【呪術廻戦】作品の概要
稀有な身体能力を持つ高校生・虎杖悠仁(いたどりゆうじ)は、病床に伏せる祖父の見舞いを日課にしていた。だがある日学校に眠る「呪物」の封印が解かれ、化物が現れてしまう。取り残された先輩を救う為、校舎へ乗り込む虎杖だが!?
『呪術廻戦』とは
『呪術廻戦』は、『週刊少年ジャンプ』にて連載中されている、芥見下々先生作のダークファンタジー漫画です。
主人公の虎杖悠仁は、”呪い”を祓うことを生業とする呪術師を育てる「東京呪術高等専門学校」に通う一年生。
”呪いの王”と称される両面宿儺と共生している虎杖は・・・
この記事について
『呪術廻戦』第271話のネタバレ考察・感想記事です。ストーリーの内容をわかりやすくお伝えしています。
前回はコチラ!
【呪術廻戦】第271話のネタバレ
以下からは、『呪術廻戦』第271話「これから」の内容をネタバレ込みでご紹介していきます。
『呪術廻戦』ネタバレ①|犯人探し
前話終盤で発生した、なんともトリッキーな”呪い”被害。
被害者が受けたのは、”恋人の顔が醜悪な化け物に見える”という術式です。
ここで3人は、術式効果の害が薄いことから、呪霊ではなく呪詛師……それも”死滅回游”に生き残った覚醒型の泳者(プレイヤー)の仕業である、と仮定しました。
次に釘崎が、被呪者と思しき女性の身体を調査。
彼女の体に呪印などの”術式によるマーキング”が施されていないことを確認します。
この事実が意味しているのは、「①隠密特化の術式を有している」「②呪力の扱いに極めて長けた者である」「③女性が犯人の術式範囲内にいる」のいずれか。
「犯人は”死滅回游”にて覚醒した泳者である」という前提と照らし合わせると、③の可能性が高そうです。
『呪術廻戦』ネタバレ速報②|捕縛
”女性(被呪者)が犯人の術式範囲内にいる”という仮定を立てた1年トリオは、女性を術式範囲外へと脱出させる作戦へとシフトします。
女性を誰もいない平野に連れて行く虎杖案や、女性を虎杖が担いでダッシュする釘崎案が却下され、採用されたのは高層マンションのエレベーターで”高さ”を利用する伏黒案。
早速女性は、彼氏と共にエレベーターに乗り込み、最上階の40階へと向かいます。
……そんな折、術式範囲外に出ることができたのか、突然彼氏の顔が元に戻ったという女性。
そして、その直後。
マンションの付近で、術式の再使用に伴う”呪力”が迸(ほとばし)りました。
犯人の姿を捉えた釘崎は、早速呪詛師の元へ直行。
虎杖も随行しますが、相手の”術式”を喰らってしまい、互いに互いの顔の認知を歪められてしまいました。
しかし、このタイミングですかさず伏黒も登場。ものの見事に犯人を捕縛してみせます。
『呪術廻戦』ネタバレ③|正体
今回”呪い”を受けた女性は、以前キャバクラ嬢として働いていた様子。
そして、彼女が今も使用しているカバンは、犯人がプレゼントした3桁万円台の代物だったようです。
落ち込む犯人を見た虎杖は、「あんま凹むなって」と朗らかに声をかけました。
……そんな虎杖の脳裏に、五条悟との会話が浮かびます。
「人外魔境新宿決戦」の開戦前、虎杖と話し込んでいた五条。
彼が虎杖に望んだのは、「五条悟とかどーでもよくない?」と思う人間になってもらうことでした。
”呪術界”が望む「最強」であり続けた五錠でしたが、”自身とは全く違う強さを持つ人間”の必要性を感じていたようです。
そんな恩師の言葉を受け、虎杖は持ち前の明るさで犯人に接し、「期待してる!!」と言う言葉をかけたのでした。
『呪術廻戦』ネタバレ③|宿儺の所在
虎杖は、”宿儺の器”ゆえか、特級呪物「両面宿儺」(の指)の20本目を渡されていた様子。
しかし、釘崎にその所在を問われた際は、「んー捨てた」と軽く言い放ちます。
どうやら虎杖は、既に宿儺自体が消え去っていることから、「魔除け」としてちょうど良い……と踏んだようです。
一方その頃、当の宿儺は、”魂”の状態で特級呪霊の真人と顔を合わせていました。
2人が出会った場所は、真人曰く「循環する魂の通り道」。
そこで真人は、「嘘ついてたろ」と宿儺の”生き方”について突っ掛かりました。
己の快・不快のみを生きる指針とし、傍若無人な振る舞いを続けていたように思われた”呪いの王”両面宿儺。
しかし、その実、彼の人生は”忌み子”である自身を蔑み虐げた者達への「復讐」だったのです。
宿儺曰く、「違う生き方を選ぶこと」も可能であったとのこと。そして、そのきっかけは2度ありました。
そのうちの1つは、察するに裏梅との出会い。
しかし、宿儺は自分を曲げず、”自身の中で蠢く呪詛を吐き出す”道を突き進んだのです。
続けて宿儺は、”次”があった場合、「生き方を変えてみるのもいいかもしれない」と一言。
なんとも丸くなってしまった”呪いの王”に「つまんねー!!」と発した真人でしたが、宿儺は「負けたんだからな」とこれまた丸い落ち着いた言葉を吐いて去っていきました。
『呪術廻戦』ネタバレ④|ラスト
『呪術廻戦』第271話の最後は、笑顔の呪術高専2年、3年、1年達がそれぞれ描かれた後、ある地の百葉箱に「宿儺の指」が眠る描写で締め括られます。
遂に終わった『呪術廻戦』の物語。
単行本は12月25日に発売が予定されています。
『呪術廻戦』終わり。
【呪術廻戦】第271話の感想と考察
大団円
遂に最終回を迎えた『呪術廻戦』。
結果的に五条悟は死亡してしまったものの、高専に所属するメインキャラクター達や、味方に転じた”死滅回游”泳者(プレイヤー)達のほとんどは、無事に生存を果たしました。
ここまで紆余曲折あったものの、結果的には大団円と表現しても良いラストに繋がったのではないでしょうか。
個人的には、今後に繋がる大きな伏線を残した状態で完結し、第二部へ……と言う展開にも期待してしまっていましたが、良くも悪くも物語は綺麗に終了してしまいました。
ほぼ同時期に終了した『僕のヒーローアカデミア』と共に、『週刊少年ジャンプ』を支える柱の1本として機能していた『呪術廻戦』。
来週以降の『ジャンプ』に『呪術廻戦』が掲載されないとなると、なんだか憂鬱な気持ちになってしまいますね。
呪いは廻る
晴れやかな呪術高専の生徒たちが描かれた後、百葉箱の中に眠る特級呪物「両面宿儺」のカットで締めくくられた『呪術廻戦』の最終話。
”呪いの王”両面宿儺は、19本の”指”と共に消滅し、その”魂”も輪廻への道を歩みました。
しかし、在りし日のオカ研がそうだったように、残る1本の指がどこかで解放された時、再び”呪い”は廻り”戦い”が始まってしまうのかもしれませんね。
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『呪術廻戦』最新巻発売中!
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原作『呪術廻戦』本誌ネタバレ
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