『ワンピース』の概要
“ひとつなぎの大秘宝”を巡る海洋冒険ロマン!!
『週刊少年ジャンプ』の”看板漫画”として、少年漫画の王道を進み続ける本作。
アニメのリメイク版の製作が発表されるなど、その勢いは衰えを知りません。
あなたもルフィの冒険の果てを見届けませんか?
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この記事について
『ワンピース』第1118話のネタバレと感想・考察をまとめている記事です。ストーリーをわかりやすくお伝えしています。
【ワンピース】第1118話のネタバレ
以下からは、『ワンピース』第1118話「自由になる」の内容をネタバレ込みでご紹介していきます。
配信の停止
ルフィの”ニカ”化とともに起動した鉄の巨人は、”封豨(ほうき)”トップマン・ウォーキュリーによる強力な突進を受け、海へと吹き飛ばされてしまいました。
目の部分の光が失われ、海の底へと力無く沈んでいく中、鉄の巨人はただただ「ジョイボーイ」との再会を望みます。
さて、鉄の巨人が攻撃を受けると同時に、「配信電伝虫」が停止。結果として、べガパンクの世界に対する告発配信も途切れる形となりました。
大きなスクリーンで配信を見守っていた「アラバスタ」の人々は、ベガパンクの配信が何者かの手で強制終了させられた可能性について論じています。
しかし、民衆はいまだに「世界政府」への信用を保っており、「何者か」の正体が政府であるとは思っていないようです。
次なる標的
最大の標的であった「配信電伝虫」が落ちたいま、五老星はベガパンク”猫(サテライト)”の一掃へと乗り出しました。
欲(ヨーク)曰く、現時点で「パンクレコーズ」にアクセスしているのは悪(リリス)と暴(アトラス)の2名。
五老星にとってはヨークのみが残っていれば問題なく、他のベガパンクは始末するつもりのようです。
マーズの襲来
「エッグヘッド」北東の海岸。
いよいよ出航した「巨兵海賊団」の巨船に、ドリー、ブロギー、ルフィの3人が飛び乗りました。
なお、前話にて巨人達を足止めしていたドール中将とブルーグラス中将は、ボニーの能力によって年齢を操作されてしまった様子。
とは言え、まだまだ艦隊は残存しており、油断は許されない状況です。
……そんな折、やってきたのは”以津真天(いつまで)”マーカス・マーズ聖。
飛行能力を持つがゆえに、他の五老星よりも先に到着したようです。
マーズは上空から炎を噴き、「巨兵海賊団」への攻撃を開始します。
自由な姿
「巨兵海賊団」の巨船にマーズが到着した頃、ルフィは船内に用意されていた食料を摂取していました。
肉のパワーで回復を果たしたルフィは、「エッグヘッド」から無事に脱出するべく、再び”解放のドラム”をかき鳴らします。
”ニカ”の状態で現れたルフィは、その場のボニーに対して「いくぞ!!」と発破をかけました。
ここでボニーは、ルフィが”ニカ”を「おれが自由になった姿」と表現していたことを思い出します。
そしてボニーは、”ゆがんだ未来(ディストーションフューチャー)”を使用。
自身が「一番自由な未来」を想像することで、”ニカ”の姿へと変身を遂げて……?
『ワンピース』第1118話終わり。
第1119話のネタバレ速報
『ONE PIECE』第1120話の展開予想
【ワンピース】第1118話の感想と考察
2人のジョイボーイ
今回ご紹介した『ONE PIECE』第1118話では、ボニーまでもが”太陽の神”ニカの姿へと変身してしまいました。
マーズに遅れて北東の海岸を目指すトップマン・ウォーキュリーとシェパード・十・ピーターは、状況を把握し切れていないながらも、「妙な気配」だけは感じ取っている様子。
2人になった”ジョイボーイ”と、再起動した鉄の巨人……「エッグヘッド編」は、今後どのような形で終幕を迎えるのでしょうか。
ウォーキュリーとピーターの反応も含め、次回の展開が楽しみなところですね。
「エッグヘッド編」は終盤へ
”麦わらの一味”のほとんどが出航準備を完了させ、いよいよ「エッグヘッド編」は終盤戦に突入しました。
出航させまいとしているのは、それぞれが凶悪な能力を有している”五老星”。
マーカス・マーズ、トップマン・ウォーキュリー、シェパード・十・ピーターの3名は「巨兵海賊団」の巨船を。ジェイガルシア・サターン、イーザンバロン・V・ナス寿郎の2名は、サニー号を標的としています。
不老不死かのような生態を持つ5名に対して、”麦わらの一味”の命運は……?
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【ワンピース】今後の展開を考察
ルフィ&ボニーvsマーズ
『ワンピース』第1118話のラスト、食料補給で回復したルフィに加え、ジュエリー・ボニーまでもが”ニカ”の姿となりました。
以前に”歪んだ未来(ディストーションフューチャー)”で”ニカ”へと変身した際は、不完全な姿であったボニー。
しかし、ルフィの言葉で”ニカ”と”自由”が結びついた時、彼女の姿は真なる”ニカ”へと変貌を遂げました。
目下の敵は、「巨兵海賊団」の巨船を攻撃する”以津真天(いつまで)”マーカス・マーズ聖。
2人の”ニカ”が世界の(表向きの)トップに自由の牙を剥きます!
今後の展開については以下の記事で予想していますので、ぜひ併せてチェックしてみてくださいね。
ステューシーが仲間入りか
元「ロックス海賊団」のバッキンガム・ステューシーを素体とするクローンである、ステューシー。
彼女の目的は「ベガパンク”星(ステラ)”を守ること」であり、長きに渡ってサイファーポール・”イージス”ゼロ(CP0)の諜報員として活動を続けていました。
ベガパンクが亡くなった今、ステューシーは「誰の為に生きればいいのか わからない」と発言。
クローンゆえか、それほどまでにステラの存在が大きかったようです。
……しかし、彼女は意思持たぬ人形ではなく、クローン”人間”。
CP0での活動を通じ、少なくともカクのことは友人として認識しており、”裏切り”に対する「葛藤」を抱いていたのです。
クローンとして生まれつつも、本物の人間のような感情を獲得するに至ったステューシー。
ともすれば、彼女はこのまま無事に逃げ延び、”麦わらの一味”の仲間として受け入れられるのでは無いでしょうか。
未だに能力の名称もわかっていないことから、少なくとも生き延びることは確定と見て良いでしょう。
イム様が動き出す!?
イム様とは?
「虚の玉座」に座す”存在してはならないはずの唯一王”にして、”五老星”を従える存在であるイム様。
現時点で考え得る”正体”は、イワンコフが述べていた「20人の王」の1人であるネロナ・イム聖である可能性が高そうです。
つまり、オペオペの実による”不老手術”を受けたことで、1000年近く生き続けている存在……ということですね。
既に多くの読者らによって指摘されている小ネタですが、「ネロナ」という名前は、「ロ」と「ナ」を組み合わせて「申」とすることで、「ネ申(=神)」という名を浮かび上がらせることができます。
また、イムはそのまま「仏」と読むことが可能であることから、ネロナ・イムという名は「神仏」が元となっている可能性が高そうです。
ネーミングの根拠が唯一王として妥当であるからこそ、イム様の正体はネロナ・イム聖であると見て良いのではないでしょうか。
国宝の管理者
イム様が「最初の20人の王」の1人であると仮定した場合、800年前当時、世界を沈める現場に居合わせていたであろうことは明らかです。
ベガパンクの言葉通り、海面上昇を誘発する「古代兵器」が現存しているのであれば、その制御権は現在もイム様が握っているはず。
そして、そんな「古代兵器」の存在は絶対に表に出してはならない代物であり、それこそ「マリージョア」の”国宝”と言っても過言ではないでしょう。
つまりイム様は、1000年近く前から「古代兵器」を管理しており、それを運用できる存在であるということです。
また、「世界会議」編におけるサボとの対峙シーンを見る限り、イム様自身も能力者であることは明らか。
今後の展開では、イム様も戦闘に出張ってくるのでしょうか。
ベガパンクの配信によって世論が傾きかけている昨今、イム様を含む「世界政府」の動向には、より一層注意しておく必要がありそうですね。
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