ワンピース

【ワンピース】第1110話のネタバレ 感想と考察|五老星揃い踏み 能力が判明!

『ワンピース』の概要

『ワンピース』107巻(『ONE PIECE』107巻 尾田栄一郎 / 集英社)

“ひとつなぎの大秘宝”を巡る海洋冒険ロマン!!

『週刊少年ジャンプ』の”看板漫画”として、少年漫画の王道を進み続ける本作。

アニメのリメイク版の製作が発表されるなど、その勢いは衰えを知りません。

あなたもルフィの冒険の果てを見届けませんか?

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この記事について

『ワンピース』第1110話のネタバレと感想・考察をまとめている記事です。ストーリーをわかりやすくお伝えしています。

【ワンピース】第1110話のネタバレ

以下からは、『ワンピース』第1110話「降星」の内容をネタバレ込みでご紹介していきます。

五老星の転移

”五老星”が魔法陣を介した転移を使用したことにより、「エッグヘッド」には凄まじい覇王色の覇気が迸っていました。

その様子は敵味方問わず察知しており、皆が一様に警戒の色を示します。

なお、ベガパンクが世界に対して「真実」を発信するまでの猶予時間は、残りおよそ7分ほど。”五老星”としても、焦りが拭えない状況でしょう。

異形、揃い踏み

さて、ついに”五老星”が転移を完了させ、「エッグヘッド」の地に勢揃いしました。

それぞれは既に能力を使用した姿となっており、読者に対して能力名も開示されます。

勢揃いした五老星(『ONE PIECE』第1110話 尾田栄一郎 / 集英社)
  • ジェイガルシア・サターン = 牛鬼(ぎゅうき)
  • マーカス・マーズ = 以津真天(いつまで)
  • トップマン・ウォーキュリー = 封豨(ほうき)
  • イーザンバロン・V・ナス寿郎 = 馬骨(ばこつ)
  • シェパード・十・ピーター = サンドワーム

各国に伝わる「怪物」の姿に変貌した”五老星”。

勢揃いしたシーンはまさに圧巻であり、さすがのルフィも驚きを隠せません。

動き出す五老星

まず最初に動き出したのは、”馬骨”イーザンバロン・V・ナス寿郎聖でした。

蹄(ひづめ)の音を響かせつつ、軽快に駆けるナス寿郎は、友軍に被害を与えるパシフィスタの元へと直行。

パシフィスタを止めるナス寿郎(『ONE PIECE』第1110話 尾田栄一郎 / 集英社)

人獣型へと形態を変化させ、右手の刀でパシフィスタを停止に追い込みました

握られている刀は黒刀であり、おそらくは「武装色」によるものと思われます。

また、ナス寿郎はパシフィスタを斬るのではなく、”脳への伝達路を凍結させる”という離れ業を用いていました。

つまり、「世界政府」や「海軍」に損失を生じさせずして、状況を好転させてみせたのです。

 

その一方で、”以津真天”マーカス・マーズ聖は、飛行能力によって「エッグヘッド」の”研究層”付近へと到達。

無敵のバリアたる「フロンティア・ドーム」に向け、攻撃を開始しました。

決着

一方その頃、「エッグヘッド」”研究層”内ーー。

ロブ・ルッチとの戦いを繰り広げていたゾロは、新技「虎虎婆(ここば) 彪(まだら)狩り」を用いて、遂に相手を撃破することに成功しました

その一撃を放った際、ゾロの周りには”覇王色”を示す黒い稲妻が迸っています。

合流

場所は戻って「エッグヘッド」”工場層”。

”サンドワーム”シェパード・十・ピーター聖は、地中を潜行することで、ルフィを死角から奇襲しました。

サンドワームの巨大な口の中へと収まってしまい、一転してピンチに陥ってしまったルフィ。

そんな折に現れたのが、”赤鬼のブロギー””青鬼のドリー”です。

ルフィを救うドリーとブロギー(『ONE PIECE』第1110話 尾田栄一郎 / 集英社)

両者は合わせ技の「太陽鋸」を用い、サンドワームの体を切断することでルフィを救出。

「リトルガーデン」以来の再会を果たしました。

『ワンピース』第1110話終わり。

【ワンピース】第1110話の感想と考察

”五老星”の脅威

「世界会議(レヴェリー)編」にてシルエットのみ明かされていた”五老星”の能力が、遂にきっちりと描かれました。

サターンの例に漏れることなく、やはりいずれの”五老星”もモチーフは怪物(妖怪や化物、アンデッドなど)である様子。

表向きには世界のトップに君臨する人物らまでも強者とは……何とも過酷な世界です。

 

”麦わらの一味”を始めとする「海賊」や、”世界最悪の犯罪者”ドラゴンが率いる「革命軍」など、多くの敵を抱える「世界政府」。

今後のストーリーでは、「エッグヘッド編」のように”五老星”が戦闘に加わる機会が増えていくのでしょうか。

『ワンピース』第1111話の展開予想

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【ワンピース】今後の展開を考察

エッグヘッドを脱出

勢揃いした”五老星”と対峙する、という絶望的な状況に陥ったルフィ。

しかし、「巨兵海賊団」との合流により、その脅威は一挙に和らぎました。

今後の展開として考えられるのは、やはり早急な「エッグヘッド」からの離脱でしょう。

眼光が灯る鉄の巨人(『ONE PIECE』第1092話 尾田栄一郎 / 集英社)

ルフィが「”解放の戦士”ニカ」として再び目覚めたことで、島内では巨大な機械兵が再起動を果たしました。

脱出の鍵を握るのは、かつて「マリージョア」を襲ったというその機械兵を置いて他にはありません。

したがって、「巨兵海賊団」を伴った状態で、機械兵を殿(しんがり)に「エッグヘッド」から脱出する展開となるのではないでしょうか。

五老星の召喚

『ワンピース』第1109話終盤、”五老星”ジェイガルシア・サターン聖は、「電伝虫」を介していないと思われる手段により、他の”五老星”と連絡を取り合っていました。

結果として決まったのは、他の”五老星”の「エッグヘッド」上陸。

ベガパンクが「世界に対して『真実』をぶちまける」と言う暴挙に及んだのですから、当然と言えば当然の流れではあります。

さて、黒い稲妻が迸(ほとばし)り、「エッグヘッド」の地面には魔法陣が浮かび上がりました。

もし”五老星”が全員集結するのであれば、それはまさに人外が集った地獄絵図

いくら”解放の戦士”ニカたるルフィであっても、生存は難しくなってしまうことでしょう。

世界に”衝撃”が走る

ベガパンクが世界に向けて「真実」を発信するシーンで締めくくられた、『ワンピース』第1108話。

ここで思い出したいのが、「エッグヘッド事件」の結末です。

エッグヘッド事件の結末(『ONE PIECE』第1078話 尾田栄一郎 / 集英社)

上画像の通り、『ワンピース』第1078話では、「エッグヘッド事件」の結末「世界に『衝撃』を与える」と予告されていました。

奴隷の身分たるくまが「世界政府」最高権力者たる”五老星”を殴りつけたことを始め、既に「衝撃」的な要素は複数描かれていた「エッグヘッド編」

昨今では、「巨兵海賊団」の襲来やルフィによるサターンへの攻撃なども挙げられますよね。

 

そんな中、「世界一の頭脳」として文字通り世界的に知られている”Dr.ベガパンク”が、民衆に向けて”真実”を発信するとなると……確かにこれ以上ない「衝撃」と言えます。

世間的には、”麦わらのルフィ”によって人質にされているはずのベガパンク。

しかし、仮にベガパンクの「世界へのメッセージ」が成功した場合、「世界政府」によるプロパガンダがものの見事に露呈することになります。

嘘で塗り固められた「世界政府」と、隠蔽された「真実の歴史」……。

次回の『ワンピース』では、そんな世界の禁忌とも言える情報が、白日の下に晒されることとなるのかもしれません。

ベガパンクが死亡か

『ワンピース』第1106話にて、ベガパンクはサターンの脚に貫かれてしまいました

また、第1108話では黄猿の攻撃によって更なる深手を負ってしまったベガパンク。

彼が少なからず”空白の100年”などの世界から葬られた歴史を知っており、なおかつ反則レベルの頭脳を有していることに鑑みると、「エッグヘッド編」で退場する可能性は高いでしょう。

ひいては、第1108話ラストで世界に向けた発信を行ったわけですから、「世界政府」としては何としてでも消したいはずです。

 

……とは言え、いま現在”麦わらの一味”と行動を共にしているベガパンク”悪(リリス)”など、一部の”猫(サテライト)”は生き残るのではないかと予想されます。

ともすれば、このまま仲間として行動を共にする可能性すらありそうですね。

脱出方法について

『ワンピース』第1106話では、再びルフィが”解放の戦士ニカ”の姿となり、「解放のドラム」を刻みます。

ドラムに呼応したのは、「エッグヘッド」のスクラップ場に残っていた機械兵

「ベガフォースワン」が黄猿によって破壊されたいま、サニー号を運べる存在といえば機械兵を置いて他には考えられません。

巨兵海賊団が殿(しんがり)の役目を務め、その間に”麦わらの一味”が機械兵の力を借りて脱出……という流れが一番スムーズでしょうか。

もしくは、艦隊が巨兵海賊団によって蹴散らされたことから、海軍を相手に勝ち切ってしまう展開も考えられそうです。

エッグヘッド事件の結末(『ONE PIECE』第1078話 尾田栄一郎 / 集英社)

仮にそうなった場合、「サターン聖死亡」という”衝撃(ショック)”が世間に伝わるのではないでしょうか。

”衝撃”を巡っては、現在の状況自体が既に”衝撃”であり、サターンが生き残る可能性の方が高そうではありますが……。

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