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【株式会社マジルミエ】作品の概要
“魔法少女”――それは、誰もが憧れる「職業」である。 就職活動に苦戦する女子大生・桜木カナ。面接先で怪異に巻き込まれたカナは、駆けつけた魔法少女・越谷を手助けしたことをきっかけに、ベンチャー企業『株式会社マジルミエ』に魔法少女として新卒入社することになり…!? お仕事×魔法少女アクション、スタート!!
『株式会社マジルミエ』とは
舞台となるのは、”魔法少女”が「職業」として成り立ち、怪異に立ち向かう存在として脚光を浴びていた日本。
主人公の桜木カナは、あるきっかけで零細企業「株式会社マジルミエ」に迎え入れられることとなりました。
「説明書を読み込む」ーー。
一見して地味なカナの才能は、怪異退治の現場においては貴重なスキルの1つで……?
各キャラクターの最新状況
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第1章の衝撃的な終幕から一転、新たな一歩を踏み出すことになったカナはーー?
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この記事について
『株式会社マジルミエ』の最新巻である10巻について、各話のあらすじと感想、考察をネタバレありでまとめた記事です。購入を検討されている方は、ぜひ参考にしてみてください。
前回(単行本9巻)はコチラ!
【マジルミエ】単行本10巻について
“魔法少女”──それは、誰もが憧れる「職業」である。
新エネ庁・鎌倉の策で、マジルミエが魔法利用業務の免許取消を受け1年。カナは、マジルミエ社のメンバーで新会社設立を意気込む。しかし、再集結した場にかつての社長・重本と右腕の翠川の姿はなく…。翠川は10年以上前から鎌倉の部下で、現在は重本を監視中という噂が!? 信頼していた翠川の「裏の顔」に戸惑うカナ達は2人に接触しようと、新エネ庁主催の魔法コンペに参加することに──!?
お仕事×魔法少女アクション、第10巻!!
『株式会社マジルミエ』10巻の概要
『株式会社マジルミエ』第10巻
原作:岩田雪花 作画:青木 裕
発売日:2023年12月4日
出版社:集英社
ISBN-10:4088837355
ISBN-13:978-4088837352
『株式会社マジルミエ』10巻の収録話
- 第78話「願掛け」
- 第79話「再会」
- 第80話「信じてる」
- 第81話「1年の重み」
- 第82話「桜木企画」
- 第83話「メッセージ」
- 第84話「レスポンス」
- 第85話「いろんな人」
- 第86話「大穴狙い」
- 第87話「勝機と商機」
- 描き下ろし番外編
【マジルミエ】単行本10巻の各話あらすじ
以下では、『株式会社マジルミエ』10巻のあらすじをネタバレありでご紹介しています。
第78話「願掛け」
「株式会社マジルミエ」が解散に追い込まれてから、1年。
当時は「新種」であった丙型怪異も、当然のように発生するようになっていました。
一方で、そんな怪異に立ち向かう”魔法少女”サイドも、法改正によって強化。
具体的には、魔力規制緩和の実現により、1年前は「大型」区分であった魔法が「準大型」区分へと変化し、さらなる規模の魔法が「大型」区分に据えられたようです。
そんな中、以前マジルミエ社に”魔法少女”として所属していた主人公・桜木カナは、現在「株式会社ミヤコ堂」に所属。
事務職として勤務しつつ、やや孤立した日々を送っていました。
そんなカナの1年間は、一通の封筒によって報われることとなり……?
第79話「再会」
桜木カナは、「魔法利用業務の資格免許試験」に合格したことを受け、魔法少女会社の立ち上げを決意しました。
1年前の無念を払拭すべく、かつてのメンバーを集めたカナ。
その場にいないのは、”規制緩和派”によってでっち上げられた、マジルミエ社の「不正行為」の罪を一身に背負った”社長”重本浩司。……そして、”規制緩和派”の筆頭たる鎌倉の、”10年来の部下”であったことが判明した翠川楓の2名です。
1年をかけて力を蓄えた面々は、重本に会うことを当面の目標とします。
第80話「信じてる」
重本と再会するべく、桜木カナが目をつけたのは「新エネ庁のコンペ」でした。
鎌倉康雄が”長官”として率いている「新エネ庁」こと現在のエネルギー庁。その主催するコンペに優勝した企業は、新エネ庁と優先的に関係を気づくことができるようです。
つまりカナの目的は、新たな企業を立ち上げ、新エネ庁との間にパイプを構築することにありました。
規制緩和によって怪異が強化され、災害怪異が誘発されることを恐れていたはずの重本。
しかし、規制緩和は成され、怪異はその脅威度を増し続けています。
重本や翠川の身に何が起こったのか。そして、鎌倉はなぜ規制緩和を急進するのか。
『魔法少女マジルミエ』第2章のストーリーが、いよいよ加速を始めました。
第81話「1年の重み」
10年以上にもわたって、”鎌倉の部下”であり続けたという翠川。
どうやら彼は、「新エネ庁」主催のコンペの”審査員”を任されているようです。
夜遅い時間にコンペ参加社のリストを確認していた翠川は、「桜木企画」の名を発見。かつての同僚たる桜木カナの存在に勘付くと、その旨を鎌倉に報告しました。
翠川は「何かしてくるかもしれません」とも付け加えますが、鎌倉は「参加させておきなさい」と意外な回答を返します。
曰く、仮にマジルミエ残党が関与したとして、もはや事態は「今更」というもの。
規制緩和は既に成され、”歯車”として経済を循環させていました。
その「うねり」は、もはや一個人、一企業が止められるものではないようです。
圧倒的な窮地を前に、「桜木企画」はーー?
第82話「桜木企画」
いよいよ始まった「新エネ庁」主催のコンペ。
いざ登場した「株式会社桜木企画」は、早々に審査員の注目を浴びることになります。
その理由は、参加人数の少なさに加え、社員に「『魔総研』所長代理」と「『魔導コンサル社』海外部主任」が含まれていたから。
また、1人の審査員は、「『チョモランマラーメン』店長」越谷仁美の存在にも気がついていました。
コンペは、投影された怪異を倒す模擬戦形式で行われる様子。
「新エネ庁」の審査員たちを前に、「桜木企画」のパフォーマンスは……?
第83話「メッセージ」
「新エネ庁」のコンペを前に、怪異退治における「プロセス」と「明確なアピール」の重要さを説いていた桜木カナ。
”規制緩和の中心部”たる魔法エネルギー庁が審査するとあって、普通の企業であれば「大型魔法」をアピールポイントとするはずです。
しかし、「桜木企画」が目的とするのは、翠川との接触。
つまり、他社同様に「大型魔法」を用いるのではなく、これまで通りのスタンスで”現在の実力と本気”をアピールする方向に舵を切るようです。
……とはいえ、マジルミエ社の解散に伴い、アリスシステムを失ったカナたち。
そんな状況下で、「桜木企画」が出した”答え”とは……?
第84話「レスポンス」
竹芝怪異時にマジルミエ社+土刃メイによって実現した「合体魔法」。
「桜木企画」は、その技術を今回のコンペのアピールポイントの1つとして採用し、模擬怪異を10分程度で退治してしまいました。
確かな実力に裏打ちされた、独自開発による新しい退治の形……。
画期的ではありつつも、審査員の目には「色物枠」と映ってしまいました。
しかし、「桜木企画」の真の狙いは、翠川楓との接触。
メッセージは届き、翠川がカナと接触して……。
第85話「いろんな人」
前話最終ページにて、図らずも真尾笑(まなお しょう)の接触を受けていた赤坂いろは。
真尾は、その目的は不明ながら、「国営時代の地下実験場」という重本の居場所に繋がる”ヒント”を赤坂に与えます。
どうやら赤坂は、その”ヒント”に思い当たる節がある様子。
場面が切り替わると、再び集結した「桜木企画」の面々の前で、コンペの落選を伝えるカナの姿が描かれました。
”翠川と社長の繋がり”という収穫はあったものの、今後の接触は困難。
また、魔法少女の業界誌にて「”マジルミエ”のメンバーが再結成」という文言が差し込まれたことで、「桜木企画」の存在と正体が業界に知れ渡ってしまいます。
残る”重本へのルート”は、真尾笑が語った「国営時代の地下実験場」のみで……?
第86話「大穴狙い」
資金を調達するべく、企業や個人投資家への営業を繰り返していた桜木カナと槇野あかね。
しかし、「シゴデキ男」こと翠川の妨害により、思うように交渉がまとまりません。
そんな折、2人が向かった「最終候補」たる人物は、個人投資家の蔵入萬之介です。
ボロボロの事務所を構えた眼帯の男性・蔵入は、2人の来訪を歓迎。
そして、”お茶請け”と”紙屑”のいずれかを当てる「お近づきのゲーム」を促し……?
第87話「勝機と商機」
前回に引き続き、資金調達を急務とする桜木カナは、個人投資家の蔵入萬之介との交渉に臨んでいました。
相手の「度胸」を欲する蔵入は、社への「持ち帰り検討」を許さず、今ここで結論を出すよう迫ります。
そこでカナは、自身ら「桜木企画」の手札を明かし始めました。
一方その頃「魔総研」では、赤坂いろはが研究所内の「特級閉書庫」で調査を開始。
そんな赤坂の存在に気が付き、話しかけたのは……?
描き下ろし番外編
『株式会社マジルミエ』10巻の描き下ろしページでは、今回初登場したキャラクター「蔵入萬之介」の金遣いについて描かれています。
事務所の見た目は古いながらも、きちんと整理された室内。
いま明かされる、蔵入の意外な”札束”の使い方とは……!?
なお、カバー裏にもおまけページがありますので、そちらも併せてご覧ください。
【マジルミエ】単行本10巻の感想と考察
再スタート
髪をバッサリ切り落とし、新たな装いで『株式会社マジルミエ』第2章に登場した主人公・桜木カナ。
かつてマジルミエ社に所属していた面々も健在であり、以前と変わらず、「マジルミエ」という場所を皆が大切に思っているようです。
1年前の雪辱を果たすべく、カナ率いる「桜木企画」として再び立ち上がった面々。
第2章のストーリーは、どのように展開されていくのでしょうか。
生えるツインテ
やめ時を失っていたというツインテールを切り落としたカナは、どこか”大人っぽさ”を手に入れたたように思われます。
しかし、『株式会社マジルミエ』第82話にて、”変身でツインテが生える”仕様が判明。これにはツインテ派もニッコリです。
ツインテというアイデンティティを残しつつ、華麗なるイメチェンにも成功したカナ。
ベンチャー企業の敏腕社長に相応しい強かさですよね。
それぞれの成長
『株式会社マジルミエ』10巻のポイントの1つとして挙げられるのが、「それぞれの成長」です。
桜木カナは「魔法利用業務の資格免許試験」の1発合格に加え、強かさや度胸を身につけました。
槇野あかねは魔コン社の海外部主任、赤坂いろはは魔総研の所長代理にそれぞれ就任。
二子山・闇森のエンジニアコンビは塔ノ森でレベルアップ。
そして、越谷はラーメン店店長……。
一度は散り散りになりつつも、いずれ来る再会の日に向けて、皆が独自に牙を研ぎ続けたのです。
その結果がよく現れているのが、第82話から描かれるコンペの一幕。
カナ達の成長を、ぜひ単行本10巻で目撃してください!
土刃メイの行方
第1章終盤、明確な進展を見せた桜木カナと土刃メイの関係。
しかし、土刃が私用スマホを所持していないことから、2人は連絡先を交換することができていませんでした。
結果として、「株式会社マジルミエ」解散後、一切連絡を取ることができていない2人。
経った月日は1年間と決して短くはなく、関係性への影響が懸念されます。
ランチの約束を果たすべく、2人には何とか再会してほしいものですが……?
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