カグラバチ

【カグラバチ】第74話のネタバレ 感想と考察|妖刀3工揃い踏み! 座村編は最高潮へ

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刀匠を志す少年チヒロは、父の下で日々修行に励んでいた。おちゃらけた父と寡黙な息子。笑いの絶えない毎日がいつまでも続くと思っていたが…ある日悲劇が訪れる…。血塗られた絆と帰らない日常。少年は憎しみを焚べ、決意の炎を心に宿す…。

『カグラバチ』とは

『カグラバチ』は、『週刊少年ジャンプ』で連載中されている、外薗健先生作の剣劇・アクションファンタジー漫画です。

2024年8月には「「次にくるマンガ大賞 2024」コミックス部門にて第1位を獲得。

ジャンプの時期看板作品として、破竹の勢いで快進撃を続けています。

そんな『カグラバチ』のストーリーは、刀匠の父を3名の妖術氏によって殺害された主人公が、奪われた妖刀を回収するべく立ち上がる”復讐劇”でーー?

この記事について

『カグラバチ』第74のネタバレ考察・感想記事です。ストーリーの内容をわかりやすくお伝えしています。

前回はコチラ!

【カグラバチ】第73話のネタバレと感想・考察!

【カグラバチ】第74話のネタバレ

以下からは、『カグラバチ』第74話「夜明けの内容をネタバレ込みでご紹介していきます。

『カグラバチ』ネタバレ①|幽の接触

自宅への電話によって、六平国重が死亡し、妖刀が奪取されたことを聞かされた座村

その直後、“毘灼(ひしゃく)”の統領である幽(ゆら)が、座村邸に再び姿を現しました。

”毘灼”の幽(『カグラバチ』第74話 外薗健 / 集英社)

神奈備の護衛2名を殺害し、座村の前に立った幽は、自身らの組織名が”毘灼”であり、既に1名の妖刀契約者を手にかけたこと明かします。

察するにその契約者とは、斉廷戦争で妖刀「刳雲(くれぐも)」を振るった巳坂(みさか)でしょう。

 

座村は、そんな幽に対し、”毘灼”が再び「蟲(こどく)」を引き起こそうとしているのではないか、という疑問をぶつけます。

その理由として、妖刀真打には封印が施されており、”毘灼”の横槍さえ入らなければ、安定した状態だったからです。

 

しかし幽は、”安定”という言葉に反応し、「なぜそう言い切れる」と質問で返します。

曰く、現在は封鎖されている斉廷戦争の舞台となった小国では、今も妖刀真打によって咲いた花が残っているとのこと。

玄力の塊であるその花は、本来戦闘が終われば消えるはずです。

それが残っているということは、つまり剣聖の戦意が消えていないことの証左。

 

そして幽は、真実を隠し生き続けて来た契約者たちの行いが「罪」であると断じます。

口振りから察するに、幽は剣聖を処刑すると契約者全員が死亡する、という「命滅契約」の仕組みをも知っているのでしょう。

『カグラバチ』ネタバレ②|座村の決意

ここまで幽の話を聞いた座村は、「最初から剣聖を処刑するべきだった」と考えるようになります。

かくして座村は、イヲリの未来のためにも、「蟲」発生の可能性を潰す、「契約者の皆殺し」と「剣聖の処刑」という道を選んだのです。

時を同じくして、座村の元妻・イノリの妹に預けられていたイヲリは、六平国重の死後、神奈備の管理下で生活するようになります。

ーーさらに半年後、座村の使いとしてやってきた”巻墨”が、イヲリの記憶を封印。

そして、物語は現在へと至ります。

『カグラバチ』ネタバレ③|三つ巴

ーー場面は変わって現在。

イヲリの剣術(『カグラバチ』第74話 外薗健 / 集英社)

完全に記憶を取り戻したイヲリは、父親譲りの剣の腕により、周囲の刺客達を斬り伏せました。

その後イヲリは、空一帯を覆っている「梟(フクロウ)」が、座村の妖刀「飛宗」によるものであることを察します。

 

さて、前話ラストにチヒロに斬られた昼彦は、斗々(とと)の手助けによって一時的に戦線を離脱していました。

満身創痍の昼彦ですが、斗々に対して妖刀「酌揺(くめゆり)」を渡すよう要請。

チヒロであれば「淵天(えんてん)」を抜くーー昼彦はそう考えているようです。

 

一方のチヒロは、昼彦の見立て通り、今まさに「淵天」を抜こうとしていました

「梟」を通じて、妖刀の玄力反応に網を張っているであろう座村。

チヒロは、そんな座村の監視の目を逆手に取り、妖刀を抜くことでイヲリと座村を引き合わせようと考えたのです。

座村清市の降臨(『カグラバチ』第74話 外薗健 / 集英社)

そして、チヒロが「淵天」昼彦が「酌揺」を抜刀した、次の瞬間。

巨大な黒い翼を携えた座村が、「飛宗」を抜きつつ登場してーー?

『カグラバチ』第75話へ続くーー。

【カグラバチ】第74話の感想と考察

まさに最高潮

今回ご紹介した『カグラバチ』第74話では、ラストにチヒロ昼彦座村の3名が各々の妖刀を抜きつつ揃い踏み。

「淵天」「酌揺」「飛宗」の3工が、三つ巴で睨み合う状況となりました。

居合「白禊流」の師範代として、元より圧倒的な剣の腕を有していた座村

対するチヒロは、そんな座村とその娘・イヲリを手本に、自身なりの白禊流を完成させました。

そして、一方の昼彦は、生来の才能によって我流の剣の方を生み出し、チヒロとはほぼ互角の斬り合いを披露。

次回以降、一体どのような戦いが描かれるのでしょうか。

あまりにも熱すぎる、まさに最高潮の展開……続きが待ち望まれますね。

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『カグラバチ』本誌ネタバレ

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