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『ワンピース』の概要
“ひとつなぎの大秘宝”を巡る海洋冒険ロマン!!
『週刊少年ジャンプ』の”看板漫画”として、少年漫画の王道を進み続ける本作。
アニメのリメイク版の製作が発表されるなど、その勢いは衰えを知りません。
あなたもルフィの冒険の果てを見届けませんか?
最新巻発売中!
第110巻のあらすじと感想・考察
この記事について
『ワンピース』第1125話についてまとめている記事です(これまでのネタバレあり)。発売日情報についても記述しています。
【ワンピース】第1125話の概要
掲載日・発売日はいつ?
『ワンピース』第1125話は、2024年9月9日発売の『週刊少年ジャンプ』41号に掲載予定です。
「エッグヘッド編」が終了し、「エルバフ編」が開幕しようとしている『ワンピース』。
前話最終コマでは、早速新たな”影”が登場。波乱の予感が立ち込める新編は、どのように展開されていくのでしょうか。
本記事では、これからの展開の予想をネタバレ込みでご紹介していきます。
前回(第1124話)はこちら!
本編に入る前に、まずは『ワンピース』第1124話の内容を振り返っておきましょう。
【第1124話のまとめ】
- モルガンズが「エッグヘッド事件」の報道準備を進める。
- 赤犬が「エッグヘッド」の黄猿に連絡を入れる。
- ベガパンク”悪(リリス)”が目を覚まし、宴に合流。
- 「エルバフ」にて麦わらの一味を待つ何者かの影が描かれる。
詳細な内容は以下のネタバレ・展開予想にてご紹介していますので、ぜひ併せてご覧ください。
【ワンピース】第1125話のネタバレ・展開予想
金獅子のシキが再登場か
『ONE PIECE』第1124話ラストに登場した、”麦わらの一味”を待つ謎の影。
頭部に編笠のようなものを被り、酒を飲むその人物……シルエットから、背にマントを羽織っているのではないかと思われます。
実はこの人物、以前にクロッカスと酒を酌み交わしていた人物ではないかと予想する声があがっているのです。
『ONE PIECE』第631話の扉絵で描かれた、上画像のシーン。
現在に至るまで、その人物が正確に誰であるのかは明かされていませんが、クロッカスが元「ロジャー海賊団」船医であることを思えば、候補は絞られてきますよね。
特徴的な羽織に、金色と思しき長髪。そして、ロジャーの時代を生きた……以上の特徴に当てはまる人物といえば、”金獅子のシキ”を置いて他にはいません。
シキとは?
”金獅子のシキ”は、2009年12月12日公開の映画『ONE PIECE FILM STRONG WORLD』(以下、 『STRONG WORLD』)のボスとして登場したキャラクターです。
『STRONG WORLD』は、シリーズ初となる尾田栄一郎先生原作・総指揮のもと作られた、アニメ『ONE PIECE』10周年記念作品。
劇中では、ロジャーの時代を生きた”大海賊”たるシキが、20年の時を経て動き出し、”麦わらの一味”に立ちはだかりました。
そんなシキは、『ONE PIECE』第109巻のSBSによると、元々原作に登場する予定のキャラクターだったとのこと。
また、『ONE PIECE』第1096話では、「ロックス海賊団」の一員として実際に姿が描かれました。
”フワフワの実”を食べ、自身や周囲の無生物を浮遊させることができるシキ。
島そのものを浮かせることもできるとあって、ダイナミックな戦法を得意とするキャラクターです。
尾田先生にとっても思い入れのあるキャラクターに仕上がっているのではないかと予想されることから、満を持しての原作本格登場もあり得ないことはないでしょう。
映画のストーリーは地続きか
本記事にて既に述べた通り、『ONE PIECE FILM STRONG WORLD』は尾田先生総指揮の下で製作された映画です。
だからこそ、原作とはほとんど地続きとなっており、映画と原作の間でしばしば見られる矛盾もほとんど見当たりません。
ゆえに、”金獅子のシキ”が再登場し、一味の前に現れた際は、「再会」という体になるのではないかと予想されます。
映画未視聴の読者への配慮として、『STRONG WORLD』の因縁はモノローグで説明される形が取られるのではないでしょうか。
スコッパー・ギャバンが登場?
『ONE PIECE』第1124話ラストのシルエット姿の人物について、スコッパー・ギャバン説を推す声も多く見られます。
「ロジャー海賊団」の1番手、”ゴールド(金)”たるゴールド・ロジャー、2番手の”シルバー(銀)”たるシルバーズ・レイリー。
そして、3番手の”コッパー(銅)”たるスコッパー・ギャバン……。
ギャバンと言えば、病死したロジャーや、「シャボンディ諸島」で隠居生活を送るレイリーとは異なり、「ロジャー海賊団」解散後の消息が一切描かれていません。
彼自身は黒髪であることから、本記事にて上述した”クロッカスと酒を酌み交わす人物”ではなさそうですが、「エルバフ編」で遂に登場、という展開も十分に考えられます。
過去シーンで描かれている限りは、豪快かつ明朗な人物であり、邪悪さは感じられないギャバン。
仮に再登場するのであれば、”麦わらの一味”とはどのように関わっていくのでしょうか。
エルバフ編について
『ONE PIECE』第1125話以降では、遂に巨人達の総本山にて「エルバフ編」がスタートするものと予想されます。
「エルバフ編」で期待されるイベントと言えば、何といってもロビンとサウロの再会です。
また、「ワノ国」出国前にユースタス・”キャプテン”キッドが述べていた「火ノ傷」の男についての情報が明かされるかも……?
王子ロキ
「エルバフ」と言えば、ローラとの政略結婚が破談となった”王子”ロキのビジュアルが気になるところですよね。
いよいよ始まる「エルバフ編」では、そんなロキの姿の他、数名の重要キャラクターが新規登場するのではないかと思われます。
サターンの処遇について
「エッグヘッド編」にて、他の”五老星”に先立って活躍した、”牛鬼”ジェイガルシア・サターン聖。
「世界政府」において、”科学防衛武神”という肩書を持つ彼であるからこそ、”ベガパンクの抹殺”という重要任務への同行が決まったのだと思われます。
……しかし、蓋を開けてみると、今回の任務はまさに「蜂の巣をつついた」という表現が適切な結末を迎えました。
ベガパンク”星(ステラ)”の抹殺こそ成し得たものの、”告発配信”で「世界政府」への信用が根底から揺るがされ、なおかつ”麦わらの一味”や”悪(リリス)”、くま、ボニーなどの重要人物をまんまと逃してしまったのです。
これまでは世界のトップかと思われていた”五老星”でしたが、我々読者は”その上”にイム様が座していることを知っています。
今回の件の責任者であるサターンには、何らかの制裁が下されるのではないでしょうか。
神の騎士団による処刑
表向きには”最高権力者”の内の1人であるサターン。
そんな存在を罰することができる者となると、世界の真のトップたるイム様か、”神の騎士団”最高司令官のフィガーランド・ガーリングくらいのものでしょう。
ガーリングと”五老星”の力関係については不明ですが、次回以降のストーリーでは、ミョスガルドのように処刑されるサターンの姿が描かれるかも……?
”配信”に対する反応
『ONE PIECE』第1122話の中盤、”封豨(ほうき)”トップマン・ウォーキュリーの攻撃により、「配信電伝虫」は完全に破壊されてしまいました。
結果として、全世界に向けた「配信」は停止させられてしまいましたが、時既に遅し。
ベガパンクの言葉は遥か海を超えて伝わっており、果ては「海底の大監獄『インペルダウン』」にすら届いていました。
そんな「配信」で語られたのは、あまりに突飛な「世界の真実」。
作中の人々にとっても、我々読者にとっても、理解するにはもう少し時間が欲しいところですよね。
だからこそ第1123話以降では、改めてベガパンクの告発内容を咀嚼する回が設けられるのではないかと予想されます。
これまでのストーリーでも、中編と中編の合間には”世界の動き”が描写される傾向にありました。
「革命軍」を筆頭に、今後大きく動き出すであろう勢力の動向に期待しておきたいところです。
『ワンピース』第1125話のネタバレ情報まとめ
【ワンピース】今後の展開について・ネタバレあり
ジョイボーイは眼帯の海賊?
「眼帯の海賊」について
「海賊」という言葉から多くの人が連想するであろうアイテム、”眼帯”。
ファンの皆様であればご存知の通り、『ONE PIECE』のストーリーにおいて、眼帯の海賊は登場していません。
その理由は、作者の尾田栄一郎先生曰く「裏ポリシー」。
”眼帯”という象徴的なアイテムを使わずとも海賊を描くことはできる、という気持ちが込められているようです。
一方で、尾田先生は、「物語の終盤、一度だけ、まさに”眼帯の海賊”が登場します」とも語っています。
終盤に登場する”眼帯の海賊”が、ストーリーにおけるモブキャラクターであるはずもなく……。
ともすれば、今後のストーリーの”核”となるであろう”ジョイボーイ”こそが、”眼帯の海賊”だったのではないでしょうか。
ジョイボーイが眼帯の海賊である理由
これまでのストーリーにおいて、断片的にその名が描かれてきた”ジョイボーイ”。
「エルバフ」に伝わる”太陽の神”ニカや、我らが主人公のモンキー・D・ルフィと同じ、「伸縮する体」で戦ったという彼は、要所要所でその名を刻んでいる人物です。
果ては”最後の島”たる「ラフテル」に”ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)”を残し、”海賊王”ゴール・D・ロジャーを爆笑させたとあって、ストーリーにおける最重要人物であろうことは疑いようもありません。
そして、『ONE PIECE』第1114話で明かされたところによると、”ジョイボーイ”は最初に海賊と呼ばれた男。
もし仮にそんな男が”眼帯”を着用していたのであれば、これほど洒落の効いた話はありません。
だからこそ当ブログでは、ジョイボーイこそが”眼帯の海賊”として描かれる最初で最後の人物ではないかと予想しています。
ジョイボーイとエメトの過去
「エメト」について
鉄の巨人の名前と思しき「エメト(EMETH)」とは、ヘブライ語で「真理」を意味する言葉です。
ユダヤ教の伝承によると、自立した泥人形たる「ゴーレム」は、「EMETH」と記された羊皮紙を人形に貼り付けることで完成するとのこと。
鉄の巨人の「エメト」という名は、察するに「ゴーレム」の伝承に基づくネーミングでしょう。
そしてゴーレムと言えば、主人の命令だけを実行する存在であることも知られています。
鉄の巨人が「ジョイボーイ」に固執している様子を見るに、両者の間で主従関係にも似た何かがある可能性は高いでしょう。
過去が明かされる?
現時点では「かつて『マリージョア』を襲った存在」という程度の情報しか明かされておらず、まだまだ謎の多い存在である”鉄の巨人”エメト。
そんな中、第1119話では、ジョイボーイとエメトがコミュニケーションをとっていたことが示唆されました。
続く第1120話以降では、ジョイボーイとエメトにフィーチャーする形で、いよいよ「空白の100年」の詳細が描かれていくのではないかと予想されます。
長らく謎のベールに包まれてきた、「空白の100年」。
ジョイボーイのビジュアルはもちろん、「王国」と「連合軍」が戦へと至った”火種”など、「空白の100年」を取り巻く謎を挙げ出せば、キリがありません。
『ONE PIECE』世界の根幹を解き明かす「空白の100年編」に期待が高まりますね。
エメトは能力を持ったロボット?
機械でありながら、明確な意思を持って動いている”鉄の巨人”エメト。
800年前、ジョイボーイと会話を交わしていたであろうことも示唆されており、どうやら単なるロボットではないようです。
元を辿れば無機質な”鉄”であるはずのエメトが、意思を持つ理由……。
『ONE PIECE』の世界において最も可能性の高い線として考えられるのが、「悪魔の実の能力」です。
ゾウゾウの実を食べた剣である「”象剣”ファンクフリード」に、イヌイヌの実モデル”ダックスフント”を食べた銃の「ラッスー」。
作中世界では、無機物が能力によって”生物”の姿となる事例が複数描かれています。
人語を操る機械たるエメトも同様です。チョッパーのように、”ヒトヒトの実”関連の能力を得たがゆえに、他者との会話が可能になったのではないでしょうか。
告発配信の後
「エッグヘッド編」の後半で描かれた、ベガパンクによる世界への告発配信。その内容は、「世界政府」が築き上げた信頼を根底から覆すに足るものでした。
「世界沈没」という余りにもセンセーショナルな響きに加えて、その要因たる古代兵器が「『世界政府』によって握られている」という推測。
加えて、そんな兵器が使用されたことで、「ルルシア王国」が滅んだという事実……。
今後のストーリーでは、世界各国が大きく荒れるとともに、「世界政府」がその対応に追われる展開となるのでは無いでしょうか。
革命軍の動き
上述の通り、今後は大きな混乱が予想される作中世界。
そんな中で勢いを増していくと思われる組織が、モンキー・D・ドラゴン率いる「革命軍」です。
例えば、今回の騒動では、地図から消えてしまった国「ルルシア王国」が大きく注目を浴びましたが、「革命軍」は、そんなルルシアの民の一部を受け入れています。
今後の世論の動き次第ではあるものの、打倒「世界政府」を掲げる「革命軍」にとって、一連の配信が追い風となることは間違い無いでしょう。
昨今のストーリーにおいて、聖地「マリージョア」に対する兵糧攻めなど、世界貴族への攻勢を強めている「革命軍」。
配信によって反政府感情が高まったいま、今後は大きな存在感を示していくことになるでしょう。
SWORDの動き
上述した「革命軍」と合わせて注目しておきたい組織が、海軍の機密特殊部隊「SWORD(ソード)」です。
「ハチノス」の一件で負傷したコビーらは、「GS総合病院」で傷を癒していた折、ベガパンクの配信の一部始終を耳にしました。
彼らが内容を精査するのはこれからですが、”王子”プリンス・グルスは「あっちゃならねェ答えが出そうだ」と一言。
また、孔雀(クジャク)は、「アタシらの出番じゃないか!」と応えました。
彼らは”マリンコード”を返上している、海軍でありながら海軍の枠組みからはみ出した存在です。
表立って「世界政府」と対立する……とまでは行かずとも、彼ら自身の「正義」に則り、何らかのアクションを起こしてくれそうですよね。
主人公さながらの成長と活躍を見せているコビーが所属しているからこそ、「SWORD」の今後には期待しておきたいところです。
海軍本部の動き
突如として巨大地震が発生し、海面が約1m上昇した作中世界。
世界に向けた配信を断行したベガパンクは、その地震が「古代兵器」によって引き起こされたものであるという推測を提唱しました。
一連の”告発”を聞いていた「海軍本部」”元帥”サカズキは、いつにも増して険しい表情。
”正義”を掲げている「海軍本部」は、その上部組織たる「世界政府」の行いに対し、どのような感情を抱いているのでしょうか。
今後のストーリーでは、今一度「正義の在り方」が問われる日が来るのかもしれませんね。
神の騎士団が動き出す?
いよいよ作品タイトルである”ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)”がストーリーの中心に据えられた、漫画『ONE PIECE』。
第1121話のラストでは、「四皇」や「海軍本部」、「革命軍」などの従来から活躍していた組織に加えて、「神の騎士団」を率いるフィガーランド・ガーリング聖の姿も描かれました。
これから本格化するであろう「”ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)”争奪戦」において、「神の騎士団」が参戦することは間違い無いと見て良いでしょう。
神の騎士団について
「神の騎士団」は、『ワンピース』第1054話にて(名前のみ)初登場した組織です。
チャルロス聖の殺人未遂事件に出張ってきたことから、「マリージョア」における自治組織的位置付けと思われていましたが、どうやら実態は異なる様子。
例えば「革命軍」のモンキー・D・ドラゴンは、「マリージョア」に対する兵糧攻めを続けた結果として、「神の騎士団」の介入を見据えています。
一体「神の騎士団」とはどのような組織であり、どれほどの強さを有しているのでしょうか。以下で考察していきます。
神の騎士団の強さ
現在の「神の騎士団」は、かつて「ゴッドバレー」に君臨した”王者”ことフィガーランド・ガーリング聖が最高司令官を務めています。
そしてガーリングと言えば、「ゴッドバレー」にロジャー海賊団やロックス海賊団が攻め入ってきた際、海軍を下げて自身らが前に出る決断を下した人物。
その他の騎士団員も黙ってその指示に従い、侵入者の元へと駆け出しています。
以上のことから察するに、どうやら「神の騎士団」は、低く見積もっても「四皇」相手に引けを取らない程度の強さを有している様子。
特にロックス海賊団については、”白ひげ”エドワード・ニューゲートや”百獣のカイドウ”、”ビッグマム”シャーロット・リンリン、”金獅子のシキ”、キャプテン・ジョンなど多数のネームドを抱えていた組織です。
その実力は「四皇」レベルなど超えており、それはロジャー海賊団についても同じことが言えるでしょう。
現代の「神の騎士団」についても、当時に近しい圧倒的な実力を有していると見て間違いはなさそうです。
フィガーランド家の謎
本記事にて既に述べた通り、「神の騎士団」はフィガーランド家のガーリング聖が”最高司令官”を務める組織です。
そもそもフィガーランド家とは、『ONE PIECE FILM RED』で本編に先駆けて登場した家名であり、文脈上”赤髪のシャンクス”の血筋で間違いありません。
「頂上戦争」の調停時、”元帥”センゴクが発した「お前ならいい」という発言や、パンゲア城内での”五老星”との謁見など、「世界政府」との浅はかならぬ関係が暗に示されている男・シャンクス。
彼自身やフィガーランド家とは、一体どのような立ち位置にあるのでしょうか。
もう1人のシャンクス
上述した「”五老星”との謁見」を巡っては、シャンクス本人ではなく「クローンである」という説や双子説、瞬間移動系の能力者説などが囁かれていました。
ここで気になるのが、『ワンピース』第1121話の見開きページです。
そこには、シャンクスやガーリング聖と似た剣を持つ黒塗りの人物がしれっと描かれてい流ではありませんか。
その人物が持つ剣は、シャンクスが持つ騎士風の剣「グリフォン」とよく似ているようにも思われます。
もし彼がシャンクスと何らかの関係にある人物であり、その強さもシャンクスと似たものであった場合……「神の騎士団」は、読者の想像以上にストーリーを引っ掻き回す存在になるやもしれませんね。
くまが意識を取り戻す?
これまでのストーリーにおいて、あまりにも不遇な目に遭い過ぎている男、バーソロミュー・くま。
異名の”暴君”とはかけ離れた優しさを有しており、現在の読者のイメージは「心優しきくまさん」といったところでしょうか。
さて、そんなくまの現在の状況は、娘であるジュエリー・ボニーの命令を絶対とする人間兵器です。
本来であれば海賊(=ボニー)の命令など届くはずもなく、また、「威権順位」の点でもトップは”五老星”のはずですが、ベガパンクの小さな抵抗により、現在の状況に至りました。
しかし、これではあくまで”親が子を子と認識できず手にかける”という最悪の事態が防がれたに過ぎず、到底ハッピーエンドには辿り着けない状態にあります。
そこで”鍵”となるであろうポイントが、「バッカニア族の血筋」です。
バッカニア族の血筋が持つ可能性
「ルナーリア族」同様、「万国(トットランド)」にも存在しておらず、なおかつ「世界政府」にとって都合が悪い一族でもある「バッカニア族」。
その詳細な特殊性は未だに判明しておらず、現時点では「強靭である」という程度の情報しか述べることができません。
ゆえに、仮に「バッカニア族」の特殊性が自我や意識に結びつく類のものであった場合、消えたはずのくまの意識が回帰する展開もあり得るのでは無いでしょうか。
くまとボニーの幸せを望む一読者として、ぜひそんな展開が実現してほしいところですが……?
くま&ボニーの仲間入りが実現か
まず注目したいのが、『ワンピース』第1111話の掲載号である『週刊少年ジャンプ』2024年17号の巻頭カラーです。
上記カラー絵の参考となっているリクエスト内容は、「光るクラゲの傘をさして深海を散歩する麦わらの一味」というもの。
そう、この扉絵は”麦わらの一味”の集合絵です。
そして右下と右上には、それぞれバーソロミュー・くまとジュエリー・ボニーの姿が。
……これ、一味入り確定と見て良いですよね!?
個人的な感情も相まって、是非ともくまとボニー親娘には幸せになってほしいところ。
また、「四皇」”麦わらのルフィ”率いる「麦わら大船団」の戦力が増えるという意味でも、”暴君”バーソロミュー・くまの仲間入りに期待してしまいます。
2929説
バーソロミュー・くまの仲間入りをめぐっては、もう1つ有力な説が囁かれています。
”麦わらの一味”に属する能力者達は、ゴムゴム(=5と6)、ハナハナ(=8と7)、ヒトヒト(=1と10)、ヨミヨミ(=4と3)といった具合に、2つの数字の組み合わせで表すことができる能力を持っているのです。
そして、1から10のうち登場していない数字は、2と9。
2つを合わせた時に導き出される能力といえば「ニキュニキュ=2929」ですよね。
上記の説は比較的初期の段階で指摘されていましたが、当時としては「”暴君”くまの仲間入り」はあまりに突拍子のない展開であり、都市伝説程度の扱いでした。
しかし、蓋を開けてみると、くまは”暴君”とはかけ離れた心優しき人物。また、ドラゴンと親友の関係にあったことすら判明したのです。
加えて、現在の”麦わらの一味”の立場は「四皇」の一角。
元”王下七武海”たるジンベエもすんなり馴染んでおり、くまを迎え入れる準備は万全です。
バーソロミュー・くまの”麦わらの一味”入り……やっぱりあり得るのでは!?
【ワンピース】第1125話のネタバレ・展開予想まとめ
今回は『ワンピース』第1125話の内容をこれまでのネタバレ込みで予想しました。
以下に本記事での予想内容をまとめています。
【第1125話以降の予想まとめ】
- ”金獅子のシキ”が「エルバフ編」にて登場する。
- 映画『STRONG WORLD』のストーリーは原作と地続き。
- 謎のキャラクターの正体はギャバン?
- エルバフ編では王子・ロキが登場する。
以上、いかがでしたでしょうか。
本記事が『ワンピース』のストーリーをさらに楽しむための一助となれば幸いです。
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