『ワンピース』の概要
“ひとつなぎの大秘宝”を巡る海洋冒険ロマン!!
『週刊少年ジャンプ』の”看板漫画”として、少年漫画の王道を進み続ける本作。
アニメのリメイク版の製作が発表されるなど、その勢いは衰えを知りません。
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この記事について
『ワンピース』第1136話のネタバレと感想・考察をまとめている記事です。ストーリーをわかりやすくお伝えしています。
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【ワンピース】第1136話のネタバレ
以下からは、『ワンピース』第1136話「太陽を待つ国」の内容をネタバレ込みでご紹介していきます。
『ワンピース』ネタバレ①|太陽の神
『ワンピース』第1136話は、”麦わらの一味”と巨人族の戦士たちによる宴のシーンからスタートします。
現在のルフィは、「恐竜のような味」がするというヘラジカの肉に夢中です。
”山ひげのヤルル”をして「凶暴」と言わしめるヘラジカ。
そんな相手を、ハイルディンとスタンセンが「恩人の為」と自身のために危険を顧みずに捕獲してみせたことを受け、ルフィは素直な感謝の気持ちを伝えます。
名前間違いの多いルフィですが、この時は両者の名前を間違うことなく呼んでおり、絆の深まりを感じるシーンです。
そんな折、ゲルズら「新巨兵海賊団」によってお灸を据えられたであろう”航海士”ロードが登場し、改めてナミや”麦わらの一味”に謝罪。
その後、自身を含めた巨人族の皆が「”太陽の神”となり世界を支配する」ことを夢見るはずだ、と熱弁します。
一方で、一部の巨人は”太陽の神”が「支配者」であるという解釈を否定。「解放の神」や「破壊の神」「笑いの神」であると口々に言い放ちます。
『ワンピース』ネタバレ②|神典「ハーレイ」
”太陽の神”の解釈をめぐり、荒れ始めた宴の会場。
”山ひげのヤルル”曰く、エルバフには太古より「ハーレイ」なる神典が存在しており、そこに”太陽の神ニカ”についての記述も存在しているようです。
古代語で綴られた「ハーレイ」は解読不能状態であり、解釈は様々。
しかし、「ハーレイ」の解読が進められた部分によると、世界は既に2度壊れており、その度にニカが現れたようです。
ある時は世界が壊れないようにと現れた「英雄」。
そして、またある時は全てを壊した元凶たる「破壊者」。
いずれにせよ、”太陽の神ニカ”が現れる時は、すなわち世界が大きく形を変えようとしている時であり、だからこそ権力者たちは”太陽の神”を恐れ、禁忌とするのです。
『ワンピース』ネタバレ③|ロキの解放
”太陽の神ニカ”が巨人族皆の憧れである……という文脈から、死したハラルド王や”呪いの王子”ロキについても、「ニカになろうともがいた結果かも知れん」とつぶやいたヤルル。
ここでルフィは、「ロキ」というワードに反応し、「いい奴か?」と問いかけました。
……しかし、国民から信頼されていたハラルド王を殺害した事実も相まって、戦士たちのロキの印象は最悪。
加えて、ヤルルの頭部に突き刺さった剣は、ロキの仕業だったことも判明します。
また、約6年前、海へと出ていたロキを捕縛したのが、”赤髪のシャンクス”であったことも明らかになりました。
少しして、ルフィの様子を妙に思ったゾロは、当のルフィを連れて村の外れへ。
その場でルフィとロキとの約束を聞かされると、訝しげな表情を浮かべます。
また、そこにはナミと、ナミの下僕と化したロードも登場。
ルフィはシャンクスの情報を手に入れるため、ゾロはロキの言葉の真贋を見極めるため、ナミは鍵探しのついでのお宝ゲットのため、それぞれの目的を胸に城へと向かいます。
『ワンピース』ネタバレ④|”神の騎士団”軍子
場所は変わって「冥界」。
寒空の下、「ドガハハハハ」と豪快な笑い声が響きます。
声の主は、宝樹アダムに縛られた”呪いの王子”ロキ。
そして彼の前には、つい先ほどまで城で巨人族を痛めつけていた”神の騎士団”の2人が立っていました。
どうやら両者の目的は、”ロキの勧誘”だった様子。
ロキが勧誘を蹴ったことを受け、シャンクス似の人物は”情報”を用いようとしますが、現時点でロキを脅せるだけの情報は騎士団の手元にないようです。
そこで、痺れを切らしたシャンクス似の人物の相方・軍子(グンコ)は、黒いローブのフードを脱ぎ、”悪魔の実”によるものと思しき能力を使用。
自身の左腕を”包帯”へと変化させ、今にも彼女を襲わんとしていた巨大狼の首を締め上げてみせました。
シャンクス似の人物は、”巨大狼の命”を餌にロキの意見を変えようと試みますが、その程度で”呪いの王子”の気持ちは揺らぎません。
ロキは、今現在の怒りをも食らい、「”世界”を滅ぼしてやる」と高らかに宣言しました。
『ワンピース』第1136話終わり。
【ワンピース】第1136話の感想と考察
神の騎士団の目的
今回ご紹介した『ワンピース』第1136話では、”神の騎士団”に所属するうちの1名が「軍子」という名であることが判明するとともに、騎士団の目的が「ロキの勧誘」であることが明らかになりました。
現”五老星”たるフィガーランド・ガーリング聖が最高司令官を務めていることから、”天竜人”の中より秀でた才能の持ち主が集まった集団かと思いきや、少し事情が異なるようです。
あるいは、ロキが”伝説の悪魔の実”の能力を有しているため、本来のルールを曲げてでも獲得に動いている……という可能性も考えられます。
何としてでもロキを引き入れるべく、実力行使にでた”神の騎士団”。
そう遠くないうちに”鍵”を手に入れたルフィが到着するものと思われますが、ストーリーの行方はーー!?
第1137話について
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今後のビビについて
”最初の20人”の1人にして、その”裏切り者”であると思しきネフェルタリ・D・リリィを祖先に持つ、「アラバスタ王国」の王女ビビ。
『ワンピース』第1130話では、そんなビビが「世界経済新聞」を用いて”麦わらの一味”にメッセージを発信するという激アツ展開が描かれました。
「世界会議」の会期中、イム様が”五老星”にその捕縛を命じていたことも相まって、彼女が今後のストーリーにおける超重要キャラクターになるのでは無いかと予想されます。
ルフィ達”麦わらの一味”が、「世界経済新聞社」にビビを迎えに行く展開……今から考えても胸が熱くなりますよね。
また、「世界経済新聞社」の本社オフィスには、ビビと共にワポルも匿われています。
「インペルダウン編」におけるバギーとの再会のように、ワポルとの再会が描かれることも楽しみにしておきたいところです。
サウロは”火ノ傷”
「ワノ国」編最終盤、長年謎に包まれている4つ目のロード”歴史の本文(ポーネグリフ)”の手がかりとして、「”火ノ傷”の男」というキーワードが飛び出しました。
ユースタス・”キャプテン”キッドや、”殺戮武人”キラー、”死の外科医”トラファルガー・ローの3名は、元々”火ノ傷”の噂自体は知っていた様子。
また、『ワンピース』第1081話では、”黒ひげ海賊団”の面々も”ヒノキズ(火ノ傷)”について言及していました。
つまり”火ノ傷”は、本気で”ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)”を狙う者達にとっては必要不可欠なピースというわけです。
火ノ傷の正体とは
読者界隈でも加熱する、”火ノ傷”の正体論争。
その中で最も有力とされているのが、”ハグワール・D・サウロ説”です。
第1133話にて明確な再登場を果たし、ニコ・ロビンとの再会を果たしたサウロ。
彼の肉体は、「オハラ」を襲ったバスターコールによって全身に大火傷を負っていますから、”火ノ傷”と言う代名詞の特徴は満たしています。
さらにサウロは、「オハラ」の”全知の樹”の膨大な蔵書を持ち出しており、「エルバフ」帰還後は”歴史学者”として腰を落ち着けています。
以後長い歳月を研究に費やしたことで、ロード歴史の本文の在処を知ったとしてもおかしくはありません。
現状散りばめられた情報の中では、サウロ説が最もそれらしいでしょう。
キーパーソンの存在
”麦わらの一味”が「エルバフ」に向けて出航した『ワンピース』第1124話にて、「来い…」と発していた謎の人物。
シルエットから察するに、一味を連れ去った”太陽神”を騙る航海士・ロードや、”呪われた王子”ロキのどちらでもなさそうです。
果たして彼/彼女は一体誰で、どのような目的で”麦わらの一味”を待ち構えていたのでしょうか。
以下の記事では、”金獅子のシキ”説をはじめ、謎の人物の正体について考察しています。
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