『ワンピース』の概要
“ひとつなぎの大秘宝”を巡る海洋冒険ロマン!!
『週刊少年ジャンプ』の”看板漫画”として、少年漫画の王道を進み続ける本作。
アニメのリメイク版の製作が発表されるなど、その勢いは衰えを知りません。
あなたもルフィの冒険の果てを見届けませんか?
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第110巻のあらすじと感想・考察
この記事について
『ワンピース』第1111話の展開を予想する記事です(これまでのネタバレあり)。発売日情報についてもまとめています。
【ワンピース】第1111話の概要
掲載日はいつ?
『ワンピース』第1111話は、2024年3月25日発売の週刊少年ジャンプ』17号に掲載予定です。
”五老星”が集結し、”魑魅魍魎跋扈する地獄”の様相を呈する「エッグヘッド」。
しかし、ゾロがルッチを突破したことを始め、状況は決して悪くありません。
今後のストーリー展開は・・・・・・?
前回(第1110話)はこちら!
【ワンピース】第1111話の展開予想
エッグヘッドを脱出
勢揃いした”五老星”と対峙する、という絶望的な状況に陥ったルフィ。
しかし、「巨兵海賊団」との合流により、その脅威は一挙に和らぎました。
今後の展開として考えられるのは、やはり早急な「エッグヘッド」からの離脱でしょう。
ルフィが「”解放の戦士”ニカ」として再び目覚めたことで、島内では巨大な機械兵が再起動を果たしました。
脱出の鍵を握るのは、かつて「マリージョア」を襲ったというその機械兵を置いて他にはありません。
したがって、「巨兵海賊団」を伴った状態で、機械兵を殿(しんがり)に「エッグヘッド」から脱出する展開となるのではないでしょうか。
次なる島は「エルバフ」
「巨兵海賊団」の登場により、”麦わらの一味”の「エルバフ」到達が一気に現実味を帯び始めました。
元より「エルバフ」は、巨人が住まう誇り高き英傑の島として、そして何よりドリーとブロギーの生国として、ルフィとウソップが上陸を熱望していた島。
「冒険」を主とする『ONE PIECE』において、スルーすることができない島です。
また、今回の一件で”麦わらの一味”が「世界政府」の恨みを買うことは自明であり、身を守りつつ傷を癒す場所としても「エルバフ」は適した地でしょう。
直近でシャンクス率いる「赤髪海賊団」も上陸しており、「キッド海賊団」が海の藻屑となった「エルバフ」……。
そこでは、一体どのような冒険が待ち受けているのでしょうか。
サウロとの再会
「エルバフ」への上陸は、”麦わらの一味”にとっては元より、ニコ・ロビンにとっても大きな意味を持っています。
……そう、「オハラ」で生き別れたハグワール・D・サウロとの再会です。
過去回想で登場し、”親友”であった”青キジ”クザンの手によって氷漬けの憂き目にあったサウロ。
しかし、「エッグヘッド編」で描かれたベガパンクの回想シーンにより、「学者の巨人族」として生き残っていたことが示唆されたのです。
近い将来に再会を果たすであろうロビンとサウロ。
一体2人は、どのような会話で旧交をあたためるのでしょうか。
世界に”衝撃”が走る
ベガパンクが世界に向けて「真実」を発信するシーンで締めくくられた、『ワンピース』第1108話。
ここで思い出したいのが、「エッグヘッド事件」の結末です。
上画像の通り、『ワンピース』第1078話では、「エッグヘッド事件」の結末が「世界に『衝撃』を与える」と予告されていました。
奴隷の身分たるくまが「世界政府」最高権力者たる”五老星”を殴りつけたことを始め、既に「衝撃」的な要素は複数描かれていた「エッグヘッド編」。
昨今では、「巨兵海賊団」の襲来やルフィによるサターンへの攻撃なども挙げられますよね。
そんな中、「世界一の頭脳」として文字通り世界的に知られている”Dr.ベガパンク”が、民衆に向けて”真実”を発信するとなると……確かにこれ以上ない「衝撃」と言えます。
世間的には、”麦わらのルフィ”によって人質にされているはずのベガパンク。
しかし、仮にベガパンクの「世界へのメッセージ」が成功した場合、「世界政府」によるプロパガンダがものの見事に露呈することになります。
嘘で塗り固められた「世界政府」と、隠蔽された「真実の歴史」……。
次回の『ワンピース』では、そんな世界の禁忌とも言える情報が、白日の下に晒されることとなるのかもしれません。
カリブーと「あの人」
『ワンピース』第1107話で登場し、「黒ひげ海賊団」との接触を果たしたカリブー。
上画像のように、度々「あの人」という代名詞を用いていたことから、謎の上位存在に従う人物であることは確定していました。
そして遂に、その人物の正体が”黒ひげ”であると判明。
どうやらカリブーは、”黒ひげ”に対する「憧れ」を抱いていたようです。
ルフィとは違った立ち回りで世界を引っ掻き回し、頭角を表す速度はルフィよりも早かった”黒ひげ”。
「海賊が憧れる海賊」としては、確かに妥当な線ですよね。
カリブーが黒ひげにもたらすもの
もしオーガーとデボンがカリブーを連れ帰る判断を下した場合、第1108話以降のいずれかのタイミングで、”黒ひげ”との謁見が叶うのではないかと予想されます。
仮にそうなった場合、カリブーが「爆弾」とも呼ぶべき複数の情報を持っている事実が設定として生きてきますよね。
古代兵器「ポセイドン」の正体が、「リュウグウ王国」の”人魚姫”しらほしであること。
古代兵器「プルトン」の在処が、「ワノ国」の地下であること。
……上記2つの情報は、いずれも事故的にカリブーが得たモノであり、”黒ひげ”としても持っていて困ることはない内容でしょう。
黒ひげの目的について
仮にカリブーが古代兵器の情報を渡した場合、”黒ひげ”はどのようなリアクションを取るのでしょうか。
以下では、かつて”黒ひげ”が語っていた目的についておさらいします。
以前、”海軍の英雄”コビーを拉致することに成功した”黒ひげ”マーシャル・D・ティーチは、「黒ひげ王国」の建国を”夢”として語っていました。
その際”黒ひげ”は、「『世界政府』に所属する国にな!!」とも発言。
意外にも、きっちりとした”筋”を通した上での建国を目論んでいたのです。
これまでの傍若無人な立ち回りから、「世界政府」に対して牙を剥きかねないキャラクターイメージすらありましたが、実際は異なるようですね。
さて、そんな”黒ひげ”だからこそ、古代兵器という”エサ”を前にした時の反応がわかりにくいところではあります。
「世界政府」との戦闘を望んでいない様子を思えば、「不要」と断ずる可能性すらありそうです。
一方で、あくまで「力は力」と、古代兵器の奪取に向けた動きにシフトする可能性も考えられますね。
くまが一味入りする可能性
「カマバッカ王国」から出発し、”赤い土の大陸(レッドライン)”すら飛び越えて「エッグヘッド」に至ったくま。
果てしない旅路の目的は、ひとえに愛娘(=ボニー)を守ることでした。
作中でも屈指の優しい性格を持ち、一途に娘を愛し続ける人物であるからこそ、この先の展開に”救い”が用意されていることを願ってやみません。
……さて。そんな”暴君”バーソロミュー・くまですが、ここにきて「”麦わらの一味”に加入する説」が現実味を帯びてきたのではないかと思われます。
2929説
”麦わらの一味”の能力者が、ゴムゴム(=5と6)、ハナハナ(=8と7)、ヒトヒト(=1と10)、ヨミヨミ(=4と3)であるという事実は、メジャーな考察として幾度となく擦られてきました。
1から10の中で登場していない数字は、2と9。
2つを合わせた時、まず導き出されるのは「ニキュニキュ=2929」です。
一方で、初登場時点のくまの肩書きは”王下七武海”……すなわち敵サイド。
それゆえに、これまでは的外れな考察であるとされてきました。
しかし、蓋を開けてみると、くまは”暴君”とはかけ離れた心優しき人物であり、なおかつドラゴンとは親友の関係にあったことが判明したのです。
また、現在の”麦わらの一味”の立場は「四皇」。
元”王下七武海”たるジンベエもすんなり馴染んでおり、くまを迎え入れる準備は万全です。
バーソロミュー・くまの”麦わらの一味”入り……あり得るのでは!?
一味入りの障壁
くまが”麦わらの一味”に加入するにあたり、現在の状況が障壁として立ちはだかります。
サターンが「自爆スイッチ(実際は完全停止スイッチ)」を押したことにより、”植物状態”となってしまったくま。
しかし、彼は今もなお”娘を守る”という意志を遂行し続けています。
どうやら科学的には説明が付かない事象のようですが、ベガパンクは「バッカニア族」というキーワードに解決の糸口を見ました。
どうやらバッカニア族には、”身体の強さ”だけに留まらない「特性」を持っている様子。
バッカニアの血筋か、あるいはベガパンクの尽力により、くまの意識が戻ることを願うばかりです。
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(C)尾田栄一郎
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