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【サカモトデイズ】作品の概要
町の商店を営むふくよかな男・坂本太郎。その正体は全ての悪党が恐れ、憧れた元・伝説の殺し屋!! 襲い来る危険から家族と日常を守る、坂本の日々とは…!? バトルとコメディが交錯するネオアクション活劇、開幕!!
『サカモトデイズ』とは
『サカモトデイズ』は、『週刊少年ジャンプ』にて連載中されている、鈴木祐斗先生作のバトルアクション漫画です。
主人公の坂本太郎は、かつて裏世界で名を馳せながらも、現在は引退してる元・殺し屋。
守るべき妻子を持ち、「坂本商店」を営む坂本は、”日常”を守るために戦いに身を投じてーー。
この記事について
『サカモトデイズ』第167話のネタバレと感想・考察をまとめている記事です。ストーリーをわかりやすくお伝えしています。
【サカモトデイズ】第167話のネタバレ
以下からは、『サカモトデイズ』第167話「深淵を覗く」の内容をネタバレ込みでご紹介していきます。
篁無双
鈴木祐斗先生の読切作品『骸区(ガラク)』で決め台詞として用いられた、以下のセリフ。
「ったくこの街には…生かしちゃあおけねェ クズばかり…」
……そのセリフオマージュとして、篁(タカムラ)は「この世には……生かしちゃおけねぇクズばかり」という言葉を発し、非常にも刀を振います。
まず犠牲となったのは、有月を庇ったハルマでした。
目の前で”家族”とも言うべき仲間を失い、茫然自失状態に陥った有月(ウヅキ)。
そんな中、まだギリギリ余力を残していた坂本・南雲コンビが篁へと挑みます。
しかし、篁の実力はあまりに桁違い。2対1の状態でありながらも、篁に触れることすら叶いません。
絶望的な状況で現れたのは、×(スラー)一派の楽(ガク)でした。
篁は、背後から近付く楽の存在を知覚しており、振り向きざまに刀を突き立てます。
一方の楽は、突き立てられた刀を口で受け止め、そのまま刀身を折ることに成功。
勢いのままに口に咥えた刀の先を振るい、篁の右目に深い切り傷を負わせました。
……しかし、楽の快進撃もここまで。
篁は、折れた刀をそのまま使用し、楽の胸を貫いたのです。
絶望の中で
楽を処理した直後、今度は坂本と南雲を一瞬にして切り捨ててしまった篁。
そのあまりの強さを前に、坂本は「この人には勝てない 全員死ぬ」と絶望的な確信を抱きました。
そんな状況下で、有月の身に”異変”が起こります。
目の前で”家族”にも近しい仲間を失った有月は、突如として取り乱し、その場に蹲(うずくま)ったのです。
一方の篁は、相変わらずブツブツと言葉を発しつつ、有月に向けて容赦なく刀を振いました。
……そして、刀が有月の首に到達しようとした、その時。
有月は俊敏な動きで篁の刀を奪い取ると、そのまま篁を斬り捨ててみせたのです。
衝撃的な光景を前に、一言も発せずにいる坂本と南雲。
間違いなく”最強の殺し屋”たる篁を手にかけた有月は、ブツブツと篁のような独り言を発していて……!?
『サカモトデイズ』第167話終わり。
【サカモトデイズ】第167話の感想と考察
強過ぎる男・篁
これまでの登場回から、作中最強クラスであろうことは示唆されていた男・篁。
今回ご紹介した『サカモトデイズ』第167話では、なんと坂本と南雲を同時に捌いてみせました。
いくら2人が手負いの状態とは言え、さすがに異常と言わざるを得ない強さですよね。
さらには、常に「ブツブツ」と言う効果音とともに聞き取れない言語を発している点が、異常なまでの強さに”不気味さ”と言うスパイスをプラスしています。
「ブツブツ」と言えば、前話(第166話)終盤と今話冒頭にて、読切作品『骸区(ガイク)』のセルフオマージュとして、篁が普通に喋るシーンが描かれました。
篁さん、死ぬにはあまりにも惜しい”かっこいい爺”でしたね……!
有月の異変
『サカモトデイズ』第167話の最終盤、仲間を失うストレスと、死に瀕したことによる恐怖を一挙に味わった有月は、新たな人格を形成するに至りました。
形成された人格は、なんと今まさに対峙していた篁そのもの。
”ORDERにおいて最も厄介”と言っても過言ではない男が、実質的に敵サイドとして生まれ変わってしまったのです。
いやはや、先の読めない展開が続く『サカモトデイズ』。
今後のストーリーも見逃せませんね!
次回(168話)のネタバレ
【サカモトデイズ】ストーリーまとめ
『サカモトデイズ』最新巻発売中!
『サカモトデイズ』最新18巻が2024年8月2日に発売!!
南雲の一撃により深傷を負った楽(ガク)。死闘は決着までのTA(タイムアタック)に突入し…!? 地下階でX(スラー)と殺連会長・麻樹が邂逅する一方、上階ではハルマ&熊埜御(クマノミ)と神々廻(シシバ)&シンが激突!! 仲間に後を託し、Xの元へ急ぐ坂本だが…!?
『サカモトデイズ』本誌ネタバレ
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(C)鈴木祐斗
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