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『ワンピース』の概要
“ひとつなぎの大秘宝”を巡る海洋冒険ロマン!!
『週刊少年ジャンプ』の”看板漫画”として、少年漫画の王道を進み続ける本作。
アニメのリメイク版の製作が発表されるなど、その勢いは衰えを知りません。
あなたもルフィの冒険の果てを見届けませんか?
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第110巻のあらすじと感想・考察
この記事について
『ワンピース』第1120話のネタバレ速報をまとめている記事です。最新情報をわかりやすくお伝えします。
【ワンピース】第1120話について
発売日はいつ?
『ワンピース』第1120話は、、2024年7月16日(火)発売の『週刊少年ジャンプ 33号』に掲載予定です。
名が「エメト」と判明した”鉄の巨人”によって殴り飛ばされた、”封豨(ほうき)”トップマン・ウォーキュリー。
目下最大の脅威が去ったことから、「巨兵海賊団」の巨船はいよいよ出航して……?
『ワンピース』第1120話のネタバレ
【ワンピース】前回(第1119話)の振り返り
以下からは、『ワンピース』第1119話「エメト」の内容をネタバレ込みで振り返っています。
『ワンピース』第1120話の内容は、本記事中盤以降です。
別れ
マーカス・マーズが飛び去った後も、ステューシーとカクは”研究所(ラボ)”内に留まっていました。
バブルから解放されたカクは、「行ってくれステューシー」と一言。
彼にはステューシーに危害を加えるつもりがないようですが、ロブ・ルッチが戻ってきた場合、話が拗れてしまいます。
わざと冷たく振る舞い、ステューシーをその場から離れさせたカクでしたが、その表情は涙を我慢しているかのような険しいものでした。
さらばマーズ
場所は変わって北東の海岸。
ルフィとボニーの2人が”ニカ”となったことにより、「巨兵海賊団」の士気が大きく高まりました。
ここで、”以津真天(いつまで)”マーカス・マーズが火を吹いたところ、対するルフィが”ゴムゴムの風船”によってこれをガード。
その後ルフィは、サンジ、フランキー、ボニーに対して「おれを思いっきりブッ飛ばせ!!」と指示しました。
”船長”の狙いを即座に汲み取ったサンジとフランキーは、これを了承。
一方のボニーは「何で!!?」と驚いた様子ですが、サンジとフランキーに続く形でルフィへの攻撃を実行しました。
どうやらルフィは、自身の背で仲間達の攻撃を受け、その衝撃をマーズへと還元するつもりのようです。
狙い通り背中を殴られたルフィは、「ゴムゴムの”白い風船(ドーンバルーン)”」を使用。
ものの見事にマーカス・マーズを吹き飛ばすことに成功しました。
配信の再会
……一方その頃、「エッグヘッド」近海の海の底にて、”鉄の巨人”の内部で守られていた「配信電伝虫」が目を覚ましました。
その直後、ベガパンクによる全世界への配信も復活。
ベガパンクが「”D”の一族」へ向けたメッセージこそ不明ですが、再び「世界政府」にとって不都合な状況に戻ってしまいました。
エメト
場所は戻って北東の海岸。
「巨兵海賊団」の船の付近に、突如としてサイファーポールのエージェントや瓦礫が降り注ぎ始めました。
謎の現象の正体は、”サンドワーム”シェパード・十・ピーターによる攻撃。
……その直後、ピーターは吸気を開始し、「巨兵海賊団」の巨船を引き戻し始めました。
逃げようにも逃げられない状況を前に、ルフィはピーターの顔面に向けて強烈な一撃を見舞います。
ピーターの脅威が一時的に過ぎ去った折、次に登場したのは”封豨(ほうき)”トップマン・ウォーキュリーです。
恐るべき硬さを有しており、ルフィの攻撃すらものともしなかったウォーキュリーの覇気。
最強の盾であり、最強の矛でもあるウォーキュリーが目指すのは、ただ「巨兵海賊団」の海賊船の一点のみです。
突如として窮地に陥った一行。
そんな状況下で現れたのは、敗れて海へと沈んだはずの鉄の巨人でした。
かつてジョイボーイから「エメト」と呼ばれていた鉄の巨人は、ウォーキュリーを殴り飛ばして……?
『ワンピース』第1119話終わり。
『ワンピース』第1119話のまとめ
【第1119話のまとめ】
- ルフィ、ボニー、サンジ、フランキーがマーズを吹き飛ばす。
- 鉄の巨人が再起動し、配信が復活。
- ピーターとウォーキュリーが「巨兵海賊団」への攻撃を開始する。
- 鉄の巨人の名前が「エメト」であると判明する。
- 再起動したエメトは、ウォーキュリーを攻撃した。
『ワンピース』第1119話のネタバレと感想・考察
【ワンピース】第1120話のネタバレ速報・予想
以下からは、『ワンピース』第1120話「アトラス」の内容をネタバレありでご紹介していきます。
クローバー博士と「D」
ーー舞台は26年前の「パンクハザード」。
ベガパンクを訪ねた「オハラ」の考古学者・クローバー博士は、自身が「空白の100年」について研究していることを明かした上で、その手伝いを求めた。
しかし、当時のベガパンクは既に政府側の人間。
クローバーの誘いに首を縦に振ることはせず、研究をやめるよう嗜(たしな)める。
またベガパンクは、幾度となく逮捕されているクローバーが自由を許されているのは、共同研究者を炙り出すためであると警告した。
……が、それでもクローバーは引き下がらない。
曰く、クローバーの本当の名は「クラウ・D・クローバー」。彼もまた”D”の一族だったのである。
かつてクローバーの兄は、名前に”D”が付くことを理由に殺害された。
だからこそ彼は、「空白の100年」の真実を解き明かし、兄の無念を晴らすことを目的の1つとしていたのだ。
ナス寿郎の存在
場面は戻って現在、「エッグヘッド」”研究層(ラボフェーズ)”。
「クー・ド・バースト」による離脱を目標としていたサニー号は、”馬骨”イーザンバロン・V・ナス寿郎に阻まれている状態にあった。
強行突破を行なったとて、仮に飛行中に攻撃を受ければ、海上での着水が絶望的になる。
……そんな折に現れたのが、ベガパンク”暴(アトラス)”だった。
アトラス
『ワンピース』第1119話にて、「おれ 行って来る!!」とだけ言い残し、「巨兵海賊団」の巨船を飛び出していたアトラス。
突如としてサニー号に現れた彼女は、船に同乗していたベガパンク”悪(リリス)”を攻撃し、その意識を奪った。
そしてアトラスは、リリスの頭部の装置を破壊。
ヨークによる探知を欺瞞(ぎまん)するべく、「パンクレコーズ」との同期を解除した。
”麦わらの一味”の面々にリリスのことを頼んだアトラスは、次にナス寿郎の妨害へと行動を移した。
なんと彼女は、自らが犠牲になることで、”麦わらの一味”やリリス、ステューシーを逃がそうとしているのである。
……その後アトラスは、自らの意思でナス寿郎を巻き込んで自爆。
ナス寿郎を死に追いやることこそできなかったものの、頭部に大ダメージを与えた。
五老星vsエメト
”封豨(ほうき)”トップマン・ウォーキュリーと”サンドワーム”シェパード・十・ピーターは、”鉄の巨人”エメトと戦闘を繰り広げていた。
それもそのはず、世界に真実を伝えんとするベガパンクの配信は未だに続いている。
そしてその配信を可能にする「配信用電伝虫」は、エメトの中に匿われているのである。
さて、前回(第1119話)のストーリー中では、エメトとジョイボーイの断片的な会話の内容として、「いざって時」というキーワードが描かれていた。
エメトは、今この瞬間こそが「いざって時」であると確信し、あるモノの使用を決定する。
ゴール・”D”・ロジャー
再開された配信の中で、ベガパンクは”海賊王”の名前について言及した。
一般的に広く知られている”海賊王”の名は、「ゴールド・ロジャー」。
しかしベガパンクは、彼の真の名前が「ゴール・D・ロジャー」であることを明かすとともに、そんな”海賊王”率いるロジャー海賊団こそが、世界の真実を知る唯一の一団であることを明かした。
世界中の人々は、ロジャーが”D”の名を持つことに大きな驚きを表して……?
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【ワンピース】第1120話のネタバレ速報|まとめ
『ワンピース』第1120話の内容を簡単に振り返っておきましょう。
【第1120話のまとめ】
- 「オハラ」のクローバー博士も”D”の一族であったことが明かされる。
- アトラスが”研究層”に到着。ナス寿郎にサニー号を逃すよう掛け合う。
- クローバー博士が”D”の名を持つと判明する。
- ベガパンクは、海賊王の名が「ゴール・D・ロジャー」であることを明かす。
【ワンピース】今後の展開について
「エッグヘッド」からの脱出
現在の”麦わらの一味”は、北東の海岸の「巨兵海賊団」の巨船に乗り込んだルフィらと、”研究層(ラボフェーズ)”のサニー号に乗り込んだナミらの2組に分断されています。
なお、後者のサニー号サイドについても、厳密にはゾロとジンベエの2名が合流できておらず、イーザンバロン・V・ナス寿郎の追撃を受けている状態です。
加えて、ジェイガルシア・サターンもサニー号への急襲を図るはず。
”麦わらの一味”は無事に「エッグヘッド」から脱出することができるのでしょうか。
ステューシーについて
脱出の鍵となるのは、今後一味と行動を共にすることになるであろうステューシーです。
未だに能力の詳細が明かされていない他、”クローン”という特殊な存在であるステューシー。
仲間……とまでは行かずとも、トラファルガー・ローやヤマトのように、当面の間”行動を共にする枠”として収まってくれるのではないでしょうか。
いずれにせよ、ステューシーの動きには注目しておきたいところです。
再会
現時点の”麦わらの一味”は、別個の脱出ではなく、「巨兵海賊団」を目印に同時に脱出する腹積りのようです。
ここで期待しておきたいのが、ウソップと巨人達の再会。
ウソップと言えば、”勇敢なる海の戦士”に憧れ、ルフィとともに「エルバフ」への到達を心待ちにしていたキャラクターです。
2年の修行で実力をつけ、仲間と共に「新世界」を生き抜いてきたウソップは、今や”勇敢なる海の戦士”そのもの。
巨人との再会や「エルバフ」への上陸は、一体彼に何をもたらすのでしょうか。
空白の100年の謎
900年前に栄華を極め、現代よりも高い技術力を有したという「王国」。
その王国は、後に「世界政府」を樹立することとなる20の王国に敗北し、”歴史の本文(ポーネグリフ)”を後世に残した上で、滅亡の道を辿りました。
そんな今は亡き「王国」に生まれつき、後に「最初の海賊」と謳われることになる人物こそ、上述した”ジョイボーイ”。
今後のストーリーでは、そんな”ジョイボーイ”を主人公とし、「空白の100年」の謎が紐解かれてゆくものと予想されます。
科学技術
クローバー博士率いる「オハラ」の考古学者グループに端を発し、ベガパンクへと受け継がれた「空白の100年」の研究。
その過程で浮き彫りになったのが、「王国」の圧倒的な科学技術です。
”ジョイボーイ”に詫びの言葉を述べる古代ロボットが良い例ですが、「王国」は現代では再現不能な科学技術を有していました。
「世界最大の頭脳を持つ男」たるDr.ベガパンクをして再現することができない、凄まじいまでの科学力……。
しかし「王国」は、それでも20の王国を前に屈し、消滅の一途を辿ったのです。
一体「王国」はいかにして栄華を掴み取り、いかにして敗北の道へと至ったのでしょうか。
また、”ジョイボーイ”との関連は?
今後のストーリーに注目しておく必要がありそうです。
イム様が動き出す!?
イム様とは?
「虚の玉座」に座す”存在してはならないはずの唯一王”にして、”五老星”を従える存在であるイム様。
現時点で考え得る”正体”は、イワンコフが述べていた「20人の王」の1人であるネロナ・イム聖である可能性が高そうです。
つまり、オペオペの実による”不老手術”を受けたことで、1000年近く生き続けている存在……ということですね。
既に多くの読者らによって指摘されている小ネタですが、「ネロナ」という名前は、「ロ」と「ナ」を組み合わせて「申」とすることで、「ネ申(=神)」という名を浮かび上がらせることができます。
また、イムはそのまま「仏」と読むことが可能であることから、ネロナ・イムという名は「神仏」が元となっている可能性が高そうです。
ネーミングの根拠が唯一王として妥当であるからこそ、イム様の正体はネロナ・イム聖であると見て良いのではないでしょうか。
国宝の管理者
イム様が「最初の20人の王」の1人であると仮定した場合、800年前当時、世界を沈める現場に居合わせていたであろうことは明らかです。
ベガパンクの言葉通り、海面上昇を誘発する「古代兵器」が現存しているのであれば、その制御権は現在もイム様が握っているはず。
そして、そんな「古代兵器」の存在は絶対に表に出してはならない代物であり、それこそ「マリージョア」の”国宝”と言っても過言ではないでしょう。
つまりイム様は、1000年近く前から「古代兵器」を管理しており、それを運用できる存在であるということです。
また、「世界会議」編におけるサボとの対峙シーンを見る限り、イム様自身も能力者であることは明らか。
今後の展開では、イム様も戦闘に出張ってくるのでしょうか。
ベガパンクの配信によって世論が傾きかけている昨今、イム様を含む「世界政府」の動向には、より一層注意しておく必要がありそうですね。
ジョイボーイは眼帯の海賊?
「眼帯の海賊」について
「海賊」という言葉から多くの人が連想するであろうアイテム、”眼帯”。
ファンの皆様であればご存知の通り、『ONE PIECE』のストーリーにおいて、眼帯の海賊は登場していません。
その理由は、作者の尾田栄一郎先生曰く「裏ポリシー」。
”眼帯”という象徴的なアイテムを使わずとも海賊を描くことはできる、という気持ちが込められているようです。
一方で、尾田先生は、「物語の終盤、一度だけ、まさに”眼帯の海賊”が登場します」とも語っています。
終盤に登場する”眼帯の海賊”が、ストーリーにおけるモブキャラクターであるはずもなく……。
ともすれば、今後のストーリーの”核”となるであろう”ジョイボーイ”こそが、”眼帯の海賊”だったのではないでしょうか。
ジョイボーイが眼帯の海賊である理由
これまでのストーリーにおいて、断片的にその名が描かれてきた”ジョイボーイ”。
「エルバフ」に伝わる”太陽の神”ニカや、我らが主人公のモンキー・D・ルフィと同じ、「伸縮する体」で戦ったという彼は、要所要所でその名を刻んでいる人物です。
果ては”最後の島”たる「ラフテル」に”ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)”を残し、”海賊王”ゴール・D・ロジャーを爆笑させたとあって、ストーリーにおける最重要人物であろうことは疑いようもありません。
そして、『ONE PIECE』第1114話で明かされたところによると、”ジョイボーイ”は最初に海賊と呼ばれた男。
もし仮にそんな男が”眼帯”を着用していたのであれば、これほど洒落の効いた話はありません。
だからこそ当ブログでは、ジョイボーイこそが”眼帯の海賊”として描かれる最初で最後の人物ではないかと予想しています。
リリィの手紙
”世界が沈む”というベガパンクの告発を受け、『ワンピース』第1085話の上画像のシーンが再び注目を浴びています。
このシーンは、死に瀕したコブラ王が「ネフェルタリ・D・リリィの手紙」の内容をサボに託す……というもの。
手紙の内容は、「守りなさい〜(解読不能)〜ゆく世界に夜明けの旗をかかげ」です。
文の中で気になるのが、やはり「〜ゆく世界」の部分。
これ……間違いなく「沈みゆく世界に夜明けの旗をかかげ」と繋がりますよね!
とは言え、まだまだ全貌は不明であり、議論の段階には至っていないようにも思われます。
次回以降のストーリーでベガパンクが語る内容に期待しておきたいところです。
くまが意識を取り戻す?
これまでのストーリーにおいて、あまりにも不遇な目に遭い過ぎている男、バーソロミュー・くま。
異名の”暴君”とはかけ離れた優しさを有しており、現在の読者のイメージは「心優しきくまさん」といったところでしょうか。
さて、そんなくまの現在の状況は、娘であるジュエリー・ボニーの命令を絶対とする人間兵器です。
本来であれば海賊(=ボニー)の命令など届くはずもなく、また、「威権順位」の点でもトップは”五老星”のはずですが、ベガパンクの小さな抵抗により、現在の状況に至りました。
しかし、これではあくまで”親が子を子と認識できず手にかける”という最悪の事態が防がれたに過ぎず、到底ハッピーエンドには辿り着けない状態にあります。
そこで”鍵”となるであろうポイントが、「バッカニア族の血筋」です。
バッカニア族の血筋が持つ可能性
「ルナーリア族」同様、「万国(トットランド)」にも存在しておらず、なおかつ「世界政府」にとって都合が悪い一族でもある「バッカニア族」。
その詳細な特殊性は未だに判明しておらず、現時点では「強靭である」という程度の情報しか述べることができません。
ゆえに、仮に「バッカニア族」の特殊性が自我や意識に結びつく類のものであった場合、消えたはずのくまの意識が回帰する展開もあり得るのでは無いでしょうか。
くまとボニーの幸せを望む一読者として、ぜひそんな展開が実現してほしいところですが……?
『ワンピース』第1121話の展開予想
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