『ワンピース』の概要

“ひとつなぎの大秘宝”を巡る海洋冒険ロマン!!
『週刊少年ジャンプ』の”看板漫画”として、少年漫画の王道を進み続ける本作。
アニメのリメイク版の製作が発表されるなど、その勢いは衰えを知りません。
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この記事について
『ワンピース』第1144話のネタバレと感想・考察をまとめている記事です。ストーリーをわかりやすくお伝えしています。
前回はこちら!
【ワンピース】第1144話のネタバレ
以下からは、『ワンピース』第1144話「戦士の時間」の内容をネタバレ込みでご紹介していきます。
『ワンピース』ネタバレ①|謎の建物
『ワンピース』第1144話は、リプリーとフランキーの”宝樹アダム”ツアーからスタートします。
一通り”宝樹アダム”の案内を終えたであろうリプリーは、最後にフランキーを「謎の建物」に案内。

建物内には、ベガパンク”悪(リリス)”とジュエリー・ボニーの姿がありました。どうやら両者は、道に迷った末に辿り着いたようです。
さて、エルバフにも「何の建物なのか伝わってない」というその施設は、リリス曰く3000年以上の時間が経過しているとのこと。
興奮したフランキーが建物内へと入り込もうとした折、その場にはゼウスのような”顔を持った雷雲”が登場しました。
雷雲はキリンガム聖の能力によって生み出されたMMA(ムーマ)の一体。
”神の騎士団”による混乱は、至る所へと飛び火し始めていました。
『ワンピース』ネタバレ②|侵入者の存在
場所は変わって「西の村」ーー。
先程まで宴が行われたいたその場には、「火死人(ドラウグル)」をモチーフとしたMMAが現れていました。
異常事態を前に、巨人達は続々と武器を取り臨戦態勢に移行します。
ここでナミは、”山ひげのヤルル”の名を呼び、今回の事態に関連するであろう「アウルスト城」での出来事を共有。
城の門番を務めていた2人から、「”赤髪”に似た”侵入者”」の存在が明らかになります。
ヤルルは、”麦わらの一味”以外の「人間族」を仮想敵と断定し、若い戦士達に侵入者の捜索を命じました。
『ワンピース』ネタバレ③|広がる混乱
”謎の敵(=神の騎士団)”の目的が「子供達の誘拐」であることに反応し、怒りに身を震わせるナミ。
そんな彼女の目に、武器とともに「霧舟(スヴァル)」に乗り込もうとするコロンの姿が映りました。
そこでナミは、コロンを口説き落とし、ウソップ、ブルック、ジンベエとともに「霧舟(スヴァル)」に同乗します。

一方その頃、”神の騎士団”の軍子は、現実世界でいうところのヘッドホンであるTD(トーンダイアル)を使用し、ある楽曲を聴いていました。
その楽曲の名は、「NEW WORLD」。名称が同一であることから察するに、”ソウルキング”時代のブルックの楽曲でしょう。
なお、ソマーズ聖が「軍子の食後の儀式」と茶化していることから、普段から愛聴しているようです。
『ワンピース』ネタバレ④|子ども達を救え!
場面は変わってサウロ・ロビンサイド。
眠りつつ歩く子ども達を止めようにも、ソマーズ聖の「イバイバの実」の能力に阻まれ、接触することができません。
そこで”盾”を持ち出したサウロでしたが、先頭列の子どもの動きを止めると、その後ろの子どもに荊(イバラ)の棘が刺さってしまいます。
次にサウロが取った行動は、”縄”によって最後尾の子どもから動きを止めていく方法でした。
……しかし、そんなサウロの機転を嘲笑うかのように、MMA「フェンリル」が登場。
子ども達の救出は難航を極めます。
『ワンピース』ネタバレ⑤|ギャバン参戦
場所は戻って「西の村」ーー。
巨人の戦士達の手によって、何とか「火死人(ドラウグル)」は処理されたようですが、MMAは次々に襲い掛かります。
続いて現れたのは、「雷竜(ニーズヘッグ)」と「おばけ」。いずれも巨人を凌ぐ巨躯を誇り、辺りは混乱に包まれます。
そんな折、遅れて現れたのはドリーとブロギーでした。
巨兵海賊団の海賊船「グレートエイリーク号」を「霧舟(スヴァル)」エディションとし、空を駆けてきたドリーとブロギー。

その船には”海賊王の左腕”こと”山喰らい”スコッパー・ギャバンも同乗していてーー!?
『ワンピース』第1145話へ続くーー。
【ワンピース】第1144話の感想と考察
軍子というキャラクター

ソマーズ聖がパンイチ姿で現れた時の恥じらう様子や、美味しい料理を前に素直な反応を示す様子など、表情豊かな女性として描かれている軍子。
普段の冷酷な口調、表情とのギャップによって、既に彼女に惹かれる読者の方は多いのではないでしょうか。
さて、そんな軍子ですが、『ワンピース』第1144話にて、”ソウルキング”の(楽曲の)ファンであることが示唆されました。
描かれれば描かれるほどに魅力が発掘される新キャラクター・軍子。
現時点では”麦わらの一味”と敵対する他ない立場にありますが、今後の展開やいかにーー?
ギャバンの参戦
『ワンピース』第1144話のラストでは、遂に”海賊王の左腕”こと”山喰らい”スコッパー・ギャバンが再登場。今後の戦いに本格的に介入するようです。
寄る年波によって、全盛期よりは確実に弱体化しているであろうギャバン。

それでも、以前に彼が二振りの斧で放った大技は、ルフィとゾロに冷や汗をかかせるほどの威力を持っていました。
これまで言及されていないことから、ギャバンの存在は”神の騎士団”にとって完全なイレギュラー要素のはず。
果たして騎士団に所属する3名は、無事に任務を遂行することができるのでしょうか。
軍子の能力とイム様の関係

軍子が使用する”矢印”は、「世界会議」編でイム様が攻撃手段として使用していたシルエットと似通っています。
以下では、イム様の能力が”コピー能力”であり、当時は軍子の能力をコピーしていたのではないか……と言う可能性について考察していますので、ぜひ併せてチェックしてみてください。

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神の騎士団の狙い
暴力的手段によって”呪いの王子”ことロキを「神の騎士団」へと加入させようとしてた”団長”フィガーランド・シャムロック。
しかし、結果的にその試みは失敗に終わりました。
そもそも「神の騎士団」がエルバフに降り立った目的は、”巨人族の戦士達”という暴力的なまでの兵力を手中に収めるため。
そこでシャムロックは、一時的にロキを諦め、作戦を進めるべく巨人族の制圧へと舵を切ります。

上画像でシャムロックが言及している通り、いかに「神の騎士団」であろうとも、エルバフの戦士達を相手に「即制圧はさすがに難しい」とのこと。
そんな難しい状況を打破するための戦略は、「子ども達を狙う」というあまりにも外道過ぎる方法でした。
コロンが狙われる!?
第1139話では、今後の「エルバフ編」における重要人物となるであろう”海賊王の左腕”スコッパー・ギャバンが登場しました。
そして、同時に判明した重大な事実として挙げられるのが、ギャバンがリプリーの夫であり、コロンの父親であるということです。

「エルバフの子供」として露骨に登場していたコロン。
おそらくその理由は、「今後『神の騎士団』によって拘束されるから」ではないでしょうか。
そうなると、父親であるスコッパー・ギャバンが怒り、動き出すことは必至。
また、”呪いの王子”ロキについても、「神の騎士団」に対するヘイトは十分過ぎるほどに溜まっているため、参戦する可能性は高そうです。
第1140話以降のストーリーにおいては、コロンの行方と「神の騎士団」の動きに注目しておく必要がありそうです。
ビビの今後

”最初の20人”の1人にして、その”裏切り者”であると思しきネフェルタリ・D・リリィを祖先に持つ、「アラバスタ王国」の王女ビビ。
『ワンピース』第1130話では、そんなビビが「世界経済新聞」を用いて”麦わらの一味”にメッセージを発信するという激アツ展開が描かれました。
「世界会議」の会期中、イム様が”五老星”にその捕縛を命じていたことも相まって、彼女が今後のストーリーにおける超重要キャラクターになるのでは無いかと予想されます。
ルフィ達”麦わらの一味”が、「世界経済新聞社」にビビを迎えに行く展開……今から考えても胸が熱くなりますよね。
また、「世界経済新聞社」の本社オフィスには、ビビと共にワポルも匿われています。
「インペルダウン編」におけるバギーとの再会のように、ワポルとの再会が描かれることも楽しみにしておきたいところです。
サウロは”火ノ傷”か
「ワノ国」編最終盤、長年謎に包まれている4つ目のロード”歴史の本文(ポーネグリフ)”の手がかりとして、「”火ノ傷”の男」というキーワードが飛び出しました。
ユースタス・”キャプテン”キッドや、”殺戮武人”キラー、”死の外科医”トラファルガー・ローの3名は、元々”火ノ傷”の噂自体は知っていた様子。
また、『ワンピース』第1081話では、”黒ひげ海賊団”の面々も”ヒノキズ(火ノ傷)”について言及していました。
つまり”火ノ傷”は、本気で”ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)”を狙う者達にとっては必要不可欠なピースというわけです。
火ノ傷の正体とは
読者界隈でも加熱する、”火ノ傷”の正体論争。

その中で最も有力とされているのが、”ハグワール・D・サウロ説”です。
第1133話にて明確な再登場を果たし、ニコ・ロビンとの再会を果たしたサウロ。
彼の肉体は、「オハラ」を襲ったバスターコールによって全身に大火傷を負っていますから、”火ノ傷”と言う代名詞の特徴は満たしています。
さらにサウロは、「オハラ」の”全知の樹”の膨大な蔵書を持ち出しており、「エルバフ」帰還後は”歴史学者”として腰を落ち着けています。
以後長い歳月を研究に費やしたことで、ロード歴史の本文の在処を知ったとしてもおかしくはありません。
現状散りばめられた情報の中では、サウロ説が最もそれらしいでしょう。
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