『ワンピース』の概要
“ひとつなぎの大秘宝”を巡る海洋冒険ロマン!!
『週刊少年ジャンプ』の”看板漫画”として、少年漫画の王道を進み続ける本作。
アニメのリメイク版の製作が発表されるなど、その勢いは衰えを知りません。
あなたもルフィの冒険の果てを見届けませんか?
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この記事について
『ワンピース』第1120話のネタバレと感想・考察をまとめている記事です。ストーリーをわかりやすくお伝えしています。
【ワンピース】第1120話のネタバレ
以下からは、『ワンピース』第1120話「暴(アトラス)」の内容をネタバレ込みでご紹介していきます。
クローバーとベガパンク
ーー26年前「パンクハザード」。
現在の姿とは似ても似付かぬその地には、「海軍本部」所属となったベガパンクの研究所が設置されていました。
そんな「パンクハザード」を訪れ、ベガパンクと対面していたのは、「オハラ」の考古学者クローバー博士です。
どうやらクローバーは、「空白の100年」の研究を進めるべく、データの提供を求めにやって来た様子。
ベガパンクを説得するため、クローバーは自身の本名が「クラウ・D・クローバー」であることを明かすとともに、少年時代に”D”を名乗った兄が殺されたことも明かしました。
しかし、それでもベガパンクは取り合おうとせず、背を向けてクローバーの前から去ってしまいます。
4年後
ーー22年前。
相変わらず「パンクハザード」で研究を続けていたベガパンクの元に、「オハラ」に関する事件の一報が舞い込みました。
そこでベガパンクは、急遽「オハラ」に向けて出発。
花を手向けるとともに、大量の文献を保護して死した考古学者たちを偲(しの)び、涙を流しました。
アトラスの覚悟
場面は戻って現在、「エッグヘッド」。
未だに”研究層(ラボフェーズ)”に留まっていたウソップらサニー号サイドの”麦わらの一味”は、「クー・ド・バースト」の準備を進めていました。
しかし、船に同乗していたベガパンク”悪(リリス)”が、飛行による”研究層”脱出に猛反対。
その根拠として挙げられたのが、刀を構えた”馬骨”イーザンバロン・V・ナス寿郎です。
仮に「クー・ド・バースト」によって無事に飛び立てたとしても、ナス寿郎の追撃を防ぐ術がなければ、サニー号は海面に着水することができません。
……そんな折、突如として飛来したベガパンク”暴(アトラス)”が、リリスを背後から殴り付け、気絶させてしまいました。
攻撃の直後、アトラスはリリスの頭部デバイスを破壊。「パンクレコーズ」へのアクセスを中断させ、”欲(ヨーク)”に対してリリスが死んだように装いました。
その後アトラスは、「『リリス』を頼む」とだけ言い残すと、ナス寿郎の方へ。
体を張ってナス寿郎の動きを止め、”麦わらの一味”の「クー・ド・バースト」へと繋げました。
奥の手
場面は「エッグヘッド」北東の海岸へと移ります。
突如として現れた”鉄の巨人”エメトを前に、興味津々な男性キャラクターたち。
エメトは相変わらずルフィを「ジョイボーイ」と呼び、”五老星”へと立ち向かいます。
一方の”五老星”も、「配信電伝虫」がエメトに守られているとあって、目的を打倒”鉄の巨人”に据えたようです。
シェパード・十・ピーターやトップマン・ウォーキュリーの猛攻を受け、厳しい戦いを強いられるエメト。
しかし、どうやらその機体には、かつてジョイボーイと「いざって時」に用いると”約束”した武装が存在するようで……?
『ワンピース』第1120話終わり。
『ワンピース』第1121話のネタバレ速報
【ワンピース】第1120話の感想と考察
リリスとステューシーが同行
暴(アトラス)と想(エジソン)が自己犠牲に走ったことにより、欲(ヨーク)を除けばただ1人のベガパンクとなった悪(リリス)。
研究室から脱出したステューシー同様に、今後の”麦わらの一味”の冒険にはリリスがゲストとして加わるようです。
リリスと言えば、ベガパンク”猫(サテライト)”の中では短絡的な様子が目立ち、”天才”とは似ても似つきません。
だからこそ、今後のストーリーにおける彼女の成長に期待しておきたいところですね。
エメトの武装
今回ご紹介した『ワンピース』第1120話では、終盤に”鉄の巨人”エメトに”奥の手”が存在すると示唆されました。
800年以上前、実際にジョイボーイと肩を並べて戦っていたであろうエメト。
そんな”古代の戦士”が有する兵器とは、一体どのようなものなのでしょうか。
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『呪術廻戦』第264話の展開予想
【ワンピース】今後の展開を考察
ジョイボーイとエメトの過去
現時点では「かつて『マリージョア』を襲った存在」という程度の情報しか明かされておらず、まだまだ謎の多い存在である”鉄の巨人”エメト。
そんな中、第1119話では、ジョイボーイとエメトがコミュニケーションをとっていたことが示唆されました。
続く第1120話以降では、そんなジョイボーイとエメトにフィーチャーする形で、いよいよ「空白の100年」の詳細が描かれていくのではないかと予想されます。
ジョイボーイのビジュアルはもちろん、「王国」と「連合軍」が戦へと至った”火種”など、「空白の100年」を取り巻く謎を挙げ出せばキリがありません。
『ONE PIECE』世界の根幹と密接に関わっているであろう「空白の100年編」に期待が高まりますね。
今後の展開については以下の記事で予想していますので、ぜひ併せてチェックしてみてくださいね。
ステューシーが仲間入りか
元「ロックス海賊団」のバッキンガム・ステューシーを素体とするクローンである、ステューシー。
彼女の目的は「ベガパンク”星(ステラ)”を守ること」であり、長きに渡ってサイファーポール・”イージス”ゼロ(CP0)の諜報員として活動を続けていました。
ベガパンクが亡くなった今、ステューシーは「誰の為に生きればいいのか わからない」と発言。
クローンゆえか、それほどまでにステラの存在が大きかったようです。
……しかし、彼女は意思持たぬ人形ではなく、クローン”人間”。
CP0での活動を通じ、少なくともカクのことは友人として認識しており、”裏切り”に対する「葛藤」を抱いていたのです。
クローンとして生まれつつも、本物の人間のような感情を獲得するに至ったステューシー。
ともすれば、彼女はこのまま無事に逃げ延び、”麦わらの一味”の仲間として受け入れられるのでは無いでしょうか。
未だに能力の名称もわかっていないことから、少なくとも生き延びることは確定と見て良いでしょう。
イム様が動き出す!?
イム様とは?
「虚の玉座」に座す”存在してはならないはずの唯一王”にして、”五老星”を従える存在であるイム様。
現時点で考え得る”正体”は、イワンコフが述べていた「20人の王」の1人であるネロナ・イム聖である可能性が高そうです。
つまり、オペオペの実による”不老手術”を受けたことで、1000年近く生き続けている存在……ということですね。
既に多くの読者らによって指摘されている小ネタですが、「ネロナ」という名前は、「ロ」と「ナ」を組み合わせて「申」とすることで、「ネ申(=神)」という名を浮かび上がらせることができます。
また、イムはそのまま「仏」と読むことが可能であることから、ネロナ・イムという名は「神仏」が元となっている可能性が高そうです。
ネーミングの根拠が唯一王として妥当であるからこそ、イム様の正体はネロナ・イム聖であると見て良いのではないでしょうか。
国宝の管理者
イム様が「最初の20人の王」の1人であると仮定した場合、800年前当時、世界を沈める現場に居合わせていたであろうことは明らかです。
ベガパンクの言葉通り、海面上昇を誘発する「古代兵器」が現存しているのであれば、その制御権は現在もイム様が握っているはず。
そして、そんな「古代兵器」の存在は絶対に表に出してはならない代物であり、それこそ「マリージョア」の”国宝”と言っても過言ではないでしょう。
つまりイム様は、1000年近く前から「古代兵器」を管理しており、それを運用できる存在であるということです。
また、「世界会議」編におけるサボとの対峙シーンを見る限り、イム様自身も能力者であることは明らか。
今後の展開では、イム様も戦闘に出張ってくるのでしょうか。
ベガパンクの配信によって世論が傾きかけている昨今、イム様を含む「世界政府」の動向には、より一層注意しておく必要がありそうですね。
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