新連載『グリーングリーングリーンズ』の紹介記事です。ストーリーの大枠をなぞりつつ、本作の面白さや読者の感想をまとめています。
Contents
【グリーングリーングリーンズ】作品の概要
『週刊少年ジャンプ』の新連載!
『グリーングリーングリーンズ』は、『週刊少年ジャンプ』冬の新連載の第1弾として掲載された作品です。
作者の寺坂研人先生は、『週刊少年ジャンプ』2019年26号掲載の『ビーストチルドレン』でジャンプ作家デビューされた作家さん。
週刊漫画2作品目となる本作は、前作に引き続き、スポーツを主題とした漫画でチャレンジされるようです。
そんな『グリーングリーングリーンズ』でスポットライトが当たるスポーツは、ゴルフ。
『ジャンプ』とゴルフの掛け算は、藤巻忠俊先生の『ROBOT×LASERBEAM』以来となりますが、うまく軌道に乗ることができるのでしょうか。
お久しぶりです。
来週よりまた週刊少年ジャンプにて連載させて頂きます。
ゴルフ漫画「グリーングリーングリーンズ」です、よろしくお願いします! pic.twitter.com/kxcdILLrei— 寺坂研人 (@teraken_rugby) November 20, 2023
第1話のあらすじ
主人公の八枝崎 珀(やえざき はく)は、いずれ”マスターズ”に出場するゴルフ選手となる高校2年生。
物語がスタートした時点でゴルフ未経験者であった珀は、他人の逸話を自慢げに語る「空っぽ」な青春を送っていた。
しかし、そんな珀の人生は、ゴルフと本気で向き合うヒロイン・王賀撫子(おうが なでしこ)との出会いにより、一変することとなって……?
読者の感想・反応まとめ
こういうスポ根系に弱いんだよなぁ
これはマジで期待できそう
こういうのいいよね!
X(旧Twitter)に投稿された感想
新連載のグリーングリーングリーンズ面白いね。スポーツ漫画はやっぱりいいな
— しゅうやん (@shu_8n) November 26, 2023
ジャンプの新連載
ゴルフのグリーングリーングリーンズ面白かったよ
ドライ系のヒロインがフォーム中に話しかけちゃってガチ申し訳なさそうにしてる表情好き
本当にマスターズまで描けるならアイシールドみたいに魅力的な外国人ライバルも出てきそうだな— リベロ (@livero_dqx) November 26, 2023
グリーングリーングリーンズめっちゃ面白っなんだこれ!
#週刊少年ジャンプ— みつ (@pen_pen_highway) November 26, 2023
でも見開きの迫力というか、珀がショット決めた瞬間の絵の引き算はめちゃくちゃかっこよくて心惹かれたから、珀がゴルフにのめり込むまでをテンポよく描いてほしい。#グリーングリーングリーンズ
— けろ🐸 (@jinmen_kaeru) November 26, 2023
手厳しい声も
概ね好意的な声が上がる一方で、「X(旧Twitter)」では手厳しい声も上がっていました。
ジャンプの新連載、初っ端から主人公の名前間違えてないか?早乙女って誰?さすがに新連載の1話の4ページ目でこんなミスはどうかと思うが。早乙女って誰とも掠ってない名前やん。それともおれの読み間違いか?そこばっか気になったわ。誤字って冷めるねんなぁ#グリーングリーングリーンズ
— あほのん@超高校級のツッコミ (@saxoth) November 26, 2023
↓↓問題のシーンはこちら↓↓
この直後、主人公(=八枝崎)が「何ぃ!?」と反応していることから、どうやら”早乙女”という別のキャラクターを呼んだわけではないようです。
「旧姓ではないか」と指摘する声もありましたが、ヒロインの王賀が主人公を「八枝崎君」と呼称していたことから、可能性としては低いでしょう。
【グリーングリーングリーンズ】本作の魅力・面白さ
サクセスストーリー
『グリーングリーングリーンズ』では、第1話冒頭に”主人公の未来の姿が描く”という演出が取り入れられました。
ゴルフにおける4大メジャー選手権大会の1つである”マスターズ”。
選ばれた者のみが出場できる場に名を連ねたのは、何を隠そう主人公・八枝崎珀です。
なお、ただ出場しただけではなく、実況・解説によって、熾烈な優勝争いを繰り広げていることが判明。
将来の珀は、トッププロの1人にまで成長を遂げるようです。
つまり本作は、”約束された成功”に向かって、主人公が走り抜ける物語。
結末がバッドエンドでないことが開示されているという意味で、ストレスなく読み進めることができそうです。
ヒロインのキャラデザ
『グリーングリーングリーンズ』に寄せられた感想の中で最も多く見られたのが、ヒロインのキャラクターデザインを褒める声です。
なお、本記事の著者もヒロインの王賀撫子に撃ち抜かれた読者の内の1人。
気付けば本記事を書き上げていました。
クールな見た目と秘めたる熱が象徴的な王賀は、意外と表情豊かな側面も有するキャラクターです。
今後のストーリー進行で、主人公とどのような関係性を構築していくのか。
そして、その実力はどれほどのものであるのか。
※8番アイアンで飛距離145ヤードを記録した時点で、少なくとも飛距離においては女性ゴルファーの平均値は逸脱していますが。
彼女の存在が、第2話以降を待ち切れない理由の1つになっています。
天才主人公
主人公の八枝崎珀は、学業成績に身体能力、いずれをとっても申し分ないキャラクターとして描かれていました。
そして、第1話終盤。
珀が放った渾身の1打は、飛距離180ヤードを記録したのです。
ドライバーはもちろんのこと、3番ウッドや5番ウッドを使用した上での数値であれば、初心者にしてはまずまず……と高評価が下されることでしょう。
しかし、珀が使用していたのは、8番アイアンです。
作中でも王賀の心情描写として解説されていた通り、これは異常な事態。
男子プロの平均値が160ヤードであるという事実が、180ヤードという数値の凄まじさを物語っています。
そんな”天賦の才を持った主人公”を引っ提げて、『週刊少年ジャンプ』のスポ根漫画界隈に殴り込みをかけた『グリーングリーングリーンズ』。
今後の展開が楽しみですね!
(C)寺坂 研人
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