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【チェンソーマン】作品の概要
（『チェンソーマン』藤本タツキ / 集英社）高校生活に馴染めず、組（クラス）でも孤立する少女・三鷹アサ。彼女の日常は、とある”悪魔”との出会いで激変する!! 世界の新たな災厄となる、その”悪魔”の目的とは!? そして、神出鬼没のチェンソーマンの行方は…!? 血みどろの青春が炸裂する衝撃の第二部、開幕!!
『チェンソーマン』とは？
『チェンソーマン』は、オンライン雑誌『少年ジャンプ＋』で第二部が連載されている、藤本タツキ先生作の大人気作品です。
第二部で主人公として描かれている三鷹アサは、あるきっかけで戦争の悪魔をその身に宿すようになった女子高生。
そんな彼女と、第一部主人公・デンジの出会いは、血みどろの化学反応を生み出して……？
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この記事について
『チェンソーマン』第39話のネタバレ記事です。血を飲み過ぎたことにより、「血抜き」が必要になったパワー。バディが不在となったデンジの前には、臨時のバディがあてがわれました。その後、どこか浮かない表情を見せるデンジを、マキマがデートに誘って……？
前回はコチラ！
【チェンソーマン】第39話のネタバレ
第39話「きっと泣く」
臨時バディとして
「公安襲撃編」にて、ゾンビとの戦いで多くの血を摂取したパワーは、「血抜き」のため一時的に離脱することに。
その間のバディとして名乗りを挙げたのが、サメの魔人のビームでした。
（『チェンソーマン』第39話 藤本タツキ / 集英社)マキマ曰く「普段は会話もできないほど凶暴」とのことですが、「デンジの言う事はなんでも聞く」ようです。
事実、ビームはデンジのことを「チェンソー様」と呼び慕っており、絶対服従の姿勢を見せました。
そんな折、ふと浮かない表情を見せたデンジ。
マキマがそれを指摘すると、「最強に元気ですよ……」と言葉とは真反対の態度で返答しました。
そこでマキマは、「明日の休み私とデートしない？」と誘いをかけます。
マキマとのデート
念願の”マキマとのデート”を前に、言葉でも心でも喜びを表現するデンジ。
映画館の前で待ち合わせしていた2人は、集合時間の1時間前に合流しました。
私服姿のマキマを見ると、デンジはこれまた言葉でも心でも「カワイイ!!」と絶叫。
（『チェンソーマン』第39話 藤本タツキ / 集英社)そんなデンジに対してマキマが提案したのは、映画館デートでした。
ただ横に並んで映画を観る……思っていた”デート”と違う展開に、デンジは微妙な表情を浮かべます。
1本目の映画を観終えた2人は、カフェに入って感想を共有。2人にとってはイマイチだったようです。
続いて2、3、4、5本と映画(館)をハシゴした2人。結局2人に刺さる映画はなく、いよいよ次の映画が最後となりました。
これまでの全てが微妙な映画だったことから、「オレ映画とかわかんないのかも」と述べたデンジ。
マキマは、「私も十本に一本くらいしか面白い映画には出会えない」と同意した上で、「その一本に人生を変えられた事がある」と続けました。
心の有無
2人が最後に訪れた映画館では、時間が深夜に差し掛かっていることもあってか、人は全く見られません。
そして始まった映画。「難しくてよくわからない」と評判のその映画は、デンジの心にしっかり刺さり、涙を流させるに至ります。
デンジがふと隣を見ると、そこには同じく涙を流すマキマの横顔がありました。
同じ感情を共有していることに嬉しさを覚えたデンジは、静かに前を向き、再び映画に集中します。
映画が終わると、「あのラスト 絶対死ぬまで忘れないと思います」と感想を語ったデンジ。マキマも同意を示しており、無事2人は「面白い映画」に出会う事ができたようです。
ここで、ふとデンジは「俺に心ってあると思います？」とマキマに問いかけました。
（『チェンソーマン』第39話 藤本タツキ / 集英社)マキマは、デンジの胸に直接耳を当てて鼓動を聞いた後、「あったよ」と発言。
……デンジはもう骨抜きです。
39話終わり。
【チェンソーマン】第39話の感想と考察
臨時バディのビーム
パワー不在時の臨時バディとして充てがわれた、”サメの魔人”ビーム。
デンジのことを「チェンソー様」と呼ぶ彼は、チェンソーの悪魔、あるいはポチタについて何か知っているのでしょうか。
「普段は会話もできないほど凶暴」であるとされるビームが、忠犬と言い表しても良いほどの従順さを見せた今回。
今後のデンジとビームの絡みが楽しみであると同時に、チェンソーの悪魔についての謎が深まりましたね。
デートと映画
第39話では、マキマとの映画館デートが主軸として描かれていました。
合計6本もの映画を観た2人は、最後の最後で「面白い映画」に巡り会えたようです。
デンジとしては、異性との初めてのデートだったわけですが、良い思い出になったのではないでしょうか。
なお、「映画」は複数の藤本タツキ作品(『ファイアパンチ』や『さよなら絵梨』など)で言及されている概念です。
有名(B級)映画のパロディも作品内に散見されることから、藤本タツキ先生自身が重度の映画好きであることはまず間違いはないでしょう。
次回はコチラ！
【チェンソーマン】ストーリーまとめ
第一部、第二部のストーリー記事へのリンクをまとめています。
各ストーリー記事は順次更新予定です。
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【チェンソーマン】第二部のストーリーまとめ
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【チェンソーマン】第一部のストーリーまとめ
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【チェンソーマン】キャラクター記事一覧
第二部｜登場キャラクター
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