『ワンピース』の概要
“ひとつなぎの大秘宝”を巡る海洋冒険ロマン!!
『週刊少年ジャンプ』の”看板漫画”として、少年漫画の王道を進み続ける本作。
アニメのリメイク版の製作が発表されるなど、その勢いは衰えを知りません。
あなたもルフィの冒険の果てを見届けませんか?
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第110巻のあらすじと感想・考察
この記事について
『ワンピース』第1130話のネタバレと感想・考察をまとめている記事です。ストーリーをわかりやすくお伝えしています。
前回はこちら!
【ワンピース】第1130話のネタバレ
以下からは、『ワンピース』第1130話「呪いの王子」の内容をネタバレ込みでご紹介していきます。
『ワンピース』ネタバレ①|捜索打ち切り
『ワンピース』第1130話は、フランキーによる「捜索打ち切り」の宣言からスタートします。
「エルバフ」に向かっている途中、フランキーら”巨兵海賊団”のグレート・エイリーク号乗船組は、ルフィらサウザンド・サニー号乗船組と逸れてしまいました。
船上からはもちろん、ジンベエの「サメ情報網」も用いた上で捜索が行われましたが、手がかりは無し。
そこでフランキーらは、「仲間を信じてエルバフに向かう」という決断を下したのです。
『ワンピース』ネタバレ②|雄叫び
一方その頃、ルフィらサニー号サイド。
無事に”新巨兵海賊団”の航海士・ロードのもとから逃げ出した一行は、何もかもが巨大な雪の降る大地を歩いていました。
付近の長い吊り橋の先からは、”新巨兵海賊団”に所属する”コック”ゴールドバーグと”船医”ゲルズが歩いてきます。
2人が自身らの傘下の海賊であることなど露知らず、一行はひとまず物陰へと隠れました。
そして、2人の巨人をやり過ごした一行は、巨大な吊り橋を渡り始めます。
そんな折、突如として黙り込んでしまったルフィ。どうやら彼には、付近から「雄叫び」が聞こえるようです。
声の主が気になったルフィは、一味をおいて吊り橋から飛び降りてしまいました。
『ワンピース』ネタバレ③|世界経済新聞
場面は戻ってグレート・エイリーク号サイド。
”巨兵海賊団”のもとに、ニュース・クーから今朝の「世界経済新聞」が届けられました。
そこで報じられていたのは、「四皇」”麦わらのルフィ”が「エッグヘッド」を火の海に変えたとともに、”巨兵海賊団”が復活したというニュース。
2大船長たるドリーとブロギーの首には、それぞれ18億ベリーもの懸賞金がかけられたようです。
そんな折、ロビンが、掲載されている写真のルフィの左腕に「X(バツ)」マークを発見しました。
腕はぶれているにもかかわらず、くっきりと浮かび上がっているそのマーク。
「アラバスタ編」における”仲間の証”に酷似していますが、その場に当時のメンバーはいません。
なお、その当時は”敵”であり、「アラバスタ」出航時にサニー号に潜り込んでいたロビンは、なんとなく見覚えがあるようです。
いま現在、「世界経済新聞社」の本社オフィスにはビビが匿われていますが、何か関係があるのでしょうか。
『ワンピース』ネタバレ④|呪われた王子
ストーリーは引き続きグレート・エイリーク号の甲板を舞台に進みます。
ここで、”麦わら大船団”の傘下となった”新巨兵海賊団”の船長・ハイルディンへと話題が移りました。
当初、「エッグヘッド」への迎えには、ハイルディンもやって来る予定だった様子。
……しかし、”呪いの王”と呼ばれる「エルバフ」の王子・ロキが、磔(はりつけ)の刑から逃げ出そうと企てたため、戦士達が総出で取り抑える必要があったのです。
ロキは、王家に伝わる「伝説の悪魔の実」を欲するあまり、実父にしてエルバフ王であるハラルドを殺害した人物。
悪辣な所業の数々から、”呪いの王子”の他にも、”エルバフの恥”などという不名誉な異名でも知られているようです。
……そして、場面はルフィサイドへと移ります。
ルフィが「声」を辿ってやって来たのは、巨木に縛り付けられた”王子”ロキでした。
彼は、自身を「世界を終わらせる”太陽の神”」と名乗ってーー?
『ワンピース』第1130話終わり。
【ワンピース】第1130話の感想と考察
ドリーとブロギーの懸賞金
今回ご紹介した『ワンピース』第1130話中では、ドリーとブロギーの懸賞金が18億ベリーであることが明かされるようです。
「四皇」クラスには届かずとも、「王下七武海」クラスの額が設定されているあたり、「海軍」からはかなり警戒されていることがわかります。
ーー元々の悪名に合わせて、「エッグヘッド」を取り囲む大量の艦隊に突っ込んだ上で生還を果たしたのですから、当然と言えば当然の額でしょう。
現時点では、そんな彼らが味方であることが何より頼もしいですよね。
ロキが「エルバフ編」のボス!?
『ワンピース』第1130話の終盤では、遂に「エルバフ」の王子・ロキが登場するようです。
ドリーとブロギー曰く、父にして王のハロルドを殺害した上で、王家に伝わる「伝説の悪魔の実」を食べてしまったというロキ。
現時点でその悪魔の実の情報は不明ですが、強大な力を持つであろうことは火を見るよりも明らかです。
”巨兵海賊団”や(ロードを除く)”新巨兵海賊団”は基本的に”麦わらの一味”に対して友好的ですから、今回のストーリーではロキのみが”敵”として立ちはだかることになるのかもしれませんね。
……というか、ロキのデザイン、単純にカッコ良過ぎませんか!?
仲間の証
『ワンピース』第1130話では、「世界経済新聞」に掲載されている写真において、ルフィの腕に不自然なX(バツ)印が存在していることをロビンが指摘します。
その印は、「アラバスタ編」にてルフィ、ゾロ、ナミ、ウソップ、サンジ、チョッパーの6名が腕に描いた”仲間の印”。
現在のビビが「世界経済新聞社」に匿われていることから察するに、ビビは”麦わらの一味”に自身の無事と居場所を伝えているようです。
ここに来て”仲間の印”が用いられるとは……。
長年の『ワンピース』ファンなら、ついつい満面の笑みを浮かべてしまいそうなシーンですよね。
「アラバスタ編」では、(航海を共にする)仲間になりそうで仲間にならなかったビビ。
今後のストーリーでは、遂に一味と大海原を旅する”仲間”となるビビの姿が描かれるかも……!?
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今後のビビについて
”最初の20人”の1人にして、その”裏切り者”であると思しきネフェルタリ・D・リリィを祖先に持つ、「アラバスタ王国」の王女ビビ。
『ワンピース』第1130話では、そんなビビが「世界経済新聞」を用いて”麦わらの一味”にメッセージを発信するという激アツ展開が描かれました。
「世界会議」の会期中、イム様が”五老星”にその捕縛を命じていたことも相まって、彼女が今後のストーリーにおける超重要キャラクターになるのでは無いかと予想されます。
ルフィ達”麦わらの一味”が、「世界経済新聞社」にビビを迎えに行く展開……今から考えても胸が熱くなりますよね。
また、「世界経済新聞社」の本社オフィスには、ビビと共にワポルも匿われています。
「インペルダウン編」におけるバギーとの再会のように、ワポルとの再会が描かれることも楽しみにしておきたいところです。
ハイルディンが登場か
”新巨兵海賊団”の航海士・ロードに加えて、コックのゴールドバーグや船医のゲルズが登場したいま、船長のハイルディンの登場にも期待してしまいますよね。
「ドレスローザ編」のコロシアムにてルフィに敗北した後、”ゴッド”ウソップによっておもちゃの姿から救われた過去をもつハイルディン。
上での述べましたが、そんな男がロードの暴挙を知った場合、タダで済ませることはないでしょう。
そもそもゴールドバーグとゲルズは、仲間でありながらロードをよく思っていない様子。
今後のストーリーで”新巨兵海賊団”はどのような動きを見せるのでしょうか。
キーパーソンの存在
”麦わらの一味”が「エルバフ」に向けて出航した『ワンピース』第1124話にて、「来い…」と発していた謎の人物。
シルエットから察するに、一味を連れ去った”太陽神”を騙る航海士・ロードや、”呪われた王子”ロキのどちらでもなさそうです。
果たして彼/彼女は一体誰で、どのような目的で”麦わらの一味”を待ち構えていたのでしょうか。
以下の記事では、”金獅子のシキ”説をはじめ、謎の人物の正体について考察しています。
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