カグラバチ

【カグラバチ】第76話のネタバレ 感想と考察|飛宗の第3の能力、「雀(すざく)」!

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【カグラバチ】作品の概要

『カグラバチ』単行本1巻(『カグラバチ』1巻 外薗健 / 集英社)
 

刀匠を志す少年チヒロは、父の下で日々修行に励んでいた。おちゃらけた父と寡黙な息子。笑いの絶えない毎日がいつまでも続くと思っていたが…ある日悲劇が訪れる…。血塗られた絆と帰らない日常。少年は憎しみを焚べ、決意の炎を心に宿す…。

『カグラバチ』とは

『カグラバチ』は、『週刊少年ジャンプ』で連載中されている、外薗健先生作の剣劇・アクションファンタジー漫画です。

2024年8月には「「次にくるマンガ大賞 2024」コミックス部門にて第1位を獲得。

ジャンプの時期看板作品として、破竹の勢いで快進撃を続けています。

そんな『カグラバチ』のストーリーは、刀匠の父を3名の妖術氏によって殺害された主人公が、奪われた妖刀を回収するべく立ち上がる”復讐劇”でーー?

この記事について

『カグラバチ』第76のネタバレ考察・感想記事です。ストーリーの内容をわかりやすくお伝えしています。

前回はコチラ!

【カグラバチ】第75話のネタバレと感想・考察!

【カグラバチ】第76話のネタバレ

以下からは、『カグラバチ』第76話「宴の内容をネタバレ込みでご紹介していきます。

『カグラバチ』ネタバレ①|狙いを座村へ

『カグラバチ」第76話は、チヒロと昼彦が対峙するシーンからスタートします。

現在のチヒロは、昼彦の妖刀「酌揺(くめゆり)」の能力「宴(えん)」に対応するべく、「錦」によって三半規管を強化している状態。

なお、その他の身体部位は一切強化しておらず、次なる座村戦に備えて玄力を温存しているようです。

 

どうしても本気のチヒロと戦いたい昼彦は、「先に座村殺してやる」と一言。

毘灼(ひしゃく)の統領たる(ゆら)も、座村の生死にはさほどこだわっておらず、妖刀「飛宗(とびむね)」さえ回収できれば問題ないようです。

『カグラバチ』ネタバレ②|昼彦の攻勢

妖刀真打を除き、基本的に妖刀は3つの能力を持ちます

昼彦の「遊」(『カグラバチ』第76話 外薗健 / 集英社)

ここで昼彦は、座村殺害に向けて、「酌揺」の2つ目の能力である「遊(ゆう)」を使用。

「宴」が幻覚作用を持つ一方で、「遊」には「周囲のモノを操る効果」があります。

 

死体を「モノ」として捉えている昼彦は、この「遊」によって死人達を操り始めました

さらに昼彦は、再度「宴」を使用。その出力は、三半規管を強化したチヒロの感覚すら奪うほどに強化されていました。

 

強化された「宴」の作用は、座村イヲリ“巻墨”の面々にも及びます。

外的な刺激には強いものの、内側からの攻撃には弱い様子の座村。

そしひ昼彦は、遂に座村を捉える一手を放ちます。……混沌とした状況の中で、「遊」で操った無数の刺客にイヲリを狙わせたのです。

イヲリを守る座村(『カグラバチ』第76話 外薗健 / 集英社)

イヲリの危機を感じた“父”たる座村は、即座に体を動かし、身を挺して娘の命を守ります。

結果として、刺客たちの持つ無数の刃が突き刺さり、致命傷を負ってしまった座村。その痛みは、彼を「宴」による幻覚から解き放ちます。

『カグラバチ』ネタバレ③|雀

座村に致命傷を与えたことにより、「俺だけが自由だ」と言い放った昼彦。

いよいよ本気のチヒロと刃を交えられるとあって、興奮状態にあるようです。

しかし、そんな昼彦の元には、無数の黒い羽が向かっていました。

 

場面が切り替わると、イヲリの周囲に倒れ込む無数の刺客の姿が。

そこに座村の姿はなく、あるのは”敵”の屍だけ。

付近に控えていた”毘灼”メンバーの久々李(くぐり)も、現在の状況がいまいち飲み込めないようです。

 

ーー時は少し遡り、昼彦の「遊」に操られた刺客らが座村に致命傷を与えたシーン。

傷だらけになった座村は、妖刀「飛宗」の第3の能力たる「雀(すざく)」を使用しました。

その直後、突如として燃え上がった炎と共に、座村の体の傷は徐々に回復していきます

 

ーーそして、場面は現在へ。

座村の「雀」(『カグラバチ』第76話 外薗健 / 集英社)

昼彦の前に現れた座村は、燃え上がる炎と主に閉じたはずの眼を開き、「こっからぁ お前・・・何もできねえぞ」と言い放って……?

『カグラバチ』第77話へ続くーー。

【カグラバチ】第76話の感想と考察

妖刀の能力

今回ご紹介した『カグラバチ』第76話では、妖刀真打を除く妖刀が、合計3つの能力を持つことが判明しました。

チヒロの持つ妖刀「淵天」「猩(あか)」「涅(くろ)」「錦」

巳坂や双城が振るった妖刀「刳雲(くれぐも)」「鳴(めい)」「結(ゆい)」「降(こう)」と、確かに3つ。

一方の妖刀真打「勾罪(まがつみ)」は、「蛛(クモ)」「蜻(トンボ)」「蜈(ムカデ)」「蟲(コドク)」と、既に4つの能力が判明しています

 

ここで気になるのが、まだ明かされていない妖刀「酌揺」「宴」「遊」に続く3つ目の能力。

座村の登場によって絶体絶命の危機に陥った昼彦ですが、「酌揺」の第3の能力で状況を打破することができるのでしょうか。

妖刀「飛宗」について

索敵能力たる「梟(ふくろう)」、圧倒的な機動力をもたらす「鴉(からす)」と来て、妖刀「飛宗」の3つ目の能力たる「雀」が使用された今回。

状況や描写から察するに、「雀」には回復能力があるようです。

 

座村自身が契約者の中でも最強レベルの剣豪であることに加え、妖刀の素の能力も強過ぎますよね。

所有者を瀕死の状態から回復させることのできる「雀」ですが、何らかの代償がないかだけが気掛かりです。

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【カグラバチ】ストーリーまとめ

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「淵天」が収められた「蔵」へ続く扉の存在を知り、楽座市会場の下層を目指すチヒロ。折れた「刳雲」を携え、閃光が如く敵を絶命させる復讐者。その眼前に立ちはだかるのは…? 一方、兄からの愛と暴力によって地に伏した伯理。今際の際に脳裏を過ったのは、ある少女との日々だった。極限の中、二人の少年の魂が呼応する。

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『カグラバチ』本誌ネタバレ

1巻
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