チェンソーマン

【チェンソーマン】第134話ネタバレ 感想と考察|動き出した偽チェンソーマン!

【チェンソーマン】作品の概要

『チェンソーマン』12巻の書影(『チェンソーマン』藤本タツキ / 集英社)

高校生活に馴染めず、組(クラス)でも孤立する少女・三鷹アサ。彼女の日常は、とある”悪魔”との出会いで激変する!! 世界の新たな災厄となる、その”悪魔”の目的とは!? そして、神出鬼没のチェンソーマンの行方は…!? 血みどろの青春が炸裂する衝撃の第二部、開幕!!

『チェンソーマン』とは?

『チェンソーマン』は、オンライン雑誌『少年ジャンプ+』で第二部が連載されている、藤本タツキ先生作の大人気作品です。

第二部で主人公として描かれている三鷹アサは、あるきっかけで戦争の悪魔をその身に宿すようになった女子高生。

そんな彼女と、第一部主人公・デンジの出会いは、血みどろの化学反応を生み出して……?

各キャラクターの最新状況

この記事について

『チェンソーマン』第134話のネタバレ考察・感想記事です。チェンソーマンに変身すれば、公安はナユタを的にかける……。そんな”脅し”を受けたデンジは、生気を欠いた表情を浮かべていて……。

前回はコチラ!

再会するデンジとナユタ
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【チェンソーマン】第134話のネタバレ

第134話「普通の幸せ」

デンジの決意

スクールバッグをリュックのように背負い、心ここに在らずといった表情で立ち止まっていたデンジ。

街のテレビでは、チェンソーマンに対する批判的な声が流されていました。

学校に到着しても、デンジの耳にはチェンソーマンの話題が入ってきます。

デンジのくたびれた表情は、帰宅した後も続いていました。

ナユタの髪を乾かすデンジ(『チェンソーマン』第134話 藤本タツキ / 集英社)

ナユタが「チェンソーマン教会」の話題を振ると、デンジは「チェンソーマン教会も も〜終わりだろ?」と一言。

続けて、「俺がも〜チェンソーマンになんね〜んだから」と発しました。

デンジは、自身がチェンソーマンになることで、ナユタが公安に殺されることを嫌った様子。吉田の話をきちんと聞いていたようです。

普通が一番?

「普通が一番だよな」と語ったデンジに対して、「本当にそう思ってるの?」と問いかけたナユタ。いつになくマキマに似た、凛とした表情です。

ナユタの質問に対して「そうだよ……」と肯定で答えたデンジでしたが、「そうだよな?」と自身に問いかけました。

 

ーーその夜。

ポチタに問いかけるデンジ(『チェンソーマン』第134話 藤本タツキ / 集英社)

ナユタや犬たちが寝静まった後、トイレの便座に座ったデンジは、ポチタへの問いかけを行っていました。

極貧時代を思えば、天国かのような生活を送っていたデンジ。

しかし、現在のデンジは、今よりもさらに高いところに位置する「天国」を夢見始めたようです。

偽チェンソーマン

眠れないであろうニャーコと共にリビングに座り、テレビを点けたデンジ。

2度チャンネルを変えると、そこではチェンソーマン教会と司会者との討論が行われていました。

教会の「顔」として出演していたのは、やはり伊勢海ハルカです。

教会は、市と国防省に届出を行った上で、デビルハンターとしての活動を行なっている様子。

また、その活動を行なっているのは、「チェンソーマンの教えに賛同した者達」のようです。

その「教え」に対して懐疑的な司会者に対して、伊勢海は「チェンソーマン本人の声を聞かせてあげましょう」と発言しました。

当然のように驚き、固定電話へと目線を向けたデンジ。

しかし、電話がかかってくることはありませんでした

テレビ出演する偽チェンソーマン(『チェンソーマン』第134話 藤本タツキ / 集英社)

なんと、デンジとは別の人物が出演し、「僕がチェンソーマンです」と言い出したのです。

意味不明な展開を前に、デンジはあんぐりと口を開けて驚きます。

続けて、「ある日 正義の悪魔と出会いそこでチェンソーマンになれる力を手に入れました」とする”偽チェンソーマン”。

さらに、「戦う理由」を問われた”偽チェンソーマン”は、「悪魔のいない世界を創る為」だと返答しました。

謎の偽物が繰り広げるトークを前に、思わず「違アアうっ!!と叫ぶデンジ。

……そう、本物のチェンソーマン(=デンジ)は、大義など抱かずに戦っているのです。

突然の大声に起こされてしまったナユタは、なんとなく事態を理解し、落ち込むデンジを慰め始めました。

『チェンソーマン』第134話終わり。

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【チェンソーマン】第134話の感想と考察

チェンソーマンを騙る者

『チェンソーマン』第134話では、”偽チェンソーマン”が初めて人間の状態で登場。

確定はしていないものの、おそらくはこれまでの登場した”偽チェンソーマン”と見て間違いないででしょう。

さて、偽チェンソーマンは、”正義の悪魔と出会ったこと”でチェンソーマンとしての力を得た……と語っていました。

チェンソーマン教会、偽チェンソーマン、正義の悪魔。

3つのワードが繋がった今、物語はどのように動き出していくのでしょうか。

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デンジとナユタ

記事中でも触れましたが、第134話のナユタは、いつになくマキマに似た佇まいであったように思われます。

相手の芯を見据えたかのような”目”と、包容力……。

言動こそデンジナイズされているものの、やはり本質は”支配の悪魔”のようです。

そして、吉田ヒロフミから釘を刺されたことで、チェンソーマンになることを諦めようとしたデンジ。

ナユタは、デンジにとってそれほどまでに大切な”家族”である様子。

2人の関係性が垣間見えた第134話、控え目に言っても最高ですよね。

【チェンソーマン】第134話以降のネタバレ予想

以下からは、『チェンソーマン』第134話以降の内容の予想と考察をまとめています。

これからのデンジ

拘束されるデンジ(『チェンソーマン』第132話 藤本タツキ / 集英社)

公安による「保護」から解放されたデンジは、”チェンソーマン””ナユタの命”の二者択一を迫られていました。

結局のところ、”どちらも選ぶ”という、裏を返せば”どちらも選ばない”選択肢を採ったデンジ。

吉田ヒロフミはデンジの答えを認めていなかったものの、同僚のタイミングミスによってデンジとナユタが再会してしまい、結局その場はお開きとなりました。

ナユタの価値

上述の通り、吉田ヒロフミから迫られた二択を前に、デンジは答えを選ぶことができませんでした。

しかし、今現在のデンジにとって、ナユタは家族のような存在です。

そのナユタの生命が脅かされるとなると、さすがのデンジもチェンソーマンへの変身を渋るようになるのではないでしょうか。

吉田の前では、”チヤホヤされたい”という理由でチェンソーマンへの変身を熱望していたデンジ。

そんなデンジは、第一部での出来事を経て、「考える」ことの重要性を知りました。

ナユタを喪うことと、チヤホヤされること。2つを天秤にかけた時、デンジは……?

……結局のところ、小難しいことを考えず、とにかくチェンソーマンに変身するデンジの姿が思い浮かびますが。

次なる展開

今後のストーリーで重要になると予想される要素が「チェンソーマン教会」です。

第132話にて「世界平和チェンソーマン会」とされていたことから、個人的には”有志によるチェンソーマン協力隊”というイメージを抱いていたわけですが……。

『チェンソーマン』第133話では「チェンソーマン会」とされていた他、入会者を「信者」と呼称するなど、宗教性を帯びた組織であることが明らかになりました。

”表の顔”である伊勢海ハルカは、”教祖”として教会のトップに座しているのでしょうか。

伊勢海ハルカと謎の人物の手(『チェンソーマン』第132話 藤本タツキ / 集英社)

さて、ここで気になるのが、そんな伊勢海を裏から操っている者たちの正体です。

1人は伊勢海と同じ「デビルハンター部」に所属する、”飢餓の悪魔”キガ。

そしてもう一人については、現状では腕が1本登場のみに留まっています。

偽チェンソーマンや正義の悪魔、デビルハンター部のメンバーなど、様々な憶測が飛び交っている謎の人物の正体。

そして、今後の『チェンソーマン』のストーリー展開は?

気になる要素が日に日に増加していてっている『チェンソーマン』第二部。

次回も必見です。

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【チェンソーマン】ストーリーまとめ

第一部、第二部のストーリー記事へのリンクをまとめています。

各ストーリー記事は順次更新予定です。

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【チェンソーマン】第二部のストーリーまとめ

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【チェンソーマン】第一部のストーリーまとめ

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第二部|登場キャラクター

三鷹アサ 戦争の悪魔/ヨル戦争の悪魔 デンジデンジ ナユタナユタ
吉田ヒロフミ吉田ヒロフミ キガちゃん飢餓の悪魔 ユウコユウコ 亜国セイギ亜国セイギ
伊勢海ハルカ伊勢海ハルカ 落下の悪魔落下の悪魔 コベニの弟東山ノバナ ソードマン須郷ミリ
三船フミコ三船フミコ バルエムバルエム    

第一部|登場キャラクター

岸辺岸辺 日下部日下部 玉置玉置 闇の悪魔闇の悪魔
長剣の武器人間長剣の武器人間 鞭の武器人間鞭の武器人間 槍の武器人間槍の武器人間 火炎放射器の武器人間火炎放射器の武器人間

 

(C)藤本タツキ
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