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『ワンピース』の概要
“ひとつなぎの大秘宝”を巡る海洋冒険ロマン!!
『週刊少年ジャンプ』の”看板漫画”として、少年漫画の王道を進み続ける本作。
アニメのリメイク版の製作が発表されるなど、その勢いは衰えを知りません。
あなたもルフィの冒険の果てを見届けませんか?
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第110巻のあらすじと感想・考察
この記事について
『ワンピース』第1105話のネタバレと感想・考察をまとめている記事です。ストーリーをわかりやすくお伝えしています。
【ワンピース】第1105話のネタバレ
以下からは、『ワンピース』第1105話「愚の骨頂」の内容をネタバレ込みでご紹介していきます。
退却命令
バスターコールの発動命令によって、突如として危険地帯へと変貌を遂げた未来島「エッグヘッド」。
巻き込みを防ぐため、島内に残っていた海兵らは続々と退却を開始します。
そんな折、ドール中将が”五老星”ジェイガルシア・サターン聖と黄猿に向けて、退却を促します。……が、サターンと黄猿は島内の残るとのこと。
「しかし……」と食いついたドールでしたが、黄猿はただ「行け」とだけ指示。
指示に従い、ドールらも軍艦に退却して行きました。
追撃命令
サターン、黄猿を前に1人残っていたベガパンクは、「私さえ殺せば済む話じゃないのか!!?」と問いかけました。
「エッグヘッド」には様々な学問の研究成果が刻まれています。
ゆえに、バスターコールによって島を破壊してしまった場合、科学の進歩が100年遅れることになるようです。
熱弁するベガパンクを前に、「まだ何か隠しているのか?」とサターン。
彼ら「世界政府」にとっては、”科学の進歩”より”不都合な事実”の方が重いのでしょう。
さらにサターンは、昨日のうちに「エッグヘッド」から脱出した船に対して、「追撃命令を出してある」と付け加えました。
その理由は、脱出者の中に”空白の100年”について知った者がいる可能性が高いから。
激昂したベガパンクは、「彼らは何も知らん!!」と捲し立てますが、サターンは命令を覆すつもりはないようです。
一味の状況
ベガパンクがサターンと黄猿を引き付けている間、サンジはボニー、くま、ベガパンク”暴(アトラス)”を「真空ロケット」まで送り届けていました。
ベガパンクを心配するボニーに対して、サンジは「おれが必ず連れてく!!」とにっこり笑います。
また、並行して、サンジは上層に待機する一味の状況を確認します。
ナミ曰く、ゾロはいまだにルッチの足止めを喰らっているとのこと。戦いを止めるべく、ジンベエもその場に向かっているようです。
ただし、「ベガフォース1」によってサニー号を飛ばす作戦が頓挫したことから、脱出作戦を一から練り直す必要がある様子
一方その頃、ブルックとベガパンク”悪(リリス)”は、サニー号を裏口まで運ぶ役目を遂行していました。
その方法は、ブルックが提案した”島雲を氷に変えて滑らせる”というもの。
しかしブルックは、最後にサニー号を停止させる術を考えていませんでした。
サニー号の運命やいかにーー……。
愚の骨頂
ほとんどの海兵が退却を終えたことから、いよいよ軍艦が砲撃を開始しました。
パシフィスタによるレーザーも加わり、火の海へと様子を変えていく「エッグヘッド」。
また、ここでさらなる事態が発生します。
「真空ロケット」に乗車して上層への避難を試みるボニーらを、”大将”黄猿の「天叢雲剣(あまのむらくも)」が襲ったのです。
ロケットの”道”たるチューブが切断されたことで、スピードはそのままに空中へ放り出される格好となったボニーら。
……その瞬間、サターンはパシフィスタに「ボニーとくまを撃ち殺せ」と命じました。
即座に命令を実行するパシフィスタを前に、ボニーを守らんと抱き寄せるくま。
もはや言うまでもなく、絶体絶命の状況です。
異変
一方その頃、「エッグヘッド」のある場所で、満腹となったルフィが海兵らに囲まれていました。
また、「エッグヘッド」近海では、脱出船の追撃を命じられていた軍艦が、何者かによって撃沈されてしまっていて……?
『ワンピース』第1105話終わり。
【ワンピース】第1105話の感想と考察
変わる状況
対峙するベガパンクとサターン・黄猿を中心に、目まぐるしく変わっていく「エッグヘッド」内の状況。
遂にバスターコールが始動してしまったことから、「エッグヘッド編」の終わりは近いように思われます。
しかしながら、レーザーに晒されたボニーとくま、海兵に囲まれたルフィ、ルッチに手こずるゾロ、止まらないサニー号に乗り込むブルックと、気になる状況に陥っている人物が複数存在しています。
また、最終盤には謎の存在が「エッグヘッド」に近付くなど、まだまだストーリーは転換点を控えている様子。
一体今回の中編は、どのようにまとめられるのでしょうか。
「あいつら」はSWORD!?
機密特殊部隊たるSWORDは、海兵を海兵たらしめる「マリンコード」を返上している海兵によって構成される部隊を指しています。
SWORDの強みは、”上”の許可を必要としないことによる機動力と自由さ。
「四皇」に喧嘩を売ることはもちろん、X・ドレークのように一時的に海賊に身を堕とすことすら許可されています。
……さて、そんなSWORDを巡っては、「エッグヘッド事件」の勃発前、コビー大佐が拉致されるという事態が発生しました。
結果的には救出されたコビーでしたが、今度は”伝説の英雄”ガープ中将が「ハチノス」に取り残されてしまったのです。
コビーらとしては、もはや言うまでもなくガープの救出を望んでいるはず。
そして、上画像のヘルメッポが熱弁している通り、エッグヘッドとハチノスは近いのです。
なんの因果か、エッグヘッドには”ガープの孫”たるルフィが滞在していますよね。
また、”麦わらの一味”がエッグヘッドに立て籠っている事実は、新聞を通じて世界に発信されています。
つまり、コビーやヘルメッポがルフィの位置を把握している可能性が高いのです。
既に述べた通り、「マリンコードを返上している」がゆえの機動力と自由さが売りのSWORD。
恩師の奪還を目指すコビーとヘルメッポが頼るであろう相手といえば……?
以上の「SWORD説」を含め、「あいつら」の正体を以下の記事で考察しています!
ぜひ併せてチェックしてみてくださいね。
第1106話の展開予想
【ワンピース】今後の展開を考察
くまが一味入りする可能性
「カマバッカ王国」から出発し、”赤い土の大陸(レッドライン)”すら飛び越えて「エッグヘッド」に至ったくま。
果てしない旅路の目的は、ひとえに愛娘(=ボニー)を守ることでした。
作中でも屈指の優しい性格を持ち、一途に娘を愛し続ける人物であるからこそ、この先の展開に”救い”が用意されていることを願ってやみません。
……さて。そんな”暴君”バーソロミュー・くまですが、ここにきて「”麦わらの一味”に加入する説」が現実味を帯びてきたのではないかと思われます。
2929説
”麦わらの一味”の能力者が、ゴムゴム(=5と6)、ハナハナ(=8と7)、ヒトヒト(=1と10)、ヨミヨミ(=4と3)であるという事実は、メジャーな考察として幾度となく擦られてきました。
1から10の中で登場していない数字は、2と9。
2つを合わせた時、まず導き出されるのは「ニキュニキュ=2929」です。
一方で、初登場時点のくまの肩書きは”王下七武海”……すなわち敵サイド。
それゆえに、これまでは的外れな考察であるとされてきました。
しかし、蓋を開けてみると、くまは”暴君”とはかけ離れた心優しき人物であり、なおかつドラゴンとは親友の関係にあったことが判明したのです。
また、現在の”麦わらの一味”の立場は「四皇」。
元”王下七武海”たるジンベエもすんなり馴染んでおり、くまを迎え入れる準備は万全です。
バーソロミュー・くまの”麦わらの一味”入り……あり得るのでは!?
一味入りの障壁
くまが”麦わらの一味”に加入するにあたり、現在の状況が障壁として立ちはだかります。
サターンが「自爆スイッチ(実際は完全停止スイッチ)」を押したことにより、”植物状態”となってしまったくま。
しかし、彼は今もなお”娘を守る”という意志を遂行し続けています。
どうやら科学的には説明が付かない事象のようですが、ベガパンクは「バッカニア族」というキーワードに解決の糸口を見ました。
どうやらバッカニア族には、”身体の強さ”だけに留まらない「特性」を持っている様子。
バッカニアの血筋か、あるいはベガパンクの尽力により、くまの意識が戻ることを願うばかりです。
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(C)尾田栄一郎
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