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【チェンソーマン】作品の概要
高校生活に馴染めず、組(クラス)でも孤立する少女・三鷹アサ。彼女の日常は、とある”悪魔”との出会いで激変する!! 世界の新たな災厄となる、その”悪魔”の目的とは!? そして、神出鬼没のチェンソーマンの行方は…!? 血みどろの青春が炸裂する衝撃の第二部、開幕!!
『チェンソーマン』とは?
『チェンソーマン』は、オンライン雑誌『少年ジャンプ+』で第二部が連載されている、藤本タツキ先生作の大人気作品です。
第二部で主人公として描かれている三鷹アサは、あるきっかけで戦争の悪魔をその身に宿すようになった女子高生。
そんな彼女と、第一部主人公・デンジの出会いは、血みどろの化学反応を生み出して……?
各キャラクターの最新状況
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この記事について
『チェンソーマン』第102話の考察・感想記事です。内容のネタバレとともに、ストーリーの感想や先の展開の考察を述べています。
【チェンソーマン】第102話のネタバレ 感想と考察
第102話「セーブ ザ キャット」
アサの選択
コウモリの悪魔から逃れるため、走り始めたアサとユウコ。
しかし、ものの一瞬でコウモリに追いつかれ、2人は吹き飛ばされます。
頭を打ちつつも起き上がったアサの目の前には、左足を負傷して気絶してしまったユウコの姿がありました。
背後でコウモリが別の女性を捕食している中、ヨルがアサの隣に現れ、「ユウコを殺して武器にしろ」と迫ります。
ユウコを「逃げる事のできない死んだも同然の人間」と表現したヨルは、そんなユウコを武器にすることにより、アサ自身の生存確率を上げることができると話しました。
冷や汗をかくアサに対し、コケピーの件を掘り返したヨル。
「アサは私だからわかる」と言うヨル曰く、アサはコケピーを殺したことを悔いているのではなく、「殺したのを皆に見られたことに悔いている」ようです。
いま現在、付近にはアサの他に人がいません。
ユウコを武器に変えたとて、アサを咎める人物は存在しないのです。
しかしアサは立ち上がり、ユウコを持ち上げて逃げ始めました。背後では、ヨルが「バカヤロー!!」と叫んでいます。
大事なトコで…
ユウコを抱えたアサは、汗だくになりつつも懸命に走ります。
背後からは相変わらず追いかけてくるコウモリの姿が。
生死をかけた追いかけっこの最中、少しの段差に足を取られてしまったアサは、盛大に転けてしまいました。
その後、「私はいつも大事なトコでコケるんだ」と言うモノローグと共に、アサの過去回想が差し込まれます。
ある時は友人の誕生日ケーキと共にコケ、またある時はリレー競技のゴール目前で転倒。
そして極め付けは、台風の悪魔に住んでいる町が襲われた際、近くにいた猫を助けた直後にコケてしまったのです。
母に救われて再び逃げ出したアサでしたが、当の母親は逃げ遅れ、死亡してしまいます。
転機
過去回想は続きます。
靴を貸してくれたユウコに対し、「助けたつもりになってるでしょ」と荒んだ言葉を投げかけていたアサ。
さらに彼女は、「イジめられるより誰かに可哀想って思われるほうが私は嫌」と続けます。
一方のユウコは、「アサちゃんの気持ちはどうでもいいかな」と回答。続けて、例え”結果”が間違えていたとしても、「自分の気持ちが間違ってなければ私はいいんだ」と述べました。
ーーそして、場面は現代へ。
ユウコの言葉を反芻したアサは、「私も! そう生きたい!」と強く思いました。
結果として母が亡くなってしまった際も、コケピーを圧殺してしまった際も、アサがとった行動と”気持ち”に間違いはありませんでした。
だからこそ、今回も”気持ち”に従って走るアサ。
しかし、コウモリは無慈悲にも追いつき、ユウコとアサを飲み込んでしまいました。
チェンソーマン
アサとユウコが飲み込まれた直後。
突如として、ゴキブリの悪魔とチェンソーマンがその場に乱入します。
吹き飛ばされてきたゴキブリの悪魔がコウモリの腹に直撃し、アサとユウコは無事外に出ることが出来ました。
そんな中、チェンソーの音をふかし、ゴキブリの悪魔と激しい戦闘を繰り広げるチェンソーマン。
”知性”を持つゴキブリの悪魔は、「未来のある学生一人」と「車に乗ったジジイババア5人」を持ち上げ、「どっちを助ける!?」と選択を迫ります。
しかしチェンソーマンは、どちらも選ばずにゴキブリの悪魔に向かって直進。
6人の尊い命は失われましたが、ゴキブリの悪魔は倒すことが出来ました。
なお、チェンソーマンは付近にいたネコを救出していた様子。
トロッコ問題に「猫を助ける」という例外回答が爆誕しました。
102話終わり。
第102話 感想と考察
アサの成長
長めのページ数の中で、「三鷹アサの成長」と「チェンソーマンの登場」と言う2つの展開が描かれた『チェンソーマン』第102話。
まずは前者についてですが、アサはこれまで”友達がいない原因”がヒシヒシと伝わるキャラクターとして描かれてきました。
どこかで他者を見下しており、利己的な考え方のアサ。
しかし、一度死に瀕したことや、ユウコという友人に出会えたことにより、彼女の中で”変化の兆し”が生まれ始めます。
俄然主人公らしくなってきたアサは、今後どのような活躍を見せてくれるのでしょうか。
チェンソーマンが登場
ここまで三鷹アサ主体で描かれていた『チェンソーマン』の物語。
そんな中、遂に第一部の主人公 チェンソーマン(デンジ)が登場しました。
相変わらずジャンプ主人公であることを放棄しており、文字通りメチャクチャな活躍を見せるデンジ。
三鷹アサも別の意味でメチャクチャな主人公ではありますが、やはり『チェンソーマン』の主人公はデンジですよね。
第二部での本格的なデンジの登場にも期待がかかります。
次回はコチラ!
【チェンソーマン】ストーリーまとめ
第一部、第二部のストーリー記事へのリンクをまとめています。
各ストーリー記事は順次更新予定です。
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【チェンソーマン】第二部のストーリーまとめ
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【チェンソーマン】第一部のストーリーまとめ
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【チェンソーマン】キャラクター記事一覧
第二部|登場キャラクター
三鷹アサ | 戦争の悪魔 | デンジ | ナユタ |
吉田ヒロフミ | 飢餓の悪魔 | ユウコ | 亜国セイギ |
伊勢海ハルカ | 落下の悪魔 | 東山ノバナ | 須郷ミリ |
三船フミコ | バルエム |
第一部|登場キャラクター
岸辺 | 日下部 | 玉置 | 闇の悪魔 |
長剣の武器人間 | 鞭の武器人間 | 槍の武器人間 | 火炎放射器の武器人間 |
(C)藤本タツキ
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