アンデッドアンラック

【アンデッドアンラック】132話ネタバレ 感想と考察|風子がループ! 世界終焉の時

【アンデッドアンラック】作品の概要

(『アンデッドアンラック』1巻 戸塚慶文 / 集英社)

死を覚悟した風子の前に現れたのは、不死の体を持つ謎の男。触れた者に不運を呼ぶ風子の力によって死ぬため、風子と行動を共にすることを決めたアンデッドのアンディだが、二人にある組織からの追手が迫ってー!?

『アンデッドアンラック』とは?

『アンデッドアンラック』は、『週刊少年ジャンプ』にて連載中されている、戸塚慶文先生作のダークファンタジー漫画です。

物語のキーとなる存在は、特定の事象を”否定”することができる否定能力。

主人公の出雲風子は、対象の「運」を否定する「不運(アンラック)」の否定者です。

そんな彼女が出会ったのは、自身の「死」を否定する「不死(アンデッド)」のアンディで……?

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各キャラクターの最新状況

この記事について

『アンデッドアンラック』第132話のネタバレ考察・感想記事です。多くの否定者らの助力により、アークのチャージを経て”月”へと飛んだ風子。そこで彼女が目にしたのは、地球の破壊と再生で……?

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【アンデッドアンラック】132話ネタバレ 感想と考察

No.132「LOOP 〜Time to Go〜」

風子の旅立ち

亡きジュイス率いる「ユニオン」に、ビリー率いる「アンダー」ーー。

かつて敵対していた両組織は、出雲風子という1名のため、「神」たるサンの進行を命がけで食い止めました。

その結果、「古代遺物(アーティファクト)」アークの11分間のチャージが完了。

ループする風子(『アンデッドアンラック』No.132 戸塚慶文 / 集英社)

涙を浮かべた風子は、「ありがとう」「いってきます!と述べ、その場から姿を消しました。

ラグナロク

「UNKNOWN-不明-」安野雲(九能明)は、人知れず円卓に座し、風子の旅立ちを見届けていました。

「ボクもそろそろ行くか」と呟いた安野は、円卓の上へ。

太陽から現れるサン(『アンデッドアンラック』No.132 戸塚慶文 / 集英社)

その直後、サンの本体たる太陽から、無数のサンの分身体が出現しました

1体でも途方もない強さを持ち、否定者総出でようやく歩みを止めることができた分身体。

そんな存在が無数に現れ、なおかつ「神」たるサン(太陽)が地球に直撃することこそが「ラグナロク」の筋書きのようです。

なんとも形容し難い”絶望”を前に、ただ立ち尽くす否定者たち。

しかし、そんな光景を世界がループした数だけ目にしていたヴィクトルは、一切怯まずにサンへと向かいます。

”不明”安野雲は、涙を流しながらヴィクトルの勇姿をスケッチしました。

次の世界では、”否定者”らがサンに勝利する物語を綴れる事を祈って。

風子の決意

本格的な「ラグナロク」が始まった直後、地球はサン/太陽に直撃し、粉々に砕けてしまいました。

アークの力で月に移動していた風子は、粉々になった地球の姿を目撃し、悲痛な叫び声をあげます。

もう1人の神「ルナ」は、「ジュイスもそうでした」と風子に声をかけました。

曰く、ジュイスも「仲間の前では耐え忍び ここでよく泣いた」ようです。

ジュイス
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……そして。

風子が涙を流している間、地球ではいつの間にか1億年もの時が流れていました

宇宙を漂うアンディ(『アンデッドアンラック』No.132 戸塚慶文 / 集英社)

ルナ曰く、アンディは限りない寒さと無酸素に苦しみつつ、宇宙のどこかを漂っているとのこと。

淡々とアンディの現在を語るルナに対し、風子はこれまでに見せたことのないような表情で睨みつけました。

その後、風子は決意を口にします。

「最期(つぎ)のループで私達は神(おまえ達)を絶対に否定する」

そして、再び円卓に座した風子。いよいよ地球が完成し、風子は101回目の世界へと向かいます。

ルナ
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新しい物語

1972年9月11日。

ジャンプ好きの少年・九能明(くのう あきら)は、路地裏に落ちるGペンの存在に気が付きました。

そのGペンの名は、「古代遺物」Gライナー

最初に触れた者に、その回のループの過去と未来全ての記憶を流し込む「古代遺物」です。

100回目の世界では、そんなGライナーに触れてしまったがために、”不明”の否定能力が発現してしまった九能明。

しかし、101回目の世界は違います。

ふと現れた風子が、Gライナーに触れようとする九能明を止めたのです。

かくして、101回目の世界を舞台に、新たなる物語が幕を開けました。

『アンデッドアンラック』No.132終わり。

【アンデッドアンラック】132話の感想と考察

最高過ぎる扉絵

『アンデッドアンラック』No.132の扉絵(『アンデッドアンラック』No.132 戸塚慶文 / 集英社)

今回ご紹介した『アンデッドアンラック』No.132について、まず触れたいのが扉絵です。

『週刊少年ジャンプ』2022年47号にセンターカラーとして掲載されたNo.132の扉絵は、これまでに登場したほぼ全ての否定者らが風子を見送る構図が採用されました。

満面の笑みで見送るジュイスジーナトップ一心らの「ユニオン」の面々。

リップラトラバニーも同じく笑みを浮かべており、かつて軍人として戦場を駆けたであろうビリーテラークリードは敬礼で風子を見送っています。

その他、ここで触れていない人物らも思い思いの表情や仕草で風子を見送っており、この扉絵だけでも何時間と見ていられますよね。

15巻の書影

『アンデッドアンラック』15巻(『アンデッドアンラック』15巻 戸塚慶文 / 集英社)

『アンデッドアンラック』の単行本15巻では、No.132の扉絵から一転、否定者らの目線で旅立つ風子を見送るような書影が採用されました。

ジュイスとヴィクトルの肩組みを筆頭に、いささかポーズの異なる人物も存在するものの、配置は概ねNo.132扉絵と同様。

これまた最高の一言に尽きる、なんとも粋な演出ですよね。

101回目の世界へ

”不正義”ジュイスが99回繰り返してきたループの役目は、100回目にして”不運”出雲風子へと託されました。

かくして、101回目の世界へと降り立った出雲風子。

舞台は1972年であり、100回目の世界で「ユニオン」や「アンダー」に所属していた否定者の多くは、まだ生まれてすらいません。

新たなる世界を歩む風子は、どのような道筋でかつての仲間たちと出会っていくのでしょうか。

ループを経て、瞬きすら許されない怒涛の展開を続けている『アンデッドアンラック』。

今後の展開や、いかに。

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アツ過ぎるストーリーを、ぜひ一緒に追いかけましょう!

15巻のあらすじ

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【アンデッドアンラック】ストーリーまとめ

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絶対理(マスタールール)・獣(ビースト)の猛撃は、風子に“魂”を使うヒントを与えた。一方、獣も真の力を解放! 組織(ユニオン)と獣、勝利を手にするのは!? 同刻、組織基地に絶対理・言語(ランゲージ)が突如襲来。迎え討つニコに仕掛けられたのは死の遊戯『死理取り』!?

『アンデッドアンラック』ネタバレ記事まとめ

ストーリーの記事は随時更新予定です。

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『アンデッドアンラック』キャラクターまとめ!

キャラクターまとめ記事は随時更新予定です!

キャラクター紹介
出雲風子出雲風子 アンディアンディ 安野雲安野雲 イチコイチコ
ニコニコ ジーナジーナ ファン=クーロンファン ボイドボイド
「不抜」友才友才 12代目山岡一心山岡一心 「不可視」ショーン=ダッツショーン クリードクリード
テラー ビリービリー フィルフィル シェンシェン
ムイムイ 重野力チカラ リップリップ ラトララトラ
円陣円陣 くるる ジュイスジュイス  
UMAシックシック UMAスポイルスポイル ルナルナ UMA「変化(チェンジ)」チェンジ
ループに挑む風子とアンディ
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各古代遺物の解説記事

古代遺物(アーティファクト)紹介
リメンバーリメンバー 魂の口径魂の口径
-ソウルキャリバー-
エントラスター託す者
-エントラスター-
如意金箍如意金箍
リベリオンリベリオン イージスイージス    

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アニメ『アンデッドアンラック』ティザーPV公開

2023年中に放送が予定されている、アニメ『アンデッドアンラック』。

声優さんの演技込みの本PV、ファン必見のクオリティです!!

風子の「来るよ! 不運が!!」というセリフがあまりにも解釈一致過ぎて昇天しそうでした……。アニメが待ち遠し過ぎる!!!

第1弾PVはコチラ!

第2弾PVはコチラ!

(C)戸塚慶文
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