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【ワンピース】第1137話のネタバレ 感想と考察|シャムロック聖登場 シャンクスの兄弟か

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『ワンピース』の概要

『ワンピース』107巻(『ONE PIECE』107巻 尾田栄一郎 / 集英社)

“ひとつなぎの大秘宝”を巡る海洋冒険ロマン!!

『週刊少年ジャンプ』の”看板漫画”として、少年漫画の王道を進み続ける本作。

アニメのリメイク版の製作が発表されるなど、その勢いは衰えを知りません。

あなたもルフィの冒険の果てを見届けませんか?

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この記事について

『ワンピース』第1137話のネタバレと感想・考察をまとめている記事です。ストーリーをわかりやすくお伝えしています。

前回はこちら!

『ワンピース』第1136話のネタバレと感想・考察

【ワンピース】第1137話のネタバレ

以下からは、『ワンピース』第1137話「シャムロック登場の内容をネタバレ込みでご紹介していきます。

『ワンピース』ネタバレ①|アウルスト城

アウルスト城(『ONE PIECE』第1137話 尾田栄一郎 / 集英社

第1137話は、「アウルスト城」からスタートします。

やって来たのは、ロキを解放するための”鍵”を探す、ルフィゾロナミ、そして案内役のロードです。

本来であれば、門番によって守られているはずの城ですが、なぜか扉が”内側から”破られています。

……それもそのはず、ルフィらは知る由もありませんが、”神の騎士団”の侵入手段は魔法陣による転送です。中から外に出るため、厳重に施錠されている扉を内側から破る必要があったのでしょう。

 

何やら不穏さが漂う「アウルスト城」ですが、ルフィは止まりません。

一行は、ルフィを先頭に城内へと進みます。

『ワンピース』ネタバレ②|ハラルド王とは

アウルスト城内で目につくのは、おびただしい数の骨

ロード曰く、城内はロキによる「ハラルド王殺し」の舞台となったため、当時のケンカの跡がそのままになっているようです。

ハラルドが死んだあの日、100人を超える戦士たちも同じく犠牲となり、生き残ったのは”山ひげのヤルル”とロキだけでした。

なお、その場には”角の生えた頭蓋骨”も転がっていますが、ロードによるとその骸骨は「『古代巨人族』の血を引く戦士」のもの。

ハラルド王(『ONE PIECE』第1137話 尾田栄一郎 / 集英社

「エルバフ史上”最高の王」と名高いハラルド王も古代巨人族の血を引いていましたが、”角”の存在は”戦争の時代”を想起させることから、自らの意思で引きちぎったようです。

『ワンピース』ネタバレ③|ハイルディンについて

ハラルド王の死と言うキーワードから、話題はハイルディンへと移ります。

「エルバフ編」開始直後も、”王の子”であるとされていたハイルディンでしたが、どうやらロキとは異母兄弟の関係にある様子。

ロードによると、ハイルディンは「エルバフ」とは異なる巨人国の母親を持っており、”純血”にこだわる「エルバフ」は、そんな女性巨人を”王妃”として認めなかったのです。

それゆえにハラルドは、後のロキの母親となる「エルバフ」生まれの女性巨人と結婚し、その女性巨人が王妃の座につきました。

ハイルディン(『ONE PIECE』第1137話 尾田栄一郎 / 集英社

そんな”ハーフ”の巨人であるハイルディンの船に、いささか差別的な思考を持つロードが乗っているのは、彼自身がハイルディンの夢を叶えたいと思っているから。

ハイルディンは、「母親が余所者」と言う理由で虐げられようとも、グッと耐え忍び、「全巨人族の統一」を夢見続けて来ました

そんなまっすぐな性格のハイルディンに惹かれ、ロードは”航海士”として「新巨兵海賊団」の一員になったのです。

『ワンピース』ネタバレ④|アロアロの実

場所は変わって「冥界」。

「アロアロの実」軍子(『ONE PIECE』第1137話 尾田栄一郎 / 集英社

アロアロの実を食べた「矢印人間」である軍子は、武装色で固めた矢印によって”足””拳”を作り出し、実力行使の準備を済ませました。

続いて軍子は、2つの”矢印”をロキの顔付近へ。

曰く、その矢印は軍子自身の未来の「確定軌道」。言わば”攻撃予告”です。

 

その上で軍子は、「『神の騎士団』に入隊するか?」と質問します。

質問に対し、ロキが「しねェよ!!!」と回答するや否や、軍子は矢印通りの攻撃を実行。

「海楼石」の錠に繋がれているロキは抵抗することもできず、されるがままになってしまいます。

 

続けて軍子は、先ほどよりもさらに多くの”矢印”を生成し、その先をすべてロキに向けました。

次に繰り出される質問は、やはり「神の騎士団に…?」と言うもの。

……が、やはりロキの答えは”否”。不敵に舌を出したロキに対し、軍子は再び苛烈な攻撃を見舞いました。

『ワンピース』ネタバレ⑤|シャムロック登場!

軍子によって痛めつけられたことで、さすがのロキも沈黙。どうやら意識を失ってしまったようです。

目的を達成できなかったことを受け、痺れを切らした”シャンクス似”の騎士団員が黒いローブを脱ぎ捨てました。

ここで、遂に”シャンクス似”のビジュアルと名前が判明。

シャムロック(『ONE PIECE』第1137話 尾田栄一郎 / 集英社

その正体は、”五老星”フィガーランド・ガーリングの実子フィガーランド・シャムロック

”神の騎士団”では団長の立場にあるようです。

 

さて、”団長”たるシャムロックは、ここで作戦の変更を決定。軍子に「マリージョア」への連絡を指示します。

「神の騎士団」の真なる目的は、ロキを筆頭に、エルバフの戦士たちを「世界政府」の指揮下に置くこと。

シャムロックが投じる次なる一手は……?

『ワンピース』第1138話へ続くーー。

【ワンピース】第1138話のネタバレと感想・考察

【ワンピース】第1137話の感想と考察

フィガーランド・シャムロック聖

今回ご紹介した『ワンピース』第1137話では、遂にシャンクス似のキャラクターの名前が判明するようです。

情報曰く、その名もフィガーランド・シャムロック

「神の騎士団」の最高司令官にして、現在は”五老星”の防衛科学武神を務めるフィガーランド・ガーリング聖実子です。

また、その立場は「神の騎士団」のリーダーですから、今後のストーリーにおいて重要な立ち位置のキャラクターとなるのではないでしょうか。

シャンクスとの関係について

劇場版『ONE PIECE FILM RED』より、先行して「フィガーランド家」の血筋の者であることが判明している”赤髪のシャンクス”

当然ながら、シャムロック同様にガーリングの息子であると考えられますが、一体どのような経緯で宝箱に入れられ、ゴール・D・ロジャーに拾われるに至ったのでしょうか。

察するに、ガーリングサイドで何らかの不都合が生じて捨てられたものと思われますが、今後いずれかの関係人物によって言及されることに期待したいところです。

軍子は世界貴族ではない?

『ワンピース』第1137話の描写で気になるのが、シャムロックと軍子の肩書の違いです。

シャムロックは「神の騎士団団長」という肩書の下に「(世界貴族)」とありますが、一方の軍子には「(世界貴族)」の表記が存在しません

しかしながら、第1137話内の軍子の口振りから察するに、「神の騎士団」への加入は”天竜人”への昇格と同義である様子。

以上の事実から察するに、軍子の紹介文に「(世界貴族)」がない理由は、単なる表記漏れか、あるいは軍子自身が「神の騎士団」への加入によって昇格した”下々民上がり”であることを指しているのではないかと考えられます。

軍子の能力とイム様の関係

イム様の矢印(『ONE PIECE』第1085話 尾田栄一郎 / 集英社

軍子が使用する”矢印”は、「世界会議」編でイム様が攻撃手段として使用していたシルエットと似通っています。

以下では、イム様の能力が”コピー能力”であり、当時は軍子の能力をコピーしていたのではないか……と言う可能性について考察していますので、ぜひ併せてチェックしてみてください。

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今後のビビについて

イム(『ONE PIECE』第1085話 尾田栄一郎 / 集英社)

”最初の20人”の1人にして、その”裏切り者”であると思しきネフェルタリ・D・リリィを祖先に持つ、「アラバスタ王国」の王女ビビ

『ワンピース』第1130話では、そんなビビ「世界経済新聞」を用いて”麦わらの一味”にメッセージを発信するという激アツ展開が描かれました。

「世界会議」の会期中、イム様が”五老星”にその捕縛を命じていたことも相まって、彼女が今後のストーリーにおける超重要キャラクターになるのでは無いかと予想されます。

 

ルフィ達”麦わらの一味”が、「世界経済新聞社」にビビを迎えに行く展開……今から考えても胸が熱くなりますよね。

また、「世界経済新聞社」の本社オフィスには、ビビと共にワポルも匿われています。

「インペルダウン編」におけるバギーとの再会のように、ワポルとの再会が描かれることも楽しみにしておきたいところです。

サウロは”火ノ傷”

「ワノ国」編最終盤、長年謎に包まれている4つ目のロード”歴史の本文(ポーネグリフ)”の手がかりとして、「”火ノ傷”の男」というキーワードが飛び出しました。

ユースタス・”キャプテン”キッドや、”殺戮武人”キラー、”死の外科医”トラファルガー・ローの3名は、元々”火ノ傷”の噂自体は知っていた様子。

また、『ワンピース』第1081話では、”黒ひげ海賊団”の面々”ヒノキズ(火ノ傷)”について言及していました

つまり”火ノ傷”は、本気で”ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)”を狙う者達にとっては必要不可欠なピースというわけです。

火ノ傷の正体とは

読者界隈でも加熱する、”火ノ傷”の正体論争

ロビンを威嚇するサウロ(『ONE PIECE』第1133話 尾田栄一郎 / 集英社)

その中で最も有力とされているのが、”ハグワール・D・サウロ説”です。

第1133話にて明確な再登場を果たし、ニコ・ロビンとの再会を果たしたサウロ。

彼の肉体は、「オハラ」を襲ったバスターコールによって全身に大火傷を負っていますから、”火ノ傷”と言う代名詞の特徴は満たしています

 

さらにサウロは、「オハラ」の”全知の樹”の膨大な蔵書を持ち出しており、「エルバフ」帰還後は”歴史学者”として腰を落ち着けています。

以後長い歳月を研究に費やしたことで、ロード歴史の本文の在処を知ったとしてもおかしくはありません。

現状散りばめられた情報の中では、サウロ説が最もそれらしいでしょう。

キーパーソンの存在

エルバフで待つ謎の人物(『ONE PIECE』第1124話 尾田栄一郎 / 集英社)

”麦わらの一味”が「エルバフ」に向けて出航した『ワンピース』第1124話にて、「来い…」と発していた謎の人物

シルエットから察するに、一味を連れ去った”太陽神”を騙る航海士・ロードや、”呪われた王子”ロキのどちらでもなさそうです。

果たして彼/彼女は一体誰で、どのような目的で”麦わらの一味”を待ち構えていたのでしょうか。

以下の記事では、”金獅子のシキ”説をはじめ、謎の人物の正体について考察しています。

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