『ワンピース』の概要
“ひとつなぎの大秘宝”を巡る海洋冒険ロマン!!
『週刊少年ジャンプ』の”看板漫画”として、少年漫画の王道を進み続ける本作。
アニメのリメイク版の製作が発表されるなど、その勢いは衰えを知りません。
あなたもルフィの冒険の果てを見届けませんか?
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第110巻のあらすじと感想・考察
この記事について
『ワンピース』第1113話のネタバレと感想・考察をまとめている記事です。ストーリーをわかりやすくお伝えしています。
【ワンピース】第1113話のネタバレ
以下からは、『ワンピース』第1113話「STALEMATE」の内容をネタバレ込みでご紹介していきます。
止まらぬ配信
”ノミノミの実”の能力者たるベガパンクの「世界最大の『脳』」たる、「パンクレコーズ」。
いま、”五老星”の一人であるマーカス・マーズ聖の目の前には、衝撃的な光景が広がっていました。
それは、機械に繋がれた、ベガパンク自身の”頭部”です。
”星(ステラ)”としてのベガパンクの体は、既に生命活動を停止しています。
しかし、ベガパンクの頭部……つまり”脳”自体は、今もなお生き続けているようです。
一方その頃、世界各地では、多くの人物らがベガパンクの配信を待ち続けていました。
具体的には、ウソップの故郷である「シロップ村」の住人や、海軍の通信部隊、「双子岬」のクロッカスとラブーン、未来国「バルジモア」や「トリノ王国」、「海賊島『ハチノス』」の人々など、様々です。
そして、遂に配信が再開されようとした、その時。
マーズ聖の足が、「配信用電伝虫」を踏み潰しました。
……しかし、配信が止まる気配はありません。
まさかの事態を受け、”五老星”たちに焦りの色が浮かび始めます。
海岸にて
場所は変わって北東の海岸。
ボニーに”馬骨”イーザンバロン・V・ナス寿郎聖の凶刃が迫る中、少し遅れてサンジがやって来ました。
相手の顎に向け、強力な蹴りを見舞ったサンジ。しかし、その直後、”馬骨”と化したナス寿郎に体を噛まれ、大ダメージを負ってしまいます。
思わぬピンチを受け、「巨兵海賊団」のオイモとカーシーがサンジをカバー。
さらに、ボニーが「”ゆがんだ未来(ディストーションフューチャー)”」を使用し、自身の姿を巨人のように変化させた上で、ナス寿郎を踏みつけました。
ベガパンクの死
「エッグヘッド」で刻一刻と状況が変わりゆく最中、ベガパンクの「配信」を用いた告発が始まりました。
「2つの罪を犯した」と言うベガパンクは、自身の「心肺停止」が配信開始の条件であると語ります。
衝撃的な事実を前に、世界には瞬く間に波紋が広がりました。
その中には、かつてベガパンクと鎬(しのぎ)を削ったシーザー・クラウンとヴィンスモーク・ジャッジの姿も見られます。
そしてベガパンクは、自身を死に追いやった者について、その善悪を論じるつもりがないと言う断りを入れました。
その理由は、ベガパンクの死を望む「彼」について、当のベガパンク自身がまだ理解できていないからであるようです。
”麦わらの一味”vsサターン
「配信」がまずい方向に進み始めたことを受け、”研究層(ラボフェーズ)”に到着した”牛鬼”ジェイガルシア・サターン聖は、露骨な焦りを表出させ始めました。
サターンの前には、”麦わらの一味”のナミ、ウソップ、チョッパー、ロビン、ブルックの姿が。
……ここで、”サターンの声”を聞いたロビンは、「オハラ」での記憶を思い出し、相手が”五老星”であることを確信しました。
一方のサターンも、「オハラ」の生き残りたるロビンの姿を認めると、ロビンに向けて真っ先に攻撃を繰り出します。
しかし、その攻撃はナミら仲間たちがカバー。
主戦力が不在の中、”麦わらの一味”とサターンの戦いが始まりました。
沈みゆく世界
なおも続くベガパンクの配信。
「配信電伝虫」の破壊を任されたマーズは、何とか「特殊な念波」のキャッチを試みますが、ことはうまく運びません。
ここでマーズは、研究所ごと消すべく、「融合炉(パワープラント)」の破壊を打診しますが、”防衛科学武神”としての顔を持つサターンの制止を受けました。
仮に「融合炉」を破壊してしまえば、”マザーフレイム”の製造が不可能になるようです。
……そんな”五老星”らの会話が繰り広げられていた最中。
ベガパンクは、「この世界は…… 海に沈む!!!」と言う衝撃的な言葉を発してーー?
『ワンピース』第1113話終わり。
【ワンピース】第1113話の感想と考察
ベガパンクは「イム様」を知っている?
『ワンピース』第1113話終盤、ベガパンクの配信の中で、”彼”と言う三人称が飛び出しました。
その瞬間にサターンの血相が変わったことを思えば、”彼”とは隠匿された世界の頂点たる「イム様」を指しているのではないかと予想されます。
”彼”と呼称されつつも、現時点では姿が描かれておらず、性別が判明していないイム様。
「革命軍」のエンポリオ・イワンコフの「イム様=ネロナ・イム聖」説が正しければ、確かにその性別は男性ということになります。
※シャルリア宮のように、女性”天竜人”の敬称は「宮」のため。
配信の中で、世界の核心にも触れようかという勢いのベガパンク。
今後の展開が楽しみですね。
配信は止められるのか
ベガパンクの巧妙な妨害により、なかなか「配信用電伝虫」を見つけられるずにいるマーカス・マーズ聖。
……しかし、メタ的な読みにはなりますが、このままベガパンクが知る「世界の真実」が全て語られるとは考え難く、配信は間も無く切られてしまうのではないでしょうか。
仮にベガパンクが、「オハラ」の研究を含む疑惑段階の事実をも赤裸々に語った場合、世界の国々や国民たちが「世界政府」から離心しかねません。
したがって、ベガパンクの配信は、世界中に”疑惑の種”を埋め込むに留まるのではないかと予想されます。
とは言え、これまで「空白の100年」を含む過去の真相が徹底的に封殺されて来たことを思えば、ベガパンクによる告発は大いなる一歩であると言えそうです。
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傘下の海賊が集結?
「”五老星”の集結」という字面だけでもパワーが感じられる現在の状況。
島内における”麦わらの一味”の味方戦力は「巨兵海賊団」のみであり、いささか頼りないように思えてしまいます。
そこで浮上する可能性が、傘下の海賊たち……すなわち「麦わら大船団」の集結です。
ルフィら”麦わらの一味”が「エッグヘッド」に留まっており、なおかつ窮地に陥っているという事実は、「世界経済新聞」経由で全世界に発信されています。
元より「麦わら大船団」は、やがて一大事件を引き起こすことが予告されていますから、そろそろ登場してもおかしくはない頃合いではないでしょうか。
親分の危機を前に、頼まれずとも押しかける駆けつける子分たち……想像するだけでも激アツです。
革命軍の参戦?
上述した戦力以外に、モンキー・D・ドラゴン率いる「革命軍」による介入も考えられます。
兵糧攻めをはじめとした”攻め”により、「世界政府」や”天竜人”そのものへの攻撃を続けている「革命軍」。
さて、そんな彼らが最終目標としているであろう「世界政府」のトップ”五老星”は、現時点で「エッグヘッド」に勢揃いしています。
鍵となるのは、「革命軍」がその情報を仕入れるだけの網を有しているか否か。
もし何らかの手段で「エッグヘッド」の詳細な状況を仕入れることができていたのであれば、「革命軍」による介入が実現する可能性が高そうです。
仮に情報が入っていなかったとしても、「世界経済新聞」の拡散により、”麦わらの一味”による「エッグヘッド」立てこもりは把握しているはず。
サボがこの状況を「弟の窮地」と捉えた場合、彼単独でやってくる可能性も捨てきれませんね。
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