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【チェンソーマン】作品の概要
高校生活に馴染めず、組(クラス)でも孤立する少女・三鷹アサ。彼女の日常は、とある”悪魔”との出会いで激変する!! 世界の新たな災厄となる、その”悪魔”の目的とは!? そして、神出鬼没のチェンソーマンの行方は…!? 血みどろの青春が炸裂する衝撃の第二部、開幕!!
『チェンソーマン』とは?
『チェンソーマン』は、オンライン雑誌『少年ジャンプ+』で第二部が連載されている、藤本タツキ先生作の大人気作品です。
第二部で主人公として描かれている三鷹アサは、あるきっかけで戦争の悪魔をその身に宿すようになった女子高生。
そんな彼女と、第一部主人公・デンジの出会いは、血みどろの化学反応を生み出して……?
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この記事について
『チェンソーマン』第133話のネタバレ考察・感想記事です。公安に所属する吉田ヒロフミにより、一時的に「保護」されてしまったデンジ。しかし、既に拘束からは解き放たれていて……?
前回はコチラ!
【チェンソーマン】第133話のネタバレ
第133話「チェンソーマンデモ」
チェンソーマンデモ
第133話冒頭、「チェンソーは危ない!!」「チェンソーはうるさい!」「チェンソーマンは悪魔」など、様々なアンチチェンソーマンプラカードを掲げた人々が描かれます。
それら「デモ隊」は、公安に向けてチェンソーマンを討伐するよう呼びかけているとのこと。
吉田は、そんなチェンソーマンを取り巻く社会の実態を、付近のテラス席からデンジに見せていました。
程なくして、デモ隊の対抗勢力が登場し、争いが勃発。対抗勢力は伊勢海ハルカが創設した「チェンソーマン協会」の信者達です。
デモ隊と信者たち。
2つの勢力が入り混じり、公道でもみくちゃの騒ぎが発生します。
デンジは、自身(チェンソーマン)を信奉する「チェンソーマン協会」の信者たちが戦う様を見て、「なぁんか良い気分だな…」と零しました。
公安の要求
既に2万人を超えているという「チェンソーマン協会」の信者たち。
吉田曰く、「協会へ物資の支援をする政治家も出てきた」とのこと。
そんな状況であるからこそ、”チェンソーマン”という存在の大きさは、デンジが担うことのできる範疇を大きく超えてしまっているようです。
つまり、今後の”チェンソーマン”の動向は、さらに大きな争いを招く火種となりかねません。
ゆえに吉田は……すなわち公安は、デンジ/チェンソーマンに対して「何もしない」ことを要求しました。
意味がわからない様子のデンジに対して、吉田は「キミには二度とチェンソーマンにならないでほしいんだ」と直接的に伝えました。
取引
吉田の要求を前に、当然のように「ヤだ」と答えるデンジ。
しかし、公安としても引き下がるわけにはいかないらしく、吉田は”ナユタの死”をチラつかせることで要求を続けます。
「デンジ君が人間に戻れるチャンスなんだ」とポジティブな要素を語り、チェンソーマンになることを諦めさせようとする吉田。
……が、それでもデンジは「チヤホヤされてえ…!」とチェンソーマンになることを諦めません。
デンジとしては、ナユタが殺されることもチェンソーマンを諦めることも選びたくないようです。
『チェンソーマン』第92話「バニラスカイ」を彷彿とさせる、”選択”の提示。
しかし、デンジはあくまで「ふたつ選ぶっ!!」と言って聞きません。
再会
思わず立ち上がった吉田は、真剣な表情で「ナユタちゃんが死んでもいいのかキミは!?」とデンジを丸め込もうとします。
それでも取り合おうとしないデンジは、「デモ隊!! 集合〜!!」と大声を出し始めました。
”選択”をしないデンジに吉田が呆れ返ったその時、付近には「デンジ〜!!」という声が響きます。
声の主は、囚われていたはずのナユタでした。
再会した2人は、嬉しそうに抱き合います。
手筈と違う展開を前に、「会わせるのまだ早い!!」と同僚にツッコむ吉田。
本来であれば、デンジがナユタを”選択”した後に2人を引き合わせる予定だったようです。
想定外の事態を前に、吉田は「キミがチェンソーマンになったら公安はナユタちゃんを殺してしまうぞ!!」と簡潔に要件を述べました。
納得した様子を見せないデンジは、「俺達は帰らせてもらうぜ!」と帰路につきました。
『チェンソーマン』第133話終わり。
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【チェンソーマン】第133話の感想と考察
チェンソーマンの求心力
昨今頻発しているという「チェンソーマンデモ」。
デモ行進の目的は、公安にチェンソーマンを狩らせるためでした。
その一方で、そんなデモ隊たちにぶつかっているのは、「チェンソーマン協会」の信者たち。
世間はチェンソーマンを巡ってややこしい事態に陥っているようです。
デンジはただモテたいがためにチェンソーマンに変身しているものの、そんな意志に反して、社会的には大きな影響が(良くも悪くも)付き纏ってしまう様子。
大衆の安全を守るため、「公安」が動き出したことも納得です。
吉田は意外と……?
上述のような事情を背景に、吉田ヒロフミは「二度とチェンソーマンにならないでほしい」と語ります。
しかし、デンジは二者とも選ぶと言い始め、”選択”をしません。
話の通じないデンジに呆れ返る吉田。そんな折、追い討ちをかけるかのように、手筈と違うタイミングでナユタが解放されてしまいました。
同僚にツッコミを入れる吉田、困惑する吉田。
今回の『チェンソーマン』第133話では、吉田の様々な表情を見る事ができる、なかなかにリッチな回だったのではないでしょうか。
以下は『チェンソーマン』第133話公開前の予想内容です。
【チェンソーマン】第133話以降のネタバレ予想
以下からは、『チェンソーマン』第133話以降の内容の予想と考察をまとめています。
ナユタも「保護」か
『チェンソーマン』第132話の序盤、小学校にて給食の時間を過ごしていたナユタは、公安所属と思しき複数の大人によって銃口を向けられてしまいました。
その後の様子は描かれていないものの、吉田ヒロフミ曰く、デンジ同様に拘束保護されているようです。
自力での脱出が可能?
デンジの場合、手足の緊縛等でスターターを引く術を封じられれば、途端に抵抗することができなくなってしまいます。
一方で、ナユタの場合、”鎖”を放つことで任意の対象を支配する能力が備わっているため、たとえ縛られていても抵抗は可能です。
ナユタが”支配の悪魔”であることが露呈していると考えると、少なくとも口が塞がれることは必至。
一方で、鎖の射出が可能となると、縛ったところで能力が使われてしまう可能性はあります。
”支配の悪魔”は、基本的には人類よりも遥か上位に位置する、銃の悪魔にすら勝ってしまった悪魔です。
マキマが結んでいた”内閣総理大臣との契約”が失効しているとはいえ、公安のモブデビルハンターに大人しく捕縛されるような悪魔ではないように思われますが……?
公安の目的
「保護」を行なったのは公安?
吉田ヒロフミの手によって「保護」されてしまい、身動きが封じられてしまったデンジ。
公安は、なぜデンジとナユタの「保護」という強制執行を行なったのでしょうか。
そもそも吉田は、『チェンソーマン』12巻の第103話で登場した際、「ある組織」という含みのある言葉で自身の所属を明かしていました。
デンジは元公安デビルハンターですから、わざわざ婉曲な言い回しをする必要はないようにも思われます。ともすれば、吉田は公安以外の顔を持っているのかもしれません。
……とは言ったものの、ナユタの「保護」を敢行した隊員らは、『チェンソーマン』10巻の第83話で登場したマキマを捕らえるために岸辺が用意した公安部隊と酷似していました。
現時点の情報を整理すると、デンジとナユタの「保護」は(理由は不明ながらも)公安によって行われたと考えてよさそうです。
岸辺の立ち位置
デンジに加えて”支配の悪魔”ナユタの「保護」も執行した公安。
「保護」が対象を危険視したがゆえの行動であった場合、1つ気になる点が生まれます。
それは、岸辺の立ち位置です。
そもそもナユタは、正体が”支配の悪魔”であることが判明した上で、岸辺がデンジに預ける選択をした少女。
そのナユタが、「保護」という名の拘束を受ける段となった際、岸辺による何らかの働きかけがあっても良さそうなものです。
あるいは、第1部で描かれなかった”公安の内部事情”の問題で、岸辺ですらも状況を把握できていないのかもしれません。
いずれにせよ、舞台が”公安”に移ったと予想されるいま、岸辺の再登場の可能性はかなり高いのではないでしょうか。
【チェンソーマン】ストーリーまとめ
第一部、第二部のストーリー記事へのリンクをまとめています。
各ストーリー記事は順次更新予定です。
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【チェンソーマン】第二部のストーリーまとめ
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【チェンソーマン】第一部のストーリーまとめ
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第二部|登場キャラクター
三鷹アサ | 戦争の悪魔 | デンジ | ナユタ |
吉田ヒロフミ | 飢餓の悪魔 | ユウコ | 亜国セイギ |
伊勢海ハルカ | 落下の悪魔 | 東山ノバナ | 須郷ミリ |
三船フミコ | バルエム |
第一部|登場キャラクター
岸辺 | 日下部 | 玉置 | 闇の悪魔 |
長剣の武器人間 | 鞭の武器人間 | 槍の武器人間 | 火炎放射器の武器人間 |
(C)藤本タツキ
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