。

『カグラバチ』とは

『カグラバチ』は、『週刊少年ジャンプ』で連載中されている、外薗健先生作の剣劇・アクションファンタジー漫画です。

2024年8月には「「次にくるマンガ大賞 2024」コミックス部門にて第1位を獲得。

ジャンプの時期看板作品として、破竹の勢いで快進撃を続けています。

そんな『カグラバチ』のストーリーは、刀匠の父を3名の妖術氏によって殺害された主人公が、奪われた妖刀を回収するべく立ち上がる”復讐劇”でーー?

『カグラバチ』第79のネタバレ考察・感想記事です。ストーリーの内容をわかりやすくお伝えしています。

前回はコチラ!

【カグラバチ】第78話のネタバレと感想・考察!

【カグラバチ】第79話のネタバレ

以下からは、『カグラバチ』第79話「曲者!!の内容をネタバレ込みでご紹介していきます。

『カグラバチ』ネタバレ①|伯理の役目

神奈備の”幹部”区堂(『カグラバチ』第79話 外薗健 / 集英社)

『カグラバチ』第79話冒頭、伯理(ハクリ)と合流した”神奈備”幹部の男は、自己紹介として「区堂(くどう)」と名乗ります。

区堂を含む”神奈備”幹部陣は、”毘灼”の狙いが妖刀真打剣聖と確信している様子。

そこで、起き抜けの伯理に託された役目は、「真打の隔離」です。

 

妖術の酷使によって、あわや”蔵”を失いかけていた伯理。しかし、”神奈備”の懸命な処置により、”威葬”と”蔵”の昨日が少しずつ損なわれたものの、妖術自体は生きています。

そして、区堂曰く、妖刀真打は既に再封印が完了しているとのこと。

すなわち、あとは亜空間たる”蔵”に完全隔離することで、”毘灼”の狙いを頓挫させることができます。

『カグラバチ』ネタバレ②|神奈備の階級

場所は変わって、神奈備本部第一層西口

そこには、六平国重の襲撃にも関わった”毘灼”の精鋭が1名”毘灼”ではない2名による、合計3名の姿がありました。

 

ここで、第一層西口の裏側……神奈備職員側の様子が描かれます。

神奈備発足当時から在籍している勤続18年の男によると、神奈備の前身となったのは「対妖術戦略陸軍」

それは、「斉廷戦争」当時、小国の脅威に対抗するために生まれた国家組織です。

”陸軍”という単語が含まれている通り、当時の神奈備は「陸軍の階級制度」を採用

つまり、その当時の階級によって、ある程度当該職員の強さがわかるのです。

神奈備の階級方式(『カグラバチ』第79話 外薗健 / 集英社)

説明担当となった職員の階級は、少尉。いわゆる「将校」であり、本人曰く十分な戦闘能力を持つ者に与えられる階級です。

しかし、神奈備のセキュリティを担当する男によれば、現在の侵入者は少尉クラスでは歯が立たない実力の持ち主。

だからこそ”少尉”職員は、じっと動かず侵入者が通り過ぎるのを待ちます。

『カグラバチ』ネタバレ③|死柳兄弟

ここで、”毘灼”の妖術師と行動を共にしていた2人の正体が、「死柳兄弟」と呼ばれる一般家系出身の妖術師と判明します。

死柳兄弟は、将校を含む11名の神奈備職員を惨殺した実力者。

今回、「暴れる」という一点において”毘灼”と同調しているようです。

歩みを進める敵側の3名は、神奈備本部第一層中央部に位置する「曲者処刑場」に到着。

神奈備の”幹部”薊(『カグラバチ』第79話 外薗健 / 集英社)

そこで待ち受けていたのは、当時18歳にして”大佐”にまで上り詰めた実力者・薊 奏士郎(あざみ そうしろう)です。

薊は、相手側に”六平国重襲撃犯”のうち1名の姿を認めると、激怒。

一瞬にして死柳兄弟を殴殺してしまいます

 

薊によると、六平国重を殺害した3名は、10秒にも満たない時間で犯行を成し遂げた、言わば「精鋭中の精鋭」

拳に力を入れた薊は、遂に”友の仇”と対峙します。

『カグラバチ』第80話へ続くーー。

【カグラバチ】第79話の感想と考察

ここからは、『カグラバチ』第79話の感想と考察についてまとめています。

精鋭、来たる

統領・幽(ゆら)を含む”毘灼”の妖術師達によって実行されている、大胆不敵な神奈備本部襲撃計画

襲撃犯の中には、かつて六平国重を殺害した、”精鋭中の精鋭”たる妖術師の姿もありました。

そんな精鋭に対峙したのは、同じく精鋭クラスの実力者であろう薊奏士郎

かつての階級は”大佐”であり、単独で侵入者の迎撃を任されているあたりにも実力の片鱗が見て取れます。

 

今回ご紹介した『カグラバチ』第79話で描かれたのは、薊の「圧倒的殴殺力」

描写から察するに、妖術の類はまだ使用しておらず、玄力と生来の身体能力によるものと思われます。

しかし、相手が”毘灼”の精鋭ともなれば、妖術も使用しないわけにはいかないはず。

次回以降の戦いに期待がかかりますね。

【カグラバチ】ストーリーまとめ

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『カグラバチ』最新4巻が10/4に発売!!

「淵天」が収められた「蔵」へ続く扉の存在を知り、楽座市会場の下層を目指すチヒロ。折れた「刳雲」を携え、閃光が如く敵を絶命させる復讐者。その眼前に立ちはだかるのは…? 一方、兄からの愛と暴力によって地に伏した伯理。今際の際に脳裏を過ったのは、ある少女との日々だった。極限の中、二人の少年の魂が呼応する。

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『カグラバチ』本誌ネタバレ

1巻
第1話 第2話 第3話 第4話 第5話
第6話 第7話 第8話    
2巻
第9話 第10話 第11話 第12話 第13話
第14話 第15話 第16話 第17話 第18話
3巻
第19話 第20話 第21話 第22話 第23話
第24話 第25話 第26話 第27話  
4巻
第28話 第29話 第30話 第31話 第32話
第33話 第34話 第35話 第36話 第37話
5巻
第38話 第39話 第40話 第41話 第42話
第43話 第44話 第45話 第46話  
6巻
第47話 第48話 第49話 第50話 第51話
第52話 第53話 第54話 第55話  
7巻
第56話 第57話 第58話 第59話 第60話
第61話 第62話 第63話 第64話
8巻
第65話 第66話 第67話 第68話 第69話
第70話 第71話 第72話 第73話
9巻
第74話 第75話 第76話 第77話 第78話
       

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