『ワンピース』の概要
“ひとつなぎの大秘宝”を巡る海洋冒険ロマン!!
『週刊少年ジャンプ』の”看板漫画”として、少年漫画の王道を進み続ける本作。
アニメのリメイク版の製作が発表されるなど、その勢いは衰えを知りません。
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【ワンピース】第1134話のネタバレと感想・考察|神の騎士団が登場!?
この記事について
『ワンピース』第1134話のネタバレと感想・考察をまとめている記事です。ストーリーをわかりやすくお伝えしています。
前回はこちら!
【ワンピース】第1134話のネタバレ
以下からは、『ワンピース』第1134話「フクロウの図書館」の内容をネタバレ込みでご紹介していきます。
『ワンピース』ネタバレ①|ベガパンクのクローン
船員(クルー)の恩人を前にしたルフィは、「おひけェなすってくれ」と慣れない任侠風の言葉を駆使し、サウロに挨拶。
一方のサウロは、「デレシシシ」といつもの笑い声を響かせつつ、ロビンが”仲間”と出会うことが出来たことへの喜びを表します。
ルフィらとサウロのやり取りが交わされた後、現れたのはベガパンク”悪(リリス)”です。
「おーいサウロ!!」と親しげに呼びかけたリリスでしたが、一方のサウロは彼女のことを知らない様子。
……それもそのはず、サウロと顔見知りの”ベガパンク”は、本体たる”星(ステラ)”ただ1人です。
そこでリリスは、ジンベエの手を借りて、ある”機械”を取り出しました。
どうやらその機械には、ベガパンク(星)の「複製人間(クローン)」が収納されている様子。
その”クローン”は、リリスやシャカら”猫(サテライト)”とは異なり、「完全再現型」であるとのこと。
そしてリリス曰く、20年前に「エルバフ」を訪れたベガパンクは、上述の”クローン”だったようです。
リリスの目的は、「エルバフ」に新たな研究所を設け、ベガパンクの”クローン”を復活させること。さらにリリスは、バーソロミュー・くまの復活にも着手するつもりのようです。
『ワンピース』ネタバレ②|セイウチの学校
サウロの助手である女性巨人・アンジェの案内により、”麦わらの一味”は「セイウチの学校」にやってきました。
「セイウチの学校」とは、国王の頼みを受けたサウロが20年前に開校した、”エルバフ”の子供達が通う学校です。
かつては”戦士達の国”として世界を震撼させた”エルバフ”。
しかし、今は亡きハラルド王の大胆な改革によって、「戦い」ではなく「他国との交易」へと舵を切るようになったとのこと。
現代の”エルバフ”の子供達は、”戦士”を知らない平和な時代を生きているのです。
『ワンピース』ネタバレ③|冥界にて
ーー場所は変わって冥界。
”海楼石”の鎖に縛られたロキは、傍に置かれた”雪電伝虫”を使用し、「モサ公」なる人物と会話していました。
ロキ曰く、見た事も会った事もないという両者。
しかし2人は、どう言うわけか付き合いだけは長いようです。
乱暴な言葉遣いのロキとは対照的に、終始言葉遣いが丁寧な「モサ公」。
この2人の奇妙な関係は、今後のストーリーにどう関係してくるのでしょうか。
『ワンピース』ネタバレ④|シャンクス似の人物
再び場所は変わり、「西の村」。
そこでは、サウロを迎えに行った”麦わらの一味”の帰りを待つ戦士達の姿がありました。
ーーそんな彼らの近くの城にて、突如として”黒い稲妻”が着弾。
城内には、かつて”五老星”が「エッグヘッド」に上陸した際と同様の”魔法陣”が浮かび上がるとともに、ある2人の人物の姿が描かれます。
黒いローブを纏った2人。そのうち1名は、口が包帯で覆われた女性らしき人物。そしてもう1名は、シャンクスに酷似した人物で……!?
『ワンピース』第1134話終わり。
【ワンピース】第1134話の感想と考察
神の騎士団が登場!?
今回ご紹介した『ワンピース』第1134話では、「五老星」も用いていた転送手段である”魔法陣”を使用し、2名の人物がエルバフへと降り立ちました。
今にして思えば、”魔法陣”はおそらく「空白の100年」で断絶した古代技術による産物。
「五老星」のみが扱える特殊能力ではなく、「世界政府」おいて”秘密”を知る一握りの人物のみが使用を許可されている技術……といったところでしょうか。
さて、そんな”魔法陣”から現れたのは、第907話でも描かれていたシャンクス似の人物。
もっとも、第907話の人物も「シャンクスではない」と確定してはいませんが、①意味深に目の傷が描かれておらず、②”五老星”との謁見が許されていることに鑑みれば、疑いたくもなります。
そもそもシャンクスは、『ONE PIECE FILM RED』において”フィガーランド家”の出身であることが明言されている人物。
そしてフィガーランド家とは、現時点で”五老星”の座にまで上り詰めた、”神の騎士団”最高司令官のフィラーランド・ガーリング聖が当主を務めるであろう名家です。
ーーさて、突如として「エルバフ」に現れた2名の人物。
状況が状況だけに、シャンクス似の人物も含め、”神の騎士団”に所属している可能性は高そうですが、果たして……!?
神の騎士団の狙い
一般に「世界の神」として君臨している”天竜人”の中でも、さらに地位の高い名家から成り立っているであろう「神の騎士団」。
最高司令官たるフィガーランド家のガーリング聖は、今や表舞台における「世界政府最高権力者」たる”五老星”の座まで上り詰めました。
そんな「神の騎士団」ですが、おそらくは”五老星”と同じく「イム様」の名や「世界の真実の一端」を知る組織ではないかと考えられます。
仮に上記を前提に話を進めると、そんな「神の騎士団」にとって目下最大の障壁は、真実に近付かんとする歴史学者のサウロ、不都合な存在である”麦わらのルフィ”の2名。
今後のストーリー展開からは、激動の予感がしてなりませんね。
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【ワンピース】今後の展開を考察
今後のビビについて
”最初の20人”の1人にして、その”裏切り者”であると思しきネフェルタリ・D・リリィを祖先に持つ、「アラバスタ王国」の王女ビビ。
『ワンピース』第1130話では、そんなビビが「世界経済新聞」を用いて”麦わらの一味”にメッセージを発信するという激アツ展開が描かれました。
「世界会議」の会期中、イム様が”五老星”にその捕縛を命じていたことも相まって、彼女が今後のストーリーにおける超重要キャラクターになるのでは無いかと予想されます。
ルフィ達”麦わらの一味”が、「世界経済新聞社」にビビを迎えに行く展開……今から考えても胸が熱くなりますよね。
また、「世界経済新聞社」の本社オフィスには、ビビと共にワポルも匿われています。
「インペルダウン編」におけるバギーとの再会のように、ワポルとの再会が描かれることも楽しみにしておきたいところです。
サウロは”火ノ傷”
「ワノ国」編最終盤、長年謎に包まれている4つ目のロード”歴史の本文(ポーネグリフ)”の手がかりとして、「”火ノ傷”の男」というキーワードが飛び出しました。
ユースタス・”キャプテン”キッドや、”殺戮武人”キラー、”死の外科医”トラファルガー・ローの3名は、元々”火ノ傷”の噂自体は知っていた様子。
また、『ワンピース』第1081話では、”黒ひげ海賊団”の面々も”ヒノキズ(火ノ傷)”について言及していました。
つまり”火ノ傷”は、本気で”ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)”を狙う者達にとっては必要不可欠なピースというわけです。
サウロが”火ノ傷”で確定か
”火ノ傷”という呼称から察するに、体の目立つ部分に火傷を負った人物であると思われます。
昨今のストーリーにおいて、体に火傷を負っており、かつ”歴史の本文”に関わりのあるキャラクターと言えば……ハグワール・D・サウロを置いて他にはいませんよね。
22年前の「バスターコール事件」を生き延びたサウロは、焦土と化した”オハラ”に来訪。
後に”新巨兵海賊団”を旗揚げするハイルディンやゲルズらを率いて、「全知の樹」の蔵書を回収し、”オハラ”の研究を引き継ぎました。
”オハラ”の研究とは、”歴史の本文”を含む「空白の100年」が対象。
つまり、居場所が謎である4つ目のロード”歴史の本文”について、サウロが手掛かりを握っていたとしても、何ら不思議ではないのです。
キーパーソンの存在
”麦わらの一味”が「エルバフ」に向けて出航した『ワンピース』第1124話にて、「来い…」と発していた謎の人物。
シルエットから察するに、一味を連れ去った”太陽神”を騙る航海士・ロードや、”呪われた王子”ロキのどちらでもなさそうです。
果たして彼/彼女は一体誰で、どのような目的で”麦わらの一味”を待ち構えていたのでしょうか。
以下の記事では、”金獅子のシキ”説をはじめ、謎の人物の正体について考察しています。
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