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【アンデッドアンラック】作品の概要
死を覚悟した風子の前に現れたのは、不死の体を持つ謎の男。触れた者に不運を呼ぶ風子の力によって死ぬため、風子と行動を共にすることを決めたアンデッドのアンディだが、二人にある組織からの追手が迫ってー!?
『アンデッドアンラック』とは?
『アンデッドアンラック』は、『週刊少年ジャンプ』にて連載中されている、戸塚慶文先生作のダークファンタジー漫画です。
物語のキーとなる存在は、特定の事象を”否定”することができる否定能力。
主人公の出雲風子は、対象の「運」を否定する「不運(アンラック)」の否定者です。
そんな彼女が出会ったのは、自身の「死」を否定する「不死(アンデッド)」のアンディで……?
各キャラクターの最新状況
この記事について
『アンデッドアンラック』に登場する「ショーン」について徹底的に解説している記事です。「ショーン」の来歴や否定能力についてまとめています。
本記事は、本誌最新話時点のネタバレを含みます。
【アンデッドアンラック】ショーンの概要
ショーンについて
UNSEEN-不可視-
ショーンは、100回目の世界では「アンダー」に、101回目の世界では「ユニオン」に所属する「不可視(アンシーン)」の否定者です。
100回目の世界では、いまいち爪痕を残せずに退場することとなってしまったショーン。
しかし、101回目の世界現在、「ユニオン」の所属となったショーンは、目に見えて活躍の頻度が増えています。
本記事では、そんなショーンの来歴や否定能力について詳しく解説していきます。
ショーンのプロフィール
100回目の世界
後述の通り、傲慢で荒んだ性格の持ち主であった100回目の世界のショーン。
プロフィールについても、ややガラの悪い無愛想な口調が目立ちます。
名前 | ショーン=ダッツ |
所属 | アンダー |
年齢 | 18 |
身長 | 170くらいじゃね |
体重 | 量る機会が無ぇよ |
趣味 | 帽子収集 |
特技 | バタフライナイフ回し スリ 暗殺 |
好物 | 果物全般 金 |
否定能力 | UNSEEN-不可視- |
CV | -調査中- |
【アンデッドアンラック】ショーンの来歴
100回目の世界|アンダーへの加入
初登場
否定者「UNSEEN-不可視-」の名前が初登場したのは、『アンデッドアンラック』No.9です。
「ユニオン」に課されたクエストの1つに、「否定者 不可視(アンシーン)の捕獲」が含まれていました。
なお、後述の理由により、当該クエストは失敗に終わっています。
アンダーへ
”不可視”が発現したショーンは、ブラジルにてギャングとして活動していました。
そんなショーンを見つけ出したのが、「アンダー」に所属する”不治”リップです。
腹を裂かれた上で発信機を入れられ、退路を強引に断たれた上で「アンダー」への勧誘を受けたショーンは、これを承諾。
「アンダー」所属の否定者となりました。
デメリットの克服
「アンダー」の所属となったショーンは、リップの指示を受け、「第3の眼」を移植。
これにより、「”不可視”発動中は視界を失う」という致命的なデメリットを解消することが可能となりました。
その後のショーンは目に見えて傲慢になり、後述のようなむなしい最期を迎えます。
ショーンの最期
ーー2020年12月5日。
UMA「AUTUMN-オータム-」との決戦を前に、「名誉欲」に駆られたショーンは”不運”出雲風子の命を狙います。
そしてショーンは、”不可視”状態のまま近付き、バタフライナイフを風子の喉元へ振り抜こうとしました。
……そんなギリギリの状況下で、安野雲がアンディに「死閃(デッドライン)」を指示。
アンディが即座に指示に従ったことにより、ショーンは胴を両断されてしまいます。
12月5日は、悲しいことにショーンの命日となってしまいました。
本来の未来
安野雲が「G-ライナー」回収時に視た未来では、”不可視”ショーンの凶刃は風子に到達していました。
しかし、安野の「ヒーロー達を救う」ための懸命な行動が、そんな悲劇的な未来を変えたのです。
犠牲となったショーンに合掌。
101回目の世界|ユニオン入り
101回目の世界でショーンが初登場したのは、『アンデッドアンラック』No.146です。
前ループと同じく、ブラジルにてギャングの構成員として生活していたショーン。
風子率いる「ユニオン」は、戦地ブロージャへの介入戦力増強のため、サポートを担う否定者を欲していました。
そしてショーンは、ワケもわからずブラジルの街を逃げ続けますが、総動員された「ユニオン」メンバーを前に捕獲されてしまいます。
101回目の世界|戦地ブロージャにて
いざ戦地ブロージャに動員されたショーンは、ただただ震えていました。
「オレは脇役にはならねぇ!!」と息巻いたものの、目の前で行われているのは実弾が用いられた本物の戦いです。
そしてショーンは、一刻も早く恐怖の戦場から抜け出すため、敵対するクリードに向けて”白旗”を降り始めました。
それを見たクリードは、問答無用でショーンに向けて弾幕を放ちます。
ジーナやボイドのカバーによって事なきを得たショーンでしたが、その立ち回りは明確な「ミス」でした。
”名脇役”だった父を見返す、”主役”級の役者を志していたショーン。
しかし、”不可視”が発現してしまったいま、夢は叶わぬものとなってしまいました。
挙げ句の果てに、敵対するクリードからは「ミスキャスト」扱い。
情けなさと自己嫌悪に揺れ、ショーンは俯いてしまいます。
そんなショーンに風子がかけた言葉は「ショーンさんは脇役なんかじゃないよ」というもの。
風子に奮い立たされたショーンは、「UNSEEN-不可視-」の能力拡張に成功。
「触れた”仲間”を不可視にする」能力により、”不減”クリードの撃破をサポートしました。
その後も貪欲に”主役”を目指し続けるショーンは、「UNFAIR-不公平-」発現前のビリーを制圧しにかかりますが、カウンターの肘打ちを喰らってノックアウト。
あまりの痛みに涙を流していました。
101回目の世界|フィル編
密航計画
”ニューフィーリング計画”なる科学実験により、宇宙で生育されたフィル。
「ユニオン」は、後に「UNFEEL-不感-」の否定者となるフィルを救うべく、宇宙行きを決定しました。
選抜されたメンバーは、風子、ニコ、クリードの3名。
自身が選ばれなかったことを受け、宇宙へ連れて行くよう風子に直談判を行ったショーンでしたが、決定は変わりません。
そんな折、同じくメンバーに選抜されなかったジーナが、ショーンに「密航」を持ちかけたのです。
密航の結果
ジーナは、ショーンに対して”体重を0にする”よう指示します。
心と向き合い、解釈を拡げることで、否定能力の拡張に成功していたジーナ。
指示を受けたショーンは、たった2日で否定能力のさらなる拡張に成功し、自身とジーナの体重をも0にすることを可能としたのです。
その結果、両者は宇宙への密航に成功。
後にめちゃくちゃ怒られたことを除けば、万事順調にことが進みました。
ショーンの漢気
フィルが待つ宇宙ステーションへと向かう「ユニオン」の一行。
風子は船外活動、ニコは宇宙船の操縦、クリードはデブリ処理、ジーナは宇宙ステーションとのドッキング用パイプ作成と、それぞれが役割を与えられていました。
一方のショーンに与えられたのは、待機命令。
「密航」という命令違反の重大さを理解しているゆえか、そこには大人しく待機に従うショーンの姿がありました。
そんな折、重大な問題が発生します。
それは、ジーナの”不変”によるドッキング用パイプの確認手段が存在しないという点です。
宇宙には雨も埃もなく、ジーナの”不変”パイプは視認することができません。
仮に穴でも空いていようものなら、パイプを通る「ユニオン」メンバーが危険に晒されてしまいます。
そこで動き出したのは、ショーンでした。
ショーンは、体をブルブルと大きく震わせながらも、視認することのできない”不変”パイプを進みます。
「密航」を経てジーナへの仲間意識を強固にしたショーンは、「ブラザーが作ったんだぜ!! 穴なんかないんだ 怖かねぇ!!」と言い切りました。
フィルと感情
風子、クリード、ニコが「エイリアン」の対処法を検討している折、ショーンはフィルと会話していました。
フィルから「一番悲しい」時のことを質問されたショーンは、「親父が死んだ時かな」と回答。
その後、「何で悲しいなの?」と問われると、「もう会えないからじゃねぇか?」と返しました。
ショーンにとっては何気ない回答だったであろう、上述の一言。
しかし、その言葉はしっかりとフィルに根付き、彼が”感情”を学ぶきっかけとなりました。
101回目の世界|学校編
「フィル編」の次に「天擂祭編」を挟み、次なる舞台は日本です。
10名の選抜メンバーの1人として選ばれたショーンは、風子やジーナ、シェンやムイとともに”生徒役”として高校に入学することになりました。
悲劇の阻止
4月に潜入を開始した「ユニオン」一行。
そして月日は流れ、9月。
遂にチカラの「UNMOVE-不動-」が発現し、悲劇の時がやってきました。
”不動”の効果により、動作を否定されてしまったチカラの両親。
そしてそこには、居眠り運転のトラックが接近していました。
”不動”が解けた頃には、もう手遅れ……そう思われた、その時。
ショーンの「UNSEEN-不可視-」にて姿を消していた風子とジーナが、暴走するトラックを止めたのです。
これにより、チカラの”不動”発現時の最悪の悲劇は無事に防がれました。
チカラを勧誘
ーー卒業式の日。
チカラの前に現れたショーンは、UMAカラーを指して「アレを視た上で お前は来るか?」と選択を投げかけました。
「常識」か「組織」か。
風子はチカラを置いていくつもりでしたが、ショーンは選択の機会を与えたかった様子。
その後、「組織(ユニオン)」を選らんたチカラは、ショーンと共にUMAカラー討伐をサポートしました。
【アンデッドアンラック】ショーンの否定能力
UNSEEN-不可視-
ショーンの「UNSEEN-不可視-」は、自己対象強制発動型の否定能力です。
その能力は、両目を閉じている間、自身の体を透明化することができると言うもの。
つまり、発動したところで周りが見えないという致命的な弱点を抱えた否定能力です。
100回目の世界のショーンは、額に”第3の眼”を移植することで、上述のディスアドバンテージを解消していました。
なお、能力の対象となるのはショーンが「自分のものだと思ったもの」のみです。
しかし、101回目の世界では……?
101回目の世界|能力の拡張
101回目の世界のショーンは、過去の父親との記憶が薄れる前に「ユニオン」と出会ったことにより、”不可視”の拡張に成功しました。
ショーンは、自身が「仲間」と認めたものにも”不可視”を付与できるようになったのです。
この能力により、「ユニオン」では様々な連携が可能となりました。
また、「宇宙編」では、自身や他者の体重を「0」にすることすら可能としています。
※ロケット内では体重によって”視られる”可能性があったため。
【アンデッドアンラック】ショーンの性格と魅力
100回目の世界|荒んだギャング構成員
100回目の世界のショーンは、幼少期の記憶が薄らぎ、性格が荒んだ状態にありました。
特技として「スリ」以外に「暗殺」をあげるなど、冷酷な面も併せ持っていた様子。
また、(半ば強制的な)勧誘を受けて「アンダー」に加入した後、”第3の眼”を得たことで態度が傲慢になったと明かされています。
※『アンデッドアンラック』6巻のおまけページより。
「オータム編」では、名誉欲に駆られて突っ走る姿も描かれており、その結果としてショーンは死亡してしまいました。
101回目の世界|仲間想い
101回目の世界のショーンは、前ループと同じく、元々はギャングの構成員として活動していた人物です。
前ループとの違いは、否定者からなるコミュニティと出会う時期。
父親との記憶が薄らぐ前に「ユニオン」と出会えたショーンは、本記事にて既に述べたような「能力の拡張」に至りました。
拡張された能力は、「自身の”仲間”に能力を分け与える」と言うもの。
前ループでは仲間意識など微塵も感じさせなかったショーンでしたが、現ループでは信頼できる”仲間”と出会うことができたのです。
認めた仲間を「ブラザー」と呼称するなど、ややノリが軽い節があるショーン。
現在では、「ユニオン」のリアクション担当として様々な表情を見せてくれています。
【アンデッドアンラック】ストーリーまとめ
最新巻はこちら!
『アンデッドアンラック』最新23巻が発売中!
必見のストーリーを、ぜひ以下から購入の上ご覧ください!
絶対理(マスタールール)・獣(ビースト)の猛撃は、風子に“魂”を使うヒントを与えた。一方、獣も真の力を解放! 組織(ユニオン)と獣、勝利を手にするのは!? 同刻、組織基地に絶対理・言語(ランゲージ)が突如襲来。迎え討つニコに仕掛けられたのは死の遊戯『死理取り』!?
『アンデッドアンラック』ネタバレ記事まとめ
ストーリーの記事は随時更新予定です。
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【アンデッドアンラック】関連記事一覧
『アンデッドアンラック』キャラクターまとめ!
キャラクターまとめ記事は随時更新予定です!
キャラクター紹介 | |||
出雲風子 | アンディ | 安野雲 | イチコ |
ニコ | ジーナ | ファン | ボイド |
友才 | 山岡一心 | ショーン | クリード |
テラー | ビリー | フィル | シェン |
ムイ | チカラ | リップ | ラトラ |
円陣 | くるる | ジュイス | |
シック | スポイル | ルナ | チェンジ |
『アンデッドアンラック』古代遺物まとめ
全古代遺物一覧
各古代遺物の解説記事
古代遺物(アーティファクト)紹介 | |||
リメンバー | 魂の口径 -ソウルキャリバー- |
託す者 -エントラスター- |
如意金箍 |
リベリオン | イージス |
【アンデッドアンラック】最新情報まとめ
アニメ『アンデッドアンラック』最新情報!
アニメ『アンデッドアンラック』ティザーPV公開
2023年中に放送が予定されている、アニメ『アンデッドアンラック』。
声優さんの演技込みの本PV、ファン必見のクオリティです!!
風子の「来るよ! 不運が!!」というセリフがあまりにも解釈一致過ぎて昇天しそうでした……。アニメが待ち遠し過ぎる!!!
第1弾PVはコチラ!
第2弾PVはコチラ!
(C)戸塚慶文
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