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【ワンピース】第1125話のネタバレ 感想と考察|サターンが死亡 新五老星はガーリング

『ワンピース』の概要

『ワンピース』107巻(『ONE PIECE』107巻 尾田栄一郎 / 集英社)

“ひとつなぎの大秘宝”を巡る海洋冒険ロマン!!

『週刊少年ジャンプ』の”看板漫画”として、少年漫画の王道を進み続ける本作。

アニメのリメイク版の製作が発表されるなど、その勢いは衰えを知りません。

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この記事について

『ワンピース』第1125話のネタバレと感想・考察をまとめている記事です。ストーリーをわかりやすくお伝えしています。

【ワンピース】第1125話のネタバレ

以下からは、『ワンピース』第1125話「何をもって死とするかの内容をネタバレ込みでご紹介していきます。

『ワンピース』ネタバレ①|失態

戦いが終わり、撤退の準備を進めていた「海軍本部」「サイファーポール」

エージェントの1人からステューシーの行方を問われたルッチは、「殺した」とだけ返答しました。

サターン(『ONE PIECE』第1125話 尾田栄一郎 / 集英社)

一方その頃、”五老星”ジェイガルシア・サターン聖は、”欲(ヨーク)””パンクレコーズ””融合炉(パワープラント)”が手に入ったことから、「これでいい」と発します。

「世界政府」の目下最大の目的は「消えない炎(マザーフレイム)」の安定供給。紆余曲折ありつつも、収穫はあったと言えるでしょう。

しかしながら、9名の中将によって指揮された「バスターコール」も虚しく、海軍は”麦わらの一味”ジュエリー・ボニーを取り逃がしてしまいました。

これを「失態」と認めた中将らは、サターンに対して「エルバフ」に向かうことを提案します。

……が、サターンは「エルバフはやめておけ」と返答。

続けて、「ベガパンクの配信」こそが政府にとっての大失態と述べます。

 

また、麦わらの一味の脱出を手助けした”鉄の巨人”ことエメトは、約200年前、サターン本人が研究を許可した代物でした。

これもまたサターン本人の失態。皮肉な結果を前に、サターンは神妙な表情を浮かべます。

そんな折、9人の中将の1人・ドーベルマンが、ベガパンクの配信が真実を捉えていたのか、という疑問を呈しました。

「世界政府」にとっての”タブー”に触れる行為を前に、サターンはドーベルマンを攻撃。

”衝撃”を間近で食らったドーベルマンは、出血しつつ意識を失いました。

『ワンピース』ネタバレ②|ベガパンクの行方

場所は変わって、「エッグヘッド」研究所(ラボ)内。

そこでは、突如として「雲フト」が起動し、島雲が大量発生していました。

死んだはずの”想(エジソン)”の仕業であると勘付いた”欲(ヨーク)”は、レーザーによってその動きを阻止しようと試みますが、時すでに遅し。

島雲は”小さな空島”となり、「パンクレコーズ」を持って行ってしまったのです。

 

そして、当の「パンクレコーズ」では、会話するシャカ、アトラス、ピタゴラス、エジソンの4名の姿が描かれます。

ベガパンクによって生み出された彼らは、未だに”意識”として残っていた様子。

エジソンが主体となり、「パンクレコーズ」内に保管されていたパーツを用いて、身体を再構成しました。

さらにエジソンは、”友人”を頼るべく「ウェザリア」に連絡。

ベガパンク”猫(サテライト)”4名による、気ままな世界旅が始まりました。

『ワンピース』ネタバレ③|新たな五老星

ーー聖地「マリージョア」

そこでは、衝撃的なベガパンクの配信に加え、かねての食糧難により、混乱する天竜人の姿がありました。

「食糧難」とは言っても、1食とおやつを抜く程度のものである様子。

それでも天竜人は、「飢饉」や「餓死」といった大袈裟な言葉を並べ、憤慨とともに騒ぎ立てます。

 

一方その頃、パンゲア城内「権威の間」。

ガーリング(『ONE PIECE』第1125話 尾田栄一郎 / 集英社)

サターンを除く”五老星”が集結したその場に、”神の騎士団”最高司令官フィガーランド・ガーリング聖が入室しました。

いかに同じ天竜人と言えども、敬意を持って接する必要があるであろう”五老星”に対し、同格かのような言葉遣いを用いるガーリング。

……それもそのはず。

なんとガーリングは、サターンの”科学防衛武神”の座を引き継いだのです。

『ワンピース』ネタバレ④|サターンの死

上述の通り、”科学防衛武神”をガーリングが引き継いだ現在。

元”科学防衛武神”ジェイガルシア・サターン聖には、異変が起こっていました。

サターンの死(『ONE PIECE』第1125話 尾田栄一郎 / 集英社)

なんと、突如として体内から”黒い炎”が巻き起こり、サターンの身を焼いていたのです。

それがイム様による”処刑”であることを察し、慈悲を乞うサターン。

しかし、イム様の怒りは収まりません

その炎は、最終的にサターンを死に至らしめました

『ワンピース』ネタバレ⑤|革命軍の焦燥

一方その頃、「革命軍」の現本拠地・「カマバッカ王国」。

コアラによって記録された”ベガパンクの配信”の内容を前に、「革命軍」にも動揺の波が広がっていました。

幹部クラスの構成員らは、「世界政府」主導で進められていたテキーラウルフをはじめとした”巨大建築物”に、”意味”を見出した様子。

ドラゴン(『ONE PIECE』第1125話 尾田栄一郎 / 集英社)

「世界沈没」という大いなる”争いの種”を前に、モンキー・D・ドラゴンは決着を急ぐ意思を固めます。

『ワンピース』第1125話終わり。

【ワンピース】第1125話の感想と考察

まさかの処刑

今回ご紹介した『ワンピース』第1125話では、なんとまさかの”サターン聖が処刑される”という衝撃展開が描かれました。

その直前にフィガーランド・ガーリングが”科学防衛武神”の座を引き継いでいたことから、「もしや……」と勘付いた読者の方もおられたことでしょう。

……とは言え、サターンは「牛鬼」の能力についてを除いても、まだまだ多くの謎を持つ人物です。

能力使用時のデザインも印象的でしたから、ここで使い捨てにされるとは誰も予想していなかったのではないでしょうか。

しかし、まだサターンが活躍する余地は残っています。

その鍵を握る人物と言えば、”若月狩り”カタリーナ・デボンです。

以下の記事にて詳しく考察していますので、ぜひ併せてチェックしてみてください。

▶︎『ワンピース』第1126話のネタバレ・展開予想

神の騎士団が本格始動

サターンの死によって空席となった「五老星」”科学防衛武神”の座に就いたフィガーランド・ガーリング聖

そんなガーリング聖と言えば、「ゴッドバレー事件」の頃から活躍している、神の騎士団の最高司令官ですよね。

彼が「五老星」として権力を得たいま、その率いる神の騎士団も地位が向上するとともに、今後のストーリーにおいて本格的な動きを見せることになるのではないでしょうか。

現在の聖地「マリージョア」は、革命軍主導の兵糧攻めにより、かつてない食糧難に見舞われています。

仮に「世界政府」サイドも「革命軍」による攻撃であると勘付いていたのであれば、神の騎士団の出動は時間の問題ではないかと思われますが……?

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【ワンピース】今後の展開を考察

 

エルバフ編の開幕

”鉄の巨人”エメトの尽力により、無事に「エッグヘッド」から脱出した麦わらの一味

巨兵海賊団を伴って進む島といえば、「ウォーランド」を除いて他にはないでしょう。

『ONE PIECE』第1123話以降では、遂に巨人達の総本山にて「エルバフ編」がスタートするものと予想されます。

「エルバフ編」で期待されるイベントと言えば、何といってもロビンとサウロの再会です。

また、「ワノ国」出国前にユースタス・”キャプテン”キッドが述べていた「火ノ傷」の男についての情報が明かされるかも……?

王子ロキ

「エルバフ」と言えば、ローラとの政略結婚が破談となった”王子”ロキのビジュアルが気になるところですよね。

いよいよ始まる「エルバフ編」では、そんなロキの姿の他、数名の重要キャラクターが新規登場するのではないかと思われます。

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カリブーと”黒ひげ”

カリブー(『ONE PIECE』第1056話 尾田栄一郎 / 集英社)

古代兵器”ポセイドン”が「魚人島」の”人魚姫”しらほしであることや、”プルトン”が「ワノ国」に眠っていることを知った海賊・カリブー

幸か不幸か”黒ひげ海賊団”の2名(デボン、オーガー)との邂逅を果たした彼は、自身が崇拝する「あの人」こと”黒ひげ”に、全ての情報を献上するつもりでいました。

『ワンピース』第1125話以降では、カリブーの情報を得た”黒ひげ”が、何らかのアクションを起こすのではないかと予想されます。

イム様が動き出す!?

イム様とは?

「虚の玉座」に座す”存在してはならないはずの唯一王”にして、”五老星”を従える存在であるイム様

現時点で考え得る”正体”は、イワンコフが述べていた「20人の王」の1人であるネロナ・イム聖である可能性が高そうです。

つまり、オペオペの実による”不老手術”を受けたことで、1000年近く生き続けている存在……ということですね。

 

既に多くの読者らによって指摘されている小ネタですが、「ネロナ」という名前は、「ロ」と「ナ」を組み合わせて「申」とすることで、「ネ申(=神)」という名を浮かび上がらせることができます。

また、イムはそのまま「仏」と読むことが可能であることから、ネロナ・イムという名は「神仏」が元となっている可能性が高そうです。

ネーミングの根拠が唯一王として妥当であるからこそ、イム様の正体はネロナ・イム聖であると見て良いのではないでしょうか。

国宝の管理者

イム様が「最初の20人の王」の1人であると仮定した場合、800年前当時、世界を沈める現場に居合わせていたであろうことは明らかです。

ベガパンクの言葉通り、海面上昇を誘発する「古代兵器」が現存しているのであれば、その制御権は現在もイム様が握っているはず。

そして、そんな「古代兵器」の存在は絶対に表に出してはならない代物であり、それこそ「マリージョア」の”国宝”と言っても過言ではないでしょう。

つまりイム様は、1000年近く前から「古代兵器」を管理しており、それを運用できる存在であるということです。

また、「世界会議」編におけるサボとの対峙シーンを見る限り、イム様自身も能力者であることは明らか。

今後の展開では、イム様も戦闘に出張ってくるのでしょうか。

ベガパンクの配信によって世論が傾きかけている昨今、イム様を含む「世界政府」の動向には、より一層注意しておく必要がありそうですね。

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