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【カグラバチ】作品の概要

刀匠を志す少年チヒロは、父の下で日々修行に励んでいた。おちゃらけた父と寡黙な息子。笑いの絶えない毎日がいつまでも続くと思っていたが…ある日悲劇が訪れる…。血塗られた絆と帰らない日常。少年は憎しみを焚べ、決意の炎を心に宿す…。
『カグラバチ』とは
『カグラバチ』は、『週刊少年ジャンプ』で連載中されている、外薗健先生作の剣劇・アクションファンタジー漫画です。
2024年8月には「「次にくるマンガ大賞 2024」コミックス部門にて第1位を獲得。
ジャンプの時期看板作品として、破竹の勢いで快進撃を続けています。
そんな『カグラバチ』のストーリーは、刀匠の父を3名の妖術氏によって殺害された主人公が、奪われた妖刀を回収するべく立ち上がる”復讐劇”でーー?
この記事について
『カグラバチ』第65話のネタバレ考察・感想記事です。ストーリーの内容をわかりやすくお伝えしています。
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【カグラバチ】第65話のネタバレ
以下からは、『カグラバチ』第65話「見真似」の内容をネタバレ込みでご紹介していきます。
『カグラバチ』ネタバレ①|居合”白禊流”
前回(第64話)ラスト、チヒロと刀を交えた久々李(くぐり)は、遂に”斬欲”の我慢の限界に達しました。
座村の娘であるイヲリは現在も炭と行動を共にしており、安全は確保できています。
つまり、ここからの”巻墨”の任務は”時間稼ぎ”です。
チヒロは、再び刀を鞘に戻し、「居合”白禊流”」の構えを取りました。
……しかし、今回は”溜め”が遅かったがゆえに、本来の”白禊流”の威力が出ず、不発に終わってしまいます。
ここで久々李は、チヒロが前話で繰り出した高速の一撃が、「居合”白禊流”」によるものであったことを見抜きました。

曰く、「白禊流は孤高の居合術」。
なんと、”白禊流”が白廻逸夫によよって考案されて以降、免許を得た剣士は座村清市と漆羽洋児の2名のみのようです。
特殊な所作を必要とするがゆえに、”白禊流”の技の会得は最高難度。
漆羽、座村に師事しているわけでもない人物が、見様見真似で扱えるものではないのです。
チヒロの”眼”
チヒロには、父親譲りのある特性がありました。
ーーそれが、”眼”です。
刀匠は、鋼の組成や温度変化を”眼”で見極め、最終形である「刀」の姿へと導きます。
日本一の刀匠であった六平国重の”眼”は、まさに極致。そんな彼だからこそ、妖刀の原料にして本来は”毒”である「雫天石」を、安定化に導くことができたのです。
チヒロが父親から譲り受けた観察眼は、これまでの戦場で目撃した「居合”白禊流”」を確実に捉えており、非常に高いレベルで模倣することに成功していました。
『カグラバチ』ネタバレ②|京都殺戮ホテル
チヒロの「居合”白禊流”」が、誰にも師事していない見様見真似であったことに対し、驚いた様子を見せる久々李。
斬り合いはまだまだこれから……そう思われた矢先、チヒロは巻墨の隊長である郎(ロウ)が用意した”陣”で、姿を消してしまいました。
チヒロのみならず、座村の娘(イヲリ)をも逃してしまった久々李は、自身の”相棒”である女性の「斗斗(とと)」と合流。
横転した車の中で横たわっている斗斗は、その状態のままで索敵を行なっていたようですが、”巻墨”一行の玄力反応がぱったりと途絶えてしまったようです。

……さて、一方の”巻墨”の現在地は、「京都殺戮ホテル」なる余りにも物騒すぎる名前の施設でした。
「京都殺戮ホテル」は、建物に結界が組み込まれているようであり、”巻墨”も度々利用している様子。
とは言え、類似の場所は限られているため、しらみつぶしに探されればいずれは見つかってしまうようです。
油断はできないまでも、”巻墨”にチヒロとイヲリを加えた5名は、束の間の休息へと入りました。
『カグラバチ』ネタバレ③|チヒロの本性

一度状況が落ち着いたことから、改めてイヲリに対して自己紹介を行う”巻墨”の一行。
ここで、イヲリは、”巻墨”と行動を共にしているチヒロが、”殺人鬼”としてテレビ報道されていることについて指摘します。
この件について郎は、チヒロを「自分より他人を優先できてしまう人間」と表現。
しかしチヒロは、自身が紛れもない「人殺し」であると発言します。
その上で、「君の安全は守り抜く」とチヒロ。
イヲリは、そんなチヒロをじっと見つめます。
『カグラバチ』ネタバレ④|選択の時
ーーここで、物語はチヒロと郎の回想シーンへと移ります。
郎曰く、イヲリは潜在的に父・座村に対する強い執着を抱いており、それゆえに記憶の封印が解かれようとしているようです。
今回、”毘灼”がイヲリの存在に勘付いたのは、彼女の封印が緩んでしまっているから。
それゆえに郎は、今度こそイヲリから座村の記憶を完全に忘れさせるつもりのようです。そしてそれは、父である座村自身の意思でもありました。
ーー場面は戻り、現在。
学校での久々李の発言から、「サムラ」という名が手掛かりであると察していたイヲリは、「サムラってなんですか?」と問いかけます。
しかし、一方の巻墨はダンマリ。
少し間を置いた後、郎はイヲリの”記憶”をいじった……という事実のみを明かしました。
それでもイヲリは引き下がらず、自身が失った”記憶”の正体についての開示を求めます。
そんなイヲリの姿を見たチヒロは、自身と父・国重との日々を照らし合わせ、全てを話すことを決意。
その上で、”封印”を実行するか否かは、彼女自身に決めてもらう……と言う決断を下しました。
現在地の「京都殺戮ホテル」であれば、仮にイヲリの封印が解けたとしても、しばらくは安全である様子。
チヒロは、有事の際でもイヲリを守り切れるよう、今後の戦闘に向けて「居合”白禊流”」を我が物とすることを強く決意しました。
『カグラバチ』第66話へ続くーー。
【カグラバチ】第65話の感想と考察
京都殺戮ホテル
今回ご紹介した『カグラバチ』第65話では、おそらく多くの読者の度肝を抜いたであろう「京都殺戮ホテル」と言う名の施設が登場しました。
名前に似合わず(?)、その本質は”隠れ家”的な利用法にある「京都殺戮ホテル」。総支配人曰く、建物自体に結界が張られており、索敵を妨害する効果があるようです。
このような隠密にうってつけの施設との繋がりがあるあたり、さすがは”忍”と言ったところでしょうか。
イヲリの封印
上述の「京都殺戮ホテル」に滞在しているため、ひとまず”毘灼”の脅威からは一時的に守られているチヒロたち一行。
徐々に解かれつつあるイヲリの封印は、チヒロの提案により、一度完全に解除されることとなりました。
失われた父との思い出が掘り起こされた時、イヲリはどのような反応を示すのでしょうか。
次回の展開に期待しておきたいところです。
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「淵天」が収められた「蔵」へ続く扉の存在を知り、楽座市会場の下層を目指すチヒロ。折れた「刳雲」を携え、閃光が如く敵を絶命させる復讐者。その眼前に立ちはだかるのは…? 一方、兄からの愛と暴力によって地に伏した伯理。今際の際に脳裏を過ったのは、ある少女との日々だった。極限の中、二人の少年の魂が呼応する。
『カグラバチ』本誌ネタバレ
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