チェンソーマン

【チェンソーマン】ナユタの徹底解説|能力や活躍をご紹介 デンジの特徴を持つ美少女?

【チェンソーマン】作品の概要

『チェンソーマン』12巻の書影(『チェンソーマン』藤本タツキ / 集英社)

高校生活に馴染めず、組(クラス)でも孤立する少女・三鷹アサ。彼女の日常は、とある”悪魔”との出会いで激変する!! 世界の新たな災厄となる、その”悪魔”の目的とは!? そして、神出鬼没のチェンソーマンの行方は…!? 血みどろの青春が炸裂する衝撃の第二部、開幕!!

『チェンソーマン』とは?

『チェンソーマン』は、オンライン雑誌『少年ジャンプ+』で第二部が連載されている、藤本タツキ先生作の大人気作品です。

第二部で主人公として描かれている三鷹アサは、あるきっかけで戦争の悪魔をその身に宿すようになった女子高生。

そんな彼女と、第一部主人公・デンジの出会いは、血みどろの化学反応を生み出して……?

各キャラクターの最新状況

この記事について

『チェンソーマン』第二部に登場するキャラクター「ナユタ」の解説記事です。ナユタの能力や魅力について詳しく解説しています。

【チェンソーマン】ナユタとは

Vサインするナユタ(『チェンソーマン』120話 藤本タツキ / 集英社)

転生した支配の悪魔

ナユタとは、デンジと共同生活を送っている支配の悪魔です。

第一部ではマキマという名を持ち、内閣総理大臣と契約を結ぶことで、実質的に日本を掌握していました。

『チェンソーマン』第11巻にてマキマ”としての支配の悪魔は死亡し、地獄へ帰還。

その後、地獄でも命を落としたであろう支配の悪魔は、”ナユタ”として再び現世に生まれました。

本記事では、そんなナユタの来歴や能力、性格などを解説していきます。

ナユタの来歴|第1部

中国から来日

『チェンソーマン』第1部でのナユタの登場は、最終話(第97話)のみです。

デンジがとある方法によって”支配の悪魔”マキマを倒した後、新たな”支配の悪魔”が生誕

その”新たな支配の悪魔”こそが、本記事でご紹介するナユタです。

中国で発見されたというナユタは、岸辺「盗んできた」とのこと。

外交ルートを用いて正式に渡航させたことを茶化して表現したのか、本当に盗んだのか、岸辺の言葉の真偽は不明です。多分後者。

 

さて、(手段はどうあれ)日本にやってきたナユタは、デンジが飼う事になったマキマの犬たちと戯れていました。

そんな折、岸辺と話していたデンジに「極秘な話してんだ どっかいっちまえ」と声をかけられたナユタは、デンジの指に噛み付きます。

かつてマキマに”指を噛む力を覚える”ように躾けられていたデンジ。

デンジの指を噛むナユタ(『チェンソーマン』97話 藤本タツキ / 集英社)

「この噛む力は…!?」と言い放ったデンジは、「マキマさん!?」と驚きを見せました。

噛む力だけで、ナユタの正体を実質的に見破ったのです。

岸辺曰く、ナユタにはマキマだった頃の記憶は残っていないとのこと。

また、ナユタの身柄を国に任せれば、再びマキマのような”支配の悪魔”が完成されてしまうようです。

ゆえに岸辺は、”ナユタをデンジに預ける”という決断を下しました。

ナユタの来歴|第2部

ルールを制定

『チェンソーマン』第2部に入っても、デンジとナユタは変わらず同居を続けていました。

変わった点としては、(おそらくナユタが)ルールを設定しているという点です。

現時点で開示されている「破っちゃいけないルール」は以下の3つ。

同アパート内のデンジの家以外のドアは開けない。
冷蔵庫は開けない。
訪問者は、同居人(=ナユタ)の前でデンジとイチャイチャしない。

デンジ曰く、ルールを破った際、最悪の場合「死ぬ」とのこと。

デンジ家ではナユタが実権を握っていると見えます。

登場

条件を提示するナユタ(『チェンソーマン』120話 藤本タツキ / 集英社)

『チェンソーマン』第120話にてようやく本格的な登場を見せたナユタ。

犬の散歩から帰った彼女は、デンジとキスをしていたヨルにを放ち、犬に変えてしまいました

真剣な表情で「ワオぅ! ワン!!」と吠えるヨルの姿を見て、「ギャハハハハ!!」と笑うその姿…もはやデンジです。

ナユタはデンジを「私のモン」と表現し、そんな自身のモノに唾をつけたヨルが許せなかった様子。愛が深いようで何よりです。

そしてナユタは、ヨルを”人”に戻す対価として、「毎日のアイス」と「ヨル(アサ)とはもう仲良くしない」ことを要求。

渋った様子を見せたデンジでしたが、最終的に「一番大事なのはナユタだよ…」と承諾すると、満足げにピースサインを浮かべました。

https://comichronicle.com/chainsawman-120

【チェンソーマン】ナユタの強さ

能力

支配による改変

犬と化したヨル(『チェンソーマン』120話 藤本タツキ / 集英社)

現時点で確認されているナユタの能力は、鎖を介して相手を思い通りの状態に改変してしまうと言うものです。

『チェンソーマン』第120話では、デンジに唾をつけたヨルの頭を鎖で貫き、彼女の精神を”犬”に変貌させました

また、記憶改変によって、デンジ家での出来事を忘れさせるのみならず、別の記憶を捏造することすら可能なようです。

支配の悪魔の能力は?

”ナユタ”として生まれ落ちる以前は、”マキマ”として現世を生きていた支配の悪魔。

マキマは、自身の能力を「物事を掌握する力」と説明していました。

そんなマキマが行使していた能力は、具体的には「自身より程度が低いと思えるものを支配する力」です。

例えば鳥や小動物などの(マキマ曰く)下等生物を支配して自身の”目”とすることや、他者を支配してその契約悪魔を自由に使うことなどを可能としています。

現時点では描かれていないものの、ナユタも上述のような能力を使うことができる可能性は高そうです。

【チェンソーマン】ナユタの性格や魅力

見た目

まずはなんと言っても見た目に触れざるを得ません。

第97話の初登場時とは様子が異なり、きちんと手入れされた髪型が印象的なナユタ。

切り揃えられた目にかかる程度の前髪と、後ろ髪の三つ編みはマキマを彷彿とさせます。
前髪はマキマよりやや長そうですね。

髪色を合わせれば、小さいだけのマキマになりそうな気もします。

口を尖らせるナユタ(『チェンソーマン』120話 藤本タツキ / 集英社)

そして、口を尖らせるナユタの可愛さ

”可愛い”と言うのはズルいものです。

支配の悪魔の憧れ

『チェンソーマン』第97話。デンジの夢に登場したポチタは、支配の悪魔が「ずっと他者との対等な関係を築きたかった」のだと語ります。

しかし、支配悪魔は「恐怖の力」…すなわち自身の能力を用いてしか関係を築くことができず、「家族のようなもの」に憧れを抱いていたようです。

それを聞いたデンジは、ナユタをたくさん抱きしめ、愛を持って育てることを決断したのだと考えられます。

笑うナユタ(『チェンソーマン』120話 藤本タツキ / 集英社)

そしてストーリーは進み、『チェンソーマン』120話。そこには、理知的ながらも笑い方や喋り方の節々にデンジを感じさせる、”妹”のようなナユタの姿がありました。

可愛い。

言動がデンジナイズ?

上でも少し触れましたが、再登場したナユタの言動は、かなりデンジに似たものとなっていました。

具体的には、「ギャハハハハ」と言う笑い声、「私んメシ」と言うセリフ(「私ん〜」+食事を「メシ」と呼称)、「デンジさ」などの「〜」を用いた会話法などです。

マキマの妖艶さ、ミステリアスさを兼ね揃えた話し方とは異なりますが、不思議と理知的な雰囲気は共通しているように思われます。

ナユタの話をするデンジ(『チェンソーマン』116話 藤本タツキ / 集英社)

『チェンソーマン』116話にて、デンジがナユタのことを「大学行けるくらい頭いい」と表現していましたが、単なる妹バカではなさそうですね。

ヨハネの黙示録の四騎士

武器の悪魔と4人の騎士について語るマキマ(『チェンソーマン』87話 藤本タツキ / 集英社)

『チェンソーマン』10巻の第87話。

チェンソーマンを前に武器人間達を勢揃いさせたマキマ/支配の悪魔は、かつて「武器の悪魔」たちと「4人の騎士」がチェンソーマンと戦ったことを明かしました。

”支配”の悪魔たるマキマが語った4人の騎士とは、まずもって『ヨハネの黙示録』の四騎士であると思われます。

四騎士の内訳として、第一の騎士は「支配」を、第二の騎士は「戦争」を、第三の騎士は「飢饉(=飢餓)」を、そして第四の騎士は「」を人々にもたらす役目を担っています。

第一部では、第一の騎士たる「支配」の悪魔マキマが”ラスボス”として立ち回りました。

そしてはじまった第二部では、第二の騎士たる「戦争」の悪魔ヨル三鷹アサと共に”主人公”となり、物語は進んでいます。

さらには、第三の騎士「飢餓」の悪魔も現れたことで、混沌の様相を呈している『チェンソーマン』。

今後、第四の騎士「死」の悪魔の登場も近いのではないかと予想されます。

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【チェンソーマン】ストーリーまとめ

第一部、第二部のストーリー記事へのリンクをまとめています。

各ストーリー記事は順次更新予定です。

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【チェンソーマン】第二部のストーリーまとめ

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【チェンソーマン】第一部のストーリーまとめ

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第二部|登場キャラクター

三鷹アサ 戦争の悪魔/ヨル戦争の悪魔 デンジデンジ ナユタナユタ
吉田ヒロフミ吉田ヒロフミ キガちゃん飢餓の悪魔 ユウコユウコ 亜国セイギ亜国セイギ
伊勢海ハルカ伊勢海ハルカ 落下の悪魔落下の悪魔 コベニの弟東山ノバナ ソードマン須郷ミリ
三船フミコ三船フミコ バルエムバルエム    

第一部|登場キャラクター

岸辺岸辺 日下部日下部 玉置玉置 闇の悪魔闇の悪魔
長剣の武器人間長剣の武器人間 鞭の武器人間鞭の武器人間 槍の武器人間槍の武器人間 火炎放射器の武器人間火炎放射器の武器人間

 

(C)藤本タツキ
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