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『ワンピース』の概要
“ひとつなぎの大秘宝”を巡る海洋冒険ロマン!!
『週刊少年ジャンプ』の”看板漫画”として、少年漫画の王道を進み続ける本作。
アニメのリメイク版の製作が発表されるなど、その勢いは衰えを知りません。
あなたもルフィの冒険の果てを見届けませんか?
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この記事について
『ワンピース』第1107話のネタバレと感想・考察をまとめている記事です。ストーリーをわかりやすくお伝えしています。
【ワンピース】第1107話のネタバレ
以下からは、『ワンピース』第1107話「あんたを捜してたんだ!!」の内容をネタバレ込みでご紹介していきます。
巨兵海賊団
「巨兵海賊団」を率いる”赤鬼のブロギー”と”青鬼のドリー”は、オイモとカーシーに軍艦の破壊を命令。
巨人族から成る「伝説」と謳われた海賊団は、国家戦力クラスの海兵らを蹂躙(じゅうりん)します。
一方その頃、「エッグヘッド」研究層では、ウソップが双眼鏡越しに「巨兵海賊団」の姿を確認。
かつて「リトルガーデン」で出会った2人の”師匠”の姿を前に、涙を流し始めました。
ウソップは、彼ら「巨兵海賊団」が自身らを逃がしに来たのだと確信。出発準備を急ぎます。
ゾロ vs ルッチ
にわかに騒がしさを増し始めた「エッグヘッド」内。
ゾロとルッチの方へと向かうジンベエは、「戦っとる場合じゃないぞ」と焦りを覚え始めていました。
その頃、ルッチとの戦闘を継続していたゾロには、息の乱れが見られ始めます。
ルッチは、「エニエス・ロビー」の一件から、”麦わらの一味”が仲間を見捨てない協力型の海賊団であることを知っていました。
それゆえに、戦闘時間をコントロールし、意図的にゾロを場に引き留めていたようです。
本物のパンチ
場所は変わって「エッグヘッド」下層。
ルフィが「”解放の戦士”ニカ」であることを知ったボニーは、涙ながらに「あんたを捜してたんだ!!」と言い放ちました。
……少し前、「歪んだ未来(ディストーションフューチャー)」を用いて、ニカのパンチを再現していたボニー。
ルフィは、そんなボニーの一撃を「へなちょこパンチ」と表現するとともに、”本当のパンチ”を見せることにしました。
そしてルフィが放ったのは「ゴムゴムの白い銃乱打(ドーンガトリング)」です。文字通りボコボコにされた”五老星”ジェイガルシア・サターン聖は、吹き飛んで行きました。
その直後、「海軍本部」”大将”黄猿が現れ、ボニーとベガパンクに対してレーザーを放ちます。
しかし、即座にカバーに入ったサンジが、”蹴り”でレーザーを弾いて見せたのです。
サンジが行った芸当は、黄猿に加えて仲間のフランキーですら驚くほどのもの。
凄まじい成長を遂げたのは、”ニカ”に覚醒したルフィだけではないようです。
黒ひげ海賊団
ルフィの攻撃で吹き飛ばされた”五老星”ジェイガルシア・サターン聖の前には、「黒ひげ海賊団」のカタリーナ・デボンとヴァン・オーガーの姿がありました。
デボンは、サターンの足に触れた直後、「さて『任務完了』♡」と一言。
特に気に留めていない様子のサターンは、デボンら「レベル6」の猛者たちが誰かの下についたことへの意外性を口にします。
それに対してデボンは、「ティーチは特別よ」と一言。
……その言葉に被せるように、サターンは「血筋もな」と言い放ちます。
どうやら”黒ひげ”マーシャル・D・ティーチは、特殊な血筋を持つ人物のようです。
そして、サターンから「本当の狙い」について問われたデボンとオーガーは、口を揃えて「世界」と返答しました。
その直後、サターンが攻撃を加えようとしますが、2人は姿を消してしまいました。
……オーガーの「ワプワプの実」によるワープです。
そして、本拠地に帰ろうとする2人。
ここで現れたのは、”麦わらの一味”の船から追放されたカリブーでした。
「あんた達をずっっと捜してた!!」と話し、”黒ひげ”に対する憧れを述べるカリブー。
……そして彼は、”黒ひげ”に一目会わせるよう頼み込みました。
『ワンピース』第1107話終わり。
【ワンピース】第1107話の感想と考察
サターン聖に「触った」デボン
”五老星”ジェイガルシア・サターン聖との衝撃的な出会いを果たした「黒ひげ海賊団」に所属する2名。
その中の1人である”若月狩り”カタリーナ・デボンは、極めて自然にサターン聖に「触り」ました。
……この接触行為には、大いなる意味があります。
もし「イヌイヌの実 幻獣種 モデル”九尾の狐”」による”変身”の条件がマネマネの実と同様だった場合、彼女はサターン聖に化けることができるようになってしまったのです。
「四皇」幹部が「世界政府」最高権力者の姿に化けることができる……悪用の手段などいくらでも思い浮かびますよね。
さらにデボンは、サターンへの接触をもって「任務完了」と発言していました。
つまり、最初からデボンの目的は、”五老星”……とまでは言わずとも、「世界政府」や「海軍」における有権力者との接触だったのでしょう。
今後の「黒ひげ海賊団」と”偽”サターン聖の動向に注意を払っておく必要がありそうですね。
カリブーと「あの人」
今回ご紹介した『ワンピース』第1107話で登場し、「黒ひげ海賊団」との接触を果たしたカリブー。
上画像のように、度々「あの人」という代名詞を用いていたことから、謎の上位存在に従う人物であることは確定していました。
そして遂に、その人物の正体が”黒ひげ”であると判明。
どうやらカリブーは、バルトロメオがルフィに憧れていたように、”黒ひげ”に対して憧れを抱いていたようです。
「計画」に基づく立ち回りで世界を引っ掻き回し、頭角を表す速度はルフィよりも早かった”黒ひげ”。
「海賊が憧れる海賊」としては、確かに妥当な線ですよね。
カリブーが黒ひげにもたらすもの
もしオーガーとデボンがカリブーを連れ帰る判断を下した場合、第1108話以降のいずれかのタイミングで、”黒ひげ”との謁見が叶うのではないかと予想されます。
仮にそうなった場合、カリブーが「爆弾」とも呼ぶべき複数の情報を持っている事実が設定として生きてきますよね。
古代兵器「ポセイドン」の正体が、「リュウグウ王国」の”人魚姫”しらほしであること。
古代兵器「プルトン」の在処が、「ワノ国」の地下であること。
……上記2つの情報は、いずれも事故的にカリブーが得たモノであり、”黒ひげ”としても持っていて困ることはない内容でしょう。
『ワンピース』第1108話の展開予想
【ワンピース】今後の展開を考察
ベガパンクが死亡か
第1106話にて、ベガパンクはサターンの鋭利な足に胸を貫かれてしまいました。
致命傷であるかはともかくとして、重傷を負ってしまったベガパンク。
彼が少なからず”空白の100年”などの世界から葬られた歴史を知っており、なおかつ反則レベルの頭脳を有していることに鑑みると、「エッグヘッド編」で退場する可能性は高いでしょう。
とはいえ、いま現在”麦わらの一味”と行動を共にしているベガパンク”悪(リリス)”など、一部の”猫(サテライト)”は生き残るのではないかと予想されます。
ともすれば、このまま仲間として行動を共にする可能性すらありそうですね。
脱出方法について
『ワンピース』第1106話では、再びルフィが”解放の戦士ニカ”の姿となり、「解放のドラム」を刻みます。
ドラムに呼応したのは、「エッグヘッド」のスクラップ場に残っていた機械兵。
「ベガフォースワン」が黄猿によって破壊されたいま、サニー号を運べる存在といえば機械兵を置いて他には考えられません。
巨兵海賊団が殿(しんがり)の役目を務め、その間に”麦わらの一味”が機械兵の力を借りて脱出……という流れが一番スムーズでしょうか。
もしくは、艦隊が巨兵海賊団によって蹴散らされたことから、海軍を相手に勝ち切ってしまう展開も考えられそうです。
仮にそうなった場合、「サターン聖死亡」という”衝撃(ショック)”が世間に伝わるのではないでしょうか。
”衝撃”を巡っては、現在の状況自体が既に”衝撃”であり、サターンが生き残る可能性の方が高そうではありますが……。
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(C)尾田栄一郎
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