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【ワンピース】第1117話のネタバレ 感想と考察|鉄の巨人が敗北 配信が終了し・・・

『ワンピース』の概要

『ワンピース』107巻(『ONE PIECE』107巻 尾田栄一郎 / 集英社)

“ひとつなぎの大秘宝”を巡る海洋冒険ロマン!!

『週刊少年ジャンプ』の”看板漫画”として、少年漫画の王道を進み続ける本作。

アニメのリメイク版の製作が発表されるなど、その勢いは衰えを知りません。

あなたもルフィの冒険の果てを見届けませんか?

最新巻発売中!

 

この記事について

『ワンピース』第1117話のネタバレと感想・考察をまとめている記事です。ストーリーをわかりやすくお伝えしています。

【ワンピース】第1117話のネタバレ

以下からは、『ワンピース』第1117話「も」の内容をネタバレ込みでご紹介していきます。

沈没した世界

海賊島の海賊達と、小さく映り込むクリークら(『ONE PIECE』第1117話 尾田栄一郎 / 集英社)

「海賊島」ハチノスでは、ベガパンクの配信を見た海賊達が、「海底の財宝」の存在に浮かれる姿が描かれます。

……しかし、仮に沈んでしまった世界に財宝が存在したとして、その世界は今や200mもの海底

潜水艦を用いるか、あるいは人魚や魚人と友達になる他、到達する術はありません。

なお、そんな海賊達の中には、懐かしい姿も見られます。

2年前とは見た目が異なる、ドン・クリークです。その傍らにはギンと思しき人物もおり、左側にはパールの姿もありました。

かつて”麦わらの一味”に敗れた彼らでしたが、今も元気に海賊として過ごしていたようです。

 

また”偉大なる航路(グランドライン)”のあるところでは、モンブラン・クリケットマシラショウジョウの3名が、相変わらず「ロマン」を求める姿が描かれます。

かつて”黄金郷”の証を求め、潜水を続けていたクリケット。

ベガパンクによって「沈没した世界」の存在が明かされたいま、海底は再びロマンの塊となったのです。

SWORD

場所は変わって「海軍GS総合病院」。

そこには、傷を負った海軍本部機密特殊部隊「SWORD(ソード)」の姿がありました。

「ハチノス」で傷を負ったコビーの他、「ワノ国」から帰還したドレークも順調に回復に向かっている様子。

そして、ベガパンクの配信は、そんな彼らの耳にも届いていました。

「世界政府」への信頼が大きく揺らぐとともに、その直轄組織たる「海軍」の掲げる”正義”にも陰りが生まれた昨今。

遊撃部隊として、「海軍本部」の指揮下から斜めに外れた位置にある「SWORD」は、一体どのような動きを見せてくれるのでしょうか。

 

また、SWORD所属ではないものの、独自の”正義”を貫くスモーカーも、「海軍GS総合病院」に向かっているようで……?

サニー号サイド

”研究層(ラボフェーズ)”では、ステューシーによって「フロンティアドーム」が解除され、いよいよサニー号の出航準備が整いました。

残るは船へと急ぐゾロとジンベエのみ……でしたが、どうやら2人は「謎の怪物」を追いかけている様子。

「謎の怪物」の正体は、”馬骨(バコツ)”イーザンバロン・V・ナス寿郎聖でした。

サニー号へと到達したナス寿郎は、サニー号に向けて刀を構えます。

……そんな相手の動きを察知したジンベエは、「魚人柔術”肩車”」でゾロを射出。

激突するゾロとナス寿郎(『ONE PIECE』第1117話 尾田栄一郎 / 集英社)

彼我の距離を一気に詰めたゾロは、「”極楽安養” ”羅生門”」を繰り出し、ナス寿郎の斬撃を止めました。

 

この時、ゾロは相手(=ナス寿郎)の刀が「鬼徹(きてつ)」であることに気が付きます。

ルフィサイド

一方その頃、ドリーブロギーとともに脱出への道を急ぐルフィは、「巨兵海賊団」の船まで接近していました。

「海軍本部」の艦隊による妨害を受けつつも、巨人達は持ち前の腕力で道を切り拓かんとしています。

なお、つい先ほどまでルフィを追っていたトップマン・ウォーキュリーの姿はありません。

現在のウォーキュリーは、ジェイガルシア・サターンマーカス・マーズシェパード・十・ピーターとともに、鉄の巨人の排除を最優先目標に据えたからです。

配信の終わり

ナス寿郎を除く4人の”五老星”は、鉄の巨人が200年前に「マリージョア」を襲撃した存在であることに気がつきます。

そんな中、現在も配信を続けるベガパンクは、「”D”の名を持つ者達へ…」と切り出し、新たな言葉を紡ごうとしていました。

ベガパンクが「も……」と話し始めた、その時。

鉄の巨人を破壊するウォーキュリー(『ONE PIECE』第1117話 尾田栄一郎 / 集英社)

ウィーキュリーによる怒りの一撃が炸裂し、鉄の巨人は破壊されてしまいます。

時を同じくして、ベガパンクによる世界への配信も中断

ヨークの読み通り、「配信用電伝虫」は鉄の巨人の庇護下にあったようです。

ベガパンクの配信が終わったことにより、大きく動き出した「エッグヘッド編」。次なる展開は、果たして……?

『ワンピース』第1117話終わり。

【ワンピース】第1117話の感想と考察

剣士対決

『ワンピース』第1117話では、ゾロvsナス寿郎というまさかのカードが実現することが明らかになりました。

登場初期から刀を携えており、刀身をケアする様子が度々描かれていたナス寿郎

少し見ただけでゾロの刀の内の1本が”鬼徹”であると見抜くなど、刀への造詣が深いようです。

……あるいは、記事本文でも触れた通り、ナス寿郎の用いる刀が”初代鬼徹”であり、それゆえに2代目、3代目を認知している、という可能性も高そうですね。

配信終了

長らく「配信」がメインとして続いていた、「エッグヘッド編」のストーリー。

しかし、第1117話では、”五老星”による鉄の巨人への攻撃が災いし、突如として「配信」がストップしてしまうようです。

直前で流れていたのは、”D”へのメッセージ。

作中において、未だに大きな謎のままである”D”には、一体どのような秘密が隠されているのでしょうか。

ベガパンクが語ろうとした”D”へのメッセージとは?

古代の文明との関係性も合わせて、詳細が気になるところですね。

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【ワンピース】今後の展開を考察

エッグヘッドを脱出

『ワンピース』第1117話では、遂に研究層(ラボフェーズ)を囲むバリア(=フロンティアドーム)が解除され、”麦わらの一味”の脱出準備が整いました

サニー号には「鬼徹」を振るうイーザンバロン・V・ナス寿郎という脅威が迫っていましたが、ゾロとジンベエのタッグがこれを阻止。

ナミ、ウソップ、チョッパー、ブルック、リリスの5名が出航準備を進めます。

ゾロとジンベエの合流を待った後、「クー・ド・バースト」を用いることができれば、一行は「エッグヘッド」から安全に離れることができるでしょう。

ルフィサイド

トップマン・ウォーキュリーシェパード・十・ピーターに追われていたルフィでしたが、彼らが鉄の巨人へと標的を移したことにより、現在はフリーの状態となっていました。

そんなルフィがブロギー/ドリーとともに目指すのは、「巨兵海賊団」の巨大海賊船です。

既にサンジ、フランキー、アトラス、ボニーの4名は乗船を終えており、障壁となるのは大量の海兵達のみ。

海軍の艦隊を巨人らのパワーで押し切ることができれば、こちらサイドも「エッグヘッド」から無事に脱出することができそうです。

 

『ワンピース』第1118話以降の展開については、下の記事でも詳しく解説しています。

ぜひあわせてチェックしてみてくださいね。

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ステューシーが仲間入りか

物憂げなステューシー(『ONE PIECE』第1115話 尾田栄一郎 / 集英社)

「ロックス海賊団」のバッキンガム・ステューシーを素体とするクローンである、ステューシー

彼女の目的は「ベガパンク”星(ステラ)”を守ること」であり、長きに渡ってサイファーポール・”イージス”ゼロ(CP0)の諜報員として活動を続けていました。

ベガパンクが亡くなった今、ステューシーは「誰の為に生きればいいのか わからない」と発言。

クローンゆえか、それほどまでにステラの存在が大きかったようです。

 

……しかし、彼女は意思持たぬ人形ではなく、クローン”人間”

CP0での活動を通じ、少なくともカクのことは友人として認識しており、”裏切り”に対する「葛藤」を抱いていたのです。

クローンとして生まれつつも、本物の人間のような感情を獲得するに至ったステューシー。

ともすれば、彼女はこのまま無事に逃げ延び、”麦わらの一味”の仲間として受け入れられるのでは無いでしょうか。

未だに能力の名称もわかっていないことから、少なくとも生き延びることは確定と見て良いでしょう。

イム様が動き出す!?

イム様とは?

「虚の玉座」に座す”存在してはならないはずの唯一王”にして、”五老星”を従える存在であるイム様

現時点で考え得る”正体”は、イワンコフが述べていた「20人の王」の1人であるネロナ・イム聖である可能性が高そうです。

つまり、オペオペの実による”不老手術”を受けたことで、1000年近く生き続けている存在……ということですね。

 

既に多くの読者らによって指摘されている小ネタですが、「ネロナ」という名前は、「ロ」と「ナ」を組み合わせて「申」とすることで、「ネ申(=神)」という名を浮かび上がらせることができます。

また、イムはそのまま「仏」と読むことが可能であることから、ネロナ・イムという名は「神仏」が元となっている可能性が高そうです。

ネーミングの根拠が唯一王として妥当であるからこそ、イム様の正体はネロナ・イム聖であると見て良いのではないでしょうか。

国宝の管理者

イム様が「最初の20人の王」の1人であると仮定した場合、800年前当時、世界を沈める現場に居合わせていたであろうことは明らかです。

ベガパンクの言葉通り、海面上昇を誘発する「古代兵器」が現存しているのであれば、その制御権は現在もイム様が握っているはず。

そして、そんな「古代兵器」の存在は絶対に表に出してはならない代物であり、それこそ「マリージョア」の”国宝”と言っても過言ではないでしょう。

つまりイム様は、1000年近く前から「古代兵器」を管理しており、それを運用できる存在であるということです。

また、「世界会議」編におけるサボとの対峙シーンを見る限り、イム様自身も能力者であることは明らか。

今後の展開では、イム様も戦闘に出張ってくるのでしょうか。

ベガパンクの配信によって世論が傾きかけている昨今、イム様を含む「世界政府」の動向には、より一層注意しておく必要がありそうですね。

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