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【ワンピース】第1143話のネタバレ 感想と考察|ソマーズとキリンガムの能力が判明!

『ワンピース』の概要

『ワンピース』107巻(『ONE PIECE』107巻 尾田栄一郎 / 集英社)

“ひとつなぎの大秘宝”を巡る海洋冒険ロマン!!

『週刊少年ジャンプ』の”看板漫画”として、少年漫画の王道を進み続ける本作。

アニメのリメイク版の製作が発表されるなど、その勢いは衰えを知りません。

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この記事について

『ワンピース』第1143話のネタバレと感想・考察をまとめている記事です。ストーリーをわかりやすくお伝えしています。

前回はこちら!

『ワンピース』第1142話のネタバレと感想・考察

【ワンピース】第1143話のネタバレ

以下からは、『ワンピース』第1143話「神の騎士団の内容をネタバレ込みでご紹介していきます。

『ワンピース』ネタバレ①|異常事態

『ワンピース』第1143話は、「セイウチの学校」からスタートします。

眠りながら”矢印”に従って歩く子どもたちを、必死の形相で追いかけるサウロ。

イバイバの実(『ONE PIECE』第1143話 尾田栄一郎 / 集英社

とにかく歩みを止めるべく、優しい動きで子どもに触れようとしましたが、子どもの周囲には”見えないイバラ”がありました。

 

一方その頃、「セイウチの学校」で起こっている異常事態は、宴に興じていた「巨兵海賊団」ら戦士たちにも伝わっていました。

宴の場に残っていたナミやジンベエも、「エルバフ」に何かが起こっていることを察します。

なお、ウソップとブルックは完全な酩酊状態にあるようです。

『ワンピース』ネタバレ②|イバイバの実

場所は変わって森の中。

「神の騎士団」に所属するソマーズ聖キリンガム聖軍子の3名は、優雅にも椅子とテーブルを並べて食事を摂っていました。

ソマーズの能力(『ONE PIECE』第1143話 尾田栄一郎 / 集英社

ここで、ソマーズ聖”イバイバの実”を食べた荊人間であることが判明。

子どもたちに巻き付いた見えない”イバラ”は、彼の仕業だったようです。またソマーズ聖は、「殺しには感動がある」と断言するほどにサディスティックな性格の持ち主。

サウロら大人の巨人たちに子どもの”棘”が刺さる様を見たソマーズは、楽しげに笑い続けます。

『ワンピース』ネタバレ③|リュウリュウの実 モデル麒麟

食事を摂っていたキリンガム聖は、突如として「塩が足りない」と発言。

それを聞いたソマーズ聖が「塩」を思い浮かべた直後、キリンガム聖は能力を使って相手を眠らせ、”夢”として出てきた「塩」を取り出しました。

キリンガムの能力(『ONE PIECE』第1143話 尾田栄一郎 / 集英社

そんなキリンガム聖は、幻獣種”リュウリュウの実” モデル麒麟を食べた「夢具現人間」

文字通り、眠らせた対象の”夢”を具現化することができるようです。

なお、ソマーズ聖とキリンガム聖の会話によると、夢から具現化されたモンスターは「MMA(ムーマ)」と呼称する様子。

「UMA(未確認動物)」夢魔を合わせた造語でしょうか。

 

ーーさて、現時点での「神の騎士団」の計画は、極めて順調に進んでいます。

しかし、現状を「ぬるゲー」と称したソマーズ聖に対し、軍子は「トラブルは起きる」と断言。

どうやら軍子は、「エルバフ」に”麦わらの一味”が上陸していることに気がついていたようです。

『ワンピース』ネタバレ④|ロキの虚勢

再び場面が変わり、”冥界”。

立ち上がったロキは、どうやら彼にしか持ち上げられないであろう”鉄雷(ラグニル)”を手に、”脅し”を続けていました。

”鉄雷”を振るい続けることで、「”陽界”の弱者共の命を奪い続ける」とロキ。

この言葉に折れたハイルディンは、ロキの左足の錠を外すために動き出しましたが、ゾロによって制止されてしまいます

次に動き出したのはルフィでした。元より、ロキが暴挙に及んだ場合は「止める」と約束していたルフィ。

 

……しかし、現在の状況は当初の予想とは異なっていました。

ルフィが攻撃を行う直前、なんとゾロが「手を抜けよ」と発言。

ーーそう、ロキは相変わらず死にかけの状態であり、一か八かの芝居に出ただけだったのです。

倒れるロキ(『ONE PIECE』第1143話 尾田栄一郎 / 集英社

ルフィもゾロと同じく理解しており、極めて軽い一撃をくらわせることで、ロキを再び昏倒させることに成功しました

 

少し経つと、ゲルズの治療によって目を覚ましたロキ。

そこでロキは、殺意をもって父を殺したわけではない旨を匂わせてーー?

『ワンピース』第1144話へ続くーー。

立ち上がったロキ
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【ワンピース】第1143話の感想と考察

能力が判明!!

今回ご紹介した『ワンピース』第1143話では、”神の騎士団”ソマーズ聖キリンガム聖の能力が早くも明かされることとなるようです。

ソマーズ聖の能力は、イバイバの実

キリンガム聖の能力は、リュウリュウの実 モデル”麒麟”

ややトリッキーなソマーズ聖の能力はともかく、他者が夢の中で想像した物を生物・無生物問わず具現化可能キリンガム聖の能力は、捉え方によっては非常に強いのではないかと思われます。

ストーリー中で実際に行われたように、味方が想像した”必要なもの”をすぐに取り出すことも可能ですから、使い方は無限大と言っても過言ではありません。

そもそも、対象を睡眠へと誘うというだけでも相当な強能力と言えます。

今後の戦闘シーンにも期待が高まりますね。

ロキの真実

ロキ 壁画(『ONE PIECE』第1138話 尾田栄一郎 / 集英社

『ワンピース』第1143話のラストでは、ロキハラルド王殺害について意味深な言葉を口にしました。

壁画に”ニカ”と並んで戦うロキのような人物が描かれていたことも相まって、登場初期から「味方説」が流れていたロキ。

仮にハラルド王殺害がなんらかの誤解による物であった場合、味方説の信憑性はより増したと言えるのではないでしょうか。

ロキを憎む「エルバフ」の国民とは異なり、フラットな目線を持つルフィが居合わせた今、ロキ自身がハラルド王殺害事件の真実を語る時は近いかもーー?

軍子の能力とイム様の関係

イム様の矢印(『ONE PIECE』第1085話 尾田栄一郎 / 集英社

軍子が使用する”矢印”は、「世界会議」編でイム様が攻撃手段として使用していたシルエットと似通っています。

以下では、イム様の能力が”コピー能力”であり、当時は軍子の能力をコピーしていたのではないか……と言う可能性について考察していますので、ぜひ併せてチェックしてみてください。

形態変化するイム様
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【ワンピース】今後の展開を考察

神の騎士団の狙い

暴力的手段によって”呪いの王子”ことロキを「神の騎士団」へと加入させようとしてた”団長”フィガーランド・シャムロック

しかし、結果的にその試みは失敗に終わりました。

そもそも「神の騎士団」がエルバフに降り立った目的は、”巨人族の戦士達”という暴力的なまでの兵力を手中に収めるため。

そこでシャムロックは、一時的にロキを諦め、作戦を進めるべく巨人族の制圧へと舵を切ります。

シャムロックの狙い(『ONE PIECE』第1138話 尾田栄一郎 / 集英社

上画像でシャムロックが言及している通り、いかに「神の騎士団」であろうとも、エルバフの戦士達を相手に「即制圧はさすがに難しい」とのこと。

そんな難しい状況を打破するための戦略は、「子ども達を狙う」というあまりにも外道過ぎる方法でした。

コロンが狙われる!?

第1139話では、今後の「エルバフ編」における重要人物となるであろう”海賊王の左腕”スコッパー・ギャバンが登場しました。

そして、同時に判明した重大な事実として挙げられるのが、ギャバンがリプリーの夫であり、コロンの父親であるということです。

巨人族の子供(『ONE PIECE』第1132話 尾田栄一郎 / 集英社)

「エルバフの子供」として露骨に登場していたコロン

おそらくその理由は、「今後『神の騎士団』によって拘束されるから」ではないでしょうか。

そうなると、父親であるスコッパー・ギャバンが怒り、動き出すことは必至。

また、”呪いの王子”ロキについても、「神の騎士団」に対するヘイトは十分過ぎるほどに溜まっているため、参戦する可能性は高そうです。

第1140話以降のストーリーにおいては、コロンの行方「神の騎士団」の動きに注目しておく必要がありそうです。

ビビの今後

イム(『ONE PIECE』第1085話 尾田栄一郎 / 集英社)

”最初の20人”の1人にして、その”裏切り者”であると思しきネフェルタリ・D・リリィを祖先に持つ、「アラバスタ王国」の王女ビビ

『ワンピース』第1130話では、そんなビビ「世界経済新聞」を用いて”麦わらの一味”にメッセージを発信するという激アツ展開が描かれました。

「世界会議」の会期中、イム様が”五老星”にその捕縛を命じていたことも相まって、彼女が今後のストーリーにおける超重要キャラクターになるのでは無いかと予想されます。

 

ルフィ達”麦わらの一味”が、「世界経済新聞社」にビビを迎えに行く展開……今から考えても胸が熱くなりますよね。

また、「世界経済新聞社」の本社オフィスには、ビビと共にワポルも匿われています。

「インペルダウン編」におけるバギーとの再会のように、ワポルとの再会が描かれることも楽しみにしておきたいところです。

サウロは”火ノ傷”か

「ワノ国」編最終盤、長年謎に包まれている4つ目のロード”歴史の本文(ポーネグリフ)”の手がかりとして、「”火ノ傷”の男」というキーワードが飛び出しました。

ユースタス・”キャプテン”キッドや、”殺戮武人”キラー、”死の外科医”トラファルガー・ローの3名は、元々”火ノ傷”の噂自体は知っていた様子。

また、『ワンピース』第1081話では、”黒ひげ海賊団”の面々”ヒノキズ(火ノ傷)”について言及していました

つまり”火ノ傷”は、本気で”ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)”を狙う者達にとっては必要不可欠なピースというわけです。

火ノ傷の正体とは

読者界隈でも加熱する、”火ノ傷”の正体論争

ロビンを威嚇するサウロ(『ONE PIECE』第1133話 尾田栄一郎 / 集英社)

その中で最も有力とされているのが、”ハグワール・D・サウロ説”です。

第1133話にて明確な再登場を果たし、ニコ・ロビンとの再会を果たしたサウロ。

彼の肉体は、「オハラ」を襲ったバスターコールによって全身に大火傷を負っていますから、”火ノ傷”と言う代名詞の特徴は満たしています

 

さらにサウロは、「オハラ」の”全知の樹”の膨大な蔵書を持ち出しており、「エルバフ」帰還後は”歴史学者”として腰を落ち着けています。

以後長い歳月を研究に費やしたことで、ロード歴史の本文の在処を知ったとしてもおかしくはありません。

現状散りばめられた情報の中では、サウロ説が最もそれらしいでしょう。

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