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【チェンソーマン】作品の概要
（『チェンソーマン』藤本タツキ / 集英社）高校生活に馴染めず、組（クラス）でも孤立する少女・三鷹アサ。彼女の日常は、とある”悪魔”との出会いで激変する!! 世界の新たな災厄となる、その”悪魔”の目的とは!? そして、神出鬼没のチェンソーマンの行方は…!? 血みどろの青春が炸裂する衝撃の第二部、開幕!!
『チェンソーマン』とは？
『チェンソーマン』は、オンライン雑誌『少年ジャンプ＋』で第二部が連載されている、藤本タツキ先生作の大人気作品です。
第二部で主人公として描かれている三鷹アサは、あるきっかけで戦争の悪魔をその身に宿すようになった女子高生。
そんな彼女と、第一部主人公・デンジの出会いは、血みどろの化学反応を生み出して……？
各キャラクターの最新状況
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この記事について
『チェンソーマン』単行本14巻のあらすじと感想をまとめた記事です。デンジとのデートに漕ぎ着けた三鷹アサ。しかし、デート先の水族館にて、思わぬトラブルに巻き込まれてしまい……？
【チェンソーマン】単行本14巻の概要
（『チェンソーマン』14巻 藤本タツキ / 集英社)アサがデンジとのデートに選んだ場所は、水族館!! 自慢の魅力で惚れさせて、デンジを武器にしようと目論むアサと、どうしてもペンギンが見たいデンジ。噛み合わない2人の前に、”あの悪魔”が現れるーー!! 突破口なき悪夢のデートが迎える、意外な結末とは!?
ーー『チェンソーマン』14巻 藤本タツキ /集英社
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【チェンソーマン】単行本14巻の各話あらすじ
113話「ペンギンが見たい！」
デンジとの水族館デートにあたり、三鷹アサは鏡と睨めっこしていました。
ヘアピンをつけて微笑んだアサでしたが、結局普段のスタイルで出かけることにした様子。
アサは自分の容姿に自信を持っているようであり、「ちょっと遊べばすぐ惚れるでしょ」とほくそ笑みました。
……そして始まった水族館デート。
アサのまさかのデートプランにより、デンジは早々に根を上げ、ペンギンを見に行ってしまいました。
（『チェンソーマン』第113話 藤本タツキ / 集英社）そんな折、現れたのは「飢餓の悪魔」を名乗るいつかの女子生徒で……？
114話「エンドレス水族館」
飢餓の悪魔の策により、水族館内は”永遠”と化してしまいます。
以前森野ホテルで同様の事態に見舞われたデンジは、「これは永遠の悪魔っつ〜ヤツで」と解説しますが、アサは聞く耳を持ちません。
（『チェンソーマン』第114話 藤本タツキ / 集英社）そんな折、現れたのはデビルハンター部の3名です。
元より名前が判明している伊勢海ハルカと亜国セイギの他、東山コベニの血縁者(弟？)と思しき人物も登場します。
さらにその場には吉田ヒロフミも現れ、一行は6名で行動を共にすることとなりました。
館内に脱出に繋がる道は存在しなかったものの、水はなんとか残されていた様子。
館内の魚を焼けば、食糧も向こう数日はなんとかなるようです。
生存に向けて進み出した一行。そんな中、アサは自身が携帯電話を持っていたことを思い出して……？
115話「今時の高校生」
有効な手立てを見つけることができず、水族館内で手詰まりとなった一行。
そんな折、伊勢海ハルカが現れ、「キミが携帯さえ壊さなければ今頃脱出できたんだ……」と嫌味を放ちました。
今のアサにはそんな言葉に落ち込む元気すらなく、「チェンソーマンなら何とかしてくださいよ……」と力なく返します。
初登場時、勢いよく胸のスターターを露出させていた伊勢海。
（『チェンソーマン』115話 藤本タツキ / 集英社）しかし、彼の正体はチェンソーマンなどではなく、スターターは手術によって取り付けられたものだったのです。
一方その頃、たまたま居合わせていた本物のチェンソーマン(＝デンジ)は、吉田と共に立っていました。
流石の吉田も今回ばかりは死を覚悟しているようであり……？
116話「ヒトデの味」
露骨に落ち込む三鷹アサの前に、ヒトデを持参して座ったデンジ。
水槽に張り付くコベニ弟の存在を無視しつつ、アサはヒトデの可食/不可食を判別します。
ヒトデを茹でている合間に、アサはデンジがお金に執着している理由について問いました。
これまで「クソみてえな人生」を歩んでいたと明かしたデンジは、自身の同居人(＝ナユタ)に「普通に生きてほしー」のだと語ります。
それを聞いたアサは、少なからずデンジのことを見直した様子。
（『チェンソーマン』116話 藤本タツキ / 集英社）デンジとのひと時により、ある程度の元気を取り戻したアサ。その脳内に、水族館を脱出するための妙案が浮かび……？
117話「ペンギンと武器」
永遠の水族館から脱するため、水槽に手を触れた三鷹アサは、「水族館槍(アクアリウムスピア)」と言い放ちます。
（『チェンソーマン』117話 藤本タツキ / 集英社）次の瞬間、水族館は文字通り「槍」となってアサの手に握られると共に、これまで姿を見せなかった永遠の悪魔が現れました。
吉田ヒロフミのアシストもありつつ、三鷹アサの体に帰還したヨルが永遠の悪魔を撃破。
無事永遠の悪魔編は完結となります。
なお、今回の事件を仕組んだ飢餓の悪魔は、付近のビルからその様子を伺っていた様子。
吉田ヒロフミは、そんなキガの視線に気がついていて……。
118話「別れの挨拶」
（『チェンソーマン』第118話 藤本タツキ / 集英社）アサを家まで送ったデンジに対して、「デンジ脊髄剣!」と唐突にデンジの武器化を試みたヨル。
しかし、なぜか武器化は不発に終わり、ヨルが何度「デンジ脊髄剣」の生成を試みても結果は変わりませんでした。
あろうことか、デンジはヨルの頭に手を置き、「アサ脊髄剣」と発言。
「さよならに変わる良い挨拶だな!」と言い残し、爽やかに去っていきました。
ーーそして、翌日。
水族館デートが台無しになったことを受け、デンジとアサはデートのリベンジを行うことに。
そのデートの舞台は、まさかのデンジ宅で……？
119話「泥棒」
アサを自宅へ招き入れたデンジは、複数の「ルール」を提示しました。
その内容は、①デンジ宅以外のドアは開けてはいけない、②冷蔵庫は開けてはいけない、③同居人(ナユタ)の前でデンジとイチャイチャしない、の3つです。
3つ目のルールを巡って、アサはデンジへの好意をきっぱりと否定。
果ては、「逆に嫌いだから!!」と言い放ちました。
落ち込んだ様子を見せるデンジに対し、「もう私と関わらないほうがいいよ」と忠告を発したアサ。
しかし、ここで動いたのがヨルです。
アサの体を乗っ取ったヨルは、突如としてデンジの唇を奪いました。
（チェンソーマン 119話 藤本タツキ / 集英社）ここで、間の悪いことにナユタが帰宅。
キスの現場を目撃されてしまい……？
120話「トライアングル」
（チェンソーマン 120話 藤本タツキ / 集英社）”支配の悪魔”ナユタの鎖に脳天を貫かれたヨルは、犬になってしまいました。
その様子を見たナユタは、「ギャハハハハ!!」とデンジと似た笑い声をあげます。
一方のデンジは、ナユタの行いを注意するとともに、元に戻すよう叱りました。
しかしナユタは、「お腹空いたから無理!」と拒否。
そんなナユタの態度を受け、デンジはひとまず食事を済ませることにしました。
（チェンソーマン 120話 藤本タツキ / 集英社）食事を終えたナユタは、デンジに対して「毎日私にアイスを食べさせる事」と「コイツとはもう仲良くしない事」の2つの条件を提示しました。
デンジが渋々条件を受け入れると、ナユタはアサ/ヨルの記憶を改竄(かいざん)した上で放出。
デンジとのお家映画館デートはなかったこととなり、校門前に立ったアサは、デートをすっぽかされたのだと理解しました。
そんな折、ふと吉田ヒロフミが現れて……？
121話「幸福論」
吉田ヒロフミに連れられて、アサは生徒会室へとやってきました。
2人きりの教室、改まった雰囲気。
そして、多忙な身の上であるはずの吉田が、相手をしてくれているという事実。
アサは、吉田が自身に告白してくるのではないかと勘ぐり始めました。
（『チェンソーマン』121話 藤本タツキ / 集英社）しかし、実際に吉田が言い放ったのは「もうデンジ君と関わるのはやめてほしいんだ」というアサにとって意外な言葉でした。
デンジにデートをすっぽかされ、吉田からは謎の言葉をかけられ……散々な1日を過ごしたアサは、気分が落ち始めて……。
122話「大予言」
（『チェンソーマン』第122話 藤本タツキ / 集英社)あるカフェの中、吉田ヒロフミに呼び出された飢餓の悪魔が、大量のデザートを注文していました。
今回吉田は、キガのことを「飢餓の悪魔」と認識した上で呼び出した様子。
吉田が所属する公安は、「1999年7月に恐怖の大魔王が降りてくる」という旨の”ノストラダムスの大予言”について情報を集めているようです。
世間では”都市伝説”の類として語られている大予言。
しかし公安は、囚人30名を用いた実験により、大予言を真実として捉えていました。
吉田は、そんな公安の命により、情報を聞き出すためにキガを呼び出したようです。
（『チェンソーマン』第122話 藤本タツキ / 集英社）問われたキガは、東区玉野集合団地に「根源的恐怖の名を持つ悪魔」が現れたと発言。
曰く、その悪魔は「これから世界を最悪の恐怖に導く一人目の悪魔」です。
一方その頃、玉野集合団地付近を歩いていた三鷹アサ/ヨルの目の前に、危険な存在感を放った悪魔が現れて……？
123話以降
単行本14巻の続きは以下からご覧ください。
【チェンソーマン】単行本14巻の感想と考察
盛りだくさんの一冊
『チェンソーマン』14巻は、飢餓の悪魔登場、永遠の悪魔の復活、東山コベニの弟と思しき人物の登場、伊勢海ハルカの正体が判明、デンジ脊髄剣、などなど、とにかく挙げ始めればキリがないほどの情報量でした。
各話の詳細な感想や考察は各話の記事に譲るとして、本記事では印象的だった要素のみを取り上げていきます。
いやはや、満足感のすごい一冊でしたね……。
偽チェンソーマンは誰？
（『チェンソーマン』第111話 藤本タツキ / 集英社）『チェンソーマン』13巻の第111話で登場し、ユウコを殺害した謎の悪魔。
その形状はチェンソーマンと酷似しているものの、中身はデンジではないようです。
正体が謎に包まれたその存在は、伊勢海ハルカ扮する偽チェンソーマンかと思われましたが、今回ご紹介した第115話にて、伊勢海の正体が単なるファンボーイであると判明しました。
以下の記事では、そんな「偽チェンソーマン」の正体について考察していますので、是非チェックしてみてください。
妖艶な美女の正体
今回ご紹介した『チェンソーマン』14巻では、ユウコ編に登場していた悪魔の正体が飢餓の悪魔であると判明しました。
その能力や狙いなどは未だ判明していませんが、人類に仇なす存在であることに間違いはなさそうです。
第一部におけるマキマのような、ミステリアスな敵キャラクターとして描かれていくのではないかと予想されます。
今後の動きを注視していきたいキャラクターですね。
キガという悪魔
以下の記事では、キガちゃんこと飢餓の悪魔のこれまでの動きや正体について解説/考察しています。
本編と併せて、是非チェックしてみてください。
根源的恐怖の名を持つ悪魔
『チェンソーマン』14巻収録話の122話「大予言」にて、「根源的恐怖に名を持つ悪魔」が登場しました。
14巻時点で”名前”は不明ですが、闇の悪魔と同格の存在であり、果てしない強さを持つことだけは確かです。
「根源的恐怖の名を持つ悪魔」については、以下の記事で詳しく解説しています。
是非本編と併せてご覧ください。
14巻の表紙について
単行本14巻の表紙は、妖艶な雰囲気を纏ったキガちゃんこと飢餓の悪魔が飾りました。
キガちゃんの雰囲気にマッチした荘厳な背景で、めちゃくちゃ良いですよね。
本当に良過ぎる。控えめに言っても最高です。
読破用に観賞用、保存用。最低でも3冊は買いたい(買った)。
……と、そんなことはさておき。
素晴らし過ぎるキガちゃんのビジュアルを際立たせる背景のステンドグラスは、アシスタントの詩野エリス先生が描画されたとのこと。
神秘的なまでの魅力を兼ね備えたキガちゃんにぴったりな背景ですよね。天才爆誕。
是非書店や電子書籍で購入を……！！
チェンソーマン14巻、ステンドグラスの背景描かせていただいてます！ぜひお手に取ってみてください！ https://t.co/NZvMFvvDJU
— 芳野嗣 (@yo4no2kasa) March 23, 2023
【チェンソーマン】ストーリーまとめ
第一部、第二部のストーリー記事へのリンクをまとめています。
各ストーリー記事は順次更新予定です。
チェンソーマン最新巻
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【チェンソーマン】第二部のストーリーまとめ
| 17巻 | ||||
| 144話 | 145話 | 146話 | 147話 | 148話 |
| 149話 | 150話 | 151話 | 152話 | |
| 16巻 | ||||
| 134話 | 135話 | 136話 | 137話 | 138話 |
| 139話 | 140話 | 141話 | 142話 | 143話 |
| 15巻 | ||||
| 123話 | 124話 | 125話 | 126話 | 127話 |
| 128話 | 129話 | 130話 | 131話 | 132話 |
| 133話 | ||||
| 14巻 | ||||
| 113話 | 114話 | 115話 | 116話 | 117話 |
| 118話 | 119話 | 120話 | 121話 | 122話 |
| 13巻 | ||||
| 104話 | 105話 | 106話 | 107話 | 108話 |
| 109話 | 110話 | 111話 | 112話 | |
| 12巻 | ||||
| 98話 | 99話 | 100話 | 101話 | 102話 |
| 103話 | ||||
【チェンソーマン】第一部のストーリーまとめ
| 11巻 | ||||
| 89話 | 90話 | 91話 | 92話 | 93話 |
| 94話 | 95話 | 96話 | 97話 | |
| 10巻 | ||||
| 80話 | 81話 | 82話 | 83話 | 84話 |
| 85話 | 86話 | 87話 | 88話 | |
| 9巻 | ||||
| 71話 | 72話 | 73話 | 74話 | 75話 |
| 76話 | 77話 | 78話 | 79話 | |
| 8巻 | ||||
| 62話 | 63話 | 64話 | 65話 | 66話 |
| 67話 | 68話 | 69話 | 70話 | |
| 7巻 | ||||
| 53話 | 54話 | 55話 | 56話 | 57話 |
| 58話 | 59話 | 60話 | 61話 | |
| 6巻 | ||||
| 44話 | 45話 | 46話 | 47話 | 48話 |
| 49話 | 50話 | 51話 | 52話 | |
| 5巻 | ||||
| 35話 | 36話 | 37話 | 38話 | 39話 |
| 40話 | 41話 | 42話 | 43話 | |
| 4巻 | ||||
| 26話 | 27話 | 28話 | 29話 | 30話 |
| 31話 | 32話 | 33話 | 34話 | |
| 3巻 | ||||
| 17話 | 18話 | 19話 | 20話 | 21話 |
| 22話 | 23話 | 24話 | 25話 | |
| 2巻 | ||||
| 8話 | 9話 | 10話 | 11話 | 12話 |
| 13話 | 14話 | 15話 | 16話 | |
| 1巻 | ||||
| 1話 | 2話 | 3話 | 4話 | 5話 |
| 6話 | 7話 | |||
【チェンソーマン】関連記事一覧
【チェンソーマン】キャラクター記事一覧
第二部｜登場キャラクター
 三鷹アサ |
 戦争の悪魔 |
 デンジ |
 ナユタ |
 吉田ヒロフミ |
 飢餓の悪魔 |
 ユウコ |
 亜国セイギ |
 伊勢海ハルカ |
 落下の悪魔 |
 東山ノバナ |
 須郷ミリ |
 三船フミコ |
 バルエム |
第一部｜登場キャラクター
 岸辺 |
 日下部 |
 玉置 |
 闇の悪魔 |
 長剣の武器人間 |
 鞭の武器人間 |
 槍の武器人間 |
 火炎放射器の武器人間 |
（C）藤本タツキ
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