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【チェンソーマン】作品の概要
高校生活に馴染めず、組(クラス)でも孤立する少女・三鷹アサ。彼女の日常は、とある”悪魔”との出会いで激変する!! 世界の新たな災厄となる、その”悪魔”の目的とは!? そして、神出鬼没のチェンソーマンの行方は…!? 血みどろの青春が炸裂する衝撃の第二部、開幕!!
『チェンソーマン』とは?
『チェンソーマン』は、オンライン雑誌『少年ジャンプ+』で第二部が連載されている、藤本タツキ先生作の大人気作品です。
第二部で主人公として描かれている三鷹アサは、あるきっかけで戦争の悪魔をその身に宿すようになった女子高生。
そんな彼女と、第一部主人公・デンジの出会いは、血みどろの化学反応を生み出して……?
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この記事について
『チェンソーマン』第111話に登場した「偽チェンソーマン」の正体について考察している記事です。これまでのストーリーで判明している要素をもとに、偽チェンソーマンの正体に迫ります。
【チェンソーマン】偽チェンソーマンとは?
偽チェンソーマンの概要
偽チェンソーマンとは、『チェンソーマン』第111話にて初登場した正体不明の存在です。
悪魔の姿へと変貌を遂げてしまったユウコは、親友の三鷹アサに別れを告げた上で、デビルハンター稼業の遠い親戚の元へと向かい始めました。
そんな折、未明の空の下、「ヴヴン」という駆動音が響きます。
寝付けないアサの様子や、眠りこけているデンジの姿が描かれたかと思うと、ユウコの首は胴体から切断されてしまいました。
肝となるのは、やはり「正体がデンジではない」という部分です。
上であからさまな記述を行なった通り、ユウコが殺された当時、デンジは眠っています。ナユタもその横で眠っていたことから、おそらく2人は関与していないのでしょう。
それでは一体、「偽チェンソーマン」とは何者なのでしょうか。
前置きが長くなりましたが、今回の記事ではそんな「偽チェンソーマン」の正体について考察していきます。
偽チェンソーマンの登場話
【チェンソーマン】偽チェンソーマンの正体
考察①|伊勢海ハルカは……
『チェンソーマン』第112話にて初登場した伊勢海ハルカは、デビルハンター部の部長兼生徒会長を務める人物です。
そんな伊勢海の最大の特徴は、”胸にスターターを持っている”点。
「偽チェンソーマン」が登場した111話に続くストーリーにて登場した伊勢海は、胸のスタータを披露したことにより、一躍読者の注目を集めました。
しかし、『チェンソーマン』第115話で事態は動きます。
伊勢海ハルカはチェンソーマンではなく、単なるファンボーイだったのです。
胸のスターターは手術によって取り付けられたもの。
ゆえに伊勢海は、「チェンソーマンに最も近い男」と言われているのだとか。
今後のストーリーで大どんでん返しが起こる可能性は捨てきれませんが……まずもって伊勢海は「偽チェンソーマン」ではなさそうです。
第115話の公開までは伊勢海を疑う声も多く存在していたため、ご紹介まで。
考察②|正義の悪魔
さて、ここからは真剣に「偽チェンソーマン」の正体に迫ります。
まず最初に考えたいのが、『チェンソーマン』第二部の開始当初から名前が囁かれている正義の悪魔との関係です。
正義の悪魔とチェンソーマン
学校の中に居るとされる正義の悪魔は、作中で判明している限りでは2名の女子高生と契約を結び、凶行に走らせました。
契約者の1人であるユウコ曰く、契約の対価は何も差し出しておらず、「光り輝く正義の心」を力と共に貰ったとのこと。
そんな正義の悪魔と(偽)チェンソーマンの共通点といえば、やはり「正義」でしょうか。
正義の悪魔はそもそも「正義」の名を冠する悪魔。そして、はたまたチェンソーマンは、今やヒーロー……すなわち”正義の象徴”たる存在です。
正義の悪魔の能力が関係?
さて、そんな正義の悪魔ですが、現時点で”本体”たる悪魔の能力は判然としていません。
そこで、まだ明かされていない正義の悪魔の能力こそが「偽チェンソーマン」の正体への鍵ではないか、とも考えられそうです。
例えば、正義の悪魔との契約が、「契約者の思う”正義の姿”と”力”を与える」という内容であった場合、もしチェンソーマンファン(デビルハンター部部長など)が契約を交わせば、チェンソーマンの姿に変身できるようになるかもしれません。
同じ要領で、正義の悪魔自身が”正義の象徴”の姿へと変身できると仮定すると、「偽チェンソーマン」が正義の悪魔そのものである可能性すら浮上します。
「偽チェンソーマン」の正体を暴く意味でも、今後も正義の悪魔の動向には注意しておきたいところですね。
考察③|何者かによる模倣
2つ目の説として触れておきたいのが、「何者かによる模倣」であるとする説です。
「模倣」すなわち「コピー」能力は、能力バトル漫画であれば様々な漫画に登場する、定番かつ強力な能力。
もし姿や能力のコピーを可能とする悪魔が存在するのであれば、”チェンソーマンの模倣”はなかなかに手強そうです。
考察④|そもそも別の悪魔?
続いて考えられるのが、「偽チェンソーマン」などではなく、そもそも別の悪魔であるという説です。
例えばノコギリの悪魔など、単純に頭部の形状が似ているだけ、という設定もあり得ないことはなさそうですよね。(どう見てもチェンソーですが)
可能性としては一番薄そうですが、あくまで一説として記述しました。
考察⑤|チェンソーの悪魔
続いては、偽チェンソーマンはチェンソーの悪魔であるという説です。
そもそも「チェンソーマン」は「チェンソーマン」であり、作中では一度もチェンソーの悪魔とは呼称されていません。
「電ノコ悪魔」など、他者がデンジを指すために似た呼称を用いたことこそあれど、「チェンソーマン=チェンソーの悪魔」は現時点では確定情報ではないのです。
以上を踏まえて考えると、チェンソーの悪魔や、極論ですがチェンソーマンの悪魔など、チェンソーに関連した他の悪魔が登場する可能性があります。
チェンソーマンは、戦闘方法こそチェンソーの悪魔そのものですが、「食べた悪魔を”概念”ごと消し去る」というある種のチート能力を持った存在です。
元より”悪魔”ですらなく、「チェンソーマン」という存在である…とする方が、まだ納得がいきます。
そう考えると、やはりチェンソーマンとは別の「チェンソーの悪魔」という存在が登場しても不思議ではなさそうです。
【チェンソーマン】偽チェンソーマンの正体|まとめ
まとめ
以上、5つの説を中心に、偽チェンソーマンの正体について考察を行いました。
『チェンソーマン』第128話で登場した偽チェンソーマンがいやに落下の悪魔の性質について詳しかったことから、個人的には何らかの「悪魔」が正体ではないかと予想しています。
考察②で示した「正義の悪魔」説がストーリーとの兼ね合いを見ると収まりが良いように思われますが、果たしてその正体は……?
終わりに
偽チェンソーマンを巡っては、伊勢海ハルカのスターターが見せかけだったと判明して以降、特に目立った動きはなくストーリーが進んでいました。
しかし、『チェンソーマン』第128話にて遂に偽チェンソーマン本人が現れ、いよいよストーリーが動き出そうとしています。
飢餓の悪魔や吉田ヒロフミなど、偽チェンソーマンとの関係が疑われている怪しい人物の存在も踏まえて、今後の展開も是非注視していきたいところです。
本サイトでは、他にもネタバレ記事や考察・感想記事を複数公開していますので、是非チェックしてみてくださいね。
【チェンソーマン】ストーリーまとめ
第一部、第二部のストーリー記事へのリンクをまとめています。
各ストーリー記事は順次更新予定です。
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【チェンソーマン】第二部のストーリーまとめ
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【チェンソーマン】キャラクター記事一覧
第二部|登場キャラクター
三鷹アサ | 戦争の悪魔 | デンジ | ナユタ |
吉田ヒロフミ | 飢餓の悪魔 | ユウコ | 亜国セイギ |
伊勢海ハルカ | 落下の悪魔 | 東山ノバナ | 須郷ミリ |
三船フミコ | バルエム |
第一部|登場キャラクター
岸辺 | 日下部 | 玉置 | 闇の悪魔 |
長剣の武器人間 | 鞭の武器人間 | 槍の武器人間 | 火炎放射器の武器人間 |
(C)藤本タツキ
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