ワンピース

【ワンピース】第1120話のネタバレ 感想と考察|リリスが生存確定 エメトが秘策を使用

『ワンピース』の概要

『ワンピース』107巻(『ONE PIECE』107巻 尾田栄一郎 / 集英社)

“ひとつなぎの大秘宝”を巡る海洋冒険ロマン!!

『週刊少年ジャンプ』の”看板漫画”として、少年漫画の王道を進み続ける本作。

アニメのリメイク版の製作が発表されるなど、その勢いは衰えを知りません。

あなたもルフィの冒険の果てを見届けませんか?

最新巻発売中!

 

この記事について

『ワンピース』第1120話のネタバレと感想・考察をまとめている記事です。ストーリーをわかりやすくお伝えしています。

【ワンピース】第1120話のネタバレ

以下からは、『ワンピース』第1120話「暴(アトラス)」の内容をネタバレ込みでご紹介していきます。

クローバーとベガパンク

ーー26年前「パンクハザード」。

現在の姿とは似ても似付かぬその地には、「海軍本部」所属となったベガパンクの研究所が設置されていました。

そんな「パンクハザード」を訪れ、ベガパンクと対面していたのは、「オハラ」の考古学者クローバー博士です。

どうやらクローバーは、「空白の100年」の研究を進めるべく、データの提供を求めにやって来た様子。

クラウ・D・クローバー博士(『ONE PIECE』第1120話 尾田栄一郎 / 集英社)

ベガパンクを説得するため、クローバーは自身の本名が「クラウ・D・クローバー」であることを明かすとともに、少年時代に”D”を名乗った兄が殺されたことも明かしました。

しかし、それでもベガパンクは取り合おうとせず、背を向けてクローバーの前から去ってしまいます。

4年後

ーー22年前。

相変わらず「パンクハザード」で研究を続けていたベガパンクの元に、「オハラ」に関する事件の一報が舞い込みました。

そこでベガパンクは、急遽「オハラ」に向けて出発。

花を手向けるとともに、大量の文献を保護して死した考古学者たちを偲(しの)び、涙を流しました。

アトラスの覚悟

場面は戻って現在、「エッグヘッド」。

未だに”研究層(ラボフェーズ)”に留まっていたウソップらサニー号サイドの”麦わらの一味”は、「クー・ド・バースト」の準備を進めていました。

しかし、船に同乗していたベガパンク”悪(リリス)”が、飛行による”研究層”脱出に猛反対。

その根拠として挙げられたのが、刀を構えた”馬骨”イーザンバロン・V・ナス寿郎です。

仮に「クー・ド・バースト」によって無事に飛び立てたとしても、ナス寿郎の追撃を防ぐ術がなければ、サニー号は海面に着水することができません。

 

……そんな折、突如として飛来したベガパンク”暴(アトラス)”が、リリスを背後から殴り付け、気絶させてしまいました。

ベガパンク”暴(アトラス)”(『ONE PIECE』第1120話 尾田栄一郎 / 集英社)

攻撃の直後、アトラスはリリスの頭部デバイスを破壊。「パンクレコーズ」へのアクセスを中断させ、”欲(ヨーク)”に対してリリスが死んだように装いました

その後アトラスは、「『リリス』を頼む」とだけ言い残すと、ナス寿郎の方へ。

体を張ってナス寿郎の動きを止め、”麦わらの一味”の「クー・ド・バースト」へと繋げました。

奥の手

場面は「エッグヘッド」北東の海岸へと移ります。

突如として現れた”鉄の巨人”エメトを前に、興味津々な男性キャラクターたち。

エメトは相変わらずルフィを「ジョイボーイ」と呼び、”五老星”へと立ち向かいます。

一方の”五老星”も、「配信電伝虫」がエメトに守られているとあって、目的を打倒”鉄の巨人”に据えたようです。

エメトと”サンドワーム”ピーター(『ONE PIECE』第1120話 尾田栄一郎 / 集英社)

シェパード・十・ピータートップマン・ウォーキュリーの猛攻を受け、厳しい戦いを強いられるエメト。

しかし、どうやらその機体には、かつてジョイボーイと「いざって時」に用いると”約束”した武装が存在するようで……?

『ワンピース』第1120話終わり。

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【ワンピース】第1120話の感想と考察

リリスとステューシーが同行

暴(アトラス)と想(エジソン)が自己犠牲に走ったことにより、欲(ヨーク)を除けばただ1人のベガパンクとなった悪(リリス)

研究室から脱出したステューシー同様に、今後の”麦わらの一味”の冒険にはリリスがゲストとして加わるようです。

リリスと言えば、ベガパンク”猫(サテライト)”の中では短絡的な様子が目立ち、”天才”とは似ても似つきません。

だからこそ、今後のストーリーにおける彼女の成長に期待しておきたいところですね。

エメトの武装

今回ご紹介した『ワンピース』第1120話では、終盤に”鉄の巨人”エメトに”奥の手”が存在すると示唆されました。

800年以上前、実際にジョイボーイと肩を並べて戦っていたであろうエメト。

そんな”古代の戦士”が有する兵器とは、一体どのようなものなのでしょうか。

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ジョイボーイとエメトの過去

現時点では「かつて『マリージョア』を襲った存在」という程度の情報しか明かされておらず、まだまだ謎の多い存在である”鉄の巨人”エメト

そんな中、第1119話では、ジョイボーイとエメトがコミュニケーションをとっていたことが示唆されました。

続く第1120話以降では、そんなジョイボーイとエメトにフィーチャーする形で、いよいよ「空白の100年」の詳細が描かれていくのではないかと予想されます。

ジョイボーイのビジュアルはもちろん、「王国」と「連合軍」が戦へと至った”火種”など、「空白の100年」を取り巻く謎を挙げ出せばキリがありません。

『ONE PIECE』世界の根幹と密接に関わっているであろう「空白の100年編」に期待が高まりますね。

今後の展開については以下の記事で予想していますので、ぜひ併せてチェックしてみてくださいね。

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ステューシーが仲間入りか

物憂げなステューシー(『ONE PIECE』第1115話 尾田栄一郎 / 集英社)

「ロックス海賊団」のバッキンガム・ステューシーを素体とするクローンである、ステューシー

彼女の目的は「ベガパンク”星(ステラ)”を守ること」であり、長きに渡ってサイファーポール・”イージス”ゼロ(CP0)の諜報員として活動を続けていました。

ベガパンクが亡くなった今、ステューシーは「誰の為に生きればいいのか わからない」と発言。

クローンゆえか、それほどまでにステラの存在が大きかったようです。

 

……しかし、彼女は意思持たぬ人形ではなく、クローン”人間”

CP0での活動を通じ、少なくともカクのことは友人として認識しており、”裏切り”に対する「葛藤」を抱いていたのです。

クローンとして生まれつつも、本物の人間のような感情を獲得するに至ったステューシー。

ともすれば、彼女はこのまま無事に逃げ延び、”麦わらの一味”の仲間として受け入れられるのでは無いでしょうか。

未だに能力の名称もわかっていないことから、少なくとも生き延びることは確定と見て良いでしょう。

イム様が動き出す!?

イム様とは?

「虚の玉座」に座す”存在してはならないはずの唯一王”にして、”五老星”を従える存在であるイム様

現時点で考え得る”正体”は、イワンコフが述べていた「20人の王」の1人であるネロナ・イム聖である可能性が高そうです。

つまり、オペオペの実による”不老手術”を受けたことで、1000年近く生き続けている存在……ということですね。

 

既に多くの読者らによって指摘されている小ネタですが、「ネロナ」という名前は、「ロ」と「ナ」を組み合わせて「申」とすることで、「ネ申(=神)」という名を浮かび上がらせることができます。

また、イムはそのまま「仏」と読むことが可能であることから、ネロナ・イムという名は「神仏」が元となっている可能性が高そうです。

ネーミングの根拠が唯一王として妥当であるからこそ、イム様の正体はネロナ・イム聖であると見て良いのではないでしょうか。

国宝の管理者

イム様が「最初の20人の王」の1人であると仮定した場合、800年前当時、世界を沈める現場に居合わせていたであろうことは明らかです。

ベガパンクの言葉通り、海面上昇を誘発する「古代兵器」が現存しているのであれば、その制御権は現在もイム様が握っているはず。

そして、そんな「古代兵器」の存在は絶対に表に出してはならない代物であり、それこそ「マリージョア」の”国宝”と言っても過言ではないでしょう。

つまりイム様は、1000年近く前から「古代兵器」を管理しており、それを運用できる存在であるということです。

また、「世界会議」編におけるサボとの対峙シーンを見る限り、イム様自身も能力者であることは明らか。

今後の展開では、イム様も戦闘に出張ってくるのでしょうか。

ベガパンクの配信によって世論が傾きかけている昨今、イム様を含む「世界政府」の動向には、より一層注意しておく必要がありそうですね。

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