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【チェンソーマン】作品の概要
（『チェンソーマン』藤本タツキ / 集英社）高校生活に馴染めず、組（クラス）でも孤立する少女・三鷹アサ。彼女の日常は、とある”悪魔”との出会いで激変する!! 世界の新たな災厄となる、その”悪魔”の目的とは!? そして、神出鬼没のチェンソーマンの行方は…!? 血みどろの青春が炸裂する衝撃の第二部、開幕!!
『チェンソーマン』とは？
『チェンソーマン』は、オンライン雑誌『少年ジャンプ＋』で第二部が連載されている、藤本タツキ先生作の大人気作品です。
第二部で主人公として描かれている三鷹アサは、あるきっかけで戦争の悪魔をその身に宿すようになった女子高生。
そんな彼女と、第一部主人公・デンジの出会いは、血みどろの化学反応を生み出して……？
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この記事について
『チェンソーマン』第140話のネタバレ考察・感想記事です。須郷ミリの案内で「チェンソーマン教会」に到着したデンジ。その内部は歪な雰囲気で満ちており……。
前回はコチラ！
【チェンソーマン】第140話のネタバレ
第140話「天秤」
教会の中
須郷ミリに連れられたデンジは、「世界平和チェンソーマン教会」の本部と思しき建物にやってきました。
最上階付近にはチェンソーマンの頭部があしらわれており、なかなかに刺激的な外見です。
一方のデンジは、ただただ「抱き放題の女の子」を求めている様子。
（『チェンソーマン』第140話 藤本タツキ / 集英社)そんな折、教会の建物から「案内役」として現れたのは、東山コベニの弟・東山ノバナでした。
いざ教会の建物内に入ると、そこに居るほとんどの人物は学生です。
ノバナ曰く、チェンソーマン教会は学生主体で運営されているとのこと。
続けてノバナは、アメリカが開発したという「紫外線化学兵器」により、「大人の思考能力が落ちている」と語りました。
また、「紫外線化学兵器」は、「悪魔の力で視力がいい」というチェンソーマンが発見したとノバナ。
そんなものなど発見していないデンジは、不思議な表情を浮かべます。
不穏な教会
（『チェンソーマン』第140話 藤本タツキ / 集英社)ノバナの案内を受けている途中、デンジは通りがかった部屋について質問を投げました。
ノバナ曰く、その部屋は「チェンソーマン結婚式場」。奥にチェンソーマン像が置かれていることを除けば教会のような佇まいです。
そしてデンジは、結婚式場の横の部屋で女性との性行為に及び、女性と結婚。その上で、チェンソーマン教会に入信することになっているようです。
デンジはチェンソーマン教会への入信を全力で拒否しますが、ノバナは「案内」を継続します。
成人になった後での結婚が、アメリカによる「日本人を奴隷として管理する為のシステムだとチェンソーマンは見破った」と熱弁を振るうノバナ。
「チェンソーマン教会」の内部では、チェンソーマンの名の下に、根も歯もない事実が拡散されているようです。
あまりに胡散臭い「チェンソーマン教会」の内部事情を前に、遂に痺れを切らしたデンジ。
同行の須郷ミリはあくまで教会の肩を持ち、2人は言い合いを始めてしまいました。
バルエム
須郷とデンジが言い合いを行っている中、与えられた「案内」をこなそうとするノバナ。
そんな折、新たな人物が現れました。
須郷の「仰せの通り連れてきたぜ」と言うセリフから、その人物は教会において須郷よりも上位である様子。
（『チェンソーマン』第140話 藤本タツキ / 集英社)「やあ 久しぶり…らしいが」と話し始めたその人物の名は、「バルエム」。
見た目から察するに、第1部でも登場した”火炎放射器の武器人間”であると予想されます。
バルエムは、チェンソーマンが活躍していない現状を憂うとともに、チェンソーマンの回帰を望んでいました。
デンジが三鷹アサの名を出した後、「三鷹アサを殺したらチェンソーマンが戻ってくるって事か？」と発するなど、危うい雰囲気を発するバルエム。
さらにバルエムは、「友人 家族 日常 犬 猫」を右側、「チェンソーマンになれるスターター」を左側と提示した上で、2つを天秤にかけるよう述べました。
気味悪がったデンジは、「こんなトコ居てられっか！！」と帰ってしまいます。
去っていくデンジに対して、バルエムは「しばらく普通の生活を楽しみな！」と不穏な言葉をかけました。
『チェンソーマン』第140話終わり。
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【チェンソーマン】第140話の感想と考察
火炎放射器の武器人間
（『チェンソーマン』第87話 藤本タツキ / 集英社）今回ご紹介した『チェンソーマン』第140話では、火炎放射器の武器人間と思しき人物が再登場しました。
「バルエム」と名乗った火炎放射器の武器人間は、「悪い大人」の典型のような胡散臭さを纏っており、デンジと友好な関係を築く気はないようです。
今後はデンジと敵対する組織として描かれていくであろう「チェンソーマン教会」。
様々な思惑が交錯する「教会」は、今後どのように動いていくのでしょうか。
バルエムの地位
第139話の須郷のセリフによると、ウェポンズ(＝武器人間)は教会内で高い地位を与えられています。
今回登場したバルエムも、低くとも幹部クラスの地位は与えられていることでしょう。
近いうちに槍、鞭の武器人間も登場するのではないかと予想されます。
須郷とデンジ
あまりにもカルト寄りの教団であった「チェンソーマン教会」。
その実態を目の当たりにしたデンジは、須郷に対する認識を悪い方に改めたのではないかと予想されます。
デンジと「友達になりたい」と言う思いを吐露していた須郷。
2人が友達として共に戦う未来は訪れるのでしょうか。
また、「公安」と「教会」との板挟みのような状態に陥りかけているデンジは……？
以下は『チェンソーマン』第140話公開前の予想内容です。
【チェンソーマン】第140話以降のネタバレ予想
以下からは、『チェンソーマン』第140話以降の内容の予想と考察をまとめています。
須郷ミリと急接近？
（『チェンソーマン』第138話 藤本タツキ / 集英社)第四東高等学校に転校し、デンジとの距離を急速に詰めた”ソードマン”須郷ミリ。
彼の目的は、「チェンソーマン教会」への勧誘活動だけではなく、デンジと友達になることにあるようです。
以前の須郷は、マキマの”支配”の下、公安対魔特異7課のデビルハンターとして活動していました。
盲目的な”支配”を強制されていた須郷。しかし、チェンソーマンがマキマを倒したことにより、彼は”支配”から解放されたのです。
ゆえに須郷は、チェンソーマンに……すなわちデンジに感謝の念を抱いていました。
そして、そんな感謝から転じて、「友達になりたい」という感情が芽生えた様子。
(現時点で描かれている限りは)打算なしにデンジと友達になりたいと述べた初めての人物であろう須郷。
裏表のない素直な人物に見えますが、今後のストーリー進行で彼とデンジとの関係性はどのように変わっていくのでしょうか。
ウェポンズが登場か
（『チェンソーマン』第93話 藤本タツキ / 集英社)”ソードマン”が先行登場を果たしたことにより、ファンの間で囁かれている「武器人間」らの再登場説。
『チェンソーマン』第139話にて、”ウェポンズ”なるコミュニティの存在が明らかになったことから、再登場はさらに現実味を帯びたように思われます。
問題(?)は、再登場組の中にサムライソード、レゼ、クァンシの3名が含まれているか否かです。
『チェンソーマン』第1部にて活躍し、それぞれ人気キャラクターとして読者に認知されている上述の3名。
だからこそ、そんな3名の再登場は、『チェンソーマン』を大いに盛り上げるはずです。
”レゼと共闘するデンジ”という全読者の夢のような光景は、果たして現実のものとなるのでしょうか。
クァンシは公安に復帰？
かつては公安に所属しており、岸辺のバディであったクァンシ。
個人的な予想として、仮にクァンシが復活を果たしていた場合、”ウェポンズ”コミュニティではなく、公安デビルハンターとして復帰しているのではないかと思われます。
公安のベテランである岸辺が手を回せば、ある程度の罪は不問に付す(あるいは握り潰す)ことができるのではないでしょうか。
願望が大いに混ざった予想ですが、岸辺・クァンシバディの活躍を第2部のストーリーで摂取したいのです……！！
【チェンソーマン】ストーリーまとめ
第一部、第二部のストーリー記事へのリンクをまとめています。
各ストーリー記事は順次更新予定です。
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【チェンソーマン】第二部のストーリーまとめ
| 17巻 | ||||
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【チェンソーマン】第一部のストーリーまとめ
| 11巻 | ||||
| 89話 | 90話 | 91話 | 92話 | 93話 |
| 94話 | 95話 | 96話 | 97話 | |
| 10巻 | ||||
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【チェンソーマン】キャラクター記事一覧
第二部｜登場キャラクター
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第一部｜登場キャラクター
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