【葬送のフリーレン】作品の概要
魔王を倒した勇者一行の後日譚ファンタジー
魔王を倒した勇者一行の“その後”。
魔法使いフリーレンはエルフであり、他の3人と違う部分があります。
彼女が”後”の世界で生きること、感じることとは--
残った者たちが紡ぐ、葬送と祈りとは--
物語は“冒険の終わり”から始まる。
英雄たちの“生き様”を物語る、後日譚(アフター)ファンタジー!
『葬送のフリーレン』とは
『葬送のフリーレン』は、『週刊少年サンデー』にて連載中されている「後日譚ファンタジー」です。
原作・山田鐘人先生、作画・アベツカサ先生のタッグによって生み出されており、2023年のアニメ化を経て人気が徐々に拡大しています。
『葬送のフリーレン』最新巻発売中!
『葬送のフリーレン』最新12巻が発売中!
この記事について
『葬送のフリーレン』12巻の各話あらすじと感想を、ネタバレありでまとめている記事です。購入を検討されている方は、ぜひ参考にしてください。
【葬送のフリーレン】12巻(最新巻)について
英雄たちの生き様を描く前日譚ファンタジー
勇者一行として魔王を倒し、その後も
長く生きるエルフの魔法使い・フリーレン。
女神の石碑に触れた途端、
彼女の意識は過去へと遡る――
物語は、過去を慈しみ、未来に希望を託す。
英雄たちの“未知”を旅する前日譚ファンタジー!
『葬送のフリーレン』12巻の概要
『葬送のフリーレン』第12巻
原作:山田鐘人 作画:アベツカサ
発売日:2023年12月18日
出版社:小学館
ISBN-10:4098530309
ISBN-13:978-4098530304
『葬送のフリーレン』12巻の収録話
- 第108話「再会」
- 第109話「残影のツァルト」
- 第110話「勇者一行」
- 第111話「護衛依頼」
- 第112話「信頼」
- 第113話「皇獄竜」
- 第114話「勇者の剣」
- 第115話「親友」
- 第116話「帰還の魔法」
- 第117話「奇跡の幻影」
【葬送のフリーレン】12巻の各話あらすじ
以下では、『葬送のフリーレン』の最新12巻のあらすじをネタバレありでご紹介しています。
第108話「再会」
前回(第107話)にて「女神の石碑」に触れたフリーレンは、およそ80年前への時間遡行を果たしました。
時間にして勇者一行の旅立ちから7年後。つまり、勇者ヒンメルの死の53年前です。
場所は変わらず北部高原「キーノ峠」。
現在の状況を完全なる「時間の逆行」であると判断したフリーレンは、帰還方法がわからず困惑します。
パーティーメンバーに相談しようにも、ハイターやアイゼンはフェルン、シュタルクと直接関わっている人物。
過去を変えることで未来が変わり、フェルンとシュタルクが消えてしまう可能性があります。
そこでフリーレンは、ひとまず勇者一行としての冒険に馴染み、帰還方法を探ることに決めました。
第109話「残影のツァルト」
突如として勇者一行の前に現れた、残影のツァルト。
”七崩賢”奇跡のグラオザームの配下であると述べたツァルトは、フリーレンを空高くへと転移させる形で攻撃します。
80年前時点では「飛行魔法」が確立されていないことから、ツァルトの攻撃はシンプルながらも強力です。
一方のフリーレンとしても、魔族に「未来の魔法の情報」を与えるわけにもいかず、時代に合わせた魔法を選択するしかありません。
フリーレンは、地面に魔法を放つことで落下速度を相殺し、無事に着地。
その後、ヒンメルを援護する形で魔法を行使し、ツァルトを追い詰めます。
第110話「勇者一行」
残影のツァルトを屠った日の夜、焚き火を囲んだ勇者一行は、フリーレンに対して説明を求めました。
隠しきれないと判断したフリーレンは「私は今から80年以上先の未来から来た」と事実を告げます。
現代から掛け離れた魔法技術を目撃したヒンメルらは、「なるほどな」と疑うことなく納得しました。
そして勇者一行は、フリーレンの帰還方法を探ることを決めました。
第111話「護衛依頼」
「寄り道」をこよなく愛するヒンメルによって、商人の護衛依頼をこなすことになった勇者一行。
雑談を交わしつつ道を進んでいたところ、突如として魔物が現れました。
人間の戦い方を学習した北部高原の魔物たちは、勇者一行をして厄介な存在。
しかし、勇者一行は協力して退治にあたり、無事に護衛を完遂しました。
かつての日々をなぞるような時間を過ごすフリーレンは「…こういうのも懐かしいな」と笑みを浮かべます。
第112話「信頼」
様々な村を巡るものの、なかなか「女神の石碑」に関する情報が集まりません。
そもそも「女神の石碑」とは、神話時代の産物。
書物の解読すら難航している代物であり、一般人が情報を持っている可能性は低いようです。
そこで勇者一行は、修道院で文献や写本をあたることに決めました。
冒険の途中、フリーレンはヒンメルとハイターの意外な関係を知って……?
第113話「皇獄竜」
一箇所目の修道院にあたるも、全く情報を得られなかった勇者一行。
しかし、北部高原には修道院のほかにも集落などが点在しています。
そこで勇者一行は、民話や口伝を頼りに再び村々を回ることに決めました。
複数の村を回った後、一行は「町の遺跡」の中心に位置する聖堂の情報を手に入れます。
先発した冒険者が帰ってこなかったため、手付かずと思しきその聖堂。
早速一行が向かうと、そこには最強の竜種たる「皇獄竜(こうごくりゅう)」の姿がありました。
勇者一行は、早速戦いを開始します。
第114話「勇者の剣」
皇獄竜を討った勇者一行は、廃村で情報集めを始めました。
……結果としては、またも情報なし。
残念な結果を前に、アイゼンは「無駄骨か」と発します。
一方のヒンメルは、「皇獄竜が討たれて この地方がまた一つ平和になった」と勇者らしい言葉を放ちました。
続いて一行は、情報を求めて付近の村への来訪を繰り返します。
そんな折、ある村で「勇者の剣」のレプリカを作成したドワーフが現れて……?
第115話「親友」
ドワーフのキーゼルから情報を得た勇者一行は、現在は魔物の巣窟になっているという廃村を目指します。
いざ辿り着くと、そこには想像を超える数の魔物が根付いていました。
戦いにすらならない軍勢を前に、ヒンメルらは全速力で逃げます。
……魔物を振り切った勇者一行は、廃村への侵入を諦めません。
正面突破は不可能と判断し、ハイターが使う隠密魔法によって突破する算段をつけました。
第116話「帰還の魔法」
廃村を訪れた勇者一行は、遂に「女神の石碑」に関する記述を発見しました。
文献に目を通したフリーレンによると、聖典の「時巡りの島の章」に帰還のための魔法の名前が記されているとのこと。
……しかし、聖典の内容は長大な暗号文となっており、まだまだ解読は途上。
加えて、「時巡りの島の章」は「空白の章」という別名で知られており、この章から魔法が見つかったことは一度として無いようです。
難航の気配が漂う、フリーレンが未来に帰還するための方策探し。
そこでヒンメルは、ある決断をして……?
第117話「奇跡の幻影」
「フリーレンから未来の情報を奪い この時代で始末する」
……そんな目的のため、複数の大魔族が一堂に会していました。
集まったのは、”七崩賢”奇跡のグラオザーム、無名の大魔族ソリテール、血塗られし軍神リヴァーレ、終極の聖女トートの4体。
残影のツァルトからの報告が途絶えたことで、魔族らは時空干渉の発生を確信していました。
さらには、80年後の未来から意識のみ時間遡行を果たした人物が、フリーレンであることも断定している様子。
終極の聖女トートは帰ってしまったものの、その他3名の大魔族は勇者一行に牙を剥き……?
第118話はこちら!
『葬送のフリーレン』単行本12巻の続きは、以下の記事からご覧いただけます。
【葬送のフリーレン】12巻の感想・まとめ
大魔族、集合
『葬送のフリーレン』12巻では、これまで登場の機会に恵まれなかった「血塗られし軍神リヴァーレ」「終極の聖女トート」を含む、4体の大魔族が登場しました。
少年心を掴むのは、いつだって敵幹部の集合シーンです。
第117話のシーンで興奮したファンの方は多いのではないでしょうか。
さて、上述した2名(※)の他、”七崩賢”奇跡のグラオザーム、無名の大魔族ソリテールが集結した現在。
※トートが帰ったため実際は1名。
いかに”未来のフリーレン”擁する勇者一行と言えど、非常に厳しい戦いになるのではないかと思われます。
続く第118話の展開やいかに……?
大魔族について
その他の大魔族については、以下の記事でまとめています。
ぜひ併せてご覧ください。
12巻の購入はこちら!
『葬送のフリーレン』の無料試し読み
『葬送のフリーレン』は、各種WEB漫画アプリ・サイトから無料で試し読みすることができます。
いわゆる「漫画Raw」をはじめとした違法サイトは、セキュリティ面でも不安が残りますので、正規のサイトでの試し読み・購入がおすすめです。
健全な漫画ライフを送っていきましょう!
Amazonなら冒頭の試し読みもできますので、購入を検討されている方はぜひ▼▽▼
ストーリー記事
単行本記事まとめ
最新巻
※記事は随時更新予定です。
キャラクター解説記事まとめ
一級魔法使いまとめ
一級魔法使いや、「一級魔法使い試験編」で合格したキャラクターをまとめています。
大魔族まとめ
「七崩賢」を含む、作中で登場した全ての大魔族をまとめています。
(C)山田鐘人・アベツカサ
本記事内で使用している画像の著作権、商標権、その他知的財産権等は、当該コンテンツの提供元に帰属します。