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【カグラバチ】作品の概要

刀匠を志す少年チヒロは、父の下で日々修行に励んでいた。おちゃらけた父と寡黙な息子。笑いの絶えない毎日がいつまでも続くと思っていたが…ある日悲劇が訪れる…。血塗られた絆と帰らない日常。少年は憎しみを焚べ、決意の炎を心に宿す…。
『カグラバチ』とは
『カグラバチ』は、『週刊少年ジャンプ』で連載中されている、外薗健先生作の剣劇・アクションファンタジー漫画です。
2024年8月には「「次にくるマンガ大賞 2024」コミックス部門にて第1位を獲得。
ジャンプの時期看板作品として、破竹の勢いで快進撃を続けています。
そんな『カグラバチ』のストーリーは、刀匠の父を3名の妖術氏によって殺害された主人公が、奪われた妖刀を回収するべく立ち上がる”復讐劇”でーー?
『カグラバチ』に登場する「座村清市」について徹底的に解説している記事です。作中での活躍の他、妖刀「飛宗」についても紹介しています。
本記事は、『カグラバチ』本誌最新話時点のネタバレを含みます。
閲覧の際は十分にご注意ください。
【カグラバチ】座村清市|概要

座村清市について
座村清市とは、斉廷戦争で妖刀を振るった6人の契約者のうちの1人です。
慚箱(さんそう)にて外界から隔絶された暮らしを送っており、漆羽と同じく六平国重を深くリスペクトしている座村。
最大の特徴は、両目が閉ざされているため、視覚以外の感覚に頼って剣を振るう点でしょう。
本記事では、そんな座村清市の来歴や実力について徹底的に解説していきます。
座村清市のプロフィール
名前 | 座村清市(さむら せいいち) |
年齢 | ??? |
慚箱 | 仙沓寺 |
妖刀 | 飛宗(とびむね) |
初登場 | 第18話 |
【カグラバチ】座村清市|来歴
斉廷戦争
18年前、六平国重から妖刀「飛宗」を預かった座村は、「斉廷戦争」に参加。
他の”妖刀六工”の契約者らと共に、命を賭して日本を守りました。
戦後は六平の申し出に従い、合意の上で妖刀を返上しています。

目を閉ざす
時系列は不明ですが、少なくとも終戦から10年が経った時点では、盲目であった座村。
『カグラバチ』第51話で明かされたところによると、彼は自らの手で目を閉じたようです。
その理由の1つは、自身が信じる「教え」にありました。
座村は、人を導く”煩悩”こそが判断や剣筋を鈍らせる要因であると考えており、そんな”煩悩”を削ぐために目を瞑ることを選んだのです。
チヒロとの出会い

「斉廷戦争」からおよそ10年後。
超人的な嗅覚で「六平の匂い」を嗅ぎつけた座村は、祭りに来ていた柴と六平千紘と出会います。
匂いの濃さから、目が見えずともチヒロが六平国重の実子であると察した座村。
チヒロの声を聞くなり「イイ音だァ」と漏らすなど、漆羽に負けず劣らずの変人っぷりを見せつけました。
その後、2人を自宅へと招待した座村は、当時のチヒロに「居合」を指南しています。
慚箱「仙沓寺」
「斉廷戦争」から15年後。
妖術師組織”毘灼(ひしゃく)”の手によって六平国重が殺害され、妖刀六工が持ち去られる事件が発生しました。
同時期、妖刀「刳雲(くれぐも)」の所有者・巳坂(みさか)が殺害されてしまったことにより、「刳雲」の命滅契約が消滅。
1本の妖刀が、”悪”に落ちる結果となりました。
事態の悪化を防ぐべく、”神奈備(かむなび)”は契約者たちの保護を決定。
それ以降の座村は、奈良県の古馬山中腹に位置する慚箱「仙沓寺」にて、外界から隔絶された生活を送ることとなります。
所有者暗殺編
慚箱「国獄温泉」の襲撃を受け、同じく慚箱の「仙沓寺」は、妖刀「酌揺」の契約者・漆羽洋児を受け入れました。
その少し後、国獄襲撃とは別の妖術師が到着し、仙沓寺への攻撃を開始します。
ここで、慚箱の守護者達と共に動いたのが、座村清市でした。

妖刀を持っていなくとも、後述する”超速の居合”によって無類の強さを誇る座村。
襲撃を敢行した妖術師たちは、妖刀レベルの玄力を持つ”雫天石(だてんせき)”を所持していたものの、彼の手にかかれば瞬殺です。

【カグラバチ】座村清市|実力
超人的な感覚
「来歴」にて記載した通り、座村は剣や判断を鈍らせる”煩悩”を削ぐため、自らの目を閉じました。
視覚を失った座村は他の感覚器官が超人的に発達。旧知の”馴染み”であれば、匂いだけでも居場所を感知できる境地に至ります。
一方、”匂い”を知らない初対面の敵に対しては、”音”に斬りかかる形で対処している様子。
なお、仮に相手が”音”を発せずとも、座村は自身の刀を納刀・金打することで音波を発生させ、反響定位によって敵の位置を特定することが可能です。
超速の居合
座村は、六平国重に「俺の知る限り最速」と言わしめるほどの剣速を誇ります。
六平の「俺の知る限り」と言う言葉には、妖刀真打「勾罪」の契約者”剣聖”を含め、様々な剣士が含まれているはず。
そんな中での「最速」は、つまり作中最速と表現しても良いのではないでしょうか。
なお、座村は、”妖刀の契約者”以外に、”居合白禊流の師範代”の肩書も有しています。
妖刀「酌揺」の契約者である漆羽洋児は、座村に師事することで現在の強さに至ったようです。

【カグラバチ】座村清市|妖刀「飛宗」
妖刀「飛宗」について

座村清市は、妖刀「飛宗」の契約者です。
能力のひとつとして明かされているのは、玄力によって複数の鴉(カラス)を放つ技。
この能力により、座村は「仙沓寺」に攻め込んだ多くの妖術師たちを撃退して見せました。

【カグラバチ】ストーリーまとめ
『カグラバチ』最新巻発売中!
『カグラバチ』最新8巻が7月4日に発売!!
京都殺戮ホテルに潜伏した一行。父・座村との記憶に関する決断を迫られるイヲリ、彼女を守るため牙を研ぐチヒロ。深き静寂の中、毘灼の追っ手・昼彦が姿を現す。殺戮者の襲来により血の海と化したホテル。狂乱を潜り抜け、無垢なる少女はついに目覚める――。
『カグラバチ』本誌ネタバレ
『カグラバチ』ストーリーまとめ | |||||
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