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【サカモトデイズ】作品の概要
町の商店を営むふくよかな男・坂本太郎。その正体は全ての悪党が恐れ、憧れた元・伝説の殺し屋!! 襲い来る危険から家族と日常を守る、坂本の日々とは…!? バトルとコメディが交錯するネオアクション活劇、開幕!!
『サカモトデイズ』とは
『サカモトデイズ』は、『週刊少年ジャンプ』にて連載中されている、鈴木祐斗先生作のバトルアクション漫画です。
主人公の坂本太郎は、かつて裏世界で名を馳せながらも、現在は引退してる元・殺し屋。
守るべき妻子を持ち、「坂本商店」を営む坂本は、”日常”を守るために戦いに身を投じてーー。
この記事について
『サカモトデイズ』第173話のネタバレと感想・考察をまとめている記事です。ストーリーをわかりやすくお伝えしています。
前回(第172話)はこちら!
【サカモトデイズ】第173話のネタバレ
以下からは、『サカモトデイズ』第173話「逃避行」の内容をネタバレ込みでご紹介していきます。
キンダカの死
『サカモトデイズ』第173話冒頭、場面は過去へと移りました。
物語は、有月が「ORDER」のキンダカを(間接的に)殺害(※)してしまった直後からスタートします。(※細かくは死亡しておらず、毒の効果で現在も昏睡状態)
逃げる有月を背後から捕まえたのは、赤尾リオンでした。
有月に向けて銃を構え、「キンダカが死んだぞ有月」と赤尾。
一方の有月は、「仕方なかった」のだと発し、戦う姿勢を見せます。
人質
少し時間が経ち、そこには仰向きに倒れ込んだ有月と、柱にもたれて座るリオンの姿がありました。
戦いに負けた有月は、「僕を殺さないのか…?」と問いかけます。
一方のリオンは、先ほど有月が言い放った「仕方なかった」という言葉が引っかかっている様子。
言葉の真意を問われた有月は、素直に家族を人質に取られている旨を伝えました。
……そう、有月は養護施設「アルカマル」に在籍する弟・楽(ガク)を人質に、麻樹(アサキ)からキンダカ殺しの指示を受けていたのです。
有月とリオンが話していた折、その場には殺連の職員複数名がやって来ました。
職員らは、有月とリオンの両名にキンダカ殺害容疑をかけ、抵抗を慎むよう言いつけます。
ここで、無抵抗のまま出頭する意向を示した有月。
一方のリオンは、職員の1人から銃を奪うと、瞬く間に全ての職員を殺害してしまいます。
2人の逃避行
殺連の職員を殺害し、有月とともに逃げることを選択したリオン。
彼女には、故郷に「守りたい家族」の存在がありました。だからこそ、有月の弟に対する気持ちを理解できるようです。
かくして有月憬と赤尾リオンの逃避行は始まりました。
殺連から追われる中、奪った車で当てもなく進む2人。
その中には、小さな幸せも散らばっており、どこか温かな空気が流れています。
しかし、そんな生活が長く続くことはなくーー?
『サカモトデイズ』第173話終わり。
【サカモトデイズ】第173話の感想と考察
共通点
当初は有月の始末を目的に動いていた赤尾リオン。
しかし、有月に”弟”という守るべき者の存在があることを知った彼女は、大切な”姪”を持つ自身と境遇を重ね、2人で逃げると言う選択を下しました。
逃げ続ける間にも、当然ながら殺連の刺客は追ってきます。
……が、当時の赤尾は既に「ORDER」クラスの腕を持つ殺し屋。
末端の殺し屋では束になっても敵わず、2人は行く当てのない逃避行を続けることとなります。
作中モノローグ曰く、長くは続かないという逃避行。
果たしてその先にあるのは……?
巨悪
『サカモトデイズ』において、序盤から主人公・坂本太郎や殺連の”共通敵”として描かれていた、”×(スラー)”有月憬。
しかし、ストーリーが進むにつれて、有月は同情の余地がある人物であり、真なる「巨悪」ではないことが判明しつつあります。
むしろ本当の悪は、”×”を生み出したと言っても過言ではない現殺連会長・麻樹でしょう。
真実が読者に対して明かされたいま、今後の『サカモトデイズ』のストーリーはどのような方向に進んでいくのでしょうか。
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『サカモトデイズ』最新巻発売中!
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南雲の一撃により深傷を負った楽(ガク)。死闘は決着までのTA(タイムアタック)に突入し…!? 地下階でX(スラー)と殺連会長・麻樹が邂逅する一方、上階ではハルマ&熊埜御(クマノミ)と神々廻(シシバ)&シンが激突!! 仲間に後を託し、Xの元へ急ぐ坂本だが…!?
『サカモトデイズ』本誌ネタバレ
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(C)鈴木祐斗
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