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『ワンピース』の概要
“ひとつなぎの大秘宝”を巡る海洋冒険ロマン!!
『週刊少年ジャンプ』の”看板漫画”として、少年漫画の王道を進み続ける本作。
アニメのリメイク版の製作が発表されるなど、その勢いは衰えを知りません。
あなたもルフィの冒険の果てを見届けませんか?
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第110巻のあらすじと感想・考察
この記事について
『ワンピース』第1108話のネタバレ速報をまとめている記事です。最新情報をわかりやすくお伝えします。
【ワンピース】第1108話について
発売日はいつ?
『ワンピース』第1108話は、2024年2月26日発売の『週刊少年ジャンプ 13号』に掲載予定です。
「エッグヘッド事件」も佳境に入り、目の離せない展開が続いている昨今。
一週たりとも見逃せませんね。
【ワンピース】前回(第1107話)の振り返り
以下からは、『ワンピース』第1107話「あんたを捜してたんだ!!」の内容を振り返っています。
第1108話のネタバレ速報は、本記事中盤以降に記述しています。
巨兵海賊団
「巨兵海賊団」を率いる”赤鬼のブロギー”と”青鬼のドリー”は、オイモとカーシーに軍艦の破壊を命令。
巨人族から成る「伝説」と謳われた海賊団は、国家戦力クラスの海兵らを蹂躙(じゅうりん)します。
一方その頃、「エッグヘッド」研究層では、ウソップが双眼鏡越しに「巨兵海賊団」の姿を確認。
かつて「リトルガーデン」で出会った2人の”師匠”の姿を前に、涙を流し始めました。
ウソップは、彼ら「巨兵海賊団」が自身らを逃がしに来たのだと確信。出発準備を急ぎます。
ゾロ vs ルッチ
にわかに騒がしさを増し始めた「エッグヘッド」内。
ゾロとルッチの方へと向かうジンベエは、「戦っとる場合じゃないぞ」と焦りを覚え始めていました。
その頃、ルッチとの戦闘を継続していたゾロには、息の乱れが見られ始めます。
ルッチは、「エニエス・ロビー」の一件から、”麦わらの一味”が仲間を見捨てない協力型の海賊団であることを知っていました。
それゆえに、戦闘時間をコントロールし、意図的にゾロを場に引き留めていたようです。
本物のパンチ
場所は変わって「エッグヘッド」下層。
ルフィが「”解放の戦士”ニカ」であることを知ったボニーは、涙ながらに「あんたを捜してたんだ!!」と言い放ちました。
……少し前、「歪んだ未来(ディストーションフューチャー)」を用いて、ニカのパンチを再現していたボニー。
ルフィは、そんなボニーの一撃を「へなちょこパンチ」と表現するとともに、”本当のパンチ”を見せることにしました。
そしてルフィが放ったのは「ゴムゴムの白い銃乱打(ドーンガトリング)」です。文字通りボコボコにされた”五老星”ジェイガルシア・サターン聖は、吹き飛んで行きました。
その直後、「海軍本部」”大将”黄猿が現れ、ボニーとベガパンクに対してレーザーを放ちます。
しかし、即座にカバーに入ったサンジが、”蹴り”でレーザーを弾いて見せたのです。
サンジが行った芸当は、黄猿に加えて仲間のフランキーですら驚くほどのもの。
凄まじい成長を遂げたのは、”ニカ”に覚醒したルフィだけではないようです。
黒ひげ海賊団
ルフィの攻撃で吹き飛ばされた”五老星”ジェイガルシア・サターン聖の前には、「黒ひげ海賊団」のカタリーナ・デボンとヴァン・オーガーの姿がありました。
デボンは、サターンの足に触れた直後、「さて『任務完了』♡」と一言。
特に気に留めていない様子のサターンは、デボンら「レベル6」の猛者たちが誰かの下についたことへの意外性を口にします。
それに対してデボンは、「ティーチは特別よ」と一言。
……その言葉に被せるように、サターンは「血筋もな」と言い放ちます。
どうやら”黒ひげ”マーシャル・D・ティーチは、特殊な血筋を持つ人物のようです。
そして、サターンから「本当の狙い」について問われたデボンとオーガーは、口を揃えて「世界」と返答しました。
その直後、サターンが攻撃を加えようとしますが、2人は姿を消してしまいました。
……オーガーの「ワプワプの実」によるワープです。
そして、本拠地に帰ろうとする2人。
ここで現れたのは、”麦わらの一味”の船から追放されたカリブーでした。
「あんた達をずっっと捜してた!!」と話し、”黒ひげ”に対する憧れを述べるカリブー。
……そして彼は、”黒ひげ”に一目会わせるよう頼み込みました。
『ワンピース』第1107話終わり。
【ワンピース】第1108話のネタバレ速報
以下からは、『ワンピース』第1108話「応答せよ、世界」の内容をネタバレありでご紹介していきます。
※未確定要素を含む場合があります。情報は随時更新予定です。
カリブーの情報
前回(第1107話)のラスト、”麦わらの一味”から追い出されたカリブーは、”黒ひげ海賊団”と接触した。
ルフィに憧れたバルトロメオのように、”黒ひげ”に憧れを抱いていたカリブー。
そこで彼は、自信の持つ「価値ある情報」をチラつかせ、自らを”黒ひげ”と引き合わせるよう嘆願した。
カリブーが持つ”爆弾”情報
①古代兵器「ポセイドン」の正体が「リュウグウ王国」の”人魚姫”しらほしであること。
②古代兵器「プルトン」の在処が、「ワノ国」の地下であること。
”黒ひげ海賊団”に所属するカタリーナ・デボンとヴァン・オーガーは、口を揃えて「世界」が目的であると語った。
そんな彼らだからこそ、古代兵器の情報は喉から手が出るほど欲しいのではないだろうか。
サターンの形態変化
”麦わらの一味”を援護するべく、ウォーランド「エルバフ」から遥々やってきた「巨兵海賊団」。
巨人たちを率いる”赤鬼のブロギー”と”青鬼のドリー”は、海軍たちを蹴散らした末、フランキーやベガパンク”暴(アトラス)”、ボニーらの救出に成功する。
一方で、”五老星”ジェイガルシア・サターン聖の攻撃で重傷を負ったベガパンク本体(ステラ)は、自身を置いてボニーを守るようルフィらに嘆願する。
……そんな折、前話でルフィに殴り飛ばされたサターンが再び登場。
その姿は以前のものと異なり、”動物系(ゾオン)”特有の形態変化がお披露目となる。
おそらくは完全な獣形態であり、目は虚(うつろ)、体には毒のようなものを纏っているようだ。
激しい攻撃を開始し、ルフィやサンジ、ベガパンクに対する攻撃を繰り広げるサターン。
ルフィの指示により、サンジはベガパンクを運んで逃げ始める。
世界へ宛てたメッセージ
サターンの命の下、親友の危機を前にしてなお、黄猿は「社畜」を全うし続ける。
結果として、「天叢雲剣(あまのむらくも)」がベガパンクの胸を貫いた。
”自ら親友を手にかけた”と言う事実を前に、黄猿は憔悴した表情を浮かべる。
しかし、それでも黄猿は手を緩めない。
ベガパンクを抱えて再び逃げ始めたサンジを追うべく、自らの体を光と変えて移動する用意を整えた。
……が、一方のルフィはそれを許さない。
「ニカ」の力で巨大化し、黄猿とベガパンクを抑え込んだのである。
そんな折、サンジに抱かれたベガパンクに異変が起こった。
表情は笑顔であるものの、パタリと静かになってしまったのだ。
……そして、そんな異常事態に呼応するが如く、「エッグヘッド」から世界に対し、「真実」を伝えるためのメッセージが流され始める!!
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【ワンピース】第1108話のネタバレ速報|まとめ
『ワンピース』第1108話の内容を簡単に振り返っておきましょう。
【第1108話のまとめ】
- オーガーとデボンに接触したカリブーは、自身が重要な情報を握っていると明かす。
- ”青鬼のドリー”と”赤鬼のブロギー”が、窮地のフランキーらを救った。
- サターンが形態変化を遂げ、無数の脚に毒を纏う。
- 黄猿の「天叢雲剣」がベガパンクの胸部を貫く。
- おそらくベガパンクは死亡。
- ベガパンクの死を引き金に、全世界に対するメッセージが発信される。
カリブーの動き
”音越”ヴァン・オーガーと”若月狩り”カタリーナ・デボンを前に、”黒ひげ”に対する憧れを語ったカリブー。
確かに彼は、事あるごとに「あの人」と言う代名詞を用いており、何者かに対する忠誠心を匂わせていました。
第1107話から第1108話にかけて、その人物が”黒ひげ”であったことが判明するとともに、カリブーは”黒ひげ”への謁見を要求。
カリブーが持つ情報は、2種の古代兵器に関する極めて重要な内容であり、「黒ひげ海賊団」としても無下にすることはないはずです。
もしプルトンやポセイドンの情報が”黒ひげ”に漏れた場合、「ワノ国」や「リュウグウ王国」に危機が及ぶことになりそうですが……?
ベガパンクのメッセージ
『ワンピース』第1108話最終盤、ベガパンクが全世界に向けてメッセージを発信することが明らかになりました。
「世界政府」は世界経済新聞社を通じて、「ベガパンクが”麦わらの一味”に拉致されている」と言う体で発信していたため、発信内容如何では不味い状況になりかねません。
おそらくは「ベガパンクの死」がトリガーとなって発信され始めた”メッセージ”。
一体その内容とは……?
今後のストーリー展開が楽しみですね。
【ワンピース】今後の展開について考察
カリブーと「あの人」
『ワンピース』第1107話で登場し、「黒ひげ海賊団」との接触を果たしたカリブー。
上画像のように、度々「あの人」という代名詞を用いていたことから、謎の上位存在に従う人物であることは確定していました。
そして遂に、その人物の正体が”黒ひげ”であると判明。
どうやらカリブーは、”黒ひげ”に対する「憧れ」を抱いていたようです。
ルフィとは違った立ち回りで世界を引っ掻き回し、頭角を表す速度はルフィよりも早かった”黒ひげ”。
「海賊が憧れる海賊」としては、確かに妥当な線ですよね。
カリブーが黒ひげにもたらすもの
もしオーガーとデボンがカリブーを連れ帰る判断を下した場合、第1108話以降のいずれかのタイミングで、”黒ひげ”との謁見が叶うのではないかと予想されます。
仮にそうなった場合、カリブーが「爆弾」とも呼ぶべき複数の情報を持っている事実が設定として生きてきますよね。
古代兵器「ポセイドン」の正体が、「リュウグウ王国」の”人魚姫”しらほしであること。
古代兵器「プルトン」の在処が、「ワノ国」の地下であること。
……上記2つの情報は、いずれも事故的にカリブーが得たモノであり、”黒ひげ”としても持っていて困ることはない内容でしょう。
黒ひげの目的について
仮にカリブーが古代兵器の情報を渡した場合、”黒ひげ”はどのようなリアクションを取るのでしょうか。
以下では、かつて”黒ひげ”が語っていた目的についておさらいします。
以前、”海軍の英雄”コビーを拉致することに成功した”黒ひげ”マーシャル・D・ティーチは、「黒ひげ王国」の建国を”夢”として語っていました。
その際”黒ひげ”は、「『世界政府』に所属する国にな!!」とも発言。
意外にも、きっちりとした”筋”を通した上での建国を目論んでいたのです。
これまでの傍若無人な立ち回りから、「世界政府」に対して牙を剥きかねないキャラクターイメージすらありましたが、実際は異なるようですね。
さて、そんな”黒ひげ”だからこそ、古代兵器という”エサ”を前にした時の反応がわかりにくいところではあります。
「世界政府」との戦闘を望んでいない様子を思えば、「不要」と断ずる可能性すらありそうです。
一方で、あくまで「力は力」と、古代兵器の奪取に向けた動きにシフトする可能性も考えられますね。
ベガパンクが死亡か
第1106話にて、ベガパンクはサターンの鋭利な足に胸を貫かれてしまいました。
致命傷であるかはともかくとして、重傷を負ってしまったベガパンク。
彼が少なからず”空白の100年”などの世界から葬られた歴史を知っており、なおかつ反則レベルの頭脳を有していることに鑑みると、「エッグヘッド編」で退場する可能性は高いでしょう。
とはいえ、いま現在”麦わらの一味”と行動を共にしているベガパンク”悪(リリス)”など、一部の”猫(サテライト)”は生き残るのではないかと予想されます。
ともすれば、このまま仲間として行動を共にする可能性すらありそうですね。
巨兵海賊団の脅威
「エルバフ」にてキッド海賊団を叩きのめした後、「エッグヘッド」に向けて出航していたブロギーとドリー。
2人が率いるのは、かつて”偉大なる航路(グランドライン)”を震撼させた巨兵海賊団です。
文字通り巨人からなる巨兵海賊団は、”海賊王”ゴール・D・ロジャーが生まれる以前の海を荒らした海賊団。
船長たる2人の懸賞金は、当時としては異例の高額である1億ベリーです。
金額を現在の基準に置き換えた場合、かなりの値になるであろうことは想像に難くありません。
そんな2人を含む巨兵海賊団が大暴れすることで、バスターコールを遂行している艦隊は容易に蹴散らされてしまうことでしょう。
脱出方法について
『ワンピース』第1106話では、再びルフィが”解放の戦士ニカ”の姿となり、「解放のドラム」を刻みます。
ドラムに呼応したのは、「エッグヘッド」のスクラップ場に残っていた機械兵。
「ベガフォースワン」が黄猿によって破壊されたいま、サニー号を運べる存在といえば機械兵を置いて他には考えられません。
巨兵海賊団が殿(しんがり)の役目を務め、その間に”麦わらの一味”が機械兵の力を借りて脱出……という流れが一番スムーズでしょうか。
もしくは、艦隊が巨兵海賊団によって蹴散らされたことから、海軍を相手に勝ち切ってしまう展開も考えられそうです。
仮にそうなった場合、「サターン聖死亡」という”衝撃(ショック)”が世間に伝わるのではないでしょうか。
くまが一味入りする可能性
「カマバッカ王国」から出発し、”赤い土の大陸(レッドライン)”すら飛び越えて「エッグヘッド」に至ったくま。
果てしない旅路の目的は、ひとえに愛娘(=ボニー)を守ることでした。
作中でも屈指の優しい性格を持ち、一途に娘を愛し続ける人物であるからこそ、この先の展開に”救い”が用意されていることを願ってやみません。
……さて。そんな”暴君”バーソロミュー・くまですが、ここにきて「”麦わらの一味”に加入する説」が現実味を帯びてきたのではないかと思われます。
2929説
”麦わらの一味”の能力者が、ゴムゴム(=5と6)、ハナハナ(=8と7)、ヒトヒト(=1と10)、ヨミヨミ(=4と3)であるという事実は、メジャーな考察として幾度となく擦られてきました。
1から10の中で登場していない数字は、2と9。
2つを合わせた時、まず導き出されるのは「ニキュニキュ=2929」です。
一方で、初登場時点のくまの肩書きは”王下七武海”……すなわち敵サイド。
それゆえに、これまでは的外れな考察であるとされてきました。
しかし、蓋を開けてみると、くまは”暴君”とはかけ離れた心優しき人物であり、なおかつドラゴンとは親友の関係にあったことが判明したのです。
また、現在の”麦わらの一味”の立場は「四皇」。
元”王下七武海”たるジンベエもすんなり馴染んでおり、くまを迎え入れる準備は万全です。
バーソロミュー・くまの”麦わらの一味”入り……あり得るのでは!?
一味入りの障壁
くまが”麦わらの一味”に加入するにあたり、現在の状況が障壁として立ちはだかります。
サターンが「自爆スイッチ(実際は完全停止スイッチ)」を押したことにより、”植物状態”となってしまったくま。
しかし、彼は今もなお”娘を守る”という意志を遂行し続けています。
どうやら科学的には説明が付かない事象のようですが、ベガパンクは「バッカニア族」というキーワードに解決の糸口を見ました。
どうやらバッカニア族には、”身体の強さ”だけに留まらない「特性」を持っている様子。
バッカニアの血筋か、あるいはベガパンクの尽力により、くまの意識が戻ることを願うばかりです。
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