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【チェンソーマン】作品の概要
高校生活に馴染めず、組(クラス)でも孤立する少女・三鷹アサ。彼女の日常は、とある”悪魔”との出会いで激変する!! 世界の新たな災厄となる、その”悪魔”の目的とは!? そして、神出鬼没のチェンソーマンの行方は…!? 血みどろの青春が炸裂する衝撃の第二部、開幕!!
『チェンソーマン』とは?
『チェンソーマン』は、オンライン雑誌『少年ジャンプ+』で第二部が連載されている、藤本タツキ先生作の大人気作品です。
第二部で主人公として描かれている三鷹アサは、あるきっかけで戦争の悪魔をその身に宿すようになった女子高生。
そんな彼女と、第一部主人公・デンジの出会いは、血みどろの化学反応を生み出して……?
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この記事について
『チェンソーマン』第127話のネタバレ記事です。何者かに血を与えられたチェンソーマンは、再び起き上がって走り出しました。チェンソーマンの手は、落下の悪魔の言葉で生を諦めかけたアサの手を掴み、離しません。アサが生に絶望する中、チェンソーマンが語った言葉は……。
前回はコチラ!
【チェンソーマン】第127話のネタバレ
第127話「セーブザアサ」
安らかな落下を
落下の悪魔の力により、空へと舞い上がってしまったアサ。
何とか物に掴まることで落下は免れたものの、大ピンチであることに間違いはありません。
そんな折、アサの背後にやってきた落下の悪魔は、「貴女は既に生への執着はそれほどありませんね?」と話しかけます。
アサが恐れているのは”死”ではなく、落下時の衝撃や浮遊感、空に広がる暗闇である様子。
そこで落下の悪魔は、目を瞑るよう優しく指示し、「安らぎに包まれた落下を約束しましょう」と語りました。
何やら叫ぶヨル。しかし、その声はアサの耳には届きません。アサの脳裏には、ありし日の寮母が見せた冷たい目、変わり果てた友(ユウコ)、クラムボンが順番に浮かびます。
そしてアサは、固く目を瞑りました。
セーブ ザ アサ
目を瞑り、”落下”に身を任せたアサは、空の暗闇へと落ちていきます。
何かを叫ぶヨルは正しい重力の下に居り、その姿は瞬く間に見えなくなってしまいました。
体が落下していく折、「いい気分」に包まれたアサ。
もう人に迷惑をかけることや、勝手に傷つくことがなくなったことに安堵を覚えているようです。
しかし、そんなアサの中にも、”後悔”はありました。
「一人でいいから心の底から誰かと…」とモノローグによって”後悔”の内容が明かされようとした、その時。
駆けつけたチェンソーマンがアサの手を掴みました。
楽しい事
チェンソーマンに助けられたアサは、「放せっ!!」と暴れ始めます。
「生きてたらヤな事ばっかでしょ!?」と生を諦めた様子を見せるアサ。
同意を求められたことでチェンソーマンの気分も滅入り、2人して上へと落下し始めてしまいます。
アサの脳みそをチェンソーで斬るわけにもいかず、チェンソーマンは「楽しい事考えろ!!」とアサに指示。続けて「犬! 猫! 犬! 犬! 猫!」と発すると、2人の落下は止まりました。
その後もチェンソーマンは「猫! 猫! アイス! アイスクリーム!」と続けます。
チェンソーマンの欲望
なおも辛い表情を浮かべるアサに対して、チェンソーマンは「お前の気持ちわかるよ!!」と話し始めました。
チェンソーマンとして戦うデンジは、公安所属時代に辛い出来事に直面したことがあります。
その時の出来事を脳内でなぞりつつ、「スゲ〜いい日が続くなって思って油断してっと…! いきなり糞みたいな事が起こって全部台無しになっちまうんだよな!?」と発しました。
デンジの……チェンソーマンの言葉を前に、無言で同意するアサ。
少しの間を開けた後、「どうやって乗り越えたの… チェンソーマンは…」と前向きな質問を発しました。
しかしチェンソーマンは、「乗り越えてねーよ! チェンソーマンは!!」と返します。
辛い出来事を乗り越えるのではなく、これから先の「楽しみ」のために生きているというチェンソーマン。
確かに繋がれた2人の手。アサの気持ちが揺らぎ始めました。
そして語られたチェンソーマンの「楽しみにしてる事」とは、エッチ。
あまりに素直な欲望を前に、(おそらく)惚れかけていたアサは「きもっ!!」と現実に戻りました。
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【チェンソーマン】第127話の感想と考察
デンジが生きる理由
自身の境遇を理解した上で手を差し伸べるチェンソーマンに対して、これまたコロッと惚れかけたであろうアサ。
しかし、チェンソーマンが語った「エッチ! セックスしてみたいんだよ!!」という下心100%の想いを前に、アサの好感度はガクッと下がってしまいました。
とはいえ、これがチェンソーマン……もといデンジの良いところであるようにも思われます。
また、デンジはあくまで「エッチ」を楽しみに何とか生に食らいついているだけであり、これまでの「最悪」を乗り越えることはできていない様子。
デンジの人間らしい一面が垣間見えた1話でしたね。
次回は落下の悪魔戦へ?
落下の悪魔の”落下”からアサを救ったチェンソーマン。
ひとまず窮地を脱したことから、続くは落下の悪魔との第2ラウンドでしょうか。
とはいえ、落下の悪魔は強力。第126話での戦闘の際、チェンソーマンは完膚なきまでに叩き潰されてしまいました。
何者かの血の供与で起き上がったチェンソーマンは、今度ころ落下の悪魔に勝利することができるのでしょうか。
次回はコチラ!
以下は『チェンソーマン』第127話公開前の予想内容です。
【チェンソーマン】第127話以降のネタバレ予想
以下からは、『チェンソーマン』第127話以降の内容の予想と考察をまとめています。
チェンソーマンに血を与えた人物
『チェンソーマン』第126話の終盤、落下の悪魔に敗北して目の光を失ったデンジに対して、何者かが血を分け与えました。
「まだ戦って貰いますよ チェンソーマン」と、これまでに登場したどのキャラクターとも感じさせない口調です。
ここでは、そんな”チェンソーマンに血を与えた人物”の正体について考察していきます。
確定事項
まず初めに、考察を行うにあたって”確定している事項”を整理していきます。
登場した人物は、黒くツヤのある衣服を纏っていました。全身が描かれていないものの、公安デビルハンターか第四東高等学校の制服と見て間違いなさそうです。
第四東高等学校の生徒であった場合、男性であることは間違い無いでしょう。
また、左手のナイフで右手を切り付けていたことから、左利きではないかとも推察されます。
加えて、ローファーや革靴ではなく、スニーカーを履いているという点もヒントになりそうです。
伊勢海ハルカと亜国セイギは(これまでに描かれていたストーリーでは)ローファーを履いていたため、この2人のいずれかが正体である可能性は低いと見て良いでしょう。
正義の悪魔
まずは本命から述べていきます。
『チェンソーマン』13巻の第111話でユウコが述べていたセリフより、「学校にいる」と判明している正義の悪魔です。
この「学校にいる」が、飢餓の悪魔と同じように「通っている」という意味であった場合、制服を纏っていても何ら不思議ではありません。
動機としても、現在の作中世界において”正義の象徴(ヒーロー)”として認知されているチェンソーマンに対して、何らかの想いを抱いていても不思議では無いはず。
正義の悪魔は未登場キャラであるが故に、口調や服装による制約も受けません。
第二部の1話たる97話から(名前のみ)登場しているキャラクターですから、そろそろ姿も登場してほしい、という期待も込めて……。
吉田ヒロフミ
続いては、吉田ヒロフミ説です。
制服+スニーカースタイルであり、なおかつ落下の悪魔が玉野集合団地に出現したことを知っている人物として選出しました。
ただし、『チェンソーマン』7巻の第61話で描かれた戦闘シーンでは右手でナイフを振るっていたことから、利き手の制約に阻まれてしまいます。
また、口調も吉田を思わせないものであり、可能性としては低そうでしょうか。
コベニ弟
次に考えられるのが、コベニ弟です。
第二部の永遠の悪魔編で本格的に登場し始めたコベニ弟は、現時点で名前すら判明していないキャラクター。
しかし、あまりにも東山家の血を感じさせる言動から、ファンの間ではコベニ弟として定着している人物です。
服装が吉田と同じく制服+スニーカースタイルであり、なおかつ利き手が判明していないことから、吉田よりはチェンソーマンを助けた人物である可能性が高いのでは無いでしょうか。
とはいえ、東山家の人間が危険極まりない場所に1人で訪れるか、という問題と、口調の不一致により、結局のところコベニ弟である可能性も低そうです。
天使の悪魔
これまで『チェンソーマン』に登場したキャラクターの中で、靴を含む服装と”左利きである”(※)という点がいずれも一致しているのが、天使の悪魔です。
※『チェンソーマン』7巻の第60話より、左手で寿命武器を振るっていた。
闇の悪魔の攻撃で両腕を失った末に、マキマに強制的に力を使わされるだけの傀儡となってしまった天使。
しかし、現在そのマキマは既に公安におらず、支配からは外れているはずです。
ネックと言えば、両腕が無い点でしょうか。
上述の通り、天使の悪魔は闇の悪魔の攻撃で両腕を失ってしまっています。また、口調も天使とは思えないそれであることから、可能性としては低そうです。
仮に天使が死亡しており、地獄を経て現世に転生、なおかつ公安に再度所属していた場合、再登場もあり得そうでしょうか。
落下の悪魔との戦い
救援者の正体は謎ですが、事実として復活することができたチェンソーマン。
三鷹アサがピンチに陥っているいま、再び落下の悪魔に挑むものと思われますが、なかなか厳しい戦闘になるのでは無いかと思われます。
高過ぎる再生能力と、精神攻撃+斬撃/打撃のみでチェンソーマンをあしらっていた落下の悪魔。
同じ”超越者”であった闇の悪魔の強さを思えば、落下の悪魔がまだまだ余力を残しているであろうことは明らかです。
圧倒的な強者を相手に、チェンソーマン/デンジはどのような戦いを見せてくれるのでしょうか。
吉田ヒロフミや新たなキャラクターの救援などに期待してしまいますが、果たして……?
【チェンソーマン】ストーリーまとめ
第一部、第二部のストーリー記事へのリンクをまとめています。
各ストーリー記事は順次更新予定です。
チェンソーマン最新巻
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【チェンソーマン】第二部のストーリーまとめ
17巻 | ||||
144話 | 145話 | 146話 | 147話 | 148話 |
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16巻 | ||||
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15巻 | ||||
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14巻 | ||||
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109話 | 110話 | 111話 | 112話 |
12巻 | ||||
98話 | 99話 | 100話 | 101話 | 102話 |
103話 |
【チェンソーマン】第一部のストーリーまとめ
11巻 | ||||
89話 | 90話 | 91話 | 92話 | 93話 |
94話 | 95話 | 96話 | 97話 |
10巻 | ||||
80話 | 81話 | 82話 | 83話 | 84話 |
85話 | 86話 | 87話 | 88話 |
9巻 | ||||
71話 | 72話 | 73話 | 74話 | 75話 |
76話 | 77話 | 78話 | 79話 |
8巻 | ||||
62話 | 63話 | 64話 | 65話 | 66話 |
67話 | 68話 | 69話 | 70話 |
7巻 | ||||
53話 | 54話 | 55話 | 56話 | 57話 |
58話 | 59話 | 60話 | 61話 |
6巻 | ||||
44話 | 45話 | 46話 | 47話 | 48話 |
49話 | 50話 | 51話 | 52話 |
5巻 | ||||
35話 | 36話 | 37話 | 38話 | 39話 |
40話 | 41話 | 42話 | 43話 |
4巻 | ||||
26話 | 27話 | 28話 | 29話 | 30話 |
31話 | 32話 | 33話 | 34話 |
3巻 | ||||
17話 | 18話 | 19話 | 20話 | 21話 |
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8話 | 9話 | 10話 | 11話 | 12話 |
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1話 | 2話 | 3話 | 4話 | 5話 |
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【チェンソーマン】キャラクター記事一覧
第二部|登場キャラクター
三鷹アサ | 戦争の悪魔 | デンジ | ナユタ |
吉田ヒロフミ | 飢餓の悪魔 | ユウコ | 亜国セイギ |
伊勢海ハルカ | 落下の悪魔 | 東山ノバナ | 須郷ミリ |
三船フミコ | バルエム |
第一部|登場キャラクター
岸辺 | 日下部 | 玉置 | 闇の悪魔 |
長剣の武器人間 | 鞭の武器人間 | 槍の武器人間 | 火炎放射器の武器人間 |
(C)藤本タツキ
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