ワンピース

【ワンピース】第1104話のネタバレ 感想と考察|歴史的大事件 バスターコールが発動され・・・

『ワンピース』の概要

『ワンピース』107巻(『ONE PIECE』107巻 尾田栄一郎 / 集英社)

“ひとつなぎの大秘宝”を巡る海洋冒険ロマン!!

『週刊少年ジャンプ』の”看板漫画”として、少年漫画の王道を進み続ける本作。

アニメのリメイク版の製作が発表されるなど、その勢いは衰えを知りません。

あなたもルフィの冒険の果てを見届けませんか?

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この記事について

『ワンピース』第1104話のネタバレと感想・考察をまとめている記事です。ストーリーをわかりやすくお伝えしています。

【ワンピース】第1104話のネタバレ

以下からは、『ワンピース』第1104話「ありがとう、お父さん」の内容をネタバレ込みでご紹介していきます。

歴史的大事件

”五老星”ジェイガルシア・サターン聖に向けて、拳を振り上げたくま

一方のサターンは、くまが革命軍に連れ去られた時点で「自爆スイッチ」を押下していたことを明かします。

……しかし、くまは自爆などしておらず、現にいま娘のもとへと駆けつけたのです。

サターンを殴るくま(『ONE PIECE』第1104話 尾田栄一郎 / 集英社)

そして、くまによる渾身の一撃は、見事にサターンの巨体を吹き飛ばしました。

幾重もの建物を突き抜けた後、「トドメ」と言わんばかりに巨大な建物が倒壊。サターンは建物の下敷きになり、大ダメージを負いました。

 

現在のくまは、”奴隷”の階級。

その場に居合わせた少将以上の海兵たちは、”世界最高権力者が奴隷に殴られる”という大事件を前に、狼狽しています。

バッカニア族の特性

サターンが殴り飛ばされたことで、その場には一時的に平穏が訪れました。

拘束されていたサンジやフランキーらも動けるようになり、脱出を急ぎます。

 

一方で、1人動かぬベガパンク本体(ステラ)は、くまの一連の行動について考察していました。

サターンが述べた「自爆スイッチ」は、当初からつけていなかったというベガパンク。

彼が取り付けたのは、「完全停止スイッチ」でした。

爆発こそしないものの、そのスイッチが押された以上、本来くまは”植物状態”と化しているはず……。

しかし、なぜかくまは愛娘たるボニーの居場所を特定し、遠路はるばるやってきたのです。

そこでベガパンクは、”バッカニア族の特性”に考え至りました。
※特性の詳細については語られず。

バスターコール

平穏も束の間、サターンが倒壊した建物を破壊し、再び立ちはだかりました。

くまを守るサンジ(『ONE PIECE』第1104話 尾田栄一郎 / 集英社)

ボロボロになった身体を再生しつつ、くまを完全に破壊しようとするサターン。

しかし、その攻撃はサンジが”蹴り”によって逸らし、未然に防がれます。

 

ここでベガパンクは、「暴(アトラス)」にくまを研究層へ運ぶよう指示。

そして、その直後。

バスターコール(『ONE PIECE』第1104話 尾田栄一郎 / 集英社)

サターンの指示の下、「エッグヘッド」を対象とする「バスターコール」が発動され……?

『ワンピース』第1104話終わり。

【ワンピース】第1104話の感想と考察

想いの力

ベガパンク曰く「完全停止スイッチ」が取り付けられており、サターンがそれを押したことで、”植物状態”と化したはずのくま

しかし、”想いの力”は科学を超え、説明不能な現象が起こりました。

……似た事象として挙げられるのが、”セラフィム”S-スネークのルフィに対する感情です。

元”王下七武海”たるボア・ハンコックは、ルフィに骨抜きにされてしまっているわけですが、そのクローンであるS-スネークも、同様の感情に目覚めました

この事象もまた、科学では説明の付かない要素です。

”想いの力”は、時として科学すら超える。……少年誌らしい、夢のある設定ですよね。

物語は佳境へ

”五老星”ジェイガルシア・サターン聖によって発動された、「バスターコール」

しかし、その規模はこれまでを遥かに凌ぎます

通常、「バスターコール」とは5名の中将が10隻の軍艦を率いて行われる措置です。

……が、現在集結しているのは、巨大軍艦20隻を含む合計100隻の船団

国家戦力クラスの兵力が集結しているのです。

戦力を率いているのは、”大将”黄猿9名の”中将”たち。

さらには”世界政府最高権力者”も上陸しているとあって、もはやこの事実自体が世界を揺るがす大事件です。

ベガパンクをめぐる「エッグヘッド事件」の結末やいかにーー…?

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鉄の巨人が登場する?

「エッグヘッド編」でも様々な方向に風呂敷が広げられ、相変わらず情報の嵐となっている『ワンピース』。

最近では、十数年越しにくまの行動の意図が語られるなど、凄まじい伏線回収劇も描かれていた。

そんな中、今後のストーリーに確実に絡むであろう要素の中で、未だに未回収の伏線が存在する。

それが、鉄の巨人である。

眼光が灯る鉄の巨人(『ONE PIECE』第1092話 尾田栄一郎 / 集英社)

鉄の巨人とは、現代の科学では動力を再現することができない、古代文明の産物

さらには、かつてマリージョアを襲ったとされており、本来は存在が許されない代物です。

しかし、『ワンピース』第1092話にて、「解放のドラム」に呼応するかのように、巨人の双眸(そうぼう)に光が点りました。

バスターコールが発動されてしまったいま、鉄の巨人が戦力として登場する可能性は高いのではないかと予想されます。

黒ひげ海賊団の船

黒ひげ海賊団(『ONE PIECE』第1079話 尾田栄一郎 / 集英社)

上述した「鉄の巨人」と同じく、直近で張られた未回収の伏線「黒ひげ海賊団」の接近です。

『ワンピース』第1079話にて描かれた、エッグヘッド近海を漂う1隻の海賊船。

掲げている海賊旗は、間違いなく「黒ひげ海賊団」のそれです。

提督たる”黒ひげ”本人は、ウィナー島にてローと矛を交えており、そこにはバージェスやドクQ、オーガーの姿も描かれました。

また、本拠地たる「ハチノス」にはバスコ・ショットアバロ・ピサロサンファン・ウルフシリュウインペルダウン組もほぼ描かれています。

つまり、この時点で所在が掴めない「黒ひげ海賊団」の幹部といえば、カタリーナ・デボンとラフィットの2名です。

やってきた両者、もしくはいずれか1名の目的やいかに……?

「衝撃」の正体

エッグヘッド事件の結末(『ONE PIECE』第1078話 尾田栄一郎 / 集英社)

”エッグヘッド事件”の前日の一部始終を総括するページにて記された「世間に思いもよらぬ『衝撃(ショック)』を与える事となる」という文言。

この時、ベガパンクが死亡する説や、はたまたサターンが死亡する説、”黄猿”がルフィに敗北する説など、様々な考察が飛び交った。

しかし、『ワンピース』第1104話にて、”奴隷階級”たるくまが世界政府最高権力者を殴るという歴史的な大事件が発生。

仮にこの一件がありのまま報じられた場合、世間の動揺は計り知れない。

くまが行った暴走行為こそが、世間に与えられたという「衝撃」の正体だったのではないだろうか。

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