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【チェンソーマン】作品の概要
（『チェンソーマン』藤本タツキ / 集英社）高校生活に馴染めず、組（クラス）でも孤立する少女・三鷹アサ。彼女の日常は、とある”悪魔”との出会いで激変する!! 世界の新たな災厄となる、その”悪魔”の目的とは!? そして、神出鬼没のチェンソーマンの行方は…!? 血みどろの青春が炸裂する衝撃の第二部、開幕!!
『チェンソーマン』とは？
『チェンソーマン』は、オンライン雑誌『少年ジャンプ＋』で第二部が連載されている、藤本タツキ先生作の大人気作品です。
第二部で主人公として描かれている三鷹アサは、あるきっかけで戦争の悪魔をその身に宿すようになった女子高生。
そんな彼女と、第一部主人公・デンジの出会いは、血みどろの化学反応を生み出して……？
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この記事について
『チェンソーマン』第104話の考察・感想記事です。内容のネタバレとともに、ストーリーの感想や先の展開の考察を述べています。
前回はコチラ！
【チェンソーマン】第104話のネタバレ 感想と考察
第104話「ネタバレ」
チェンソーマンへの恨み
（チェンソーマン 103話 藤本タツキ / 集英社）冒頭、枕に向かってパンチを繰り返すヨルは、”チェンソーマンに助けられた”事に対しての悔しさを露わにしていました。
アサから「なんでそんなにチェンソーマン嫌いなの？」と問われたヨルは、「私は昔チェンソーマンと戦った!」と語り始めます。
曰く、何度も立ち上がってくるチェンソーマンを前に、ヨルは終ぞ敗北してしまい、気づいた時には体を食われて弱くなってしまっていたとのこと。
具体的な影響としては、「世界大戦後に戦争が一度も起こらない」や「戦争が映画やゲームの世界の出来事になる」などの形で現れており、世界中で戦争への恐怖が薄まってしまったようです。
デンジの薄給イス業務
日付が変わり、クラスの女子の椅子となっているデンジが描かれます。
そんな折、クラスメイトと思われる男子生徒が、「背の高いイケメンが呼んでるぞ!」と声をかけてきました。
デンジを呼び出した人物は、吉田ヒロフミです。
開口一番に「なんでイスになってたの？」と問いかけた吉田。
デンジは、「10円で10分イスになんだよ!」とぶっきらぼうに返答しました。
時給60円の意外と世知辛い商売だったようです。
30秒で戻らなければ返金しなければならないと言うデンジは、イス業務に戻ろうとします。
（チェンソーマン 103話 藤本タツキ / 集英社）しかし、吉田が1万円を支払ったことにより、状況は一変。デンジは瞬時にイスとなり、吉田との会話を継続する事になりました。
何としてでもデンジに目立って欲しくない吉田は、「彼女が欲しい」と言うデンジを前に、協力することを約束。
デンジのタイプが「今すぐ彼氏が欲しい子!」であることを受け、吉田の脳内には一人の女子生徒が思い浮かびました。
デンジとアサ
（チェンソーマン 103話 藤本タツキ / 集英社）第四東高等学校の屋上。
アサは、なぜか隣にやってきたデンジと吉田に対し、「なんで隣で食べてるの…？」と当然の疑問を投げかけました。
「どこも混んでて外で食べようと思ってね」と返答した吉田は、「噂で聞いたけど」と切り出し、アサがチェンソーマンに助けられたことについて確認します。
その言葉に「助けた…？」と反応したデンジ。事実としては間接的にコウモリの悪魔から助け出す形になっただけであり、覚えていないのは当然です。
そして吉田は、「彼はデンジ君 チェンソーマンの大ファンだからキミと話がしたいみたい」と紹介。
別段チェンソーマンのファンというわけではないアサは、「ええ〜……」と露骨に嫌そうな表情を浮かべます。
助けられる以前はチェンソーマンのことが嫌いだったというアサ。
「薄汚い」や「馬鹿っぽい」、「気持ち悪い」などの悪口を正面から受け取ったデンジは、どれも自分のことと捉えて反論を試みます。
さらに、「人も食べるワケじゃん？ 悪魔だから!」と言い出したアサに、「食べねーよ!」と反論。
その少し後、「食べたとしても一人(※)だけだね!」と付け加えました。
※「”支配の悪魔”マキマを”人”として捉えるなら」という意味での発言と思われます。
その後も展開されるアサの様々な批判に対し、ついに我慢の限界を迎えてしまったデンジ。
（チェンソーマン 103話 藤本タツキ / 集英社）そこで彼は、なんと「オレがチェンソーマンなんだ…!」と自ずから正体をバラしたのです。
…しかし、これまでの文脈上”苦し紛れの虚言”にしか見えず、アサがその言葉を信じるはずもありません。
アサは「ダサっ」とだけ発言し、屋上を後にしてしまいました。
104話終わり。
第104話 感想と考察
吉田にとってのアサ
（チェンソーマン 99話 藤本タツキ / 集英社）デンジのタイプが「今すぐ彼氏が欲しい子」だと聞いた吉田は、その次のページでデンジとアサを引き合わせました。
アサ(事実としてはヨル)が「お前を私の彼氏にしてやろうか？」と突然の告白を行なってきたことから、吉田の中では”アサ＝今すぐ彼氏が欲しい子”と言う認識になってしまったのでしょう。
我々読者はそんな背景を知っているだけに、なんだかクスッと笑えてしまいますよね。
ついにアサとデンジが邂逅
第一部の主人公 デンジと、第二部の主人公 三鷹アサ。
『チェンソーマン』の中心人物たる2人が、今回の第104話でついに邂逅を果たしました。
デンジの立ち回りがあまりに頭の悪いものだったため、結果的に最悪の第一印象を抱いてしまう形として終わった2人。
『チェンソーマン』第二部のストーリーでは、今後の2人の関係性の変化にも注目していく必要がありそうですね。
次回はコチラ！
【チェンソーマン】ストーリーまとめ
第一部、第二部のストーリー記事へのリンクをまとめています。
各ストーリー記事は順次更新予定です。
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【チェンソーマン】第二部のストーリーまとめ
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