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【チェンソーマン】作品の概要
高校生活に馴染めず、組(クラス)でも孤立する少女・三鷹アサ。彼女の日常は、とある”悪魔”との出会いで激変する!! 世界の新たな災厄となる、その”悪魔”の目的とは!? そして、神出鬼没のチェンソーマンの行方は…!? 血みどろの青春が炸裂する衝撃の第二部、開幕!!
『チェンソーマン』とは?
『チェンソーマン』は、オンライン雑誌『少年ジャンプ+』で第二部が連載されている、藤本タツキ先生作の大人気作品です。
第二部で主人公として描かれている三鷹アサは、あるきっかけで戦争の悪魔をその身に宿すようになった女子高生。
そんな彼女と、第一部主人公・デンジの出会いは、血みどろの化学反応を生み出して……?
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この記事について
『チェンソーマン』第79話のネタバレ記事です。魔人と化した早川アキと対峙したデンジ。街への甚大な被害を前に、遂にデンジは”決意”しました。悲劇の戦いの果てに、かつて未来の悪魔が予言した「最悪の未来」が待ち受けているとも知らずに。
前回はコチラ!
【チェンソーマン】第79話のネタバレ
第79話「キャッチボール」
強力な一撃
倒れ伏したデンジを前に、幼少期の姿のアキは「降参?」と語りかけました。
しかしデンジは、多量の血を流しつつも立ち上がり、再び銃の魔人/アキと対峙します。
そして、強力な銃撃を脇腹に受けつつも、「戻れ戻れ戻れっ」と縋るように発しながらチェンソーを振り回すデンジ。
……が、その願いが届くことはなく、銃の魔人は顔から生えた銃で凄まじい破壊力の弾を発射しました。
その攻撃により、広範囲に渡る民家が吹き飛んだほか、デンジも右腕と両足を失ってしまいます。
デンジの決意
四肢の内3つを失ったデンジは、苦しげな声を漏らしつつ吐血。
そんな折、複数の市民がデンジを取り囲むように寄ってきました。
その内の1名は手にナイフを持っており、そのナイフを振りかぶります。……そして、振り下ろされたナイフは、その人物自身の手を貫いていました。
その人物は、貫いた手から滴る血をデンジに飲ませ、「助けて…お願い……」と発言。
他の市民もそれに続き、ある者は同様に手を貫いて血を差し出し、またある者はただただ助けを乞いました。
銃の魔人となった早川アキがたくさんの被害を出しており、それに対して多くの人物が助けを乞うている現在。
そんな状況を受け入れたデンジ/チェンソーマンの横顔は、どこか決意に満ちた様子で描かれます。
涙と決着
その後の戦いは、アキの見る夢の形式で描かれます。
つい先ほどまでは、一方的に雪玉を投げていたアキ。
しかし、反撃を決意したデンジは、休む間もなく雪玉を投げつけ始めたのです。
「すごい攻撃だな!」と感心した様子のアキは、反撃のため雪玉を投げようとしますが、デンジを見て動きを止めてしまいます。
デンジは泣きながら雪玉を投げていたのです。
ポチタを心臓に宿した『チェンソーマン』1巻の第1巻以降、どのような目にあっても悲しみの涙など流していなかったデンジ。
そんなデンジの涙ながらの攻撃を受け、ついにアキは倒れ込みました。
「わかった…… …もうオレの負けだ…」
そうアキがつぶやくと、既にそこにデンジの姿はありませんでした。
その直後、アキの背後からタイヨウが走ってきました。タイヨウがキャッチボールのためにボールとグローブを取りに帰った直後、銃の悪魔が現れた、悪夢のあの日。
しかし、夢の中で銃の悪魔は現れず、”あの日”の続きのキャッチボールが行われようとしていました。
「そうだった… オレ… キャッチボールがしたいんだった」
幼少期のアキがそう呟いた直後。
現実では、チェンソーマンの二振りのチェンソーが、銃の悪魔/早川アキの体を貫いていました。
チェンソーマンへの変身が泥のように溶けると、そこにはただ呆然と固まったデンジの表情が。
そんな様子を近くで観察していた未来の悪魔は「ふふふ……」と愉快げに笑いました。そして、「お前は最悪な死に方をしただろう チェンソーの少年にとってね」と付け加えます。
倒れ伏した銃の魔人は、早川アキとして弟のタイヨウとキャッチボールに興じる夢を見ていました。
79話終わり。
【チェンソーマン】第79話の感想と考察
戦いの結末
銃の魔人として街の被害を拡大させていた早川アキ。
対するデンジは、まだ相手を倒す踏ん切りが付かず、防戦一方を強いられていました。
しかし、市民から血を分け与えられるとともに助けを乞われたデンジは、戦うことを決意。
差し込む夕日を前に、決意に満ちたカットが印象的です。
そして、その後の戦いはアキ目線の”雪合戦”にて描かれました。
激しさを増すデンジの攻撃。その瞳からは、大粒の涙がこぼれます。
姫野が死した際、仮に周りの面々が死んだとしても泣けないだろうと断じていたデンジ。
そんなシーンが描かれていたからこそ、第79話の展開には胸に迫るものがありますよね。
前回(第78話)に引き続き、第79話についても長々と語るだけ野暮でしょう。
『チェンソーマン』9巻は、とにかく読むしかないのです。
未来!! 最高悪!!
『チェンソーマン』!! 最高!!
残るは……
『チェンソーマン』9巻の第73話にて、未来視の力で”最悪の未来”を視認してしまったアキ。
その後、アキに説明を求められた未来の悪魔は、「キミとパワーはデンジにグチャグチャに殺される」と未来の詳細を語りました。
『チェンソーマン』第79話では、まずアキの”グチャグチャな死”が描かれてしまったわけです。
未来の悪魔の話を信じるのであれば、この先パワーが死ぬことも既定路線。
『チェンソーマン』10巻以降では、一体どのような「最悪の未来」が待ち受けているのでしょうか。
次回はコチラ!
※準備中
【チェンソーマン】ストーリーまとめ
第一部、第二部のストーリー記事へのリンクをまとめています。
各ストーリー記事は順次更新予定です。
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【チェンソーマン】第二部のストーリーまとめ
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【チェンソーマン】第一部のストーリーまとめ
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【チェンソーマン】キャラクター記事一覧
第二部|登場キャラクター
三鷹アサ | 戦争の悪魔 | デンジ | ナユタ |
吉田ヒロフミ | 飢餓の悪魔 | ユウコ | 亜国セイギ |
伊勢海ハルカ | 落下の悪魔 | 東山ノバナ | 須郷ミリ |
三船フミコ | バルエム |
第一部|登場キャラクター
岸辺 | 日下部 | 玉置 | 闇の悪魔 |
長剣の武器人間 | 鞭の武器人間 | 槍の武器人間 | 火炎放射器の武器人間 |
(C)藤本タツキ
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