【カグラバチ】第69話のネタバレ感想と考察｜イヲリが覚醒座村レベルの実力者！？

Contents

1 【カグラバチ】作品の概要
- 1.1 『カグラバチ』とは
  - 1.1.1 前回はコチラ！
2 【カグラバチ】第69話のネタバレ
3 【カグラバチ】第69話の感想と考察
4 【カグラバチ】ストーリーまとめ
- 4.1 『カグラバチ』最新巻発売中！
- 4.2 『カグラバチ』本誌ネタバレ
5 【カグラバチ】関連記事まとめ

【カグラバチ】作品の概要

（『カグラバチ』1巻外薗健 / 集英社）

刀匠を志す少年チヒロは、父の下で日々修行に励んでいた。おちゃらけた父と寡黙な息子。笑いの絶えない毎日がいつまでも続くと思っていたが…ある日悲劇が訪れる…。血塗られた絆と帰らない日常。少年は憎しみを焚べ、決意の炎を心に宿す…。

『カグラバチ』とは

『カグラバチ』は、『週刊少年ジャンプ』で連載中されている、外薗健先生作の剣劇・アクションファンタジー漫画です。

2024年8月には「「次にくるマンガ大賞 2024」コミックス部門にて第1位を獲得。

ジャンプの時期看板作品として、破竹の勢いで快進撃を続けています。

そんな『カグラバチ』のストーリーは、刀匠の父を3名の妖術氏によって殺害された主人公が、奪われた妖刀を回収するべく立ち上がる”復讐劇”でーー？

【カグラバチ】関連記事まとめ

『カグラバチ』第69話のネタバレ考察・感想記事です。ストーリーの内容をわかりやすくお伝えしています。

前回はコチラ！

【カグラバチ】第68話のネタバレと感想・考察！

【カグラバチ】第69話のネタバレ

以下からは、『カグラバチ』第69話「傷ノ男」の内容をネタバレ込みでご紹介していきます。

『カグラバチ』ネタバレ①｜自責の念

ーー「京都殺戮ホテル」。

”巻墨”の隊長である郎に連れられた座村の娘・イヲリは、無事屋上まで到着していました。

「学校に戻る」ことを願い、半ば封印を受け入れる覚悟でいたイヲリ。しかし、心のうちでは、まだ不安な感情が渦巻いていました。

（『カグラバチ』第69話外薗健 / 集英社）

そんな折、”毘灼”の久々李(くぐり)がエレベーターに乗って登場。

続けて、毘灼の妖術によって洗脳されているであろう複数の刺客たちが屋上へと押し寄せてきました。

全員が再びピンチに陥ったいま、イヲリの頭の中には「私がいるから誰かが傷つく」という考えがよぎります。

『カグラバチ』ネタバレ②｜井倉の勇気

「京都殺戮ホテル」の屋上で、イヲリが頭を抱えて座り込んでしまった、次の瞬間。

シーンはイヲリの同級生である井倉の回想へと映ります。

学校でイヲリを「友達」と呼び、”毘灼”の襲撃後も彼女を気にしていた井倉。

そんな彼は現在、「イヲリを狙う組織」の足取りを掴むべく、京都の中でも物騒だという場所へと創作に訪れていました。

ーーそして井倉は、なんと”毘灼”のメンバーである斗斗を発見。

勇気を振り絞り、単身で「京都殺戮ホテル」へと乗り込んだのです。

（『カグラバチ』第69話外薗健 / 集英社）

……しかし、ホテル内で起こっていたのは、ホテル名通りの「殺戮」。イヲリがホテル内にいるとわかっても、恐怖は井倉の後ろ髪を引きます。

それでも井倉は、半ばいじめ状態にあった自身と”普通”に関わってくれたイヲリのため、立ち上がったのです。

『カグラバチ』ネタバレ③｜座村の娘

突如登場した井倉を前に、チヒロは困惑を示します。しかし、少しの問答の後に相手を信頼したチヒロは、”鍵”を渡しました。

その後、井倉は屋上へと到着。

「俺はあなたがいないと困ります」という魂の叫びと共に、”鍵”を郎の方へと投げました。

ーーしかし、次の瞬間。刺客たちは一斉に井倉に注目し、刀を彼の方へと向け始めました。

流石の”巻墨”でも、数の力を前に井倉を守り切ることはできません。

（『カグラバチ』第69話外薗健 / 集英社）

ここで動いたのは、そんな”巻墨”の1番の護衛対象であるはずのイヲリです。

井倉の叫びによって、イヲリは「座村清市の娘」として覚醒。

父のように目を閉じた状態で、刺客の一撃を受け太刀して見せてーー！？

『カグラバチ』第70話へ続くーー。

【カグラバチ】第69話の感想と考察

キーパーソン・井倉

今回ご紹介した『カグラバチ』第69話にて、キーパーソンとしてまさかの活躍を見せたのが、イヲリの同級生である井倉でした。

「喋り方キモい」「つばめっちゃ飛ばしてくる」など、好き放題に陰口を叩かれていた井倉。一方の本人は、自身を「孤高」と表現し、気にしていない態度を装うことで自身の心を守っていました。

そんな井倉に対して、クラスメイトらとは異なりフラットな目線で話しかけ、井倉に「孤高」を捨てさせたのが、イヲリだったのです。

イヲリ自身はなんとも思っていないであろう出来事ですが、井倉にとっては特別そのもの。

だからこそ彼は、己の危険など顧みずに「京都殺戮ホテル」へと足を踏み入れ、恐怖に打ち克ち進み続けたのです。

ここにきてスポットライトを浴びただけに、是非とも生き残ってほしいところですが……？

覚醒のイヲリ

クラスメイトの井倉の”叫び”に呼応するかのように、突如として目覚めた”座村清市の娘”イヲリ。

幼少期に父から”白禊流”の手解きを受けていたのか、流麗な動きで井倉の元へと移動し、刺客の剣を受け止めて見せました。

”所有者の娘”が歩むであろう過酷な未来を察した座村が、先手を打っていた……そんなところでしょうか。

護衛対象であったはずのイヲリが覚醒したことにより、再び大きく動き始めたストーリー。

今後の展開やいかに……！？

【カグラバチ】ストーリーまとめ

『カグラバチ』最新巻発売中！

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「淵天」が収められた「蔵」へ続く扉の存在を知り、楽座市会場の下層を目指すチヒロ。折れた「刳雲」を携え、閃光が如く敵を絶命させる復讐者。その眼前に立ちはだかるのは…？　一方、兄からの愛と暴力によって地に伏した伯理。今際の際に脳裏を過ったのは、ある少女との日々だった。極限の中、二人の少年の魂が呼応する。

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