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【チェンソーマン】作品の概要
（『チェンソーマン』藤本タツキ / 集英社）高校生活に馴染めず、組（クラス）でも孤立する少女・三鷹アサ。彼女の日常は、とある”悪魔”との出会いで激変する!! 世界の新たな災厄となる、その”悪魔”の目的とは!? そして、神出鬼没のチェンソーマンの行方は…!? 血みどろの青春が炸裂する衝撃の第二部、開幕!!
『チェンソーマン』とは？
『チェンソーマン』は、オンライン雑誌『少年ジャンプ＋』で第二部が連載されている、藤本タツキ先生作の大人気作品です。
第二部で主人公として描かれている三鷹アサは、あるきっかけで戦争の悪魔をその身に宿すようになった女子高生。
そんな彼女と、第一部主人公・デンジの出会いは、血みどろの化学反応を生み出して……？
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この記事について
『チェンソーマン』に登場するキャラクター「岸辺」を徹底的に解説している記事です。岸辺の作中での活躍や強さ、魅力などについてまとめています。
【チェンソーマン】岸辺とは
（『チェンソーマン』第29話 藤本タツキ / 集英社)最強のベテランデビルハンター
岸辺(きしべ)は、「最強」を自称する公安デビルハンターです。
現役のデビルハンターとして前線で活動しつつ、早川アキや姫野など、東京公安に所属するデビルハンターらの師としても活躍。
デンジやパワーの実力アップにも大いに貢献した人物です。
今回の記事では、そんな岸辺の作品内での活躍や強さについてご紹介します。
最新話の内容に合わせて随時更新していきますので、是非最後までご覧ください。
岸辺の来歴｜第一部
初登場〜公安襲撃編
岸辺が初登場したのは、『チェンソーマン』2巻の第14話です。バディを喪った姫野の前に現れた岸辺は、新しい姫野のバディとして早川アキを紹介しました。
それからしばらくの間が空き、4巻の第29話。いよいよ岸辺が本格的に登場します。
背景として、公安はサムライソードと沢渡率いる一味の襲撃を受け、大幅に人員を削られてしまっていました。
そこで、相手方から狙われているデンジと、そのバディたるパワーの実力を向上させる人物として登場したのです。
岸辺による”指導”はスパルタ式。その内容は、デンジとパワーが自身を倒せるようになるまで狩り続ける……というものでした。
そんな徹底的な指導の甲斐あってか、デンジとパワーは無事に成長。
ついには岸辺の頬に一撃を入れられるほどの実力にまで育て上げました。
レゼ編
レゼ編での岸辺は、最終盤の第52話にて登場。
レゼがソ連の「モルモット」と呼ばれる存在であったことを解説する役目を担いました。
ストーリーの本筋にはほぼ関与していません。
世界の刺客編
『チェンソーマン』7巻の第61話、世界の刺客編に入った本編で、岸辺は登場します。
デンジと護衛チームがデパート内で攻防を繰り広げていた折、岸辺もデパートに到着。
（『チェンソーマン』第61話 藤本タツキ / 集英社)クァンシの4名の取り巻き魔人を発見し、単騎で戦いを挑みました。
対するクァンシの取り巻き魔人 ピンツイは、岸辺を「雑魚」と一蹴。余裕の表情を浮かべて臨戦の構えを見せます。
特に戦いのシーンは描かれませんでしたが、なんと61話の内に決着し、岸辺が勝利。
4名の魔人の内2名(ピンツイとロン)は、岸辺の(魔)人質となってしまいました。
その後、岸辺は人質とした魔人2名を足掛かりに、クァンシに”マキマ殺し”への協力を要請します。……が、交渉は決裂。
戦いの末にクァンシからデパートを放り出されてしまいます。幸か不幸か、クァンシに敗北したことにより、結果的に地獄旅行は免れる形となりました。
また、「世界の刺客編」最終盤、事態の収拾に動いたマキマに帯同する形で登場。
目隠しをした状態で、クァンシの死に立ち会いました。
銃の悪魔編
『チェンソーマン』第9巻で描かれた「銃の悪魔編」にて、岸辺は北海道へ行くこととなった早川家からニャーコを預かりました。
（『チェンソーマン』第72話 藤本タツキ / 集英社)その後、東京へと帰ってきたアキから、銃の悪魔討伐遠征の不参加を持ちかけられます。
アキに後悔がないよう何度か確認を入れた後、意思の固さを確信した岸辺は、特異4課の不参加を上層部に伝えました。
チェンソーマン編
クァンシに持ちかけていた通り、かねてよりマキマ殺しを画策していた岸辺。
『チェンソーマン』10巻の第83話にて、ついにその作戦は実行へと移されました。
まずはロケットランチャーにて狙い撃ちを行い、一度マキマを殺害。
その後、突入した重装備の部隊が絶やすことなくマキマに銃撃を浴びせ、殺害し続けることで”自由”を封じます。
マキマが死なないことを理解している岸辺は、”対マキマ対策部隊”なる切り札も用意していました。
部隊に所属する6名は、岸辺の「すまない」という言葉を皮切りに、首を切って自害。
自らの命を代償に、地獄の悪魔を呼び寄せました。
一方のマキマは、「助けてチェンソーマン」と言い放ち、デンジの中に眠る真のチェンソーマンを呼び覚ましてしまいます。
真チェンソーマンの顕現を受け、マキマ殺しは失敗。
（『チェンソーマン』第84話 藤本タツキ / 集英社)最後は岸辺自ら銃を持ってマキマに接近しますが、殺害が不可能であることを悟り、情報のみ引き出す形で作戦は終了となります。
最終決戦に向けて
『チェンソーマン』11巻の第91話。
”地獄のヒーロー”チェンソーマンとして、自我に関係なく動いていたデンジは、パワーの助けで自分を取り戻しました。
ここで現れたのが、岸辺です。
”人間”に戻ったデンジに「マキマから逃してやる」と声をかけた岸辺は、デンジをセーフティハウスへと逃します。そこにはコベニの姿もありました。
その後、デンジから「マキマを倒す方法」を聞かされた岸辺は、協力を約束。
マキマとの最後の決戦に挑むデンジに対し、エールを贈りました。
戦いの果てに
戦いが終わると、岸辺はデンジと再会しました。
岸辺は、中国で発見された「新たな支配の悪魔」を盗んできた様子。
（『チェンソーマン』第97話 藤本タツキ / 集英社)ナユタと名乗るその少女を、デンジに任せることにしたようです。
岸辺は「これから忙しくなる」と述べ、ナユタを置いて姿を消してしまいました。
以降、岸辺は本編に登場していません。
岸辺の来歴｜第二部
岸辺は最新話時点で第二部に登場していません。
本編で登場次第、本記事に追記予定です。
【チェンソーマン】岸辺の強さ
戦闘能力
岸辺は素で高い戦闘能力を有している人物であり、魔人4名を同時に相手取り、無傷で勝利できるほどの実力者です。
クァンシとの戦闘についていけるだけの動体視力も持っており、全盛期と比べれば老いているものの、未だ第一線のデビルハンター。まだまだ衰えは感じさせません。
以下からは、そんな岸辺の強さについて、さらに詳しく見ていきます。
ナイフ捌き
（『チェンソーマン』第30話 藤本タツキ / 集英社)岸辺の真骨頂は、『チェンソーマン』4巻の第30話などで描かれたナイフ捌きです。
デンジが武器を一振りしている間、岸辺は攻撃を避けた直後に3度もナイフを突き刺しています。
回避力と攻撃力。いずれも高いレベルだ兼ね備えているようです。
教育者としての一面
上述した高い実力の下、スパルタ方式で育て上げた公安デビルハンターは数知れず。
姫野からは「師匠」と呼ばれている他、若き早川アキを育て上げ、デンジとパワーに”知恵”を授けました。
岸辺から指導を受けたデンジは、その後のサムライソード戦で見事に勝利。岸辺の指導力の高さが垣間見えました。
契約悪魔
岸辺は爪の悪魔、ナイフの悪魔、針の悪魔と契約していることが判明しています。
一方で、契約悪魔を見抜いたピンツイ(クァンシの取り巻き魔人)曰く、岸辺の体に「契約で払えるような物はもうほとんど残っていない」とのこと。
つまり、生存に必要なものを除く、ほとんどの内臓が欠落しているということでしょう。
岸辺が上記3悪魔を使用していると断言できるシーンは本編に存在していないため、契約は結んでいるものの、履行するために差し出せる物が本当にないのかもしれません。
ナイフの悪魔の力？
本編中の岸辺は、何もないところから瞬時にナイフを取り出す様子が度々描かれています。
作中で名言はされていないものの、これがナイフの悪魔との”契約”によるものである可能性は否定できません。
なお、爪、針の悪魔については、能力と疑われるものすら作中で登場しておらず、今なお謎のままです。
【チェンソーマン】岸辺の性格や魅力
情に厚い
（『チェンソーマン』第32話 藤本タツキ / 集英社)感情を表情に出すことをしないため、冷徹な人物に見える岸辺ですが、意外にも情に厚い一面を持っています。
例えば『チェンソーマン』4巻の第32話のワンシーンです。
スパルタ指導への感謝を述べたデンジに対して、神妙な表情を浮かべていた岸辺。後のマキマとの会食で、「おもちゃにも情が湧く」と発言していました。
当初は”不死身”のデンジと”ほぼ不死身”のパワーを、「壊れないおもちゃ」程度に認識していた様子。
しかし、指導を通して2人を知ることにより、終ぞ弟子への情が湧いてしまったようです。
その他、クァンシがマキマの手によって首を刎ねられたシーンや、デンジがマキマとの「最後の戦い」に挑む際にかけた言葉(後述)など、複数のシーンで岸辺の”情”は散見されます。
ポーカーフェイスながらも、内面の感情は豊かな人物のようです。
クァンシのことが・・・
『チェンソーマン』7巻の第61話にて、クァンシの元バディであることが判明した岸辺。
同8巻の第70話では、マキマによって殺害されたクァンシを前に、「何も見たくねえ」と目隠しを取りたがらない様子を見せていました。
なお、単行本8巻のおまけページでは、バディ時代の2人が描かれており、岸辺が度々クァンシに告白していたことが判明します。
デレデレな岸辺と辛辣なクァンシの掛け合いが絶妙ですので、未読の方はぜひ。
【チェンソーマン】岸辺の名シーン
お前はデンジか？
（『チェンソーマン』第91話 藤本タツキ / 集英社)『チェンソーマン』11巻 第91話にて、遂に復活を果たしたデンジ。
現れた岸辺は、「お前はデンジか？ それともチェンソーのバケモノか？」と質問を投げかけました。
そして岸辺は「お前がデンジならどうにかマキマから逃してやる」と投げかけた後、デンジを見つめます。
早川アキに続き、バディのパワーをも喪ったデンジの前に”味方”として現れた岸辺。
デンジにとって、この時の岸辺がどれほど心強かったか……。
思わず「先生！！」と叫びたくなるシーンですよね。
死ぬなよデンジ
（『チェンソーマン』第96話 藤本タツキ / 集英社)『チェンソーマン』11巻の第96話、マキマこと支配の悪魔を倒すため、愛をもって「摂取する」ことを選んだデンジ。
そんなマキマとの「最終決戦」に挑む弟子に対して、岸辺は「死ぬなよ」と声をかけます。
続けて、今まで出会った人物の中で「一番デビルハンターに向いている」とした岸辺。
師匠として、デビルハンターの先輩として、あまりにも熱いセリフです。
コチラも同じく、「先生！！」と叫びたくなってしまいます。
岸辺、カッコ良すぎる……。
【チェンソーマン】岸辺についての考察
吉田ヒロフミとの関係
「世界の刺客編」の終盤に突入した『チェンソーマン』8巻の第67話。
冒頭、吉田と岸辺が蛸の悪魔の触手に腰掛け、会話を交わしているシーンが描かれました。
互いに互いの実力を認めているようであり、2人は元々の知り合いであるようです。
詳細こそ不明ですが、第二部にて吉田がメインキャラクターの1人として登場しているいま、今後2人の関係が明かされるのかも知れませんね。
第二部登場の可能性
上述した通り、元々吉田ヒロフミと関係を持つという意味で、今後も登場するのではないかと思われる岸辺。
第二部では吉田が公安入りしたことも明かされていますから、再登場の可能性はさらに高まったのではないかと思われます。
デンジの師であり、手本を示す良き大人として登場することが望まれますが、果たして……？
【チェンソーマン】ストーリーまとめ
第一部、第二部のストーリー記事へのリンクをまとめています。
各ストーリー記事は順次更新予定です。
チェンソーマン最新巻
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【チェンソーマン】第二部のストーリーまとめ
| 17巻 | ||||
| 144話 | 145話 | 146話 | 147話 | 148話 |
| 149話 | 150話 | 151話 | 152話 | |
| 16巻 | ||||
| 134話 | 135話 | 136話 | 137話 | 138話 |
| 139話 | 140話 | 141話 | 142話 | 143話 |
| 15巻 | ||||
| 123話 | 124話 | 125話 | 126話 | 127話 |
| 128話 | 129話 | 130話 | 131話 | 132話 |
| 133話 | ||||
| 14巻 | ||||
| 113話 | 114話 | 115話 | 116話 | 117話 |
| 118話 | 119話 | 120話 | 121話 | 122話 |
| 13巻 | ||||
| 104話 | 105話 | 106話 | 107話 | 108話 |
| 109話 | 110話 | 111話 | 112話 | |
| 12巻 | ||||
| 98話 | 99話 | 100話 | 101話 | 102話 |
| 103話 | ||||
【チェンソーマン】第一部のストーリーまとめ
| 11巻 | ||||
| 89話 | 90話 | 91話 | 92話 | 93話 |
| 94話 | 95話 | 96話 | 97話 | |
| 10巻 | ||||
| 80話 | 81話 | 82話 | 83話 | 84話 |
| 85話 | 86話 | 87話 | 88話 | |
| 9巻 | ||||
| 71話 | 72話 | 73話 | 74話 | 75話 |
| 76話 | 77話 | 78話 | 79話 | |
| 8巻 | ||||
| 62話 | 63話 | 64話 | 65話 | 66話 |
| 67話 | 68話 | 69話 | 70話 | |
| 7巻 | ||||
| 53話 | 54話 | 55話 | 56話 | 57話 |
| 58話 | 59話 | 60話 | 61話 | |
| 6巻 | ||||
| 44話 | 45話 | 46話 | 47話 | 48話 |
| 49話 | 50話 | 51話 | 52話 | |
| 5巻 | ||||
| 35話 | 36話 | 37話 | 38話 | 39話 |
| 40話 | 41話 | 42話 | 43話 | |
| 4巻 | ||||
| 26話 | 27話 | 28話 | 29話 | 30話 |
| 31話 | 32話 | 33話 | 34話 | |
| 3巻 | ||||
| 17話 | 18話 | 19話 | 20話 | 21話 |
| 22話 | 23話 | 24話 | 25話 | |
| 2巻 | ||||
| 8話 | 9話 | 10話 | 11話 | 12話 |
| 13話 | 14話 | 15話 | 16話 | |
| 1巻 | ||||
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第二部｜登場キャラクター
 三鷹アサ |
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