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【葬送のフリーレン】作品の概要
（『葬送のフリーレン』第1巻 山田鐘人・アベツカサ / 小学館）魔王を倒した勇者一行の後日譚ファンタジー
魔王を倒した勇者一行の“その後”。
魔法使いフリーレンはエルフであり、他の3人と違う部分があります。
彼女が”後”の世界で生きること、感じることとは－－
残った者たちが紡ぐ、葬送と祈りとは－－
物語は“冒険の終わり”から始まる。
英雄たちの“生き様”を物語る、後日譚（アフター）ファンタジー！
『葬送のフリーレン』とは
『葬送のフリーレン』は、『週刊少年サンデー』にて連載中されている「後日譚ファンタジー」です。
原作・山田鐘人先生、作画・アベツカサ先生のタッグによって生み出されており、2023年のアニメ化を経て人気が徐々に拡大しています。
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この記事について
『葬送のフリーレン』第118話のネタバレと感想、考察をまとめている記事です。内容をわかりやすくお伝えします。
前回のストーリー
『葬送のフリーレン』第117話は、単行本12巻に収録されています。
【葬送のフリーレン】第118話のネタバレ
以下からは、『葬送のフリーレン』第118話「フィアラトール」の内容をネタバレ込みでご紹介していきます。
深き幻影
”七崩賢”奇跡のグラオザームが使用する「楽園へと導く魔法(アンシレーシェラ)」によって、幻覚の中に囚われてしまったヒンメルとフリーレン。
その一方で、敬虔な僧侶たるハイターは、”女神の加護”によって”呪い”から身を守り、程なくして起き上がりました。
ハイターはヒンメルを起こそうと試みますが、相手は全くの無反応。
そんな様子を見たグラオザームは、ヒンメルとフリーレンが「深き幻影の奥底にいる」と表現しました。
強力な精神魔法
（『葬送のフリーレン』第118話 山田鐘人・アベツカサ / 小学館）ヒンメルとフリーレンを守るべく、戦い始めたハイター。
……一方その頃、フリーレンとの「誓いのキス」を前にしたヒンメルは、明確な”異変”に気が付いていました。
そしてヒンメルは「僕は何をすればいい？」とフリーレンに問いかけます。
対するフリーレンも、「やっぱり」と返答。
どうやらフリーレンは、自身の中の「精神防御」が破られた形跡を発見していたようです。
しかし、グラオザームの精神魔法は極めて強力。
五感はおろか、現在に至るまでの記憶や魔力探知など、フリーレンを取り巻く全てが「現実である」と告げているのです。
……が、それでも勇者ヒンメルは、現実が「幻覚」であると気が付きました。
（『葬送のフリーレン』第118話 山田鐘人・アベツカサ / 小学館）フリーレンの力添えもあって、ヒンメルは自身の剣を握ります。
帰還
剣を握ったヒンメルは、窮地のハイターを救い出しました。
未だ幻覚から醒めない中、「ほんの少しの違和感」を追いかけることで、グラオザームと渡り合うヒンメル。
焦ったグラオザームは、再度「楽園へと導く魔法(アンシレーシェラ)」の使用を試みますが、その目論見はハイターによって阻止されました。
そしてヒンメルは、グラオザームの右手を切断することに成功。
幻影が解け、ヒンメルとフリーレンは現実へと帰還しました。
剣を操る「もう1人の魔族(＝ソリテール)」の位置を把握したヒンメルは、「走れフリーレン」と話しかけます。
その背中に微笑んだフリーレンは、「ありがとう」と言い残して走り出しました。
戦いの終わり
（『葬送のフリーレン』第118話 山田鐘人・アベツカサ / 小学館）「フィアラトール」
フリーレンが「女神の石碑」に向けて”帰還の魔法”を使用した直後。
戦いを続行しようとするグラオザームに対して、ソリテールが「そこまでよ」と話しかけました。
大魔族らの目的は、あくまで”未来のフリーレン”。
両者にこれ以上戦闘する理由はありません。
ヒンメルらとしても、大きな被害が出ることを防ぐため、おとなしく大魔族らを見逃すこととしました。
アイゼンとリヴァーレによる”戦士”同士の戦闘も、決着せぬまま終了する格好となっています。
……その後、目覚めたフリーレンは「どうして皆ぼろぼろなの？」と一言。
どうやらフリーレンは、無事にあるべき未来へと帰ることができたようです。
『葬送のフリーレン』第119話へ続く。
【葬送のフリーレン】第118話の感想と考察
女神の墓石編が終了
フリーレンが無事に帰還したことから、『葬送のフリーレン』第107話からスタートした「女神の墓石編」は終了となりました。
ヒンメル率いる勇者一行が旅するシーンが描かれた他、「終極の聖女トート」と「血塗られし軍神リヴァーレ」の初登場などが描かれた今回の中編。
見どころ十分であり、今後のストーリーがより楽しみになる伏線も散りばめられていましたね。
トートが目的とする「星を覆う”呪い”」や、グラオザームの「素顔」など、今後のストーリーで明かされるであろう要素に注目しておきたいところです。
大魔族まとめ
以下の記事では、作中で登場する「大魔族」たちをまとめています。
ぜひ併せてチェックしてみてくださいね。
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